【鈴木周作 〜札幌の水彩色鉛筆画家〜】 四季折々の北海道の旅風景、地元・札幌の路面電車(札幌市電)などを水彩色鉛筆で描き続けるイラストレーターのHPです。 【鈴木周作 〜札幌の水彩色鉛筆画家〜】 四季折々の北海道の旅風景、地元・札幌の路面電車(札幌市電)などを水彩色鉛筆で描き続けるイラストレーターのHPです。
 ●四季折々の北海道の旅風景、地元・札幌の路面電車などを水彩色鉛筆で描き続ける札幌・宮の森のイラストレーター鈴木周作の公式Webサイトです。
宮の森日記〜移住画家の日々〜
〜2016年〜
【宮の森日記】(blog版) …この日記はblog(さぽろぐ)でも公開しています。お好きな方から御覧下さい。

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 ● 2016年12月31日(土) 大晦日
八戸

 ちょうど一年前、今年の元日に噛みつかれた義妹の犬を手なずけることができたのが今回の帰省の最大の収穫でしょう。
 さすがにエサの威力は絶大です(笑)。

 今年も一年間ありがとうございました。
 来る年も良い一年になりますように…。
 ● 2016年12月30日(金) 年内最後の空の旅
丘珠空港

 前回、夏の帰省に続いて今回も飛行機を選びました。
 丘珠から三沢まで乗り換えなしで1時間。
 一方、北海道新幹線利用だと新函館北斗での乗り換えを挟んで八戸まで5時間以上。
 それでいて、新幹線開業後はJRの運賃料金も飛行機とほぼ同等…どころか、時期と買い方次第では飛行機のほうが安い場合もある位ですから、これからも我が家の帰省は飛行機利用が主になりそうです。

HAC

 一緒に乗るカミサンが「プロペラ機は壁が薄くて怖い!」とか言うので今日は私が窓側席です(笑)。

HAC

 帰省のほか、本州出張も含めてこの路線は3度目ですが、下界の風景がちゃんと見えたのは今回が初めてです。
 札幌から南に下って、どのあたりで海に出るのだろう?と思って眺めていたら室蘭の白鳥大橋が見えてきました。

HAC

 室蘭を過ぎると数分ほどで駒ヶ岳が…。
 列車だと噴火湾をひと回りする距離なので、実はこんなに近かったのか!とちょっとビックリです。

HAC

 三沢空港が見えてきました!
 海側からのランディングも今回が初めてです。

三沢空港

 飛行機は満席でしたが、それでも定員36名。
 しかも丘珠も三沢も発着便の少ない空港なので、帰省ラッシュの混雑とは無縁ののんびりとした道中でした。

 八戸市内行きの連絡バスに乗ると、「途中で降りる方はお知らせ下さい」と運転士さんの肉声のアナウンスが流れました。
 見るとワンマンバスには欠かせない「降車ボタン」がありません。
 「降りま〜す!」と声を上げて停めてもらうシステムに、「昔のバスみたい!」とカミサンもちょっと驚いていました。
 ● 2016年12月29日(木) 帰省前夜
札幌

 28日過ぎたらもう閉まっているかと思ったら、まだ普通に営業していてくれて助かりました。
 若干余裕をもって用意したつもりが全然足りないことに気付いて、慌てて郵便局まで走って年賀切手を買ってきました。
 考えてみれば最繁忙期ですから年末休みどころではありませんよね。
 年末年始も関係なく…と言っても、いつでもできる私のような仕事とは重みや責任が全然違います。
 こういう時期でも普段と変わらず、人々の為に働いて下さっている業種の方々には本当に頭が下がります。

 札幌にいられるのは今夜まで。
 明朝の便でカミサンの実家に帰省する予定です。
 荷造りと、向こうに携えていく仕事の準備と、何より膨大な年賀状の切手貼りを今夜じゅうに終わらせてしまわねば…。
 ● 2016年12月28日(水) 仕事納め
札幌

 カミサンの勤め先も今日が仕事納めだとか。
 私のようなフリーランスの身には盆も正月もあまり関係がありませんが、それでも年内に済ませておくつもりだった作業がまだいくつか残っていることを思い出すとちょっと焦ってしまいます。
 年末年始の間に色々じっくり整理し直して、世間様の仕事始めの頃までには良いところまで進めておかねばと思います。
 ● 2016年12月27日(火) 不義理の言い訳
札幌

 年賀状の件、改めて記録を調べてみたら、一昨年は若干遅れながらもお出ししたような気もしてきました。
 で、その前年、前々年は結局お出しできずに寒中見舞いで失礼していたような…。
 ともかくここ数年ほど、年賀状を出したかどうかも記憶にないような状況だったということで、友人知人、お取引先等々、すっかり義理を欠いてしまったことを今更ながらお詫びするばかりです。
 (変に気遣われるのも嫌で誰にも言っていなかったのですが、身内の入院対応とか、不幸とか、そういう類のドタバタです)

 いずれにしても、こんな状況だとますます友達失くしてしまいそうですね。
 とりあえず、諸々のドタバタも落ち着いたので…今年こそはちゃんとしないと。
 ● 2016年12月26日(月) 年賀状
札幌

 事情があって2年続けて1枚も出すことができなかったので、さすがに今年はちゃんとお出ししないといけませんね。
 まずは住所録の整理からと、昨年…じゃなくて今年の1月に頂いた年賀状を引っ張り出してきました。

 実は毎年必ず1枚だけ、間違った名前で送って下さる方がおられます(笑)。
 「間違ってますよ!」と指摘するのも失礼な気がして、いずれ気付いて下さるだろうと敢えて黙っているのですが…。
 と言うか、苗字が違っていてもちゃんと届くものなんですね!
 ● 2016年12月25日(日) 路肩の雪山
札幌

 先日来の大雪で、街中には人の背丈を超えるほどの雪山が残ってしまいました。
 予報では明日は気温がプラスにまで上がるとの事。
 また街じゅうが水溜まりになりそうでちょっと憂鬱になります。
 ● 2016年12月24日(土) クリスマス・イブ
札幌

 降雪量や微妙な風向きなどの影響で、時々雪が不思議な形で降り積もっていることがあります。
 ふと見ると、ブロック塀の上の雪が犬の顔になっていて思わず笑ってしまいました。

 昨日までの激しい雪は収まりましたが、JRや飛行機などの乱れは今日も続いていたようです。

札幌

 毎年恒例、大通公園のミュンヘン・クリスマス市は今日が最終日。
 あまりの人混みに圧倒され、何枚か写真を撮っただけで早々に退散してしまいました。
 ● 2016年12月23日(天皇誕生日) 大雪の天皇誕生日
札幌

 サンタ姿のライオン像の上に国旗を見つけてカメラを向けたら、タイミングよくササラ電車がやってきました。
 連休初日、天皇誕生日の今日も札幌は大雪です。

札幌

 路面電車って、もしかしたらクリスマスが一番似合う乗り物かも?…などと。
 ● 2016年12月22日(木) カレンダーの郵送
札幌

 遅くなってしまいましたが、お世話になった方々へ「えちぜん鉄道カレンダー」を郵送させて頂きました。
 なにぶん手持ちの数にも限りがあるので、ほんの一握りの方にしかお届けできないのは心苦しい限りですが、一応、お店など多くの方々の目に触れる場所に飾って下さりそうな方から優先して送らせて頂くことにしました。
 どこかでこのカレンダーを見て、「私も欲しい!」と思って注文して下さる方が何人かでもおられたら本当にありがたいのですが…。

札幌

 しばらく暖かい日が続いていましたが、今日はかなりまとまった雪になりました。
 それでも気温は割と高めで、まるで雨みたいな湿雪。
 遠くに見えたササラ電車がやってくるまで待っているうちに、コートも帽子もすっかりグシャグシャになってしまいました。
 ● 2016年12月21日(水) 続・イベントの打合せ
札幌

 先々週に続いて、イベントの打合せで市電沿線に行ってきました。
 こちらが頭の中で色々思い描いている間にも、先方の担当者さんは諸々の準備や下見など、既に具体的に動き始めて下さっているようで、状況を伺いながらちょっと焦りも感じてしまいます。
 打合せの帰り道、下見とブレーンストーミングも兼ねて市電に乗って少し車窓を眺めてきました。
 ループ化開業から1年が過ぎて、今では当たり前のように毎日眺めている駅前通りの市電ですが、真面目に掘り下げてみればまだまだ自分でも気付いていないような「絵になる風景」が沢山隠れているような気もします。
 ● 2016年12月20日(火) 時計の修理
札幌

 件の目覚まし時計、ベルを打ち鳴らす回転式の「槌」の部分が劣化して壊れてしまっていたようです。
 で、その「槌」というのが緩めのワッシャ―になっていて、ベルに当たっても力が逃げてそのまま回転できる仕組みなんですね。
 なるほど、ちょっと感心してしまいました。

 そんなわけで、紛失してしまったワッシャーは東急ハンズで同じサイズのものを探して買ってきて、そのワッシャーの軸になる台座の固定部分も折れてしまっていたので代わりに鋲を打ち込んで固定して…と、試してみたら案外簡単に直ってしまいました!

札幌

 この目覚まし時計、カミサンが独身時代、かれこれ2〜30年ほど前からずっと使ってきたものだそうです。
 裏返せば今はなき「イトーヨーカドー八戸店」のシールも貼ってある貴重な一品です(笑)。
 いよいよ命脈尽きたかと思いきや、一転、まだしばらくは頑張ってもらうことになりそうです。

 ちなみに先代、先々代の携帯電話も目覚まし専用機として今だ現役です。
 ● 2016年12月19日(月) 壊れた目覚まし時計
札幌

 今日は気温が上がりました。
 見ているだけで怖くなるようなツルツル路面です。

札幌

 カミサン愛用の目覚まし時計が壊れてしまったとか。
 時間になっても「ウィ〜〜ン!」と唸るだけでベルが鳴らなくなったというので、いやいや、それ位なら直るかも知れないぞと、一旦捨てたゴミ袋の中から引っ張り出してきました。
 望みを捨てぬ者だけに道は開ける…かな?
 ● 2016年12月18日(日) カミサンの誕生日
札幌

 何歳になったか書いたらブン殴られますが、今日はカミサンの誕生日。
 夜は「真田丸」の最終回を観なければならないので、お昼のうちにちょっと外食してきました。
 十勝和牛100%が自慢の本格ハンバーガー店です♪

 で、「真田丸」の最終回。
 普通に考えればああだけど、でももしかしたら…と一縷の望みが託せるような、本当に良い終わり方だったと思います。
 史実はともかくドラマ世界では、「いや、実は生き延びて、秀頼公を連れて鹿児島に逃げたんだよ!」と、勝手に解釈することにしました(笑)。

札幌

 見つけた瞬間「これしかない!」と決めた誕生日プレゼントは自動車をモチーフにしたネックレス。
 何といっても、ペーパードライバー歴四半世紀超のカミサンが運転を始めたことが今年最大の事件ですから…。

 後ろのスワロフスキーの置物は先日の結婚記念日の記念品。
 毎年一つずつ買い揃えているものですが、今年はTVドラマ「結婚できない男」に出ていたパグ犬の「ケンちゃん」です。
 (勿論、スワロフスキーの商品名は「ケンちゃん」ではありませんが…)
 今年の6月、東京出張に来ていたカミサンと合流してドラマのロケ地を訪れたのも楽しい想い出ですが、まさにその日に出演者の一人が覚醒剤で逮捕されたのは只々驚きでした。
 ● 2016年12月17日(土) 帰札の途に
グランシャリオ

 今回は東川口駅近くに宿を取って、「グランシャリオ」さんのモーニングタイムにもお邪魔してきました。
 モーニングは週末のみの営業なので、平日の滞在が多い私にとっては意外と縁遠い存在です。
 現役時代の「北斗星」のボリューム満点の朝食も懐かしいのですが、さすがにこの歳になると、これ位の軽めのメニューのほうが心地よく感じてしまいます。

関東鉄道

 あまりに素晴らしい冬晴れだったので、本題の用事に向かう前に関東鉄道竜ケ崎線にひと駅だけ乗ってみることにしました。
 東京のすぐ目と鼻の先なのに、遠い昔に戻ったような駅風景が今もそのまま残っていました。

エア・ドゥ

 今年のうちに会っておきたかった方々にもお会いできて、訪ねておきたかったお店も回れて、そして来年以降、次作に繋がる大切なヒントや描きたい風景のイメージなども色々掴めたような気がしています。
 移動続きでさすがに身体は少々疲れ気味ですが、ここ数年ずっと抱えていた荷物をようやく降ろせたような、不思議なほど晴れ晴れとした気分で帰札の途につきました。

 復路はいつものエア・ドゥ最終便で、今度は素直に羽田から新千歳に向かいます。
 レインボーブリッジがクリスマス色になっていたのは、白状すれば後で写真をチェックするまで全然気付いていませんでした。

新札幌

 空港からの快速列車を新札幌で降りると、雪煙をまきあげて貨物列車が隣のホームを通過していきました。
 ここから地下鉄に乗り換えて、家に着くのはちょうど日付が変わる頃です。
 ● 2016年12月16日(金) 今回もグランシャリオ
グランシャリオ

 滞在中に入れるつもりだった打合せが年明け以降になったので、今日は少々時間が空いてしまいました。
 とりあえず今回も東川口の「グランシャリオ」さんへ。
 さすがに年の瀬の金曜日とあって予約もたくさん入っているらしく、既にテーブルにはディナーの準備が整えられていました。

グランシャリオ

 ちなみに私はお手頃なカフェタイムのドルチェセットのみで…。

グランシャリオ

 お店を出ると、西の空には金星が輝いていました。
 いつも寝台車の窓から眺めていた星空をふと思い出します。
 ● 2016年12月15日(木) オホーツクから東京湾へ
北浜駅

 朝一番の列車で北浜駅に行ってみると、喫茶「停車場」さんの入口には「都合により17時閉店」と書かれた昨日のメモが貼られていました。
 とりあえず、事情が分かっただけでもひと安心です。
 あとひと月少々で流氷に埋め尽くされるであろう目の前のオホーツク海は、今はただ大きな波が何度も何度も押し寄せてくるばかりでした。

北浜駅

 昨日の「オーチャードグラス」さんと共に、私が絵を始めたばかりの頃からずっと応援して下さっていたのがこの「停車場」さんで…という話は、多分もう何度も書かせて頂いているので今更申し上げるまでもないでしょう。
 ともかく網走を発つ前に、マスターにきちんとご挨拶できただけでも来た甲斐がありました。
 「こっちに来れない位、忙しかったんだろ?良かったなぁ!」と、積年の不義理をむしろ喜んで下さったのもオーチャードのマスターと全く一緒で、昔と変わらぬ屈託のない笑顔になぜか救われたような気がしました。

網走バス

 ここからだと札幌に行くよりも、むしろ羽田に行くほうが近いんですね!
 網走からの復路はJRではなく、今回初めて女満別からの飛行機でそのまま東京に向かってみることにしました。
 旅費や旅程、接続の便…等々、まずは一度試してみて、うまくいけば今後は東京出張の行き帰りに絡めたほうが道東方面に行きやすくなるんじゃないか?と、冗談でも皮肉でもなく、ちょっと真面目に考えているところです。

 網走駅前から女満別空港行きのバスに乗ると、奇しくも途中で札幌からの特急列車がすれ違っていきました。

女満別空港

 初めての女満別空港、素晴らしい天気に恵まれました♪

エア・ドゥ

 とりわけ初めて乗る路線では、「今どこを飛んでいるのだろう?」と必死に地上の目印を探してしまうものですが、帯広上空だけはすぐにそれと分かりました。
 この先、日高山脈を越えて、苫小牧の手前あたりからは新千歳便と同じようなルートを飛んでいくようです。

エア・ドゥ

 朝陽を見たのはオホーツク海、夕陽を見るのは東京湾…。
 昔から飛行機を使っている方々にとっては別段驚く話でもないのでしょうが、根っからの汽車旅派だった私にはどうにも信じられない反則技みたいな距離感覚です(笑)。
 ● 2016年12月14日(水) 3年ぶりの川湯温泉駅
JR釧網本線

 久々の釧網本線、本当に久々の「青春18きっぷ」の旅。
 釧路から網走まで行くだけですが、それでも1日分いくらで考えれば充分モトが取れる計算です。

川湯温泉駅

 すっかりご無沙汰してしまった川湯温泉駅。
 屋根のペンキが塗り直され、駅名の看板なども替えられていたようですが、雪景色の中の堂々とした佇まいは初めて訪れた20年前と変わらぬまま。
 それよりも駅前に停まっているバスの代替わりに時の流れを感じてしまいました。

川湯温泉駅

 そろそろ行こう、行こう…と思いながらもなかなかその機会が得られずにいると、ふと、これまでの繋がりとか、己の居場所が次第に消えていってしまうような焦燥感に駆られることがあります。
 勿論、何年離れていても変わらず応援して下さっていることは頭では重々分かってはいるのですが…。
 ともかく、多少無理してでも今年のうちに訪れることができて本当に良かったです。

 色々な取材をお受けするたびにもう何度も語らせて頂いたお話ですが、アマチュア時代の最初の最初、拙い私の絵に初めて目を留めて下さったのが、この川湯温泉駅のレストラン「オーチャードグラス」のマスターでした。
 懐かしい味のビーフシチューを頂きながら、「忙しかったんだろ?」と嬉しそうに迎えてくれたマスターの笑顔を見ていたら、近況報告かたがたお伝えしなければと思っていたここ数年間の不義理の言い訳など、何だかどうでもよくなってしまいました(笑)。

川湯温泉駅

 奥の部屋の壁には、私が描かせて頂いた「えちぜん鉄道カレンダー」が額に入れられて飾ってありました。
 なかなか足を運べない時でも、これだけは毎年必ずお送りしてきたものです。
 そういえば今年、2016年版の1・2月は「えち鉄カフェ」の店内風景を描いた絵でしたね。
 遠く離れた福井・勝山と、道東の山奥のふたつの駅カフェを繋げられたような気がしてちょっと嬉しくなりました。

網走

 夕方の列車で川湯温泉を辞して、次は北浜駅の喫茶「停車場」さんにも寄ろうと思ったのですが、電気が消えていたようなので降りるのは止めてそのまま終点・網走まで来てしまいました。
 多分、何かの事情で臨時休業か早仕舞いだったのでしょう。
 明日にでも改めてお邪魔してみようと思います。

 網走駅前の今夜の宿は、たまたまですが釧網本線が見える部屋でした。
 ● 2016年12月13日(火) 空路、釧路へ
丘珠空港

 夏の台風で不通になったJRが未だ復旧していないので…というより、本当はJRがあったとしてもこちらを選ぶつもりだったのですが、今回は初めて丘珠空港から飛行機で釧路に向かってみることにしました。
 釧路は結構な雪のようで、天候調査から条件付き運航、そして一旦搭乗が始まってからも除雪状況確認待ちとかで目の前でゲートが閉じられてしまったりと、出発前からハラハラ、ドキドキの連続です(笑)。

HAC

 搭乗前から降っていたみぞれのような雨は止んで、離陸の時は一瞬ですが青空も広がってくれました。

 飛行機初心者の私には詳しい事情はよく分からないのですが、北海道エアシステム(HAC)の路線は今秋から「共同引受」という仕組みに移行して、便名や予約システムも全てJALに統合されたんだそうです。
 今日の便もHACの運航、機材もHACのSAAB340B(…と思ったら、この日は日本エアコミューター所属の同系機でした。なかなか複雑ですね)ですが、あくまでJALの3979便。
 コードシェアとも異なり、便名として「HAC」という言葉が全く残らなかったのはいささか淋しい気もしますが、それでも分厚いJALの機内誌と共に、手作り感満載のHAC機内誌が健在だったのにはちょっと嬉しくなりました。

札幌

 札幌移住前を含めても、釧路空港に降りるのは実は今回が初めてです。
 本当はすぐに連絡バスに乗り換えなければならなかったのですが、別の遅延便の到着待ちで出発が2〜30分ほど遅れると言われ、おかげで少しだけですが送迎デッキで写真を撮ることもできました。
 さすがに道外便も多い空港なので、発着する飛行機も大きく、滑走路も長くて、丘珠と比べると本当に広々とした印象です。

札幌

 最後に釧路を訪れたのはいつだったかな?…と過去の記録を振り返ってみると、もう3年以上も前だったんですね。
 むしろ東京に住んでいた頃のほうが、あたりまえのように毎年何度も通い続けていたというのも思えば皮肉なものです。
 本当に久々になってしまった今回の訪問ですが、もう一度、この地域との距離を縮めるきっかけだけでも何とか掴めたらと思います。

 釧路市立博物館の特別展「釧路・根室の簡易軌道」を観に行く途中、春採湖畔を行く石炭列車に遭遇しました。
 出炭状況によって運休や時刻変更なども多いと訊きますから、たまたまフラッと訪れてすぐに撮れたのはちょっとした幸運でした。
 ● 2016年12月12日(月) 結婚記念日
札幌

 13回目の結婚記念日&移住記念日は最近近所にオープンしたばかりのレストランで…。
 記念日にしては庶民的すぎるかな?とも思いましたが、まぁ、気取らないのが我が家の信条です(笑)。

札幌

 この日にあわせて公式Webサイトもお引越し。
 旧プロバイダ(DION)のホームページ公開代理サービス終了に備えてのことですが、数日前から頑張ってどうにか今夜のうちに一応の形にすることができました。
 移転といっても、要はアップロードするサーバが変わるだけ…かと思いきや、まずは旧サイトの全部のページに「このページは移転しました!」の文言を入れる作業だけでもひと苦労。
 加えて、サーバ容量等の関係から、ブログに載せるかわりにサイトからは削除してしまった「北斗星乗車記」の過去記事なども、この機会に全部復活させようと手をつけ始めたら思った以上の時間が掛かってしまいました。
 あとは、新サイトが検索に引っかからなくてアクセス激減!なんてことにならないかと、内心まだちょっと気を揉んでいるのですが…。
 ● 2016年12月11日(日) 運転再開
札幌

 今朝も市電は一部区間で運休が続いていたようですが、お昼前には全線で運転が再開されていました。
 普段なら、たとえJRが止まっても市電は動いている印象があったのですが、さすがに今回の大雪は並大抵のものではなかったのでしょう。
 除雪作業にあたられた現場の皆さんの苦労が偲ばれます。

 夕方、街に出るとちょうどササラ電車がやってきました。
 この街に住んでもう14度目の冬。
 地元にいればそんなに珍しいものでもないのですが、それでもつい「わぁ〜!ササラだ〜!!」って年甲斐もなく興奮してしまいます(笑)。
 ● 2016年12月10日(土) 大雪警報!
札幌

 この時期としては記録的な大雪に見舞われた今日の札幌。
 交通機関も乱れているようで、もしかしたら誰も来ないんじゃないかと心配していたのですが、それでも出席して下さった大勢の生徒さんたちに感謝です。
 朝からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 早いものでこれが年内最後の講師のお仕事です。

札幌

 いくら大雪とは言っても、市電が全線運休なんてそう滅多にあることではありません。
 一体どんな状況なのかと様子見に行ってみたら、電車通りは軌道がどこにあるのかさえ分からないほどの積雪でした。
 もはやササラ電車では歯が立たないらしく、大型の重機によって必死の除雪作業が続けられていましたが、運転再開にはまだしばらくは時間が掛かりそうな雰囲気でした。
 ● 2016年12月9日(金) 砂箱
札幌

 先日来の寒さが緩んで、気温がプラスになったおかげで街はすっかり水浸しです。
 水たまりを避けて歩くのも大変ですが、それよりも無遠慮に飛ばすクルマが派手に水しぶきを撒き散らしてくるのにはちょっと辟易してしまいます。
 で、また冷え込んでくると今度はガチガチ、ボコボコの凍結路面。
 なまじ暖かくなるよりも、この時期はずっと寒いままでいてくれたほうが有難いのですが…。

 ふと気がつくと、今年も街中の交差点に「砂箱」が置かれていました。
 よく見るとこれも色々な形があって、観察してみると結構面白いものです。
 西4丁目交差点のものは近くの消火栓などとお揃いのダークグリーンで、直線的なスタイリッシュな雰囲気がバックの市電にもよく似合うお気に入りの一箱です。
 ● 2016年12月8日(木) 侍ジャパンチップス
札幌

 シーズンも終わり「プロ野球チップス」が店頭から消えてしまったと思ったら、今年はこんなのが出ていたんですね!
 とりあえず5〜6個ほど買ってきて、まずは中田翔選手をGet!
 ハム戦士はあと3人ほどラインナップされているようですから、もう少し頑張ってみようと思います。
 ● 2016年12月7日(水) NHK文化センター
札幌

 いつものことですが、生徒さんの絵を見ながら気づいたことをお話ししたり、頂いた質問にお答えしたりしながら、私自身も己の作品や創作姿勢を省みているようなところがあります。
 最近よくお話ししているのは、下描きから完成まで、失敗なく描けることなどまずないということ。
 でも、失敗はいくらでも補正していけるということ。
 更に言えば、一枚の絵の全てが失敗、あるいは全てが成功ということもまずありませんから、良いところはそのまま活かし、直すべきところだけに的確に手を入れていくことが肝要…などと、まぁ、あたりまえの話を繰り返しているだけなんですが、それでも時々言葉にしてみると、「あぁ、そうだった!」と自分で気付いてハッとすることがあります。

 青空が広がったものの冷え込みの厳しい一日でした。
 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 やっと12月に入ったばかりだと思っていたのに、水曜クラスは今日がもう年内最終回です。
 ● 2016年12月6日(火) ササラの季節
札幌

 昨日までとは一転、今日は本格的な吹雪になり、街はすっかり真冬の景色に変わってしまいました。
 ササラ電車とも今季初遭遇です。
 ● 2016年12月5日(月) イベントの打合せ
札幌

 市電沿線でとあるイベントの打合せ。
 内心、ちょっと重責だなぁ…とたじろぐ気持ちもあったのですが、お声を掛けて頂けるだけでもありがたいお話ですから、これも良い勉強と思って頑張らないといけませんね。
 併せて、微妙に関連するような作品提供のご依頼と、全く別件ですが結構大掛かりになりそうなお仕事の構想と…。
 重なる時は不思議と色々重なってしまうものですが、まずは一旦頭を整理して、変に焦らず、ひとつひとつしっかり取り組んでいかねばと思っています。
 ● 2016年12月4日(日) あと9回…。
札幌

 テレビに縛られる生活は良くないなぁ…とは思いつつも、15時までは「そこまで言って委員会」、18時からはBSで「真田丸」なので、日曜日はどうしても家で過ごしがちになってしまいます。
 「真田丸」も、今日を含めてあと9回しかないのですから、一瞬たりとも見落とさぬよう心して臨まないと…。
 ちなみに最終回まではあと3話ですが、BSと、地上波と、地上波の再放送も含めての9回です(笑)。
 1話を必ず3回も観たドラマなんて、我が家ではあの「ちりとてちん」以来だったかも知れませんね。

 とりあえず、委員会が終わったところで近所のドラッグストアへ。
 相変わらず、なかなか雪が積もらない札幌です。
 ● 2016年12月3日(土) えちぜん鉄道のカレンダー
札幌

 えちぜん鉄道さんのカレンダー、今日現物が届きました。
 なにぶん遠方なので、原画を納めた後の作業はほぼ先方に任せっきりになってしまったのですが、毎年のことですから信頼して委ねてしまっても大丈夫でしょう。
 今回もおおむね描き手のイメージ通りに仕上げて頂けて、まずはひと安心です。

 今更ですがこのカレンダー、よくあるツルツルの光沢紙ではなく、画用紙っぽい風合いのマット紙を使って下さっているのがポイントなのかな?と思います。
 勿論、決めたのは私じゃなくて先方の担当者さんですが…(笑)。
 でもこの用紙だからこそ、水彩色鉛筆ならではの筆致が活きているような気がして、私自身も嬉しく思っているところです。
 ● 2016年12月2日(金) 帰札翌日
札幌

 昨日までの東京滞在、色々収穫がありましたが、その分宿題も色々頂いて帰ってきました。
 鉄は熱いうちに…の喩えではありませんが、ともかく気を抜かず、早いうちにしっかり進めてしまおうと思います。
 ポストカードの納品準備と、諸々の連絡と、旅先で撮ってきた結構な量の写真の整理と…。
 いつものことですが、帰札翌日はちょっとバタバタと過ぎてしまいます。
 ● 2016年12月1日(木) 打合せを終えて…。
鉄道博物館

 打合せは午後からなので、午前中、時間つぶしも兼ねて鉄道博物館を少しだけ覘いてきました。
 もう何度も訪れている場所ですが、最近になって何台かの展示車両の運転席に自由に入れるようになったので、今まで気付かなかったような色々な発見もありました。
 例えば1923年イギリス製の「ED17」と、1975年東芝製の「ED75」を比べてみると、運転席の広さも居住性も天地の差で、もはや全く別次元の乗り物と言っていいほどの進化ぶりには改めて驚かされてしまいます。

東京

 午後から都内で本題の打合せ。
 おかげさまで良いお話をさせて頂くことができました。
 実を言えば、色々事情が重なってしばらく停滞してしまった企画ですが、今日のお話でやっとまた動き出すことができたような気がします。
 訪問先の出版社さんからの帰り道、ちょうど雲が切れて綺麗な夕陽が差し込んできました。
 このまま良い形で進めていけるよう、もう一度、気を引き締めてしっかり取り組んでいかねばと思っています。

銀座

 羽田空港に向かう前に、ちょっとだけ銀座に立ち寄ってきました。
 12月の結婚記念日にあわせて、毎年一つずつ買い続けているスワロフスキー・クリスタルの置物。
 札幌でも、通販でも買おうと思えば買えるのですが、やはり銀座の旗艦店まで買いに行くこと自体が、我が家にとっては年に一度の大切な恒例行事です。
 さて今年は何を選ぶか?…とギリギリまで迷いましたが、最後は札幌で留守番のカミサンにメールして、2点の候補から好きな方を選ばせることにしました。

羽田空港

 いつもは大抵ビーフカレーですが、今日はハンバーグの気分です♪

新千歳空港

 さすがに疲れが溜まっていたのか、機上ではすっかり熟睡してしまってほとんど記憶がありません。
 ただ、着陸前には随分激しく揺れていたような気がします。
 予報では今夜から明日にかけて北日本は大荒れとの事。
 明日の便は乱れる可能性があるので、できれば今日のうちに早めの移動を…と、エア・ドゥのHPでも呼びかけていた位ですから、まぁ、ともかく今夜のうちに無事に戻ることができて良かったです。
 いつもの最終便で新千歳空港に着くと、隣のスポットには特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」の姿がありました。



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 ● 2016年11月30日(水) 千葉県立現代産業科学館
千葉

 本題の打合せは明日になったので、今日はプライベート。
 銚子電気鉄道の実物の電気機関車「デキ3」が期間限定で展示されていると訊いて、本八幡の千葉県立現代産業科学館に行ってみることにしました。
 凸型の愉快なスタイルが特徴的な「デキ3」は1922年のドイツ製。
 えちぜん鉄道勝山駅の「テキ6」が1927年製ですから、それよりも古い機関車が今も健在というのは凄いことだと思います。

千葉

 館内展示も想像以上の充実ぶり。
 ピカピカに磨かれたT型フォードの展示台には、床下の駆動系が見えるように鏡が設置されていて、ギアのオイルが滴り落ちそうなあたりにはトレーも置かれているなど、きちんと配慮されている様子が伺えて嬉しくなりました。
 個人的には、今更ながら電気の「直流」と「交流」の仕組みを再確認できたのはささやかな収穫です(笑)。
 ● 2016年11月29日(火) 東京出張
エア・ドゥ

 電車の併走はよくありますが、飛行機の併走ってなんか得した気分です(笑)。
 急遽決まった東京出張。
 到着地の天候は曇り…と機内アナウンスが流れていましたが、着いてみると思いのほか良い天気でした。

羽田空港

 飛行機が見えるいつものレストランで遅めのランチ。
 ここに来るのは大抵夜なので、昼間の眺望はちょっと新鮮な気分です。

東京モノレール

 最近、モノレールに乗るのがだんだん楽しくなってきました。
 とりわけ昭和島駅での通過列車待ち合わせ。
 今回も浜松町に先に着ける空港快速ではなく、抜かれるほうの各駅停車を敢えて選んで乗ってしまいました。
 こうして最後尾車両から眺めるポイント切り替えのレールの挙動、理屈では判っていてもやっぱり不思議な感じですね。

グランシャリオ

 今夜の宿に向かう前に、せっかくなので今回も東川口の「グランシャリオ」さんへ…。
 日の短い季節だけに、まだ17時前のカフェタイムなのに現役時代のパブタイムみたいな雰囲気です。
 ● 2016年11月28日(月) 出張前夜
札幌

 必要な旅支度はともかく…。
 出かける前に片付けねばならない仕事が色々溜まって、出張前夜は決まって徹夜になってしまう悪癖だけは何とかしなければとつくづく思います。
 ● 2016年11月27日(日) 雨
札幌

 今日の札幌は本格的な雨。
 今年は冬が早いとばかり思っていたのに、なかなか雪景色になってくれません。

 悩みどころの多いお仕事を抱えて、少し頭を整理しようと街に出てみたのですが、行く先々が思いのほか混雑していて逆に疲れてしまいました。
 BSの「真田丸」に間に合うように早めに帰ることにします。
 ● 2016年11月26日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 先日の水曜クラスでもこの方法で多少手応えを感じたので、同様に今日の土曜クラスでも、完成した原画を何枚か持ち込んで「空の描き方」を講釈してみました。
 輪郭線を描かずに雲の形を表現するあたりが、やはり難しいと感じてしまう方が多いようですね。
 結局最後は「慣れ」とか「場数」とか、そういう話になってしまいそうなところですが、それで済ませてしまっては講師として無責任すぎますから、きちんと噛み砕いて「これならできそう!」と思って頂けるよう、私のほうもしっかり取り組んでいかねばと思います。

 窓の向こうの市営住宅跡はすっかり綺麗な更地になってしまいました。
 新しい商業施設が作られるという話もあるようですが、まだまだ先の話かも知れませんね。
 ● 2016年11月25日(金) 無理のしどころ?
札幌

 若い頃…と言っても三十代位の頃までは、苦手なこと、面倒なことほど「むしろ勉強!」と思って手を出していたような気がします。
 それが勉強というより、単なる「消耗」なんじゃないか?と感じることが増えてきたのは、ここ数年のことかも知れません。
 本当に大切なことだけに専念したい…などと言うのは、一歩間違えば内向きな都合の良い言い訳になってしまいますが、かと言って、無理しすぎて一番大切な部分が散漫になってしまっては本末転倒。
 とりわけこの歳になってくると、そろそろ「人生の持ち時間」ということも少し真面目に考えてしまいます。

 無理せずに…と言うよりは、「無理のしどころを絞り込む」と言ったほうが適当でしょうか?
 そのあたりのセンスも歳相応にしっかり磨いていかねばと思います。
 ● 2016年11月24日(木) 寒風
札幌

 降る、降ると毎日のように言われているのになかなか雪が降りません。
 むしろ雪がないほうが寒く感じてしまうから不思議です。
 なんとなく、空っ風が冷たい北関東の冬を連想させる今日の札幌です。
 ● 2016年11月23日(勤労感謝の日) FUJIFILM X10
札幌

 かれこれ4年ほど使い続けている富士フィルムのX10。
 さすがに良い感じで年季が入ってきました(笑)。
 でも最近、時々動作が怪しくなるようで、そろそろ後継機を考えないと…とも思ってはいるのですが、どうもXシリーズはミラーレスに軸足が移ってしまったようで、いわゆる「高級コンパクト」という位置づけの、X10相当の最新機種がなかなか出てくれないのが辛いところです。
 気長に待ち続けるか、他社製品も含めて探してみるか…?
 とりあえず、当面は騙し騙し使い続けるしかなさそうです。
 ● 2016年11月22日(火) いい夫婦の日
札幌

 「結婚しました!」とか、「結婚記念日です!」とか、SNSを覘いたら色々出ていて、あぁ、そういえば今日は「いい夫婦の日」だったんだな!と思い出しました。
 夫婦って、一番身近で大切な「他人」…なんですよね。
 他人だから気遣えるし、良い意味で遠慮もできるし、少しでも理解しよう、歩み寄ろうと努めることもできる。
 それが一心同体、以心伝心…などと思って勝手に安堵してしまうことのほうが余程危ういような気がします。
 創作とか、取材なども全く同じことで、「解っている!」と思ってしまうことが最も危険。
 本当に大切なモチーフであればあるほど、距離感と謙虚さを見失わないよう重々気をつけねばと思います。

 大通公園のホワイトイルミネーション、なんか以前にも増して華やかになったような…。
 ● 2016年11月21日(月) 仕切り直し
札幌

 年内に済ませておきたい大事な用件に合わせて、出張旅程等々考えているうちに一日が過ぎてしまいました。
 本音を言えばここ1〜2年ほど、人生最悪の時期だったのかな?というほど色々大変なことが続いて、おかげで長年地道に積み重ねてきた物事とか、御縁とか、結構重要なお仕事などがすっかりズタズタになってしまった感がありました。
 ともかく、そんな状況をもう一度整え直さねば!と自分なりに必死にあがいて、ようやく少しだけ先が見え始めた位のところでしょうか?
 多分、次の出張でのミッションをクリアすれば、ようやくスタートラインに戻れるかな?という感じです。
 札幌で色々考えているよりも、やっぱり少しでも早く出掛けてしまったほうが先々の為にも良いのでしょうね。
 ● 2016年11月20日(日) 優勝パレード!
札幌

札幌

札幌

札幌

 過去数回のパレードはなぜか絵画教室の日程と重なることが多くて、多分最初の2006年くらいしか生で観た記憶がありません。
 今回もちょっと嫌な予感はしていたのですが、発表になった日程は幸いにも教室のない日曜日だったので、ならばと気合を入れて、少しでも良い場所を確保すべく早起きして出掛けてきました。
 比較的暖かな日…とはいえ、雨の降る中、2時間以上も立ちっぱなしで身体はすっかり冷え切ってしまいましたが、それでも色々あったシーズンの最後の締めくくりとして、この場に立ち会えただけでも本当に良かったです。

札幌

 あまりに寒かったので、遅めの朝食(?)は土鍋煮込み担々麺♪
 やっと生き返りました…。
 ● 2016年11月19日(土) 濃霧の朝
札幌

 朝、目が覚めると隣のマンションも見えないほどの濃霧。
 これはいつもと違う風景が見られるぞ!…と、急いで身支度を整えてカメラ片手に駅前通りまで行ってみたのですが、残念ながら現場に着く頃には霧はだいぶ薄れてしまいました。
 それでも、土曜日の早朝だけに道路もまだ空いていて、柔らかな朝陽の下、クルマに遮られることなく思う存分電車を狙えたのはささやかな収穫でした。
 いつもの街でも、時間帯が違うだけで随分表情が違うもの。
 とりわけ朝が苦手な私にとっては、滅多に見ることのできない清々しい風景です。
 ● 2016年11月18日(金) ホワイトイルミネーション
札幌

 「さっぽろホワイトイルミネーション」はいよいよ今日から正式開幕。
 メインの大通公園のほうはまた日を改めて観に行こうと思います。
 ● 2016年11月17日(木) 兵站
札幌

 「絵、描いてるの?」と訊かれたので「兵站!」と答えたら、戦国好きのカミサンにはだいたい意味が伝わったようです。
 商品告知のリリースとか、ポストカードの納品準備とか、どちらかといえば後方支援的な作業ばかりが重なる一日でした。
 お仕事である以上、むしろこういう作業こそ大切なのは言うまでもありませんが、肝心の槍働きのほうもしっかりしないといけませんね。

 大通公園のホワイトイルミネーション。
 もう始まっていたのか!と驚いたら、今日はまだ試験点灯だったようです。
 ● 2016年11月16日(水) NHK文化センター
札幌

 「空の描き方」と「草木の描き方」についての質問を頂くことが多かったので、さて、どんな教え方をしたら良いのだろう?…と色々思い悩んでいたのですが、結局は原画を見て頂くのが一番良いのかも知れません。
 どちらも一応、基本的なセオリーはあるものの、実際の作品の中では構図や天候、モチーフとの距離などによってもさまざまで、場合によっては敢えてセオリーを無視した技法を用いてしまったほうが良いこともあるものです。
 なので、実際に原画を見て、一言では説明しきれない色々なパターンがあることを各々感じて頂けたらと思います。

 基本を知らないのではなくて、知った上で時々破るということ。
 破りすぎてもいけないし、かと言ってガチガチに守りすぎてもダメという、そのへんのサジ加減が大切なんだと思います。
 「反則は5秒まで」のプロレスルールの含蓄…って、まさに創作にも、人生にもそのまま通じるような気がします。
 ● 2016年11月15日(火) 44歳の誕生日
札幌

 誕生日を迎えての初仕事は久々のTV取材。
 こういう稼業ですから、目を留めて、興味をもって頂けるのは素直にありがたいことです。
 冷たい風と、時折降りだす雨の中での撮影で体はすっかり冷え切ってしまいましたが、幸先の良い44歳のスタートになったと喜んでいるところです。

札幌

 自分への誕生日プレゼント(笑)。
 私が初めて知った福井出身の有名人…天龍さんの引退試合って、ちょうど1年前の私の誕生日だったんですよね。
 若い頃、天龍さんの生き様やファイトスタイルから感じた色々なことが、実はいま私が描いている福井の絵、福井でのお仕事にも繋がっているのかなぁ?…などと、冗談ではなく、時々真面目に考えてしまいます。
 ● 2016年11月14日(月) 「日本一」の風景
札幌

 ファイターズ日本一の「証拠写真」を残しておかねばと、駅前通りの市電沿線をしばらく歩き回ってみました。
 20日の優勝パレードに向けて、早くも横断幕や垂れ幕などを掲げているビルもありましたが、敵地・広島では走っていた優勝記念の「花電車」が札幌では出されなかったのはちょっと残念な気もします。
 ともあれ、市電ループ化後初めての優勝風景、しっかり記録しておこうと思います。
 ● 2016年11月13日(日) ぜんざい
札幌

 ようやく出城が完成したと思ったらもう冬の陣が始まってしまって、「真田丸」もいよいよ終盤なんだと思うと何となく気が焦ってしまいます。
 ふと気がつくと、まだまだ遠い先だと思っていた終着駅のアナウンスが聞こえてくる夜行列車の朝の気忙しさ…みたいな感じでしょうか?
 「史実」はともかく、今は豊臣方の勝利に一縷の望みを抱いて最後まで見届けようと思います(笑)。

 今季初ぜんざい♪
 色々バタバタしているうちに、いつのまにか冬になってしまったんだなぁ…などと。
 ● 2016年11月12日(土) NHK文化センター
札幌

 何時間、何十時間もかけて一枚の絵を丁寧に描くことも大切ですが、あくまでラフスケッチとして、十数分程度でサラッとまとめてしまうことも覚えておいたほうが良いでしょう。
 あくまで手抜きとしてではなく、要所を押さえて簡潔に特徴を掴むという意味で。
 でも、そういう描き方を教室でもお教えしようと常々考えてはいるのですが、生徒さん達も、教える私のほうも、ついつい真面目に取り組んでしまって、結果的にはラフスケッチに留まらずに描写が細かくなりすぎてしまう傾向があるようです。
 「適当に…」とか「それらしく…」とか、そういう良い意味でのアバウトさをいかに覚えて頂くか…?
 まだまだ試行錯誤が必要なようです。
 
 ● 2016年11月11日(金) 早一年…。
札幌

 市電ループ化の延伸区間、西4丁目〜狸小路〜すすきの間の習熟運転が始まったのが、ちょうど1年前の今日11月11日…ということも白状すればすっかり忘れてしまっていました。
 電車のある風景が、それだけ当たり前のものとして馴染んでしまったということでしょう。
 あの日、初めての電車を見送った西4丁目電停に行ってみると、つい先日までハロウィン姿だった三越前のライオンがいつのまにかサンタさんに変身していました。
 ● 2016年11月10日(木) 羽田空港から帰札の途に
グランシャリオ

 今回も帰り際に東川口の「グランシャリオ」さんにお邪魔してきました。
 先月はまだ青かった車窓の柿もすっかり色づいていました。

羽田空港

 今夜の新千歳便はなぜか軒並み満席で、もしや!?…と思ったら案の定、明日は札幌に嵐が来るようです。
 それでも早めに気づいたので、所望のエア・ドゥ最終便の窓側席を無事確保できたのは幸いでした。
 とりあえず搭乗前に腹ごしらえ。
 羽田空港第2ターミナルのいつものレストランで、いつものビーフカレーです♪

羽田空港

 ふと見ると、56番スポットには特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」の姿がありました。
 あぁ、私の搭乗便の前便かな?…と思って眺めていたら、どうやら出発が遅れている前々便だったようで、普段はエア・ドゥ便のないはずの時間にそそくさと出発していきました。
 あの飛行機、私が出会う時にはなぜかいつも遅れているのが不思議です。
 ● 2016年11月9日(水) 北陸新幹線で東京へ
富山地方鉄道

 今日は東京まで行く予定ですが、富山駅から素直に北陸新幹線には乗らず、敢えて途中まで富山地方鉄道の普通列車に乗ってみることにしました。
 同じ北陸地方のローカル私鉄とは言っても、えちぜん鉄道とは少し違う駅や電車の雰囲気にちょっとワクワクしてしまいます。

黒部宇奈月温泉駅

 地鉄電車を新黒部駅で降りると、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅はすぐ目の前にありました。
 道路一本隔てているとはいえ、どう見ても同じ駅なのに駅名が異なるのがちょっと不思議な気もします。
 新黒部駅のほうの駅前広場には、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が展示されていました。
 いつか乗りに行ってみたいなぁ…と、もう何年も前から富山を通るたびに思っているのですが、なかなかそんな余裕がないのが残念です。

北陸新幹線

 速達タイプの「かがやき」は停まらないので、黒部宇奈月温泉駅からは各駅停車の「はくたか」で…。
 定番中の定番ですが、やっと遅めの朝食です♪

北陸新幹線

 長野駅から後続の「かがやき」に乗り換えると、東京には20分ほど早く着ける計算です。
 たかだか20分…とも思いますが、その20分で東京から先の乗り継ぎがだいぶ変わってくるので、今回は先を急ぐことにしました。
 改札を出なければ途中で乗り換えても特急料金は変わらないという新幹線ルールに感謝です(笑)。

北陸新幹線

 一昨日、上空から見えた上田城。
 近くで見ると紅葉が進んでいるんだなぁ…と眺める暇もなく一瞬のうちに車窓を流れ去っていきました。
 ● 2016年11月8日(火) 雨のえちぜん鉄道
えちぜん鉄道

 朝から予報通りの曇天でしたが、こういう時は車内や駅構内の取材と割り切ってしまうのも良いかも知れません。
 たまたま他のお客様がいなかったのを良いことに、始発の鷲塚針原駅から新型低床車両「キーボ」の車内をじっくり観察させて頂くことができました。

福井

 田原町駅で見送った「キーボ」が折り返し戻ってくるまでの待ち時間に、地元の皆さんの間で話題になっていた福井県立美術館の「ランス美術館展」を少しだけ覘いてきました。
 考えてみれば、わざわざ美術館を訪れるのも随分久々だったかも知れません。
 描くほうだけで精一杯で観に行く暇がない…なんて言い訳はダメなんでしょうね。
 札幌に戻ってからも、また折をみて色々観に行かねばとちょっと反省してしまいます。

えちぜん鉄道

 写真を撮るために永平寺口駅で電車を降りて、ついでに駅前の「cafe chotto」さんでひと休みしていたら、いつのまにか激しい雨が降りだしていました。
 歩き回るのはちょっと大変ですが、曇天よりは雨のほうが絵になりそうで嬉しくなります。
 そういえば20年ほど前、初めて福井を訪れたのもこんな雨の日だったのを思い出します。
 カラッとした北海道とは違う、こういう雨の日みたいな「しっとりとした美しさ」こそが福井の風景の魅力なのかな?と時々思うことがあります。

えちぜん鉄道

 勝山駅の「えち鉄カフェ」さんにお邪魔して、色々話し込んでいるうちにすっかり暗くなってしまいました。
 今日一日、あいにくの天候で風景取材はあまり捗らなかったのですが、そのかわり、普段なかなかゆっくりお会いする機会のない皆さんと、行く先々で色々なお話をさせて頂けたのは今回の大きな収穫でした。
 今すぐ直接の創作には繋がらなくても、こういう時間もきっと大切なんだろうなぁ…と、ささやかな満足感を胸に福井行きの電車に乗りました。

福井

 おろし蕎麦もソースカツ丼も食べ損ねてしまったのは残念ですが、焼き鯖寿司を頂きながら特急列車で福井を後に…。

富山

 今夜は富山泊。
 雨の夜景があまりにも綺麗だったので、雨も気にせず路面電車を撮り続けていたら全身びしょ濡れになってしまいました。
 さすがに少し疲れたので、今夜は早めに休んでしまうことにします。
 ● 2016年11月7日(月) 福井に行く前に
新千歳空港

 月曜日の朝だからか、それとも何か特別な事情でもあったのか、新千歳空港の保安検査場は大混雑で30分以上も列に並ぶことになりました。
 今回は早めに空港に着いていたので大丈夫でしたが、もう1本後の快速エアポートだったらちょっと焦ったかな?という感じです。
 なるほど、飛行機利用の場合はこういうケースも想定しておかないといけないんですね。

 まだ11月も上旬なのに、駐機場は昨日の雪で真っ白に染まっていました。
 これだけ降っていたのなら欠航便が出ていたのも頷けます。

エア・ドゥ

エア・ドゥ

 エア・ドゥの名古屋便は何度か乗ったことがありますが、なかなか天候に恵まれなかったので、このあたりの風景が見えたのは多分初めてです。
 川の流れと、新幹線の駅と、そこから分かれるローカル線の鉄橋から辿っていって、「あっ、上田城の上空だ!」と気づいた時はちょっと興奮してしまいました。

エア・ドゥ

 中部国際空港に降りる前には名古屋城も見えました。
 緑に囲まれた名古屋城から、少し右手の高層ビルが見えるあたりが名古屋駅かな?と目印を探して眺めていると、ちょうど真下を新幹線が横切っていきました。

三岐鉄道北勢線

 日が短い今の季節、急いで福井に向かっても現地に着く頃には陰ってしまいそうなので、割り切って今日は少し寄り道していくことにしました。
 名古屋から電車を乗り継いで約1時間、三岐鉄道北勢線の有名な「めがね橋」へ。
 数年前にも一度訪れたことがありますが、今回は水彩画みたいな柔らかな夕陽と満開のコスモスが迎えてくれました。

福井

 新幹線と在来線特急を乗り継いで福井に到着。
 駅前の「アオッサ」のクリスマスツリーとえちぜん鉄道の取り合わせも、建設中の新駅が完成したら見られなくなってしまうのかも知れませんね。
 ● 2016年11月6日(日) 雪景色
札幌

 朝、目が覚めると外はすっかり雪景色でした。
 午後になって出かける頃には止んでしまっていましたが、明け方頃はかなり激しく降っていたらしく、ササラ電車も今季初出動だったようです。
 色づいた駅前通りの街路樹や、まだ緑色のイチョウ並木と白い雪とのコントラストは、真冬とは違う、今の時期ならではの印象深い風景です。
 ● 2016年11月5日(土) 旅程検討中
札幌

 そういえば、来週の出張の旅程をまだきちんと決めていませんでした。
 勿論、降りる空港と目的地だけは既に決まっているのですが、その空港から目的地までの移動のところが煮詰めきれずに迷ってしまいます。
 まぁ、せっかくなのでどこか寄り道…とか、何か裏技的な安い切符の買い方は…とか、余計なことをついつい考えてしまうからいけないんでしょうね。
 ● 2016年11月4日(金) 遅めのランチ
札幌

 買い物に出かけるついでにちょっと遅めのランチでも…と思って外に出たらもう真っ暗でした。
 本格的に食べてしまうと夕飯が入らなくなりそうなので、近所のハンバーガー屋さんでホットドックなど。
 いささか微妙ですが、ハンバーガーだと食事、ホットドックならあくまで小腹を埋める軽食…というのが私の中での勝手な分類です。
 ● 2016年11月3日(木) Web作業
札幌

 しばらく滞ってしまっていたWebサイトの更新作業など。
 私のお仕事を少しでも多くの方々に知って頂くためにも結構重要な作業ですが、制作のほうが忙しくなってくるとどうしても手が回らなくなってしまいます。
 こういう部分に割く時間と労力って、どの程度なら丁度良いのだろう?…と、いつも悩んでしまうところです。
 ● 2016年11月2日(水) NHK文化センター
札幌

 午後1時から3時までの講座を終える頃には、陽射しがすっかり夕方になっていました。
 一日の持ち時間が減ってしまったようで、なんとなく焦る季節です。
 ● 2016年11月1日(火) 掲載御礼
札幌

 「スロウ」最新号の私の連載ページで紹介させて頂いた札幌建設運送(株)さんに、掲載誌を携えて御礼に伺ってきました。
 40年以上前に引退した市電車両を今も大切に保存されている会社さんです。
 2ヶ月前、取材にお邪魔した時にはまだまだ残暑が厳しくて、汗を拭いながら川沿いの道を歩いて行ったのを思い出します。

 読者の方々は勿論ですが、そのモノや場所に誰よりも愛着を持っておられる当事者の方々に喜んで頂けるということが、私のような仕事には一番大切なんだろうなと思います。
 言い換えれば、当事者の方々に見て頂いた時に「あれっ…?」と思われるようなことがあってはならないわけで、描き手としてはそれだけプレッシャーを感じる部分でもあります。
 単にリアルに、精密に描くということではなく、きちんと想いを汲んで描かせて頂くということ。
 あたりまえの事ですが、常々肝に銘じておかねばと思います。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年10月31日(月) ハロウィン
札幌

 10月は本当に只々バタバタと終わってしまった感じです。
 ハロウィンらしい街の風景ももう少しきちんと記録しておきたかったのですが…。
 ● 2016年10月30日(日) 一夜明けて
札幌

 いつものことですが、優勝翌日には朝のうちに売り切れてしまうこともありますから油断はできません。
 明け方近くまで地元局の日本一特番を見届けて、朝一番で道新スポーツを買いに行ってから寝ることにしました。
 何といっても十年ぶり!永久保存版です♪
 ● 2016年10月29日(土) 日本一!!
札幌

 何といっても最後は采配の勝利!
 継投、代打、それに心理的な揺さぶりまで、緻密に練られた策のひとつひとつに「あぁ、そういうことか!」と何度膝を打ったことか…。
 そして試合後のインタビューでは浮かれた顔もせず、まずは対戦相手のカープへの敬意を示した栗山監督の姿を見ていたら、このチームを応援し続けてきたことが本当に嬉しく、そして誇らしく思えて目頭が熱くなりました。
 十年ぶりだけど、十年前とはちょっと違う…。
 日本シリーズで敗れる悔しさを何度も経験してきたからこその、大きな大きな「日本一」だったと思います。

 きっと号外が出るだろうと札幌駅に行ってみると、既に同じことを思った方々で溢れかえっていて大混乱!
 配り始めるや否や、餌に群がるピラニアのごとき奪い合いで一瞬のうちに消えて無くなってしまうので、こうして手に入れられただけでも奇跡的です(笑)。
 (☆☆C4×10F☆☆☆☆)
 ● 2016年10月28日(金) 束の間の平穏
札幌

 実を言えば野球だけでなく、自分自身の仕事のほうも今月は結構大変でした。
 選手たちのプレッシャーと比べたら笑ってしまうようなものですが、ひとつも落とせない、ひとつの失敗も許されない状況で、しかも妙なこだわりでわざわざ自分から難易度を上げてしまったような作品ばかりが何枚も…。
 でも、結果的には今までよりも、少しだけですが前に踏み出せたのかな?という気もしているところです。

 とりあえず、肝心の仕事はひと区切りついて、ファイターズも今日は移動日。
 今夜ばかりは久しぶりにゆっくり眠ることができそうです。
 ● 2016年10月27日(木) 日本シリーズ第5戦
札幌

札幌

 シリーズ中なかなか調子が上がらなかった西川選手、同点9回2死からまさかのサヨナラ満塁ホームラン!!
 内野ゴロの当たりを俊足で1塁セーフにしてしまった中島選手、一触即発のデッドボールで出塁した岡選手など、そこまでの繋ぎ方もまた劇的でした。
 本拠地・札幌ドームでの今年最後のファイターズ戦は、またしても野球マンガみたいな展開で遂に日本一に王手です!!
 (☆☆☆F5x×1C☆☆)
 ● 2016年10月26日(水) 日本シリーズ第4戦
札幌

札幌

 8回裏、レアード選手のホームランでようやく2点リードを奪ったものの、9回表、カープの攻撃でよもやの2死満塁!
 一打逆転の大ピンチを招いてしまった宮西投手が最後はフルカウントから空振り三振でゲームセット!!
 「しびれる試合!」とよく言いますが、しびれるどころか心臓に悪い試合が続いて札幌2戦目にして既に疲労困憊…。
 でも、諦めずに勝ち切ってくれた選手たちに拍手です!
 (☆☆F3×1C☆☆)
 ● 2016年10月25日(火) 日本シリーズ第3戦
札幌

 広島から本拠地・札幌ドームに戻ってきての日本シリーズ第3戦。
 地下鉄東豊線「ファイターズ号」でいざ出陣!

札幌

札幌

 カープが勝てば日本一に王手、しかも今季限りで引退する黒田投手のラスト登板…になるかも知れない今日の一戦。
 真っ赤に染まったライトスタンドのビジター応援席から一塁側内野席は勿論のこと、ビジター側と間違えて買ってしまったのか三塁側内野席にまで熱烈なカープファンが点在する異様な雰囲気の中でしたが、それでも最後は延長10回裏、今日は野手出場の大谷翔平選手が鮮やかなサヨナラ適時打!!
 正直、今日も序盤からカープ優勢の重苦しい展開でしたが、3戦目にしてようやく一矢報いることができました。
 星勘定ではまだまだ不利ですが、とにかく一つ一つ諦めずに勝っていくしかありませんね。
 (☆F4x×3C☆☆)
 ● 2016年10月24日(月) しっかり切り替えて…。
札幌

 一昨日の初戦、昨日の第2戦といきなり連敗を喫してしまった日本シリーズ。
 敵地・広島の威圧感とか、特に初戦は雨の影響とか、色々不運もあったのでしょうが…。
 今日の移動日を挟んで、しっかり切り替えて明日からの札幌ドーム3連戦に臨んで欲しいと思います。
 私もしっかり切り替えて目先の仕事に集中しないと…。
 ● 2016年10月23日(日) 色塗り中
札幌

 数点ほど同時進行で取り組んでいるので、いささか時間を要しています。
 先週あたりから描き続けているコスモスの絵、ようやく完成が見えてきました。
 こういう淡い色調の花を、硬くなりすぎない描写で仕上げるのは実は結構難しいものです。
 ● 2016年10月22日(土) NHK文化センター
札幌

 そろそろ本屋さんに買いに行かねば…と思っていた「真田丸」のストーリー・ブック。
 ふと見ると、我が教室の受付に沢山並んでいたので一冊買って帰ってきました。
 考えてみれば、広い意味では私もNHKの一員だったんですよね(笑)。
 ● 2016年10月21日(金) チケット確保!
札幌

 一般発売初日の昨日はネットがなかなか繋がらず、そうこうしていうるちに全席完売になってしまった日本シリーズ札幌開催分のチケット。
 今朝になってもう一度覘いてみたらあっさり取れてしまいました。
 一旦予約が埋まったものの、期限内に引き取られずに戻された席が結構あったのでしょう。
 なるほど、予約サイトに書かれている発売条件や残席状況の更新タイミング等々、しっかり確認してみると色々ヒントが隠れている気がします。

 昨晩の初雪、思いのほか本格的に降っていたようです。
 北陸地方のような湿雪ですが、外に出てみると道端の雪がまだ溶けずに残っていました。
 ● 2016年10月20日(木) 初雪
札幌

 夜になって外を見ると、雨が雪に変わっていました。
 平年より一週間以上も早い初雪に、ちょっと驚いてしまいました。
 そろそろコートを出しておかないと…。
 ● 2016年10月19日(水) NHK文化センター
札幌

 いわゆる植物画ではない、風景画の中の草や木の描き方について生徒さんから質問を頂いたので、ちょうど入稿間際で手元にあった原画をお見せしながら色々説明させて頂きました。
 同じ種類の草や花であっても、モチーフとの距離や絵の大きさなどによって描き方は異なるということ。
 また、同じ色鉛筆でも指先の動かし方次第でさまざまな表現ができるということを、きちんと実例を示しながらお話しできたのは良かったかなと思います。
 そうそう都合よく、頂いた質問内容に沿った原画が手元にあることは滅多にないので、今日出席された生徒さんはちょっとラッキーだったかも知れませんね(笑)。
 ● 2016年10月18日(火) 大通公園
札幌

 朝から締切前のイラストの仕上げ作業を頑張って、ようやく終わった頃には外は薄暗くなっていました。
 気がつけばすっかり日が短くなったものです。
 秋らしい風景も、今のうちにしっかり見届けておかないとすぐに終わってしまいそうですね。
 ● 2016年10月17日(月) 秋桜
札幌

 時々、教室で生徒さん達を前に語った蘊蓄がそのまま自分に返ってくるような場面があります。
 色の使い方とか、手前と奥との描写の違いとか、「そうそう、こういう時にはこうしなさいって喋ったよなぁ…」などと自分で思い出しながら描いています。
 常々思っていることですが、教える仕事って何より自分自身にとって良い勉強なんですね。
 ● 2016年10月16日(日) 祝・日本シリーズ進出!
札幌

 絶望的な初回4失点からの逆転劇!
 そして最後は「指名打者・大谷翔平」が投手に回って最速165キロ!!
 万が一にも日本シリーズ進出を逃したら、どちらが優勝チームだか分からなくなってしまうところでしたが…。
 レギュラーシーズン終盤同様、またしても野球マンガみたいな劇的な展開でクライマックスシリーズ突破です♪
 ● 2016年10月15日(土) あと1勝が…。
札幌

 このまま勢いに乗って決めてしまうかと思いきや…。
 下駄を履くまで分からない…ってやつですね。
 ファイターズはアドバンテージ含めて3勝目、対するホークスは2勝目ですからまだまだ優位に立っているはずなのですが…。
 ● 2016年10月14日(金) ライオン像
札幌

 久しぶりに街に出てみると、ライオン像がハロウィン姿になっていました。
 昨日は逆転負けのファイターズ、今日は初回4得点を守り切って日本シリーズ進出に王手です♪
 ● 2016年10月13日(木) 恐怖のドライブ・中山峠編
中山峠

 ちょっと久々のカミサンの自動車練習。
 今回は洞爺湖方面まで足を延ばすそうです。
 移住以来、ずっとクルマに縁のない生活を続けてきたので、中山峠を越えるのも実は今回が初めてです。

洞爺湖

 こういう場所もクルマでなければなかなか来る機会はないでしょう。
 洞爺湖を見下ろす展望台。
 いかにも昭和の観光地っぽい、ちょっと懐かしいような雰囲気でした。

有珠

 復路は一気に高速道路で…。
 虻田洞爺湖インターから道央自動車道に入ると、ほどなく「高速道日本一 橋長1770m」と記された看板が見えました。
 その筋の方々の間では結構有名なポイントなんでしょうか?

ウトナイ湖

 札幌に戻る前に、苫小牧東インターで降りてウトナイ湖にも寄ってみました。
 上空には数分おきに飛び交う飛行機、そして湖畔にはまだ3羽ほどですが白鳥の姿がありました。
 もう少し鳥たちが多い時期にまた訪れてみたいところです。
 ● 2016年10月12日(水) NHK文化センター
札幌

 敢えてこのタイミングで旅程を組んだのですから当然といえば当然ですが、札幌に戻ってくるなり急にバタバタと慌ただしくなってきました。
 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座、そして夜にはクライマックスシリーズ・ファイナルステージの第1戦…。
 とりあえず、「リアル二刀流」の大谷翔平投手で大事な初戦をしっかり勝てたのは幸いでした。
 己の仕事の状況等々も含めて、まだしばらくは気の抜けない日々が続きそうです。
 ● 2016年10月11日(火) 羽田空港から帰札の途に
羽田空港

 夕食はいつもの羽田空港第2ターミナルのレストランで。
 飛行機を眺めながらカレーライスを頂くのが帰札前のささやかなお楽しみです。

羽田空港

 ここ数日、エア・ドゥのB767で機材整備の為(?)の欠航・遅延が相次いでいるようです。
 私が乗る21時発の最終便は小型のB737なので影響はなさそうですが、その1便前、20時15分発の便が使用機到着遅れで30分遅延とのアナウンスがあって、もしやと思って調べてみるとやはり機材はB767でした。

 20時半過ぎ、いつもと同じ最終便の56番搭乗口に向かうと、隣のスポットには特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」の姿がありました。
 どうやら遅延便はこの飛行機だったようです。

エアドゥ

 新千歳空港への着陸態勢に入る頃、翼の下には噴火湾の漁火が延々と広がっていました。
 ● 2016年10月10日(体育の日) 「グランシャリオ」のモーニング
東京

 たまたま今朝は「カシオペア」のツアー列車が走ると訊いて、早起きして見送りに行ってみることにしました。
 個人的に少々想い出のある尾久の車両基地での回送列車の出発風景。
 赤い電気機関車はむしろひと昔前の「北斗星」のイメージで、なおさら懐かしく感じられました。

グランシャリオ

 せっかくなので朝食は東川口の食堂車レストラン…「グランシャリオ」さんで。
 モーニングタイムは土日祝日のみの営業なので、なかなか私の滞在予定と合わなくて滅多に行くことができません。
 実は宿泊先のホテルにも朝食はあったのですが、やっぱり今回はこちらを選んでしまいました。
 ● 2016年10月9日(日) 東京へ
新千歳空港

 土曜日と水曜日の講師のお仕事の狭間で、しかもファイターズの試合のないクライマックスシリーズ・ファーストステージ期間中…。
 ここしかない!というタイミングで上京予定を捻じ込んでしまいました(笑)。
 向こうで細々とした用件が溜まっていたので、今のうちに少しでも片付けてこようと思います。

エアドゥ

 予報では広い範囲で天気が崩れる見込みとか…。
 実際、札幌を出るとほどなく雨が降りだしましたが、嬉しいことに新千歳空港の上空だけはちょうど晴れ間が広がっていました。
 やはり気流が不安定なようで時々怖い位に揺れましたが、機窓の風景が楽しめただけで大満足です♪

東京

 東京では、ちょうど日比谷公園で「鉄道フェスティバル」が開催されているのを思い出してちょっとだけ覘いてみたのですが、とにかく大変な賑わいに圧倒されて早々に退散してしまいました。
 それでも、以前お仕事でお世話になった方や、ネットを通じてしか接点のなかった方など、会場内では何人かの方と直接ご挨拶することができたのは幸いでした。
 人混みは苦手…と、ついつい一歩退いてしまう性分ですが、やっぱりこういう機会も大切にしないといけませんね。

 宿に向かう途中、ふと途中駅で降りてみると綺麗な夕焼け空が広がっていました。
 ● 2016年10月8日(土) NHK文化センター
札幌

 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆講座。
 今日から10月期が始まり、また新しい生徒さんも参加して下さいました。
 楽しみながら続けて頂けるよう、私も講師として頑張らねばと思います。

 教室の向かいの市営団地はすっかり更地になってしまいました。
 この後、ここには何ができるのでしょう…?
 ● 2016年10月7日(金) 回転寿司
札幌

 久々の回転寿司。
 カミサンの大好物なのは分かりますが、黙っていると何皿でも玉子ばかり取り続けるので「魚も食べなさい!」と言い聞かせておきました。
 ● 2016年10月6日(木) 山のある風景
札幌

 山のある風景を描くのは結構大変です。
 微妙な凸凹を辿っていくのも神経を遣いますが、天候や光の具合によっては、そこに山があること自体に気付かないこともありますから、本当にこのような見え方で良いのだろうか?という疑問や不安はなかなか拭えません。
 しかも、その地域の方々にとっては想い入れのある見慣れた風景ですから、適当に誤魔化して描いてしまうわけにもいきません。
 結局のところ、一度や二度訪れただけでは判ったような絵は描けないんだな…という、あたりまえのことを再認識させられることになります。

 オレは知ってる!判ってる!…と思ってしまうことが一番危険。
 絵に限らず、あらゆる仕事でも、人間関係でも同じことなんでしょうね。
 ● 2016年10月5日(水) 駅前通り
札幌

 パ・リーグ優勝の垂れ幕と市電と絡めて撮りたかったのですが、クルマや歩行者に遮られてしまってなかなか思い通りにはいかないものです。
 歩車分離信号の青信号横断中、一瞬のタイミングを狙って何度か挑戦してみたものの、電車の顔がちゃんと写っていたのは結局この一枚だけでした。
 ● 2016年10月4日(火) 写真整理
札幌

 初めて訪れた2008年10月からの、えちぜん鉄道の取材写真だけを抜き出してひとつのフォルダに集めてみたら6万枚以上もありました。
 これでは必要なカットを探し出すだけでも大仕事ですね。
 何か上手い整理方法を考えないと…。
 ● 2016年10月3日(月) 雨
札幌

 そろそろ散髪に行こうかと思っていたのですが、雨で億劫になって諦めてしまいました。
 今日は自宅作業に専念です。
 ● 2016年10月2日(日) 真田紐
札幌

 流行りものを追っているように思われるのも悔しいので書き添えておくと、真田紐のストラップはもう一年以上前から付けています(笑)。

 犬伏から九度山まで、ここ数回で一気に進んでしまった「真田丸」。
 とりわけ、ほんの一瞬の描写で終わってしまった関ヶ原の戦いなど、巷でも随分話題になっていたようですが、なるほど、確かに真田から見た関ヶ原ってこういう展開だったんだよなぁ!…とストンと納得、そしてすっかり感心してしまいました。
 あたりまえの事ですが、ひとつの物事でも、その人の立ち位置、目線によって見える風景はまるで違うということ。
 己の立ち位置、あるいは立つべき位置をしっかり認識しておくことが、きっと私のような仕事でも大切なんだろうなと少し真面目に考えさせられました。

 例えば「北斗星」について何か語れと言われたとして、「昭和63年3月、青函トンネル開業と同時に走り始めた寝台特急で…」などという解説は誰も期待してはいないでしょう。
 では、どういう言葉で何を語れるのか?
 それをひたすら考え抜くことが私の仕事なんだと思っています。
 ● 2016年10月1日(土) 安堵感
札幌

 いつも観たくて観ているくせに矛盾するようですが、少しの間、野球を観なくて済むと思うと内心ホッとします(笑)。
 今のうちに腰を据えて仕事に専念しておかないと…。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年9月30日(金) シーズン最終戦
札幌

札幌

札幌

札幌

 本拠地で、しかも最後の一戦で優勝決定!…という劇的なストーリーも一時は思い描いてしまったのですが、さすがにそこまでもつれるのは怖すぎますし、何より勝敗関係なく、穏やかな気持ちで今日の試合を見届けられたのはむしろ幸運だったのかも知れません。
 最高のお膳立てで迎えられたシーズン最終戦は武田勝投手の引退試合。
 本当に不思議な存在感のある選手でした。

 デビューから見てきた選手、主力級だった選手が次々とチームを離れていく一方、コーチやスタッフ、あるいは地元局の野球解説者になって戻ってきたり…。
 北海道移転13年目、あの日本一からも早10年、ずっとひとつのチームを応援し続けるというのはこういうことだったんだなと、毎年教えられるような思いです。
 ● 2016年9月29日(木) 優勝翌日
札幌

 優勝翌日といえばいつもの道新スポーツ争奪戦(笑)。
 昨晩はずっとTVにかじりついていて号外をもらいに行けなかったので、これだけは何としても手に入れておかねばなりません。
 本州のファイターズファンの友人にも送ろうと、朝6時過ぎに近所のコンビニに買いに行ったのですが結局2部しか入手できませんでした。
 ● 2016年9月28日(水) パ・リーグ制覇!
札幌

 何度チャンスを作っても得点できない苦しい展開の中、レアード選手のソロホームランの僅か1点を守り切り、そして9回裏1死1塁、ホームランが出ればサヨナラ負けの場面をしっかり凌いで大谷翔平投手の見事な完封勝利!
 最後の最後まで、まるで出来過ぎた野球マンガみたいなものすごい展開でした。

 ともかく決まって良かった…。
 そして何より、このチームを応援し続けてきて本当に良かったです!
 ● 2016年9月27日(火) 下描き中
札幌

 何かと落ち着かない状況ですが、とりあえず今夜は自分自身の作業に専念です。
 早く決めてしまわないと…。
 ● 2016年9月26日(月) M1!!
札幌

 昨日の応援疲れはともかく、今日は突発的な後方作業(?)が色々続いて、肝心の制作のほうはあまり捗りませんでした。
 根っからの不器用ゆえ、二つ以上の物事を同時に進めるのはどうしても苦手ですが、仕事である以上、もう少し効率的に取り組んでいかないといけませんね。

 今夜のファイターズ、またもサヨナラ負け必至の展開から奇跡的なファインプレーで辛勝!
 そして2位ホークスが延長サヨナラ負けを喫して遂にマジック1!!
 とは言っても、もしウチが残り3戦全敗して、ホークスが残り4戦全勝したら…などと気を揉んでしまう私のような人間は、やっぱり勝負の世界には向いてないんでしょうね(笑)。
 ● 2016年9月25日(日) 延長サヨナラ!!
札幌

 敗色濃厚の終盤8回にギリギリ同点に追いついて、最後は延長11回裏、2死3塁からまさかのサヨナラ暴投…!!
 相手チームをパワーで圧倒するような戦いより、むしろこういう不思議な勝ち方をしてしまうシーズンのほうが強いものです。
 我らがファイターズ、残り4試合でマジック3…。
 あとは祈る思いで応援するのみです。

札幌

 球団新記録のシーズン84勝、そして北海道移転後初めての200万人突破!
 久々の札幌ドーム観戦は忘れられない一戦になりました。
 ● 2016年9月24日(土) NHK文化センター
札幌

 先々週、工事用の足場が組まれていた教室の向かいの市営団地。
 今日は重機が入っての解体工事が始まっていました。
 2時間の講座の間にも作業が随分進んだようで、帰る頃には手前の1棟はほぼ姿を消してしまいました。

札幌

 今日もカミサンがクルマで迎えに来ていました。
 さすがに運転のほうも少しずつですが上達しているようです。
 ● 2016年9月23日(金) 雨上がりの夕方
札幌

 まるで水彩画みたいな空の色でした。
 夕方の西4丁目交差点。
 次の電車が来るまでの数分ほどの間にも刻々と色が変わり、絵描き的には色々イメージが膨らみますが、その一瞬を作品として捉えなければならない写真家さんはきっと大変なんだろうなぁ…などとも考えてしまいました。
 ● 2016年9月22日(秋分の日) 天王山!
札幌

 昨日は絶体絶命、サヨナラ負け必至の9回裏2死2・3塁から、まるで野球マンガみたいな奇跡のファインプレーで薄氷の勝利!
 そして今日も接戦をどうにか制して、シーズン最終盤・今季最後のホークスとの首位決戦は我らがファイターズの2連勝!!
 この2日間、何度心臓が止まりそうになったことか…。

 とりあえず数字上では、リーグ優勝に向けて俄然優位に立ったわけですが、でも残り7試合でマジック6ですからまだまだ気は抜けませんね。
 この先、大事な場面でガップリと応援できるよう、まずは目先のお仕事をしっかり片付けておこうと思います。
 ● 2016年9月21日(水) 完成間近
札幌

 ひたすら必死に頑張っていると見えなくなってしまうものもありますから、こういう時こそ、お茶でも飲みながら見直す時間は必要かも知れません。
 描きかけの作品をしばし眺めて、いくつか大切なポイントを確認したら家に戻って作業を続けることにします。
 ● 2016年9月20日(火) 月例会
札幌

 今夜は西8丁目電停前の「炭焼亭」さんで札幌LRTの会の月例会。
 でも残念ながら締切前なので最初の乾杯だけで失礼してしまいました。
 (しかも全くの下戸なのでウーロン茶1杯だけ…)
 また日を改めて、美味しいお料理を頂きに行かねばなりませんね。
 ● 2016年9月19日(月) 条件反射
札幌

 模型収集に熱心なほうではありませんが、この色の電車だけは見つけるとつい手が出てしまいます(笑)。
 いずれも今では市販されていない8〜9年前の製品ですが、出先などで中古品を探してはチマチマ買い集めているうちに結構な数になってしまいました。
 原画展の会場にイラストと並べて飾ってみようか…とか、じっくり手を加えて一番好きだったあの車両を再現してみようか…とか、妄想だけは色々広がってはいるのですが…。
 ● 2016年9月18日(日) 植物の絵
札幌

 植物の絵を描くのはなかなか大変です。
 とりわけ、いわゆる植物画ではなく、風景の中に密集している草花や木々を描く時には結構神経を遣います。
 実際の風景の中でも、一本一本まで鮮明に見えるわけではありませんから、忠実に描き込み過ぎても、逆に描写が緩すぎても違和感が出てしまいます。
 このあたりの微妙な感覚は、やっぱり描きながらその都度考えていくしかなさそうですね。
 ● 2016年9月17日(土) レジェンドマッチ!
札幌

 そうそう、こんな時代もあったんだよなぁ…としみじみ語り合ってしまうほど、気がつけば長い時間が経っていたんですね。
 今日のファイターズは北海道移転当初のユニフォームで戦う一夜限定「北海道レジェンドマッチ」。
 選手応援歌も当時の主力選手のものに替えて、更には稲葉ジャンプならぬ「中田ジャンプ」!
 そして9回には、あの頃と変わらぬ姿でマウンドに立つ守護神・武田久投手…。
 愛情を込めて敢えて言うなら「全然強そうじゃないのに、よく分からないけど勝ってしまう」…十年前、2006年のあの日本一の時の不思議な勢いを思い出します。

 この一戦が一夜の夢に終わらずに、いよいよ佳境の優勝争いに繋がる大きなステップになってくれることを願いつつ…。
 ● 2016年9月16日(金) 夕刻
札幌

 いつものことですが、本州から戻ってくると急に季節が進んでしまったように感じます。
 日没も随分早くなってしまったようです。
 今日は原稿の確認と、仕掛中のイラスト作業数点など。
 仕事とはいえ、何日か出掛けているとどうしても机上作業が滞ってしまいますから、これから腰を据えてペースを戻していかないといけませんね。
 ● 2016年9月15日(木) 恐怖のドライブ・藻岩編
札幌

 「クルマの後輪って左右に曲がらないんだね〜!」と、今さらのようにカミサンが言い出したので私のほうがビックリしました。
 運転練習の参考にと、私が撮って渡した写真を見て初めて気付いたようです。
 道理でバックでの車庫入れなど、時々妙な挙動をしていたわけです。
 まぁ、早いうちに気付いてくれて良かったです(笑)。

札幌

 今日の目的地は藻岩山麓のお洒落なカフェ。
 さすがにクルマでないとなかなか行けないお店です。
 ● 2016年9月14日(水) 帰札の途に
羽田空港

 気温はせいぜい20度台の半ば位だったと思いますが、それでも湿度のせいか、それとも荷物を持って色々歩きまわっていたからか、妙に蒸し暑さが応える一日でした。
 ようやく涼しい札幌に戻れると思うと少しホッとします。

羽田空港

 離陸前は首位だったのに、新千歳空港に着いた時には既に陥落していました。
 気の抜けない、胃の痛くなる日々はまだまだ続きそうです。
 ● 2016年9月13日(火) 雨のグランシャリオ
グランシャリオ

 今日の用事に向かう前に、東川口の「グランシャリオ」さんに寄らせて頂きました。
 降り続く雨の中、停まったままの食堂車を眺めていると、福島あたりの大雨でしばしば足止めされたのを思い出します。

グランシャリオ

 「蕎麦ランチ」は今回が初めてです。
 北海道をイメージされたという鮭イクラ丼に嬉しくなりました。
 ● 2016年9月12日(月) えちぜん鉄道
えちぜん鉄道

 今日のような天気が良くない日は、沿線風景よりもこういう駅構内などの情景取材に専念したほうがよさそうです。
 えちぜん鉄道・福大前西福井駅での「キーボ」と「フクラム」の行き違いシーン。
 動きだすタイミングが微妙なので、何度挑戦してもなかなか思い通りには撮れないものです。

えちぜん鉄道

えちぜん鉄道

 天気に恵まれなかったおかげで…と言っては語弊がありますが、久しぶりに勝山まで足を延ばして「えち鉄カフェ」さんにも寄らせて頂くこともできました。
 新メニュー(?)のパンケーキセットも初挑戦です♪

北陸新幹線

 取材にせよ、打合せにせよ、「来てしまったほうが早い!」という場面はやっぱり少なくないでしょう。
 本当はもう少しゆっくりしていきたいところですが、それでもお仕事としては充分すぎるほどの成果はありました。
 今回は旅の疲れが溜まらぬうちに札幌に戻って、昨日今日の風景も含めて早いうちに絵に描いてしまおうと思います。

 今夜は金沢経由、最終の北陸新幹線で東京に向かいます。
 ● 2016年9月11日(日) 関ヶ原から越前へ
新千歳空港

 旅の始まりは新千歳空港行き、大谷選手の快速エアポートで…。
 幸先の良いスタートです♪

エア・ドゥ

 羽田便だと太平洋側を八戸方面に向かうはずですが、西のほうに向かう便は函館から蟹田をかすめて日本海上空に抜けるようです。
 津軽海峡の本州側には、一目でそれと分かる北海道新幹線の高架橋と、その先には青森の街が見えていました。

中部国際空港

 中部国際空港セントレアに到着!

しらさぎ

 強い向かい風の影響とかで10分ほど着陸が遅れて、空港から先の乗り継ぎがちょっと慌ただしくなってしまいました。
 名鉄電車で名古屋に出て、今回は在来線の特急「しらさぎ」で米原〜福井方面に向かいます。
 福井まで約2時間、最近は車内販売が無いのでしっかり食糧を用意しておかないと…。

関ヶ原

 敢えて在来線経由にした理由のひとつは何といっても関ケ原越え。
 先月、福井からの帰路ではよく分からぬままバタバタと通過してしまったので、どのあたりで何が見えるか、今回はあらかじめ予習してから乗ってみることにしました。
 まずは関ヶ原駅通過前、車窓左手のあのあたりが徳川家康が布陣した桃配山のようです。

関ヶ原

関ヶ原

 鳥居から線路を横切って続くのは若宮八幡神社の参道。
 こちら側を更に登った先が大谷吉継陣跡で、向こう側の松尾山から小早川秀秋が裏切って攻めてきた…という感じでしょうか?

 長浜とか、敦賀とか、この先も歴史好きにはそそられる駅名が続きますが、残念ながら観光の時間はありません。
 賤ヶ岳から越前・北ノ庄城へと逃れた柴田勝家公を思いつつ、一路福井を目指します。

えちぜん鉄道

 まだ陽のあるうちに福井に着けました。
 明日は天気が悪そうなので、気持ちの良い沿線風景を見ておくなら今のうちが勝負でしょう。
 すぐにえちぜん鉄道に乗り換えて、日没まで沿線取材に走り回ります。

福井

 今夜はひさびさのヨーロッパ軒さん♪
 ● 2016年9月10日(日) NHK文化センター
札幌

 教室の向かいの市営団地の解体工事が始まったようです。
 ふと見るとたくさんの便器が並んでいました(笑)。

札幌

 午前中いっぱいの講師のお仕事を終えると、習熟運転を兼ねてカミサンが迎えに来ていました。
 そういえば、こんな本格的な雨の中での運転は初めてだったかも知れません。
 「ワイパーが勝手に動き出した!」とか、「止まらなくなった!!」とか、運転しながら大騒ぎしています(汗)。
 ● 2016年9月9日(金) 返り咲き
札幌

 ファイターズ、再び首位…。
 大事な時期なので一喜一憂せずに見守ろうと思います。
 ● 2016年9月8日(木) 断る勇気
札幌

 「無理するな…」という気休めみたいな言葉は好きではありませんが、無理の仕方にもセンスというか、バランス感覚が必要なのかな?とは思います。
 元々かなりスケジュールが詰まっていた時期に新しいご依頼をふたつ頂戴して、熟慮の末、ひとつはお受けして、申し訳ないのですがもうひとつは辞退させて頂くことにしました。
 勿論、決して選り好みしたわけではなく、辞退させて頂いたほうは枚数が多いのでどう頑張っても期限内にはまず不可能。
 もう一方は、枚数的にも内容的にも、まぁ、頑張ればなんとか捻じ込めるかな?といったものでした。
 とは言え、無理して捻じ込んだ結果として、先約の別件作業に影響を及ぼしてしまっては元も子もありませんから、作業はつくづく慎重に進めなければと思います。
 「断る勇気」という言葉の重みを、フリーランスの仕事を続けているとしばしば考えさせられます。
 ● 2016年9月7日(水) NHK文化センター
札幌

 花の描き方を教えて欲しいと言われたので、数年前に描いた「福寿草と蒸気機関車」を見本として配布したら、なぜか福寿草よりも蒸気機関車のほうに質問が集中してしまいました。
 「あくまで主役は花ですから、汽車のほうは誤魔化しても、省略しても良いんですよ!」と最初にお断りしたのですが…。

 一応、基本的なパースの取り方や外観上の特徴、それに色の使い方など、実演を交えつつできるだけ噛み砕いて説明させて頂いたものの、やはり普段見慣れた電車などとは根本的に違うので、こだわりをもって描こうとすると若干の予備知識は必要なのかも知れません。
 最後は「もし、どうしても分からなかったら『C56』で検索してみて下さい」と言って説明を終えたのですが…本当にこういう教え方で良かったのでしょうか?(汗)
 ● 2016年9月6日(火) 24色!
札幌

 今度のお仕事に限って普段使わない色が必要になり、画材屋さんに買いに行こうと思ったら「ファーバーカステルならあるよ!」と言ってカミサンが貸してくれました。
 アルブレヒトデューラー水彩色鉛筆の24色セット!
 私は今でも入門用の12色セットですから、画材に関しては完全に負けています(笑)。

 使ってみると、やっぱり色数が多いと便利なんだなぁ!…とつくづく感じます。
 とりわけ今回は少々特殊な内容だったので、普段の12色だけではちょっと厳しかったかも知れません。
 でも、「12色から混色して…」という描き方が指先にすっかり染みついてしまっているだけに、こういう特殊なケースを除いては、逆にここまでの色数はなくても大丈夫かな?とも思います。
 ともあれ、我が家にこういう隠し球があると分かっただけでも収穫です。
 普段の作業は12色で充分ですが、いざという時にはまたカミサンから徴用するとしましょう!
 ● 2016年9月5日(月) 昔の市電を訪ねて
札幌

 市内の建設会社さんで古い市電車両を保存・公開していると訊いて観に行ってきました。
 事務所を訪ねて見学の許可をお願いすると、突然の訪問にもかかわらず大変親切に応対して下さいました。
 引退後、既に40年以上が過ぎている古い電車ですが、今年になって再整備が行われたそうで、まるでつい先日まで現役で走っていたかのような美しい姿。
 社員さん達の電車への愛情が垣間見えるようで嬉しくなりました。
 ● 2016年9月4日(日) 市電フェスティバル
札幌

 毎年恒例の「市電フェスティバル」。
 今回も「市電の会」コーナーで原画展示をさせて頂きました。
 毎年訪ねてきてくれる友人知人や、「スロウ」連載の読者さんなど、色々な方に声を掛けて頂けて嬉しい限りです。

札幌

 お客様が途切れた隙にちょっとだけ抜けだして会場内を回ってみると、車両工場ではちょうど分解整備中のササラ電車が展示されていました。
 ● 2016年9月3日(土) 歯医者さん
札幌

 1週間ぶりの歯医者さん。
 仮の詰め物は本物の金属に置き換わりましたが、まだ細々とした治療は続きそうです。
 気疲れなのか、それとも痛みを我慢しているだけでも案外体力を消耗するものなのか、家に戻ったら耐え難いほどの睡魔が襲ってきました。
 今夜のうちに進めておきたい作業は残っているのですが、とりあえず少し仮眠しないとどうにも無理そうです。
 ● 2016年9月2日(金) 昼夜逆転
札幌

 わざわざ夜中に仕事しなくても…。
 早く寝て、早起きして頑張ったほうが効率的なのに…と言われてしまいそうですが、日中はとにかく蒸し暑くてまともに仕事ができないので、今は昼夜逆転で乗り切るしかなさそうです。

 こういう時、ふと思い出すのが、大袈裟でなく過労死寸前まで追い込まれていたサラリーマン時代。
 「残業なんて能力のない奴がやることだよ!」と学生時代の友人に笑われたことがありましたが、そもそも彼は能力ではなく、業種として残業が発生しえない職場でした。
 自分にとって一番苦しい時期にそういう話が度々あっただけに、今でもこの種の「リアリティのない正論」を耳にすると、半ば生理的に嫌悪感をもよおしてしまいます。
 一見無駄や不合理に見える物事でも、それなりにやむを得ない事情があって、そういう諸々の事情が複雑に絡み合って現実社会があるということ。
 当たり前のことですが、とりわけ人と接する時には常々肝に銘じておかねばと思います。
 ● 2016年9月1日(木) 架線トラブル
札幌

 電停に人が溢れていたので何事かと思ったら、すすきの付近で架線トラブルがあったようです。
 市電は駅前通り区間を止めて折り返し運転に。
 運休区間の狸小路電停には職員さんが立って、西4丁目・すすきの電停から乗るようにと案内されていました。
 こういう時、現場の皆さんは大変だなぁ…と同情しつつも、案外手際よく折り返し運転に切り替えられるものなんだな!と、ちょっと感心しながら眺めてしまいました。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年8月31日(水) NHK文化センター
札幌

 このたびの台風10号による災害で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 一日も早く平穏な日々が戻ることをお祈りし致しております。

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 教室の窓から見える列車がいつもより随分少ないことに気付きました。
 函館行きも、帯広・釧路方面も、特急列車はことごとく運休になっているようです。
 ● 2016年8月30日(火) 台風接近
札幌

 体調に異変をきたすほどの蒸し暑さ。
 これも接近中の台風10号の影響でしょうか?
 夜中になって、ようやく仕事机に向かえる程度にはなりましたが、窓を開けるのも怖い位の荒れ模様です。
 ● 2016年8月29日(月) 新作
札幌

 新しいポストカードが刷り上がってきました。
 前々から、「こういう絵柄も挑戦してみたいなぁ…」と思っていた作品たちです。
 発売予定などは決まり次第、Webサイト・ブログ等でご案内させて頂きますのでご期待下さい!
 ● 2016年8月28日(日) 丘珠空港
札幌

 台風の影響でキャンセルした航空券の返金手続きの為、丘珠空港まで行ってきました。
 ついでにターミナルビルのレストランでランチを頂いてから空港緑地へ。
 どのあたりで構えていれば良いのかなぁ…と迷っているうちに、お目当ての飛行機がやってきてしまいました。
 飛行機に関してはまだまだ修行不足です。
 ● 2016年8月27日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 お盆休みを挟んだ関係で、土曜クラスは前回から1ヶ月ほど間を空けての開催です。
 久々なので、教える側も色々思い出しながら進めていかなければ…と思っていたのですが、描きかけの作品や新たに描きたい題材、質問したい内容などを皆さんそれぞれ整理して臨んて下さっていたので随分助かりました。

 終了後、ふと見ると釧路方面行きとおぼしき特急列車が窓の向こうを通過していきました。
 先日の台風の影響で、路線によってはまだ運休が長引いているところもあるようですが、こちらのほうはもう平常に戻っていたのでしょうか?
 ● 2016年8月26日(金) 一日天下
札幌

 午後から歯医者さんへ。
 治療中の痛みはともかく、仮の詰め物のまま1週間ほど過ごさなければならなくなると思うとちょっと憂鬱になります。
 しばらくは柔らかいものだけ食べて過ごさないといけませんね。

 ファイターズはよもやの一日天下…。
 ● 2016年8月25日(木) 首位!!
札幌

 「マイナス0.5ゲーム差」の2位から、とうとう正真正銘に「首位」に…。
 明日からは追われる立場、まだまだ気は抜けませんね!!
 ● 2016年8月24日(水) 台風の影響で…。
鉄道博物館

 本当は午前中の飛行機で網走方面に向かう予定だったのですが、調べてみると網走から先のJRが今日も終日運休とのこと。
 無理して出掛けて行っても先に進めない…どころか、札幌に戻ることすらできなくなってしまいそうなので、今回は先の旅程は諦めることにしました。
 しかも、それに気づいたのが昨日の深夜23時50分頃で、慌てて女満別便をキャンセルして、前日割引で今夜の新千歳便の空席を押さえて、支払いまで済ませたのがギリギリ23時59分…。
 あと十数秒ほど遅かったら、更に一万円以上高い普通運賃で買わざるを得なくなるところでしたから、まったく運が良いのか、悪いのか…?

 とりあえず、夕方まで空いてしまった今日の予定。
 外は歩くのも辛いほどの蒸し暑さなので、冷房の効いた場所に逃げ込んでやり過ごすことにしました。
 涼しくて、座る場所も沢山あって、こういう時はやっぱり鉄道博物館ですね(笑)。

鉄道博物館

 見ると、すぐ脇の試運転線を蒸気機関車が走っていました。
 博物館のアトラクションではなく、あくまで隣の車両工場の業務としての試運転ですから、そう滅多に見られるものではありません。
 思いがけぬ幸運です♪

靖国神社

 今年もまた8月のうちにお参りすることができました。
 平和と繁栄の礎になって下さった先人の方々へ、感謝の想いで手を合わせてから帰途につきます。

羽田空港

 夕食はいつもの羽田空港ターミナルのレストランで…。
 前回は中部国際空港経由でしたから、こちらに寄らせて頂くのも久々のような気がします。

羽田空港

 普段は大抵、東京タワーやレインボーブリッジが見える左側の窓側席を取るのですが、混み合っていたので今回は右側席。
 でも、こちら側の風景もなかなか悪くありませんね。
 21時発のいつものエア・ドゥ最終便。
 東京湾の上空からは、ちょうどファイターズ戦真っ最中のQVCマリンフィールドらしき明かりも見えました。

新千歳空港

 どうやら一本前の便が特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」だったようです。
 羽田空港のレストランからも一瞬見えた機体が、新千歳空港の隣のスポットに停まっていました。
 ちなみにQVCマリンのファイターズは終盤8回、杉谷選手の決勝打で見事接戦を制していたようです。

 思わぬ形で旅程短縮、取消手数料等も含めてちょっと大変な旅になってしまいましたが、このタイミングで出掛けたからこその有意義な成果も多々ありました。
 とりあえず、無事に戻ってこられただけでも感謝しないといけませんね。
 ● 2016年8月23日(火) あれから一年
東京

 朝から久々の都営バス移動。
 新宿駅前の乗り場が分からずちょっと迷ってしまいました。
 東京を離れて十数年も経つと、だんだん街の規模についていけなくなるものなんですね(笑)。

グランシャリオ

 もう走らない食堂車…しかも現役時代の「北斗星」とはメニューも食器も異なるのに、肌感覚としてはむしろ今のほうが私の知っている「北斗星」に近く感じてしまうから不思議です。
 いくつか用事を済ませた後、今回も夕方前に東川口の「グランシャリオ」さんへ。
 たまたま他のお客様がいなかったのを良いことに、色々自由に撮らせて頂き、スタッフの方ともゆっくりお話させて頂くことができました。
 そういえば現役時代も、時期によっては本当に誰も乗っていないような日もあって、手持ち無沙汰な様子の乗務員さん達と話し込んですっかり長居してしまったこともあったなぁ…などとふと思い出します。

尾久

 そうそう、今日は8月23日。
 あのラストランからちょうど一年の節目だったんだなぁ…ということも、実を言えばついさっきまですっかり忘れていたのですが、昨日の盛岡、そして今日の東川口と、なぜか「北斗星」の足跡をしっかり辿ってきているのは自分でもちょっと不思議です。

 今夜の宿に向かう途中、久しぶりに尾久駅に降りてみると、車両基地の隅のほうには今も置かれたままの食堂車の姿がありました。
 ● 2016年8月22日(月) 台風接近の東北へ
北海道エアシステム

 先に通過していった台風11号と、これから向かってくる台風9号のちょうど狭間の穏やかなタイミングに当たったようです。
 先月に続いて二度目となる丘珠空港発の北海道エアシステム(HAC)三沢便。
 一時は天候調査のアナウンスも流れましたが、結果的には「安全に着陸できない場合は…」の条件が付くこともなく、定刻通りの出発となりました。

北海道エアシステム

 降り続いていた強い雨がいつのまにか上がり、離陸の時にはうまい具合に雲が途切れてくれました。
 上空から我が家が見えるかな?…と目を凝らしていたのですが、ちょうど我が家の真上あたりを飛んでいたようで、残念ながら窓から見つけることはできませんでした。

北海道エアシステム

 小川原湖を見下ろしつつ三沢空港へ…。
 思いのほか天候も荒れてはいないようです。

三沢

三沢

 三沢空港からの連絡バスを三沢駅前で降りると、4年以上も前に廃線となった十和田観光電鉄の駅舎が今もそのまま残っていました。
 線路こそ剥がされてはいたものの、ホームや待合室、それに私のポストカードなども販売して頂いていた出札窓口も当時のまま。
 しかも驚いたことに駅舎内の蕎麦屋さんは今でも営業中で、それも結構賑わっている様子です。

 もう訪れる機会もないだろうと思っていただけに感無量。
 本当は久しぶりに蕎麦でも頂いていきたかったのですが、先の予定も詰まっていたので残念ながらまたいつかの楽しみに…。

はやぶさ

 三沢から八戸乗換、東北新幹線「はやぶさ」で盛岡へ。
 台風による飛行機欠航の影響か、それとも本州ではまだ夏休みが終わっていないからか、駅も車内もとにかく大混雑!
 40分足らずの実に微妙な乗車時間ですが、今回ばかりは指定席を奮発してしまって正解でした。

盛岡

盛岡

 盛岡駅からバスに乗って岩手県公会堂へ。
 お世話になった方々へのご挨拶も兼ねて、館内で今日から始まった「いわてアートプロジェクト・メディアアート展」の私の展示会場に寄らせて頂きました。
 なにぶん遠隔地在住ゆえ、設営など全てスタッフの皆さんにお任せしてしまう形になってしまったのですが、とても良い雰囲気にまとめて下さっていて嬉しくなりました。

盛岡

 本当は最終の新幹線まで滞在するつもりだったのですが、台風の様子が心配なので早めに移動してしまったほうがよさそうです。
 夕飯にはまだ少し早いのですが、とりあえず盛岡冷麺だけは頂いておかないと…。

盛岡

 台風9号は関東地方に上陸してそのまま東日本を北上中。
 これから東北新幹線で東京方面に向かうので、ちょうど途中で真正面からぶつかる格好です。
 こういう状況でもまだ動いている新幹線って凄いなぁ!…と、ちょっと感心してしまいました。

盛岡

 ともかく足止めされることなくここまで来られただけでも幸運だったと思うべきでしょう。
 明日以降の予定は…また後でじっくり練り直そうと思います。

 仙台あたりで急に雨が激しくなってきました。
 車内にいると風の様子は分かりませんが、そろそろ台風にぶち当たったようです。
 ● 2016年8月21日(日) トリプル台風!
札幌

 台風11号が北海道に上陸、そして本州方面には9号・10号も…。
 明朝からの出張予定と完全にバッティングです!
 今のところ搭乗便の欠航予定は出ていないようですが、さて、無事に行って帰ってこられるのか…?
 ● 2016年8月20日(土) 原画整理
札幌

 自分の絵を並べて見返すと、反省点ばかりが気になってちょっと憂鬱になるものです(笑)。
 印刷物等に使って頂く為に貸し出したり、戻ってきたり…を繰り返すうちに整理が追いつかなくなりかけていた大量の原画たちを、もう一度制作順にきちんと並べ直しておきました。
 ● 2016年8月19日(金) 下描き中
札幌

 構図にせよ、色使いにせよ、調子の良い時ほど我流のアレンジを躊躇なく入れられる一方、調子が悪い時にはとにかく実物通りに描こうと必死になっている気がします。
 さて、今の状態はどうなんだろう?…と、醒めた目で時々突き放してみないといけませんね。
 ● 2016年8月18日(木) マイナス0.5差!?
札幌

 ファイターズ、今日も勝って遂に首位奪還!!…かと思いきや、勝率が僅かに1厘及ばず今日時点では2位のままとか。
 それにしても「マイナス0.5ゲーム差」って…!?
 ゲーム差では逆転したのにまだ2位ってどういう計算なんだろう?…と、プロ野球ニュースを見ながら首をかしげていたのですが、ふと見ると数年前に私が組んでカミサンに与えた「パ・リーグ順位表」のEXCELシートがしっかり「マイナスのゲーム差」にも対応していました(笑)。
 なるほど、分かったような、分からないような…。
 とりあえず、明日も勝って正真正銘「首位」になってくれると信じましょう!
 ● 2016年8月17日(水) NHK文化センター
札幌

 線路の描き方、特にレールと枕木とのバランスについて生徒さんから質問されて、「あれっ、どうやって描いてたかなぁ…?」と一瞬慌ててしまいました。
 勿論、自分自身で描くのであれば、何も悩まずサラッと描けてしまうものですが…。
 いつも当たり前のように描いているものほど、技法としてきちんと整理して、言葉で分かるように説明するのは難しいのかも知れませんね。
 単なる絵の上手下手ではなく、講師の仕事はそういう部分こそ大切にしなければと考えさせられます。

 台風7号の影響で、夕方から札幌でも雨がかなり激しくなってきました。
 帰りの地下鉄を降りると突然鳴りだした携帯の緊急速報。
 ついさっきまでいた新札幌にも避難準備情報が出されたようで、どんな状況なのか心配になります。
 ● 2016年8月16日(火) カシオペア
札幌

 上野行きのツアー列車「カシオペア」の運転日だったのを思い出し、久しぶりに札幌駅まで見送りに行ってきました。
 とりあえず、今日はこの一枚が撮れただけでも満足です♪
 ● 2016年8月15日(月) 終戦の日
札幌

 靖国神社にまでは行けませんでしたが、北海道神宮にお参りしてきました。
 今日は静かに手を合わせて、感謝と敬意を心に刻みたいと思います。
 ● 2016年8月14日(日) 来月の予定
札幌

 カードに頼らずコンビニ支払いって、もしかしたら今では少数派なんでしょうか?
 所望の日の安い航空券がまだ若干残っているのを見つけて、とりあえず予約を入れたら支払い期限が今日一杯だったので慌てて払いに行ってきました。

 今が色々、転機なのかな?とも思います。
 ずっと興味をもって臨んてきたものへの想いがすっかり萎えてしまう一方、今までとは違う、全く新しい題材に取り組んでみたくなったり…。
 そういう時期だからこそ、本当に大切な、これからもずっと続けていきたい題材には、多少無理をしてでもより深く関わっていかねばならないでしょう。
 その題材が地元よりも、むしろ遠い地域にあるというのはなかなか大変なものですが、ともかく訪れる機会を少しでも増やしていけるよう、諸々事情をやりくりしながら頑張ってみようと思います。
 ● 2016年8月13日(土) 晩夏?
札幌

 まだまだクーラーのない自宅にいるのは辛い季節ですが、それでも心なしか風が涼しくなってきた気がします。
 あと少しの辛抱、だと良いのですが…。
 ● 2016年8月12日(金) 筆
札幌

 新しい筆を買ってきたら俄然仕事がはかどるようになりました。
 同じメーカーの同等品ですが、並べてみると穂先がずいぶん擦り減っていたことに気付きます。
 やっぱり筆は消耗品と心得るべきですね。
 ● 2016年8月11日(山の日) 新発売!
札幌

 カミサンが欲しがっていた今日発売のファイターズグッズ…人気者レアード選手の「SUSHI」Tシャツ(笑)。
 オンラインショップでは早々に売り切れでしたが、市内の専門店を2軒ほど回ってどうにか手に入れることができました。
 でも実際に着て歩くにはちょっと恥ずかしいかも…?
 ● 2016年8月10日(水) 再び丘珠空港緑地
札幌

 もう一度、離陸風景が見たくなって足を運んでみたのですが、一昨日とは風向きが逆だったので、どの飛行機もお尻を向けて滑走路の反対側に飛び去ってしまうというのは不覚でした。
 でも、こうして見ると、むしろ着陸機のほうが距離が近くて迫力満点かも?…などと。
 まだまだ飛行機については勉強が必要ですね。
 ● 2016年8月9日(水) 今日も自動車練習
札幌

 市内でもクルマがないと行きづらいエリアのお店を何箇所か回ったものの、お目当ての商品はどこにも見当たらず、結局諦めて通販サイトで注文してしまいました。
 それでも、普段まず訪れることのないお店ばかりで結構楽しめましたし、何よりカミサンにとっては格好の運転練習にもなったようで、それなりに有意義な一日だったと思います。
 電車事業所前のいびつな五叉路、ただでさえ進路が複雑なところに軌道信号まであって最初はちょっと戸惑っていたのですが、少しずつコツが掴めてきたようです。

札幌

 夕方、我が家の上空を北海道エアシステム(HAC)の飛行機が通過していきました。
 写真は小さくなってしまいましたが、肉眼では尾翼の鶴丸マークまで見える位の近さです。
 丘珠空港ビル25周年記念の札幌上空遊覧飛行。
 残念ながら我が家は抽選に漏れてしまいましたが、一目眺められただけでもちょっと満足です。
 ● 2016年8月8日(月) 丘珠空港緑地
札幌

 クルマの窓からカード挿入口に直接手が届くようになりました!
 カミサンの運転も徐々に上達しつつあるようです。

札幌

 買い物で近場のお店をいくつか回った後、初めて丘珠空港緑地まで行ってみることにしました。
 街中からそう遠くない場所にこんな気持ちの良い場所があったんですね!
 また時々行ってみようと思います。
 ● 2016年8月7日(日) 千歳基地航空祭
千歳基地

 憧れの政府専用機と、去年は悪天候で飛べなかったブルーインパルス…。
 このシーンが見られただけでもう何も言うことはありません。
 ● 2016年8月6日(土) 恐怖のドライブ・夕張編
長沼町

 「みちみち3号線を進んで下さい…」とスマホのナビゲーション機能が突然言い出したので、「みちみち」って何だ!?と思ったら、どうやら「道道(どうどう)」のことだったようです(笑)。
 ちょっと久しぶりのカミサンの習熟運転、今回は長沼経由で夕張まで足を延ばしてみます。

長沼町

 札幌市内でまごついているうちに、そろそろお昼時になってしまいました。
 今年の4月、初めての習熟運転で訪れて以来の長沼町のカレー屋さん。
 スミマセン、ずっとインドカレーだとばかり思っていたら実はネパールカレーだったんですね!

栗山町

栗山町

 そういえば夕張に向かうルートって、かつての夕張鉄道の廃線跡に近いのかな?…などと思いながら走っていたら、いきなり目の前に駅舎が現れてビックリしました!
 写真では見覚えのある新二岐駅跡。
 まさに今走ってきた国道に沿って夕張鉄道が走っていたんですね。

夕張

 今日の目的地は三菱大夕張鉄道の南大夕張駅跡。
 道内の炭鉱鉄道の中では最後まで旅客営業を続けていた路線で、昭和62年の廃線まで使われていた古い客車たちがボランティアの方々の手によって大切に保存されています。
 往時を知らない私には、この客車たちを眺めて想像を膨らませることしかできませんが、今ここには置かれていない蒸気機関車なども含めて、いずれは炭鉱鉄道全盛期の風景なども色々描いてみたいと思っています。
 ● 2016年8月5日(金) 猛暑
札幌

 札幌に戻ってきてから暑い日が続いていて、しかも自宅にクーラーがないので、西日の強い午後はできれば外で過ごしたいところです。
 それでも先日の福井、名古屋に比べれば、湿度が低い分だけまだ多少は楽ですし、夜はむしろ風がひんやり冷たく感じる位ですから、まぁ、我慢できないほどのことでもありません。
 考えてみれば、本当に耐え難いほど辛い日なんてせいぜい両手で数えるほどですから、バタバタせずに黙ってやり過ごしてしまえば良いのでしょう。
 …って、なんか人の人生そのものみたいですね(笑)。
 ● 2016年8月4日(木) 歯の治療
札幌

 久しぶりに歯医者さんに行ってきました。
 痛いから嫌!…などと子供じみたことは言いませんが、治療の途中、とりわけ仮の詰め物を入れたままの状態で出張に出たりするのはやっぱり落ち着かなくて嫌なので、そういう意味ではちょっと憂鬱になってしまいます。
 当面のスケジュールを吟味しつつ、「大物」の治療時期は慎重に相談させて頂こうと思います。
 ● 2016年8月3日(水) NHK文化センター
札幌

 遅刻も、欠勤も、誰かに代わりを頼むことも絶対許されないだけに、毎度ながら帰札翌日の講師のお仕事は結構なプレッシャーです。
 万が一、昨晩の中部国際空港からの便が欠航になったとしても、新幹線で移動して翌朝の羽田便に乗れば間に合うぞ!…というところまで事前に一応計算しておいたのですが、幸いそのような事態に陥ることもなく、昨晩のうちに戻って来れてまずはホッとしていたところです。
 若干の疲労感はドリンク剤で吹き飛ばして、午後から2時間の講座をどうにか頑張ってきました。
 ● 2016年8月2日(火) セントレアから帰札の途に
福井

 昨晩はすぐに休んでしまったので全然気付かなかったのですが、朝になってカーテンを開けると電車通りが見えていました。
 自分が乗らなければいけない電車の時刻を気にしつつ、部屋を出る前に2〜3本ほど行き交う電車をカメラに収めておきました。

えちぜん鉄道

 出発前に漠然と浮かんでいた次作のアイディアはあっさり流れてしまいましたが、そのかわり、全く別の魅力的な風景もたくさん見つけることができました。
 やっぱり遠くで悶々と考えているよりも、とにかく現地に足を運んでみることが大切なんですね。
 午前中の「ki-bo」を見届けたら福井を離れます。

えちぜん鉄道

 お昼過ぎの特急列車で福井を後に…。
 今回は米原から、そのまま在来線で名古屋に向かってしまいます。
 「関ヶ原」を通過するのをちょっと楽しみにしていたのですが、さすがに車窓からでは歴史の痕跡を辿るのは難しかったようで…。
 いつかきちんと時間を取ってプライベートで訪れてみたいところです。

セントレア

セントレア

 中部国際空港セントレアには降りたことはありましたが、ここから飛ぶのは今回が初めてです。
 せっかくなので早めに空港に向かって色々見て回ってきました。

エア・ドゥ

 17時30分発のエア・ドゥ最終便で新千歳へ…。
 本当はもう2〜3時間ほど遅い便があったら有難いのですが、でも訪れる機会の少ない空港だけに、今回は明るいうちに上空から眺めておくことができて良かったです。

エア・ドゥ

 初日から色々大変な旅でしたが、とりあえず必要な用件だけはクリアできてまずはホッとしています。
 終わり良ければすべて良し…みたいな綺麗な夕陽が翼の向こうに輝いていました。

矢場とん

 今日の夕飯は名古屋土産で…♪
 ● 2016年8月1日(月) えちぜん鉄道
えちぜん鉄道

 さすがに夏の本州は気が遠くなるような蒸し暑さですが、むしろ好天に恵まれたことを感謝すべきでしょう。
 朝食もそこそこに、腹を括って取材に出発です。

えちぜん鉄道

 実を言えば、えちぜん鉄道さんの取材と言えば、とりあえず電車に乗って、気になる風景があればフラッと降りて…という、申し訳ないほど自由なスタンスでやらせて頂いてきました。
 基本的に同じ色、同じスタイルの電車が30分ヘッドで次々やってきてくれるので、敢えて綿密な取材スケジュールを組む必要もなかったわけです。
 でも、今回お目当ての新型電車「ki-bo」は1日僅か3往復。
 しかも田原町〜鷲塚針原間のみですから、取材場所から前後の移動まで、きちんと煮詰めて効率的に回っていかなければなりません。

 本当は勝山駅の「えち鉄カフェ」さんにも寄っていきたかったのですが、勝山まで行ってしまうと次の「ki-bo」に間に合わないので、今回は泣く泣く断念です。

福井

 遅めの昼食、というより早めの夕飯でしょうか?
 次の「ki-bo」が戻ってくるまでに急いで食事を済ませてしまわないと…。

福井

 夕刻のJR福井駅前。
 すっかり綺麗になった駅前広場では、巨大な恐竜が首を振り、唸り声をあげていました。

 もう一度、今日最後の「ki-bo」を見届けに行ってから今夜の宿に向かうことにします。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年7月31日(日) いざ福井へ
上野

 東京で「北海道」に出会う以上に、東京で「福井」に出会うと嬉しくなってしまうのは不思議です(笑)。
 こちらでの用事をひと通り終えて、今夜の北陸新幹線で上野駅から出発です。

北陸新幹線

 ここ最近は神戸あたりに降りて羽田から帰るパターンが多かったので、下りの新幹線で移動するのも久々のような気がします。
 上野から2時間半ほどで金沢到着。
 駅の規模が違いすぎるので同列には語れませんが、つい先日の新函館北斗を思い返すと、こちらの乗り換えの便の良さにはやっぱり感心してしまいます。

ダイナスター

 金沢からは「ダイナスター4号」という妙にカッコイイ名前の在来線特急に。
 車両そのものは「サンダーバード」と同じですが、なんとなく荷棚や天井の造作が恐竜骨格っぽく見えなくもないような…!?

福井

 日付が変わらないうちに無事到着!
 明日からがいよいよ本題の取材ですが、旅の前半が色々大変だっただけに、ここまで来てむしろホッと心が和んでしまいます。
 ● 2016年7月30日(土) 想い出巡り
グランシャリオ

グランシャリオ

 先月、先々月に続いての東川口「グランシャリオ」さん。
 今回は早起きして、初めてモーニングタイムにお邪魔してみました。
 スープ、サラダ、ドリンクのモーニングセットに、パンは敷地内のベーカリーで好きなものを選んで購入するシステムです。
 あまりお腹が空いていなかったのでパンは少なめにしておきましたが、他にも色々美味しそうなのが並んでいましたから、また次回頂いてみようと思います。

地下鉄博物館

 開館30周年の地下鉄博物館。
 実は我が母校のすぐ目の前です(笑)。
 学生時代はよく暇つぶしに覘いていたものですが、ここに来るのももう何年ぶり位になるでしょうか?

地下鉄博物館

 学生時代にはまだ銀座線の黄色い電車しか展示されていませんでした。
 丸ノ内線の赤い電車が置かれたのはいつだったかな?…とパンフレットをめくって調べてみると、ちょうど私が会社勤めを辞めた頃だったようです。

地下鉄博物館

 30周年を記念して新しい展示物も加わっていました。
 大宮や京都の鉄道博物館でもそうですが、現役時代を知っている…というより、自分の中では「最新鋭!」と思っていた車両たちが収蔵される時代になったんだと思うと、やっぱり少し複雑な心境です。

葛西

 せっかくなので、久しぶりに母校の前まで歩いてきました。
 とは言え、私の出身学科はとっくの昔に閉鎖されてしまいましたから、当時の恩師(?)も多分もうおられないでしょう。

 それにしても、医療系の専門学校からコンピュータソフト会社に就職して、そして今ではイラストレーター。
 母校で習得した技術を活かせているのか?…と訊かれるといささか返答に窮しますが、それでも人生の踏み台として、それなりに貴重な時間を過ごさせて頂いたような気はします。
 勿論、良い意味で…(笑)。

カシオペア

 たまたま今日は札幌行きの「カシオペア」ツアー列車の運転日だったので、夕方、鶯谷の跨線橋まで見送りに行ってきました。
 一般営業列車の頃とは機関車が変わって、むしろ昔の「北斗星1号」のような印象です。

東京

 今夜は隅田川花火大会。
 見に行く気力も時間もありませんでしたが、電車の窓から一瞬だけ…。
 ● 2016年7月29日(金) ベア・ドゥ北海道JET!
新千歳空港

 豪雨の影響で函館方面、釧路方面の特急列車は軒並み運休だったようですが、幸い快速エアポートには特に遅れもなく、朝の早いうちに新千歳空港に着くことができました。
 今日はエア・ドゥの新しい特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」の就航初日。
 せっかくなので出張予定をやりくりして、新千歳発の初便となる10時20分発・羽田行き16便に乗ってみることにしました。

 ところが、無事に空港に着いてホッとしたのも束の間、16便は「使用機到着遅れ」で100分遅延、新しい出発時刻は12時…とのアナウンス。
 慌ててエア・ドゥのHPを覘いてみると、折り返し16便になるはずの今朝の羽田発15便は出発予定を大幅に過ぎてもまだ離陸できていないようです。
 カウンターでは先発便への振替の手続きも始まっていましたが、さすがに今回ばかりは16便を諦めるわけにはいきません。
 空いているベンチを見つけてウトウトしつつ、ひたすら待ち続けること約3時間…。
 やがて予告よりも更に遅れて13時頃、ようやく新千歳上空に現れた15便はなぜか「ベア・ドゥJET」ではない普通のB767でした。

ベア・ドゥ北海道JET

 どうやら「ベア・ドゥJET」は不具合で結局羽田を離陸できず、15便には急遽別の機材が用意されたようです。
 ちなみに15便に機材を回した影響で、その後の別の1往復が欠航になってしまったようですから、現場の皆さんはさぞや大変な状況だったのでしょう。

 ともあれ、東京着後の今日の予定は既に3時間超の遅延で流れてしまいましたが、その上、お目当ての「ベア・ドゥJET」にも乗れないのであれば、何も無理して今日のうちに上京する必要はないかも知れません。
 とりあえず、明日の便に変更をお願いしようとカウンターを訪れてみると、すっかり恐縮された様子のスタッフの方が「今日夕方の便が『ベア・ドゥJET』になる予定ですが…」とわざわざ教えて下さったので、思わず「じゃあ、そっちで!」と答えてしまいました。
 18時発の32便…成り行き上とはいえ、あと5時間待ちです(笑)。

ベア・ドゥ北海道JET

 やっと来ました「ベア・ドゥJET」!!
 またしても機材変更になっていたら…と内心ハラハラしていましたが、1時間ほど遅れはしたものの、折り返し32便になる飛行機が無事に新千歳に到着です。

ベア・ドゥ北海道JET

 18時50分、ようやく搭乗…。
 記念すべき新千歳発初便とはいえ、状況が状況だけに飛行機フリークとおぼしき方々は見当たらず、普段通りの至って静かな出発でした。

ベア・ドゥ北海道JET

ベア・ドゥ北海道JET

 特別塗装機とは言っても、機内はあくまで普通のB767。
 でも「安全のしおり」と枕カバーは「ベア・ドゥJET」だけのオリジナル仕様です。

ベア・ドゥ北海道JET

 予定されていた初便の搭乗記念プレゼントは、やっぱり16便のほうで予定通り配布されていたようです。
 ちょっと惜しいことをしたかな?…とも思いましたが、それでも実際に「ベア・ドゥJET」に乗れたのですから良しとしましょう。

 ドリンクサービスの紙コップの回収を「記念に持ち帰りたいので…」と言って断ると、事情を察して下さったのでしょう、アテンダントさんが未使用の新しい紙コップと絵葉書を持ってきて下さいました。

ベア・ドゥ北海道JET

 余計な一泊が増えるだけなので、普段なら夜の便で東京に着く旅程などまず組むことはありません。
 東京湾の夜景に向かって降りていくのも、私にとってはちょっと新鮮な体験でした。

 とにかく長い一日でしたが、忘れられない良い想い出になりました。
 今夜は宿でゆっくり休んで、また明日から色々頑張ろうと思います。
 
 ● 2016年7月28日(木) 出発前夜
札幌

 低気圧の影響が思いのほか長引いているようです。
 予報では道内は明日も引き続き大雨に警戒とのこと。
 明朝からの本州出張、飛行機よりも新千歳空港までのアクセスのほうがちょっと心配です。
 ● 2016年7月27日(水) 風雨
札幌

 これだけ風が強くては傘を差しても濡れるのは一緒、むしろ歩きにくいだけだろう…と思って我慢していたのですが、少し風が収まったところで折りたたみ傘を出してみたらいつのまにか骨が折れてしまっていました。
 とにかく遠出の時の荷物を減らしたい一心で、プラスチックを多用した「軽さ!」が売りのものを選んだのですが、さすがに積年の酷使には耐えきれなかったようです。
 帰りにロフトの傘コーナーを覘いて、今度は「耐風!」と大書されているのを選んで買ってきました。
 ● 2016年7月26日(火) アクシデント!
札幌

 天井から突然水が漏れてきました!
 上の階で水道の故障があったようで、天井裏に漏れた水が蛍光灯の配管穴から垂れてきてしまったようです。
 幸い気付いたのが早かったので大事には至らず、また不動産屋さんも上の階の住民の方も大変誠実に対応して下さったので助かりましたが…。
 やっぱり集合住宅、一歩間違えると自分のほうが加害者の側になってしまう可能性だってあるのだと思うと、つくづく気をつけねばと考えさせられました。
 何はともあれ、こういう時ばかりは自宅が仕事場で本当に良かったと思います。
 ● 2016年7月25日(月) 出張予定
札幌

 とりあえず往復の飛行機だけは早々に押さえたものの、肝心の現地での予定をまだ全然詰めていなかった次の本州出張。
 いよいよ出発日も目前になって、慌てて時刻表を引っ張り出して旅程を組んで、札幌駅まで切符を買いに行ってきました。
 結構ギリギリになってしまいましたが、それでも全て所望通り、いずれも窓側席で取れたのは幸いでした。

 ここ最近、なかなか物事を落ち着いて考えられなくてダメですね。
 ● 2016年7月24日(日) 航空ページェント
札幌

 今日は丘珠空港の航空ページェント。
 残念ながら会場までは行けなかったのですが、ブルーインパルスの曲技飛行はJRタワー展望台からしっかり眺めてきました。
 ● 2016年7月23日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中いっぱいの講師のお仕事を終えると、カミサンがクルマで迎えに来ていました。
 自分ひとりでここまで走ってきたのは勿論初めてのこと。
 何日も前から「迎えに行く!」とカレンダーに書き込んでいた位ですから、本人にとっては意を決しての大冒険だったようです。

札幌

札幌

 せっかく来てくれたので、ご褒美にランチを御馳走してあげることにしました。
 クルマでないとなかなか行かないお店を…と思って選んだのですが、郊外型のお店だけに駐車場の出入りが結構激しくて、空きスペースに入れるだけでも結構なプレッシャーでした。
 なぜか突然、ワイパーがバタバタ動き出してパニックに陥っていたのは内緒です(笑)。
 ● 2016年7月22日(金) 勉強中
札幌

 なぜか汽車・電車にしか興味を示さない子供だったので、この歳になって初歩的なところから勉強し直しています(笑)。
 絵に描くにしてもまずはきちんと理解してからでないと…。
 ● 2016年7月21日(木) 飛行船
札幌

 見上げると飛行船が浮かんでいました。
 神出鬼没で、しかも思いのほか速いのでカメラに収めるのは結構大変です。
 ● 2016年7月20日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 今日からまた新しい生徒さんが参加して下さいました。
 初めての方から長く続けられている方まで、疑問点も訊きたい内容もそれぞれだと思いますから、各々の生徒さんから求められていることをきちんと汲んでお答えできるよう、講師としてしっかり臨まねばと思っています。

 以前、アークシティの塔の方角にHACの飛行機が見えたことがありました。
 地図で見ると、この向こうが丘珠空港の滑走路のほぼ延長線上にあたるようです。
 また見えるかな?とちょっと期待して眺めていたのですが、残念ながら今日は見つけることはできませんでした。
 ● 2016年7月19日(火) 色鉛筆を買いに
札幌

 予想以上に緑色の色鉛筆を消耗してしまったので、急いで買いに出掛けてきました。
 ファーバーカステルのアルブレヒトデューラーが一色単位でいつでも買えるお店というのは地方都市ではそう多くはないのですが、大通の大丸藤井セントラルさんにはいつも沢山揃っているので助かっています。
 とは言っても、輸入品だけに流通の都合で特定の色だけがしばらく欠品になるような場合も時々あって、もし緊急の締切と品切れが重なったら…と思うとちょっと冷や汗ものです。
 色鉛筆を買う時には同じ色を2〜3本、常に余裕をもって揃えておくのが基本です。
 
 ● 2016年7月18日(月) 緑
札幌

 一面の緑!
 こういう風景のほうが却って難しいものです。
 ひたすら根気の勝負です。
 
 ● 2016年7月17日(日) 新幹線で帰札の途に
八戸駅

 本当は復路も飛行機にしたかったのですが、所望の便が取れなかったのでやむなく新幹線&在来線特急で…。
 八戸駅の改札前にはイカ風鈴が揺れていました。

北海道新幹線

 連休とはいえ中日なので、下りの北海道新幹線「はやぶさ」は乗車率5〜6割程度といったところでしょうか?
 在来線時代の津軽今別駅の印象があるだけに、奥津軽いまべつ駅での乗降の多さはちょっと意外でした。

新函館北斗駅

 終点・新函館北斗で列車を降りるとエスカレーター付近は長蛇の列!
 コンコースも、売店も、トイレもどこも大混雑で、ちょっと身動きがとりづらい感じでした。
 将来は一中間駅になる前提で作られた駅が今は終点ターミナル駅として使われているのですから、色々なところで無理も生じてしまうのでしょう。
 とりあえず札幌開業までの辛抱、ということでしょうか?

新函館北斗駅

 北斗市だけに…!?

スーパー北斗

 北海道新幹線向けの割引きっぷも調べてはみたものの、利用区間その他の制約が色々あって、結局は通常料金で買わざるを得ない…というのは前回の帰省時にも体験済みですが、よくよく考えてみると、新幹線利用の通常料金ならむしろ飛行機の早割のほうが安いんじゃないか?と最近になって気づいてしまいました。
 実際、札幌〜八戸・三沢間で言えば、北海道エアシステム(HAC)の前日割のほうが安くて、しかも途中乗り換え不要で所要時間はたったの1時間。
 小型機ゆえの座席数の少なさと、通常1日1往復という便数がいささか辛いところですが、それでも今回、往路の飛行機があまりにも楽だったので、次回からはやっぱり飛行機かな?と思い始めているところです。

 約40分ほどの待ち時間で札幌行きの「スーパー北斗」に乗り換え。
 新幹線よりも、むしろここから先の在来線区間の遠さにちょっと気が重くなります。

スーパー北斗

 車内販売のりんごアイスクリーム。
 北海道産のリンゴ果汁と、青森産のリンゴ果肉…と訊いて、どうしてわざわざ使い分けるんだろう?と思ったのですが、なるほど、「青函」というところに意義があったんですね!
 
 ● 2016年7月16日(土) メドツが出るぞ!
八戸

 好きな動物は?といえば、やっぱりカエルとカメとカッパでしょう。
 タイミングよく今日から始まった「かっぱ展」を観に八戸市博物館まで行ってきました。

八戸

 子供の頃、用水路のところに「メドツが出るぞ!」という怖い看板が立っていたとカミサンから何度も聞かされていました。
 「メドツ」というのは八戸の方言でカッパのこと。
 要するに、危険だから用水路の近くで遊ばないように…という警告です。
 その看板が先年撤去された時には地元新聞の記事にもなって、しかもその後博物館に収蔵されたというのですから、地域の方々にとってはそれだけ馴染みのあるものだったのでしょう。
 カッパに関する資料とか、カッパの手のミイラとか、色々なものが展示されていましたが、やっぱり今回の特別展のメインはこの看板だったようです。

八戸

 小雨の中、街中は七夕まつりで賑わっていました。
 地域によって、ひと月遅れの8月7日前後に催すというのはよく訊きますが、この時期というのはちょっと珍しいような気もします。
 
 ● 2016年7月15日(金) 初めての丘珠便
丘珠空港

 丘珠空港から旅に出るのは実は今回が初めてです。
 なにぶん勝手が分からないので、余裕をもって早めのバスで空港に向かい、ターミナルビルのレストランでゆっくり朝食など。
 いつもの新千歳とは随分違うのどかな光景をボーッと眺めていると、うっかり搭乗時刻を忘れてしまいそうです。

丘珠空港

 「え〜っ、プロペラ機なの!?」とカミサンはびっくりしていましたが、そういえば私自身もプロペラ機は初めてだったかも知れません。
 北海道エアシステムのSAAB340B。
 どんな乗り心地なのか興味津々ですが、その前に、飛行機のところまで駐機場を歩いて行くというのも新鮮な体験です。

北海道エアシステム

 いざ離陸!
 初めて上空から眺める我が街札幌にちょっと感動…。

北海道エアシステム

 離陸後ほどなく雲が広がり下界の景色が遮られてしまったのは残念でしたが、それでも初めてのプロペラ機の旅を存分に楽しませて頂きました。
 いつも乗っているジェット機と比べると、特に旋回時など、小刻みに大きく揺れる感覚がまるでフェリーと小型船の違いのようで最初はちょっと怖くもありましたが、でも考えてみればJRの「スーパーおおぞら」などはもっと激しく揺れるように感じますから、要は慣れの問題でしょうか?
 むしろ離着陸時や旋回時などを除けば、思った以上に快適な乗り心地でした。

 1時間ほどのフライトで三沢空港に着陸。
 今日から八戸のカミサンの実家に滞在です。
 
 ● 2016年7月14日(木) アリオ札幌
札幌

 買い物があってアリオ札幌まで出掛けたものの所望の品は見つからず。
 でも普段なかなか訪れることのない場所なので良い散歩にはなりました。
 やっぱりバスに乗らないと行けない場所は実際の距離以上に遠く感じてしまうものですね。

札幌

 「星ピノ」出ました!!
 しかも期間限定のハッピーベリーアソート♪
 
 ● 2016年7月13日(水) テレビ塔
札幌

 ふとテレビ塔を見上げると、明らかに鳩とは違う白い影がゆっくり動いていくのが見えました。
 丘珠空港に向かう飛行機でしょうか?
 慌ててカメラを向けたものの、残念ながら小さすぎてほとんど判別不能でした。

 制作途中の絵を一旦止めて、今日は次作に向けての資料整理など。
 ふと浮かんだアイディアを基に、まずは資料になりそうな写真を色々探し出してみました。
 まだまだ構想段階ですが、うまくいけばちょっと面白い絵にできそうです。
 
 ● 2016年7月12日(火) 花と市電
札幌

 今日こそは早めに出掛けるつもりでしたが、家で洗濯などしていたら結局午後になってしまいました。
 それでも昨日より1〜2時間ほど早いだけでも随分風景が違って見えるものです。
 なかなか良い雰囲気のプランターが気になって、しばらくこのあたりで粘って色々撮っておきました。

 ファイターズ、16連勝はならず…。
 
 ● 2016年7月11日(月) 午後の駅前通り
札幌

 天気が良いので電車通りを撮っておこうと思ったのですが、午後からの安倍総理の記者会見をTVで見ているうちにすっかり出遅れてしまいました。
 とりあえず、奇しくもつい先日総理の街宣車がいた西4丁目交差点へ。
 日が傾くと駅前通りはすぐにビルの影がかかってしまいますから、やっぱりもっと早く出掛けないとダメですね。

 ちなみにファイターズ、今夜も勝って球団記録の15連勝!
 
 ● 2016年7月10日(日) 参議院選挙
札幌

 カミサンは長い間、このハガキのことを選挙権(選挙券?)だと思っていたようです(笑)。
 愛する我が日本国が良い道を進んでいくよう、願いを込めて一票を投じてきました。
 
 ● 2016年7月9日(土) NHK文化センター
札幌

 朝から天気が良かったからか、今回は大勢の生徒さんが出席して下さいました。
 今回は主に花の描き方など。
 一口に花と言っても種類や形状はさまざまですし、花そのものを主題として描くか、それとも風景画の一部として描くかによっても色々異なるところはありますが、まずはどんな花にも応用できる基本的なところを見極めて、そのあたりから少しずつ説明させて頂ければと思っています。
 教える側の私自身にとっても、経験のみで身につけてしまった我流の技法をもう一度整理し直す良い機会になりました。
 ● 2016年7月8日(金) 恐怖のドライブ・星置編
札幌

 カミサンも徐々に運転には慣れてきたようですが、さすがにまだ一人で勝手に乗り回すまでには至っていないようです。
 ここしばらく出張や締切続きでなかなか時間が取れなかったので、今日は久々に習熟運転に付き合うことに。
 相変わらず駐車場の出口が最初の難関のようで、幸い車体をぶつけたことはまだ一度もありませんが、運転席の窓からカード挿入口に手が届いたこともまだ一度もありません(笑)。

札幌

 今日の目的地は小樽市の札幌寄り、星置付近にあるスープカレー屋さん。
 甘いほうから二番目の辛さを選んだのですが、それでも結構な辛さでした。

札幌

 参議院選挙もいよいよ投票日目前!
 敢えて政治の話は掘り下げませんが、それでも一国の総理大臣が我が街の、それも電車通りのすぐ目の前にまで来てくれたと思うとちょっと興奮してしまいます(笑)。
 ● 2016年7月7日(木) 資料写真
札幌

 実物とどこがどう違うとか、本当はそういう細かなことは気にせず自由に描いたほうが楽しいのでしょうが、こと仕事となるとそういう部分こそ気を遣わねばなりません。
 絵画表現上、時には敢えてデフォルメを加えることはありますが、勿論それはあくまで重々悩みぬいた末でのこと。
 画用紙の上に現れない部分も含めて、まずはモチーフをしっかり知ることが第一です。

 次作に向けて資料写真の整理中。
 とりあえず8,000枚ほどの中から300枚ほど抜き出して、後はもう少しじっくり悩んでみることにします。
 
 ● 2016年7月6日(水) NHK文化センター
札幌

 昨晩の原稿作業が明け方近くまで掛かってしまい、さすがに少々寝不足気味。
 体力的にはちょっと辛いかなぁ…と内心思ってはいたのですが、それでもやっぱり教室に入ると疲労感も消えてしまうから不思議です。
 膝を怪我して普通に歩くのも辛いはずのプロレスラーが、リングに上がった途端、何事もなかったようにムーンサルトプレスを放ったりできるのもこういう感覚なのかな?…などと、くだらないことをふと考えてしまいます。
 ● 2016年7月5日(火) 執筆中
札幌

 副業…というよりは関連業務というべきでしょうか?
 文章を書くお仕事も時々やらせて頂くことはありますが、こればかりは順調にササッといけることもあれば、完全に悩み込んで止まってしまう場合もあります。
 多分、内容云々よりもそのあたりの不安定さが「本職」の方々との違いなのかな?…などとふと考えてしまいます。

 とりあえず、行き詰まったら場所を変えてみる。
 酒もタバコも全くダメな私にとって、外の空気を吸うくらいしか気分を変える術はありません。
 ● 2016年7月4日(月) 西4丁目
札幌

 急ぎの買い物で大通界隈へ。
 しばらく遠出が続いていたので、地元の電車を見るのは久々のような気がします。
 ● 2016年7月3日(日) 連勝中!
札幌

 正直、分が悪いかなぁ…と思っていた首位ホークスとの3連戦も一昨日、昨日と見事連勝!
 そして今日は大谷翔平投手がリアル二刀流、先頭打者として出場と訊いて大急ぎで家に戻ってTVをつけると、試合開始早々まさかの初球ホームラン!!
 我らがファイターズ、まるで野球マンガみたいな展開でカード全勝…交流戦終盤から目下10連勝中です♪
 そう、ホークスの異様な強さが際立っている今季のパ・リーグですが、考えてみるとファイターズ戦に限ってはウチのほうが勝ち越しているんですよね。

 「強い!強い!」という先入観にたじろがないこと。
 「勝てるわけないから…」と最初から諦めないこと。
 なんか大切なことを思い知らされた気がします(笑)。
 ● 2016年7月2日(土) 北海道鉄道技術館
札幌

 傘も壊れるほどの激しい雨の中、久しぶりにJR苗穂工場の「北海道鉄道技術館」を訪れると、保存されている蒸気機関車のすぐ隣に「北斗星」客車たちが停められていました。
 クラウドファンディングによって北斗市内での保存が決まったそうですから、近いうちに運び出されていくのでしょう。
 この場所で客車たちに会えるのは、どうやらこれが最後になりそうです。
 ● 2016年7月1日(金) しばしの息抜き
東京

 ようやく仕上がった原画を印刷会社さんにお渡ししてきました。
 まだまだやるべきことは色々ありますが、とりあえず今日明日レベルの喫緊の作業はひと段落。
 今夜くらいは久しぶりに読書でも楽しんでみようと思います。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年6月30日(木) 帰札の途に
鉄道博物館

 バタバタと落ち着かない東京滞在になってしまいましたが、最後に少しだけ時間が空いたので、鉄道博物館を軽く覘いてから帰ることにしました。
 前回訪れた時からまた少し展示車両たちが移動したようで、今まで気づかなかった風景を見つけてちょっと嬉しくなりました。

東京

 モノレールでも、札幌市電でも、そういえば昔の「北斗星」でもそうでしたね。
 先頭よりも最後尾に陣取って、流れ去る風景を眺めるのがお気に入りです。
 今日は早めに羽田空港に向かって、どこか座れる場所を見つけて少し仕事を進めておこうかと思います。

羽田空港

 今夜のエア・ドゥ新千歳便、一便前が到着地濃霧の為、天候調査中とのアナウンスがあって慌てましたが、なぜか搭乗予定の最終便は問題なく、先に搭乗手続きが始まっていました。
 1時間足らずの間に霧が晴れる見込みなのか、それとも機材によって霧に対する適応力が異なるのか…?
 まだまだ飛行機は分からないことばかりです。

 とりあえず、搭乗手続きの前にいつものレストランへ…。

エア・ドゥ

 最終便はいつものB737ではなく、少し大型のB767に替わっていました。
 離陸後ほどなく雲に包まれてしまいましたが、むしろこういう風景もちょっと幻想的ですね。
 ● 2016年6月29日(水) 締切間際
東京

 出発前に終わらせておきたかったお仕事が思いのほか長引いてしまいました。
 こういう時、出先でもすぐに広げられる程度の画材で済むのはある意味幸いかも知れません。
 今夜は滞在先のホテルに籠って進められるだけ進めておきます。
 ● 2016年6月28日(火) ひと月ぶりの「グランシャリオ」
新千歳空港

 新千歳空港に着くなりジャンボ機に出会えてちょっと得した気分になりました。
 展望スペースでしばし飛行機を眺めてから、私も搭乗口に向かうことにします。

エア・ドゥ

 やっぱりジャンボには憧れますが、でもこれ位の飛行機のほうが何となく親しみが沸いてホッとするような気もします。
 全長も座席数もジャンボの半分にも満たない、いつものエア・ドゥB737-700に乗って新千歳を後に…。

羽田空港

 東京は梅雨らしい空模様、でも思ったほど蒸し暑くはなかったのは幸いでした。
 羽田空港ターミナルのレストランで遅めのランチを頂いたら、モノレールに乗って目的地に急ぐことにします。

グランシャリオ

 浜松町から京浜東北線と武蔵野線を乗り継いで約1時間。
 「北斗星」食堂車のレストラン…東川口の「グランシャリオ」さんに先月に続いてお邪魔してきました。

グランシャリオ

 現役時代の「北斗星」とはメニューも食器も異なるのに、「そうそう、こんな雰囲気だったよなぁ…」と素直に納得できてしまうのは自分でも不思議な位です。
 今回は15時からのティータイム、予約不要のドルチェセットを頂いてきましたが、最近ランチメニューに加わったという「蕎麦ランチ」もぜひ次回は試してみたいと思っています。
 ● 2016年6月27日(月) 北斗星展
札幌

 桑園駅直結のJR北海道本社ギャラリーで「北斗星」の展示が催されていました。
 機関車のヘッドマーク、ナンバープレートや客車のエンブレムなど、展示数は決して多くはないものの、ひとつひとつが貴重な史料です。
 展示期間終了後も、きちんとした形で後世に遺して頂けるよう願うばかりです。
 ● 2016年6月26日(日) 銀色の機関車
札幌

 そういえば子供の頃、色鉛筆セットに「銀色」が入っているとなぜか喜んでいたものですが、勿論仕事ではそういう色は使いません(笑)。
 銀色に見えるような塗り方、色の選び方…。
 いくら慣れていても、ちょっと神経を遣う作業です。
 ● 2016年6月25日(土) NHK文化センター
札幌

 朝からの激しい雨の影響か、今日は半分ほどの生徒さんがお休みで少々淋しい教室でした。
 考えようによっては、出席された生徒さんはいつも以上に講師を独占できたわけですから、ある意味ラッキーだったのかな?…などと(笑)。
 でも、やっぱりいつものように賑やかなほうが皆さんもやる気になれそうですね。
 とりあえず、次回は天気が悪くならないことを祈ります。
 ● 2016年6月24日(金) ちょっとだけ都内散策
東京

 ちょうど出張で来ていたカミサンと合流して、帰りの飛行機までちょっとだけ都内散策。
 限られた時間ですが、カミサンの好きそうな歴史スポットを中心に色々引っ張り回してあげようと思います。

東京

 でも歴史の前に、まずはTVドラマ「結婚できない男」の桑野建築設計事務所から…(笑)。
 主人公、阿部寛さん扮する桑野信介の仕事場ですが、実は現役の証券会社のオフィスです。

東京

東京

東京

 歴史スポットといっても色々あるのでカミサンの希望を訊いてみると、徳川家の菩提寺、歴代将軍の霊廟のある増上寺と寛永寺のうち、まだ行ったことのない寛永寺のほうに行きたいとのこと。
 せっかく東京まで来て墓参りかい!?…と笑いながら、上野公園から家康公を祀る上野東照宮、そして鶯谷の寛永寺までゆっくり歩いてきました。

東京

 遅めのランチは上野駅ナカ「たいめいけん」さんのオムライス♪
 朝から随分歩いたのでカミサンもそろそろお疲れのようです。

東京

 「やだ、もう空港行く!!」と駄々をこねだしたカミサンをなだめすかして最後にもう一ヵ所だけ…。
 やはり「結婚できない男」で度々登場した大崎の御成橋を一目眺めてからモノレールで羽田空港に向かうことにします。

東京

 復路の飛行機は搭乗口変更、「バスでのご案内になりますのでお早めにお越し下さい」とのアナウンス。
 むしろラッキー!と思ってしまうのは乗り物好きの性でしょうか?
 久しぶりのランプバス移動、早めに並んでしっかり最前席をキープしてしまいました(笑)。

東京

 タラップを上って機内に入り、席に座るとほどなく本格的な雨が降ってきました。
 上空からの景色は望めそうにありませんが、ランプバスを楽しめただけでも充分満足です♪

 ところで、新千歳空港に着いて携帯電話の電源を入れると、「結婚できない男」の出演者の一人が覚醒剤で逮捕!とのニュースが飛び込んできました。
 勿論、決して許されることではありませんが、しかし残念というか、勿体ないというか…。
 ともかく、よりによって今日というのは只々びっくりするばかりです。
 ● 2016年6月23日(木) 新幹線が見えるホテル
東京

 今日6月23日といえば東北新幹線の開業記念日。
 最初の区間、大宮〜盛岡間の暫定開業がちょうど34年前、昭和57年の6月23日で…という話もSNSの友人の記事を見るまで実はすっかり忘れていたのですが、奇しくも今日はその東北新幹線が見える都内のホテルに滞在中です。

東京

 仕事を進めておくつもりが、いつのまにかすっかり寝入ってしまいました。
 気がつけば絶え間なく行き交っていた新幹線電車たちの姿は既になく、煌々と明かりを灯した保線作業車がゆっくりと動いていくのが見えました。
 ● 2016年6月22日(水) 初めての帯広空港
帯広

 せっかくの帯広ですが、朝からあいにくの空模様。
 風景取材は諦めて、ビート資料館だけ見学したら空港に向かうことにしました。
 資料館で館長さんに教えて頂いた諸々の豆知識と、バスの車窓から間近に撮れたキタキツネが今日のささやかな収穫です。

帯広空港

 初めてのとかち帯広空港。
 実を言えば、この空港から飛ぶこと自体が今回の目的のひとつでした。
 上空からの十勝平野の風景が何か創作の参考になればと思い、わざわざ新千歳ではなく帯広便を選んで上京予定を組んだのですが…。
 この天候だと景色のほうはちょっと厳しいかも知れませんね。

帯広空港

 帯広を離れる前に豚丼で腹ごしらえ。

帯広空港

 操縦訓練中とおぼしきセスナ機が離着陸を繰り返す中、その合間を縫うようにエア・ドゥ機がやってきました。

帯広空港

 新千歳とは一味違うのどかな風景。
 一瞬でも晴れてくれたら…との願いもむなしく、出発時刻が近づくにつれて次第に雨が激しくなってきました。

帯広空港

 重ね重ね天気が残念…。
 やっぱり晴れた日にリベンジしないといけませんね。
 ● 2016年6月21日(火) 普通列車で帯広へ
根室本線

 道内でこういうローカルな列車に乗るのも、いつ以来だろう?と思ってしまうほど久々です。
 札幌からの特急列車を新得で降りて、普通列車に乗り換えて帯広方面へ…。

根室本線

 反対列車の行き違いや、大勢の学生さんたちの乗り降りなどもあって、駅に着くたびに結構長く停車していました。
 車内は思いのほか混み合っている印象ですが、毎時一本程度の列車に合わせて生活リズムを決めていかねばならないのはちょっと大変そうですね。

帯広

 帯広のひとつ手前の柏林台駅で列車を降りて、季刊「スロウ」の版元・ソーゴー印刷さんにお邪魔してきました。
 調べてみると、特急で帯広駅まで行ってから普通列車かバスで戻るよりも、新得から約50分、普通列車に揺られてきたほうが若干ですが早く着ける計算です。

 用件を済ませて玄関を出ると、帯広駅行きの路線バスがちょうど目の前のバス停を通り過ぎていってしまいました。
 時刻表を調べてみると、バスもJRも次の便まで約30分…。
 少し迷いましたが、結局柏林台駅まで戻ってJRで帯広に向かうことにします。

帯広

 夕食は帯広名物・豚丼のつもりがなぜかカレーライスに…。
 ● 2016年6月20日(月) 歳相応
札幌

 思いのほか作業が捗らず、昨晩はほぼ徹夜になってしまいました。
 少し仮眠したほうが良いのか、とにかく描き続けて早く終わらせたほうが良いのか悩みますが、最近はこういう時の「あとひと押しの無理」がなかなか効かなくなってきたような気がします。
 仕事の進め方も、もちろん作品内容も、「歳相応」ということをそろそろ意識しないといけないんでしょうね。
 ● 2016年6月19日(日) 仕上げ作業
札幌

 色塗りは一度だけではなく、何度も塗り重ねて徐々に仕上げていくのが基本です。
 で、何回くらい塗り重ねれば良いのか?とよく訊かれますが、正直これは自分でも分かりません。
 回数云々というよりも、眺めてみて「もういいかな?」と思ったら完成!…という感じです。
 もとより仕事ですから、描いていて楽しいという感覚とは違いますが、とりわけこの位の段階ではいくら塗り込んでもなかなか終わりが見えず、ちょっと気が遠くなってしまいます。
 ● 2016年6月18日(土) 札幌LRTの会
札幌

 ここ最近は自分の仕事で手一杯で、なかなか落ち着いて顔も出せずにいるうちにすっかり内輪の話題に乗り遅れてしまった感があります。
 午後から「札幌LRTの会」の月例会。
 市電にまつわる諸々の意見交換の他、街中での自転車マナーの話やメンバーの外遊報告など…。
 実は締切直前なので挨拶程度で退席するつもりだったのですが、色々気になる話題が多くて結局最後まで参加してしまいました。
 ● 2016年6月17日(金) 色塗り作業
札幌

 先日から下描きばかり何枚も描き進めていたので、色鉛筆を使う作業はちょっと久々です。
 指先に染み込んだ感覚は多少間が空いても鈍ることはありませんが、それでも後戻りができない作業だけに、筆を入れる瞬間の緊張感だけは何十年経っても変わりません。
 ● 2016年6月16日(木) 札幌まつり
札幌

 午前中は健康診断。
 午後からは北海道神宮例祭「札幌まつり」の神輿渡御を少しだけ観に行ってきました。
 お祭りの風景自体は昨年までと変わりませんが、市電ループ化に伴い西4丁目電停の場所が変わったので、電車と山車の顔合わせが以前よりも少し撮りやすくなったようです。
 ● 2016年6月15日(水) NHK文化センター
札幌

 「うまくいったところ」と「直したいところ」をまずはしっかり見極めること。
 その上で、うまくいったところには敢えて手を入れず、直したいところだけを変えていくこと。
 描きかけの絵を見て「なんか違う!」と感じたとしても、一枚の絵の中の全部が全部ダメ!ということは滅多にありませんから、やみくもに手を入れても却って泥沼に陥るだけですし、すぐに諦めて全部描き直してしまうのも勿体ない…などと、今日も生徒さんの前で色々話させて頂きましたが、やっぱりこれも絵に限った話ではありませんよね。
 ものの考え方とか、心の持ちようとか、普段の生活で気を付けるべきことはそのまま絵の仕事にも繋がってるんだなぁ…と、あたりまえの事ですが時々つくづく考えさせられます。

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 終了後、次作のイメージの再確認の為、西4丁目から市電に乗って藻岩山麓方面へ。
 夕方、大通界隈に戻ってくると、ちょうど「札幌まつり」の山車の行列がやってきました。
 ● 2016年6月14日(火) 同時進行
札幌

 1枚ずつ順に仕上げていったほうが良いのか?
 それとも同時進行のほうが良いのか?
 締切が気になる時期になってくるといつも悩んでしまいますが、私の場合、何枚か同時に手を付けているほうが結果的に早く仕上がるような気がします。
 昨日のうちに4枚、加えて今日はもう1枚、とりあえず下描きまでは全部横並びで進めてみるつもりです。
 ● 2016年6月13日(月) 自動車の絵
札幌

 いつぞやのキャリアカーの絵本を除けば、自動車を主役に描いたことはほとんど無かったと思います。
 こうして自分の手で描いてみると、基本的なフォルムも、ディテールも、やっぱり電車とは別次元の乗り物なんだなぁ…と感じてしまいます。
 まだまだ勉強が必要ですね。
 ● 2016年6月12日(日) カシオペア紀行
札幌

 辞めたい時こそ、辞めてはいけない…。
 結局、私の価値観の基準は全部そのあたりなんだと思います。
 仕事にせよ、人間関係にせよ、「もういいや!」と思った時ほど、とりあえずは我慢して踏みとどまっておく。
 そのうちに事情が変わって新しい展開が見えてきたら儲けものですし、もし何も変わらなかったとしても、まぁ、それから辞めても遅くはないだろうと…。
 いずれにせよ、その時々の己の想いをまずは抑制してしまうのは、良くも悪くも、生涯拭うことのできない私の性分なんでしょうね。

 一般営業の頃とほぼ同時刻、お昼前頃に札幌にやってきた「カシオペア」のツアー列車。
 本音を言えば、今はまだ違和感のほうが先に立ってしまうのですが、記録として、創作資料として先々役に立つこともあるのかなぁ…などと考えながら見届けてきました。
 ● 2016年6月11日(土) NHK文化センター
札幌

 まずは自分の癖、自分の傾向をきちんと認識すること。
 その上で、ついつい濃く塗り込んでしまう癖があると思ったら意識的に筆圧を下げるとか、線がいつも左に傾いてしまうなら逆に右に傾けて描くよう心掛けてみるとか…。
 いずれにしても、そうやって常に「補正」しながら描き進めていくのが大切なんだろうなと思います。
 生徒さんの作品を拝見しながら時々そんな話をさせて頂くことがありますが、勿論、自分自身もそのあたりは特に気をつけねばと考えさせられます。

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 午後からは家に帰って「真田丸」の再放送。
 最近は色々出掛けていることが多かったので、BS、地上波、そして翌週の再放送と、ちゃんと3回見られたのは結構久しぶりです。
 ● 2016年6月10日(金) YOSAKOIソーラン祭り
札幌

 カミサンの習熟運転、今日は定山渓方面へ…。
 札幌市内とはいえ、今までクルマに乗ることのなかった我が家にとってはまるで縁のないエリアです。
 実際の距離以上に、随分遠くまで来てしまったような気分になります。

札幌

 今回の目的地は豊平峡温泉。
 訊けばここのインドカレーが有名なんだそうです。

札幌

 一旦家に戻った後、夕方前から「YOSAKOIソーラン祭り」…というより、祭りの為に一部区間運休・折り返し運転となった市電の様子を見に行ってきました。
 昨年暮れのループ化開業後、こういう形での折り返し運転は多分初めての事だったと思います。
 そういえば以前、市電延伸・ループ化反対論の中に「お祭りやイベント時の歩行者天国ができなくなる」という声があったのを覚えていますが、そんな時には駅前通りに電車を入れずに済むよう、軌道や電停の配置などもしっかり配慮されているんですね。
 ● 2016年6月9日(木) 雨の駅前通り
札幌

 画材を買いに街に出ると、次第に雨が激しくなってきました。
 歩きにくい、カメラを構えづらいというのを抜きにすれば、風景的にはむしろ曇天より雨のほうが嬉しくなります。
 ● 2016年6月8日(水) 落書き
札幌

 反省点とか、新しい課題とか、考えさせられることが一杯…。
 ● 2016年6月7日(火) Webサイト更新
札幌

 取材や打合せなどがなければ家に籠っていられる仕事ですが、ずっと机に向かっていると却って調子が落ちてしまうものです。
 少しだけ外の空気を吸いに行ったら、構想中の次作のアイディアが色々浮かんできました。

 夜になってからWebサイトの更新作業に着手。
 未掲載だったイラスト作品を9点ほどUpして、併せて「飛行機の絵」ページも追加してみました。
 飛行機はまだまだ練習中なので作品数も僅かですが、これから更に勉強して、もっと色々挑戦してみたいテーマです。
 ● 2016年6月6日(月) カシオペアクルーズ
札幌

 締切までかなり余裕をもって、早めに手を付けておいた原稿がほぼ完成間近にまで漕ぎ着けました。
 とりあえずここで一旦手を止めて、最後の詰めは締切間際まで残しておこうと思います。
 こういう進め方が良いのかどうか分かりませんが、流れや勢いに任せてしまわず、醒めた目でもう一度眺める余地を残しておくこと。
 原稿に限らず、イラスト作業でも大抵こんな感じで進めるようにしています。

 「カシオペア」ツアー列車の復路・上野行き。
 探せば他にもっと良い場所がありそうですが、結局いつもの場所で見送ってきました。
 ● 2016年6月5日(日) 恐怖のドライブ・大倉山編
札幌

 カミサンの習熟運転、今日は午前中だけ近場で軽く練習です。

札幌

 電車通りを回ってから、我が家からも間近に見える大倉山ジャンプ競技場へ。
 札幌の街を見下ろす眺望も勿論ですが、本当の目的は、朝の空いているうちに駐車場でゆっくりと出し入れの練習をすることだったようです。
 確かに、他のクルマとクルマの間に停めるのは同乗している私から見てもまだまだ怖いので、こういうところでもう少し練習しておいたほうが良いかも知れません。

 我々が着いた頃にはまだ閑散としていましたが、レストハウスが開く頃には外国人観光客の方々もやってきて随分賑やかになってきました。
 駐車場が混まないうちに早めに引き上げることにします。

札幌

 夕方、ツアー専用列車として復活した「カシオペア」がやってくると訊いて様子見に行ってきました。
 先月の試運転の時もそうでしたが、貨物会社の機関車に牽かれる姿がまだ何となく不思議な感じです。
 ● 2016年6月4日(土) 夕景
札幌

 福井のどこに惹かれたのかと考えると、やっぱり夕景に尽きる気がします。
 他の街でも普通に見られそうなものですが、とりわけ印象深いのは、いつもこの街をを離れる前に最後に眺める景色だからでしょうか?
 初めて訪れた頃と比べると、駅も、電車も、街の風景も随分変わってしまいましたが、夕陽の沈む向きだけは全然変わらないんだな…と、当たり前のことなのになぜか嬉しく感じてしまいます。
 ● 2016年6月3日(金) 発芽玄米
札幌

 発芽玄米の買い置きが尽きました。
 明日からは麦と白米のブレンドになるそうです。
 うちのカミサン、徳川家康にだいぶ感化されているようです(笑)。
 ● 2016年6月2日(木) 誠意
札幌

 未確定だったとあるお仕事が、残念ながら見送りになったとの連絡を頂いたのですが、先方の担当氏からの大変誠実な事情説明のメールにむしろ清々しい思いになりました。
 運も事情もありますから、物事はなかなか思い通りにはいかないもの。
 その思い通りにいかない時の振る舞い方にこそ、人の本性が現れるのでしょう。
 振り返ってみても、最初のオファーの時には気持ち悪いほど持ち上げられる一方、事情が変わると必要な連絡すらしてこなくなるようなケースが本当に沢山あったような気がします。
 決して社交辞令ではなく、今回の担当氏とはぜひまた別の企画でご一緒させて頂けたら…と思いつつ、何より私自身、こういう時ほど人との接し方には重々気をつけねばと考えさせられました。
 ● 2016年6月1日(水) NHK文化センター
札幌

 力を入れるところと、抜くところのバランスが肝要…などと、生徒さんの前でもっともらしい蘊蓄を語りながら、他ならぬ自分自身の創作姿勢を時々見直しているようなところもあります。
 とにかく一生懸命、熱い熱い想いが溢れているような作品は、まぁ微笑ましくはあるものの、延々見せられているとちょっと重荷に感じてしまうもの。
 むしろ穏やかな気持ちで眺められるよう、退くところはきちんと退ける自制心を大切にしなければと思います。
 絵に限らず文章でも、普段の人間関係でも、きっと何でも同じことなんでしょうね。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年5月31日(火) 雨
札幌

 5月はとにかくバタバタと訳が分からないうちに終わってしまったような感じです。
 目先の締切と、もう少し先の目標と…来月こそはもう少し腰を据えて臨まなければいけませんね。

 夕方、家を出る頃には傘もいらない位でしたが、地下鉄を降りるとかなり激しく降りだしていました。
 そういえば雨に降られるのもちょっと久々のような気がします。
 ● 2016年5月30日(月) モスラバーガー?
札幌

 録画しておいた「古畑任三郎」を見ていたら無性に食べたくなってしまいました(笑)。
 確か第1シーズンの最終回、古畑の大先輩にあたるベテラン刑事が某有名チェーンのハンバーガーを「モスラバーガー」と間違えて覚えてしまうシーンです。
 あの方、晩年は色々な意味で残念でしたが、やっぱり俳優さんとしての存在感は凄かったなぁ…などと。
 ● 2016年5月29日(日) リアル二刀流!
札幌

 どう頑張っても足元にも及ばない才能や実力を前にすると、人間はつい己の身を「評論家」のカテゴリに置いて、逆に上から目線の論評をしたがるものなのかも知れません。
 二刀流なんて無理だとか、どちらか一方に専念すればもっと結果が出るとか…中には「成功してもらったら困る」などと、つい本音を漏らしてしまった球界OBもいたのも覚えています。
 自戒を込めて、才能を素直に認める勇気と謙虚さを持たなければと考えさせられます。

 今日のファイターズのスターティングメンバーを見て「えっ!?」と一瞬目を疑いました。
 指名打者を置かずに「6番・投手」で大谷翔平…そして7回1失点&3安打1打点!
 「さすが!」としか言いようがありません。
 ● 2016年5月28日(土) 恐怖のドライブ・藻岩山麓編
札幌

 今日もクルマの練習がしたいというカミサンに、「じゃあ新札幌まで一人で迎えに来てみるか?」と訊いたら怖気づいてしまったようで、結局、地下鉄で一旦家に帰ってから改めて一緒に出掛けることになりました。
 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 午後からはクルマを借りて藻岩山麓あたりをドライブです。

札幌

 今回は手作りアイス&パフェの「ミッシュハウス」さんへ。
 最初着いた時には駐車場に入れられなくて(1台分だけ空いていたけど奥のほうだったので怖くて断念…)、旭山記念公園で時間をつぶしてから再挑戦したのは内緒です(笑)。
 ● 2016年5月27日(金) 大通公園
札幌

 夕方6時近いのにこの明るさ。
 春というよりそろそろ初夏でしょうか?
 いつのまにかすっかり日の長い季節になっていたんですね。
 ● 2016年5月26日(木) 写真整理
札幌

 作品としての写真と資料写真とでは、構図の取り方も、露出やシャッターのタイミングも、そもそも機材からして全然違うんでしょうね。
 先週からの取材で数千枚ほど撮ってきたのに、堂々と他人様にお見せできそうなカットは数えるほどしかありません。
 逆に、構図的には失敗作みたいカットに資料として重要な情報が含まれていたりもするので、安易に削除もできずひたすら溜まっていくばかり…。
 いつもの事ですが、写真整理だけでも結構大変な作業です。
 ● 2016年5月25日(水) 駅前通り
札幌

 久しぶりに戻ってきた札幌は一段と緑が濃くなっていました。
 さすがに今回は色々無理が祟ったので、しばらくは少しペースを緩めつつ徐々に状況を整え直していこうと思います。
 ● 2016年5月24日(火) ようやく帰札
エア・ドゥ

 5泊6日の本州出張…というか、その前の八戸帰省からずっと長い旅が続いていたような気分ですが、ともかくやっと札幌に戻れると思うと少しホッとします。
 いつものエア・ドゥ最終便に乗って、伊勢志摩サミットを控えて厳戒態勢の羽田空港を後に…。

エア・ドゥ

 羽田空港で何も買えなかったので、お土産は機内販売の「ベア・ドゥ クッキー」。
 7枚入りで500円也、鞄に軽く収まるコンパクトさが嬉しい一品です♪

エア・ドゥ

 ようやく帰還…!!
 さすがは北海道、長袖シャツにジャケットでもちょっと肌寒い位です。
 ● 2016年5月23日(月) 休養日


 やっぱり疲れていたのでしょう。
 お茶を一緒に買うのを忘れてしまいました。
 本当は冷たいのが欲しかったのですが、部屋に置いてあるインスタント緑茶で我慢です。

 出発以来、仕事としては結構な収穫。
 でも突然の暑さと蓄積疲労が祟ったのか、体調的には今までになくしんどい旅が続いています。
 今日のところは休養日と割り切って、夕方前には宿に入って早々に横になることにします。
 ● 2016年5月22日(日) 459回目の「北斗星」
富山

 福井から東京方面に向かう途中、富山に宿を取って富山城と路面電車を眺めてきました。

北陸新幹線

 北陸新幹線で大宮へ…。

グランシャリオ

 正直、再びこの客車に会いに来ることになるとは思ってもみませんでした。
 大宮から京浜東北線〜武蔵野線と乗り継いで、東川口の「グランシャリオ」…つい先日オープンしたばかりの「北斗星」食堂車のレストランに行ってきました。
 車内に入ると、比喩ではなく、本当に染みついた「匂い」までそのまま残っていたのにはちょっと驚きました。

グランシャリオ

 車内の雰囲気も当時のまま。
 新調されたテーブルクロスも、敢えて現役時代と似た色調のものを探されたそうです。
 何よりスタッフの方々が、この客車の歴史をしっかりと踏まえて、「北斗星らしさ」を大切に守ろうとして下さっていること。
 そして地域振興の場として末永く活用していきたいという姿勢には大いに感銘を受けました。

グランシャリオ

 「459回目の北斗星」…忘れられない満月の夜でした。
 ● 2016年5月21日(土) えちぜん鉄道
えちぜん鉄道

 未だ「ki-bo」の大きさと走行感が掴みきれず、写真に収めるには苦労させられています。
 沿線風景とのマッチングも含めて、どういう形で絵に仕上げれば良いのか、もう少し研究してみる必要がありそうですね。
 今日は夕方まで、えちぜん鉄道の沿線取材。
 「ki-bo」が走る三国芦原線のほうからなかなか抜けられず、結局勝山のほうまで足を延ばせなかったのが少々心残りです。

福井

 先月はまだ開業準備中だった再開発ビル「ハピリン」もオープンして、JR福井駅前の風景も人の流れも随分と変わったようです。
 ちょうどこのあたり、昭和の面影そのままのアーケードの下から福井鉄道の路面電車を眺めていたのがもう遠い昔のような気がします。

福井

 ソースカツ丼&おろし蕎麦。
 最後にやっと頂けました♪

福井

 特急列車と新幹線を乗り継いで、とりあえず今夜は富山まで…。
 ● 2016年5月20日(金) 三国祭
えちぜん鉄道

 午前中の特急列車で福井に入り、えちぜん鉄道・三国芦原線に乗り換えて三国へ。
 「三国祭」の山車巡行が今日の目的ですが、その前に、途中下車して新型車両「ki-bo」の走行風景なども撮っておきました。
 可愛らしい黄色い電車には、こういう季節の風景がよく似合っているようです。

三国祭

 純粋にお祭りを楽しむなら見るべきポイントは色々ありますが、取材目的を考えて、三国駅前だけに絞ってしっかり見届けておくことにしました。
 毎年新たに作られるという山車人形、今年はやっぱり真田信繁もありました!

三国祭

 三国祭を見るのは初めてではありませんが、今まで気付いていなかったような様々な発見もありました。
 今後の創作に向けての貴重なヒントも沢山得られた気がします。

三国祭

 白状すれば朝から体調最悪で、途中、取材は諦めて宿に戻ってしまおうかとさえ思っていたのですが、それでも無理して夜まで見届けただけの甲斐はあったと思います。
 まだ開いていた三国駅前の喫茶店で遅めの夕食。
 疲れている時にはつい無条件にカレーライスを頼んでしまいます。
 ● 2016年5月19日(木) 初めての京都鉄道博物館
エア・ドゥ

 先月と同じ新千歳空港8時50分発のエア・ドゥ神戸便。
 あの時は強風で着陸できず引き返してしまいましたが、さすがに今回は大丈夫そうです。

エア・ドゥ

 ベア・ドゥのぬいぐるみを振ってのお出迎え・お見送りは神戸空港のお約束なんですね。
 訪れるたびにちょっと嬉しくなります。

エア・ドゥ

 結局、いま乗ってきた飛行機が折り返し飛び立っていくまで見届けてしまいました。

京都鉄道博物館

 せっかく関西までやってきたので(と言っても神戸からは少々距離がありますが…)、先月オープンしたばかりの「京都鉄道博物館」をちょっとだけ覘いてみることにしました。

京都鉄道博物館

 つい最近まで札幌駅で眺めていた「トワイライトエクスプレス」も展示されていました。
 9年前、さいたま市の鉄道博物館ができた時もそうでしたが、現役時代をリアルに知っている車両たちがこうして収蔵されているのを見ると、やっぱり自分も歳を取ったんだなぁ…と思い知らされます。

京都鉄道博物館

 鉄道車両ばかりでなく、こういうのもあると何だかホッとします。

京都鉄道博物館

 動く蒸気機関車が見られるのもこの博物館の大きな魅力。
 運転される車両は日によって異なるようですが、とりわけ今日は一番見たかった大正3年製造の「8630」に当たったのは幸運でした。
 先日見に行ってきた美唄鉄道の蒸気機関車も、栗山公園にあった夕張鉄道の機関車もほぼ同世代ですから、きっとこんな汽笛と排気音を響かせながら走っていたのかな?…などと想像してしまいます。

 話題のスポットだけに大混雑は覚悟の上。
 どうせゆっくりとは見られないだろうから1〜2時間くらいで退散して…と思っていたのですが、平日だからか、敷地がとにかく広いからか、思いのほかゆっくりと見て回ることができたのは嬉しい誤算でした。
 叡山電車で鞍馬に寄る予定はあっさり諦めて、日が傾くまで博物館を堪能することにします。
 ● 2016年5月18日(水) 2ヶ月ぶりの「カシオペア」
カシオペア

 昨日函館で見かけた「カシオペア」の試運転列車が札幌までやってきました。
 ツアー専用列車としての来月からの運転再開に向けて、何かの確認試験などが行われているのでしょう。
 機関車が貨物会社のものに替わってしまったのが、まだちょっと見慣れない感じです。

 昨日までは帰省、明日からは別件の本州出張。
 たまたま講師のお仕事の為、今日一日だけ札幌に戻ったところでこんな光景に出会えたのも、何だか不思議な巡り合わせ感じてしまいます。
 ● 2016年5月17日(火) 束の間の家族旅行
函館

 午前中の新幹線で八戸から帰札の途に。
 今日から函館旅行に行くという義父母と義妹もついてきたので、我々夫婦も新函館北斗から在来線に乗り換えて、少しだけ函館に寄り道していくことにしました。
 「周作さんについていけば安心だねぇ…」などと、なぜかこういう時だけは勝手に頼りにされているようです(笑)。

 久しぶりにやってきた函館駅の構内には、奇しくも試運転で来道中の「カシオペア」の客車たちが停まっていました。

函館

函館

 義父は早々に力尽き、義母は土産店でキラキラアクセサリーを物色中。
 若い3人(と言える歳でもありませんが…)はパフェ屋さんで御満悦です♪

北斗

 ホテルの前で義父母たちと別れて、夕方前の特急列車で函館を後に…。
 新幹線開業を機に札幌行きの走行ルートが若干変わり、大沼国定公園・小沼湖畔の車窓風景も今までとは微妙に違うものになりました。

北斗

 今日の収穫その1。
 函館ベイエリアの武将グッズ専門店で見つけた帆布製シザーバッグ。
 「真田幸村」ラスト1個をGetです♪
 ちなみに織田信長も既に品切れ、直江兼続だけはまだ結構残っていたようですが…。

北斗

 今日の収穫その2。
 函館名物ハセガワストアの「やきとり弁当」(※豚肉です)。

北斗

 今日の収穫その3。
 食べたい!食べたい!…と、ずっと前から騒ぎ続けていた車内販売の「大沼だんご」。
 なぜかいつも売り切れだったり、車販営業のない列車だったりでもう何年も買えずにいたのですが、今回ようやく手に入れられてカミサン大喜びです♪
 ● 2016年5月16日(月) 再び葦毛崎
八戸

 とりあえず今日は休養日。
 午後まで実家でゴロゴロと過ごして、夕方、ちょっとだけ昨日の葦毛崎展望台まで出掛けてきました。
 当たり前のことですが、天候や時間帯によっても印象はまるで変ってしまうもの。
 気に入った場所には、やっぱり何度でも足を運んでみなければいけませんね。
 ● 2016年5月15日(日) 恐怖のドライブ・八戸編
八戸

 実家のクルマを借りて思う存分練習するのがカミサンの帰省目的だったようです。
 まずは午前中、海のほうまでドライブに…。
 娘が心配なのか、それとも愛車が心配なのか、義父母もついてきてしまいました(笑)。

八戸

 八戸市内、鮫角灯台を望む葦毛崎展望台。
 灯台の海側を線路が走っているところは全国でも珍しい…と昨晩の地元TV番組で紹介されていましたが、言われてみると確かにこういう風景ってあまり見た記憶がありません。
 しばらく待っていると、JR八戸線の観光列車「東北エモーション」がやってきました。

八戸

 内部が公開されていると訊いて、鮫角灯台のほうにも行ってみました。
 強風の為、残念ながら最上階のバルコニー(?)には出ることはできませんでしたが、それでも色々貴重なものを見ることができました。

八戸

 お昼過ぎに一旦帰宅。
 そして夕方前からは、これから準夜勤に出るという義妹を送って久慈まで行くことになりました。
 大事な仕事前なのに、こんな危なっかしい運転じゃあ疲れるだろう…と思いきや、当の義妹は後部座席でのんびり弁当が食べられると喜んでいました(笑)。

八戸線

 クルマは帰りに義妹が使うので、私とカミサンは久慈からJR八戸線で帰ります。
 時間はクルマよりも長く掛かるようですが、とにかく余計な緊張感がないのはいいですね!

八戸線

 鮫角灯台の下を過ぎると、ちょうど蕪島の向こうに沈んでいく夕陽が見えました。
 結構な移動でちょっと疲れましたが、おかげさまで充実した一日になりました。
 ● 2016年5月14日(土) 恐怖のドライブ・花巻編
盛岡

 初めて乗る北海道新幹線で盛岡までやってきました!

盛岡

 最近、妙に自信を持ってしまったカミサンが「盛岡から先はクルマで行くよ!」とか言い出してしまいました。
 確かに列車の接続も、その先のバスの便もあまり良くないので、本当に大丈夫ならクルマのほうが有難いのですが…。
 とりあえず、盛岡駅前で借りたクルマで恐る恐る出発です。

花巻

 北海道よりも狭く感じる道幅に緊張しつつも、どうにか無事に花巻までたどり着けました。
 勿論、お目当ては巷で話題の「マルカン百貨店」です。

花巻

 マルカン名物・展望大食堂のソフトクリーム♪
 割り箸で頂くのが流儀と訊いていましたが、なるほど確かに、倒してしまわぬように頂くには箸で少しずつつまみ取るのが最も無難なようですね。

 いよいよ来月閉店と訊いて、私のような他所者が慌てて観に来るのもどうかとは思ったのですが、それでも訪れてみると、名残を惜しむお客さんたちで賑わいながらも決して騒々しくはなく、皆さんそれぞれ、穏やかに良い時間を過ごされているように見えました。(もしかしたら、お昼時にはもっと大混雑で大変だったのかも知れませんが…)
 最初で最後のマルカン百貨店、私も良い思い出を作らせて頂けました。

花巻

 ちょっと遅くなってしまいましたが、日が沈む前に急いで次の目的地へ…。

花巻

花巻

 我らがファイターズ大谷翔平選手の母校、花巻東高校。
 勿論、学校内は部外者立入禁止、野球部の練習グラウンドにも撮影禁止の掲示がありましたから写真は遠慮しておきましたが、隣接地が広大な運動公園になっていて、そこから遠巻きに練習風景を眺めさせて頂くことができました。
 しかもその運動公園の中を横切っているサイクリングロードが、かつての「花巻電鉄」の廃線跡だというのはちょっとビックリです!

 運動公園の中を歩いてると、ランニング中の野球部の生徒さん達が「コンニチハ!」と必ず大声で挨拶をしてくれます。
 きっと大谷選手も何年か前までは、廃線跡あたりを走りながら「コンニチハ!」ってやってたんですね。

盛岡

 クルマの返却時間を気にしつつ、東北自動車道で盛岡に戻ります。

盛岡

 盛岡から乗った新幹線は、数時間前に降りた後、東京まで往復して戻ってきた全く同じ車両でした。
 新幹線で八戸まで戻って、今夜からはカミサンの実家に滞在です。
 ● 2016年5月13日(金) 藻岩山麓
札幌

 今日の札幌はまるで初夏の陽気でした。
 この時期ならではの山の色を確認しておこうと、久しぶりに市電に乗って午後から藻岩山麓へ。
 陽射しの向きは午前中のほうが良かったのかな?とも思いましたが、適度に反逆光気味のこの時間帯も切り方次第では良い絵になりそうです。
 ● 2016年5月12日(木) 新しいお仕事
札幌

 次のイラストと、執筆予定の原稿と、目先の出張予定の構想とを同時に悩みながらいずれも答えを出せずにいたところに、思いがけず全く別件のお仕事の依頼を頂きました。
 むしろこちらのほうがすぐにでも手を付けられそうな内容です。
 真剣に悩み込んでしまうとなかなか先に進めなくなるのが私の悪癖。
 ここは一旦切り替えて、ともかく出来るものから手を動かしていくほうが良いかも知れませんね。

 駅前通りの街路樹もだいぶ萌黄色になってきたようです。
 ● 2016年5月11日(水) ホームランソーセージ
札幌

 カミサンが見つけて買ってきました!
 日本ハムの新商品「ホームランソーセージ」、ソーセージ4本&カード1枚入りで約200円也。
 「プロ野球チップス」なら70円前後でカード2枚入りですからちょっと割高感もありますが、そのかわりファイターズ限定なのでハズレの山を築く心配はありません(笑)。
 しかも「プロ野球チップス」ではまず出ないような通好みの選手まで入っているのにはちょっと感激。
 でも、コンプリートしようと思ったら一体何本食べることになるんでしょう…!?
 ● 2016年5月10日(火) 梱包作業
札幌

 販売店様に納品するポストカードの発送準備。
 相変わらずこういう作業に関しては全く不器用です。
 どう頑張っても作品制作の時間を縮めることは無理なので、本当はこういう部分こそ、もっと素早く、要領よくこなせるようにならないといけないんでしょうね。
 ● 2016年5月9日(月) 連休疲れ?
札幌

 カレンダーなど関係ないフリーランスの身なのに、連休明けにはしっかりと疲れが来るから不思議です(笑)。
 漠然と浮かんでいるイメージは色々あるのですが、しっかり煮詰めてカタチにするにはもう少しだけ時間が必要なようです。
 ● 2016年5月8日(日) 恐怖のドライブ・芦別編
三笠

 本当に大丈夫なのか?と随分念を押したのですが、まぁ、本人が行けると言い張るので命を預けるしかないでしょう。
 カミサンの習熟運転、今回は美唄よりももっと遠くを目指します。
 まずは岩見沢経由で三笠の桂沢湖へ…。

芦別

 そういえば、こういう峠越えも初めてだったかも知れません。
 トンネルが見えてきてから「あれ、ライトどうやって点けるんだっけ?」とか言い出すのでこっちが怖くなります(汗)。

芦別

 夕張国道を芦別方面に向かう途中、「三段滝」の看板を見つけて小休止。
 雪解けで芦別川の水量も増しているのか、ものすごい迫力です!

芦別

 今回の目的地は三井芦別鉄道…またしても廃線跡探訪です(笑)。
 今も残されている鉄橋の上に置かれた石炭列車の機関車と貨車、そのまま絵に描きたくなるような印象的な光景でした。

芦別

 芦別名物、ガタタン焼きそば&ガタタンラーメン♪

芦別

 札幌よりも少し遅れて、ちょうど桜が見頃を迎えていました。
 図書館の前にはかつて炭鉱で使われていたトロッコたちが…。

芦別

 芦別から滝川インターに向かう途中、突然目の前にお城が現れてビックリ!
 取り急ぎスマホで調べてみると、どうやら人形製造会社のショールームだったらしいのですが、残念ながら今は閉鎖されているようです。

 滝川インターから乗った高速道路は強風で80キロ規制。
 ただでさえ風にハンドルが取られそうなのに、規制通りに走っていると物凄いスピードで後続車に抜かれて札幌まで冷や汗の連続でした。
 この風だと一般道のほうが楽じゃないか?と一応訊いてみたのですが、それよりも早く帰って「真田丸」をBSで観るんだ!と言って頑張り抜いたカミサンはさすがです(笑)。
 ● 2016年5月7日(土) NHK文化センター
札幌

 「好きなように描けば良いんですよ…」などと言って生徒さんに丸投げしてしまうのは講師の職務を放棄するようなものですが、逆に自分の技法や作風を強いるような格好になってしまうのも良くないんだろうなと思います。
 各々の生徒さんの好みや目指すところをできるだけ理解して、その上で、あくまで助言というか、選択肢のひとつとして私の技法を説明するということ。
 特に、技法書や他の教室などで私とは異なる描き方に触れられたことのある生徒さんには、その内容を頭から否定せず、きちんと比較してご自身に向いているほうを採れるよう助言させて頂くということ。
 講師として、そういう姿勢だけは心掛けているつもりです。

 「私、スタッフにも『先生』と呼ばせないんですよ、ハッハッハ!」などと、腰の低さをことさらアピールしている方を見ると、申し訳ないですが「それは違うだろ!?」と思ってしまいます。
 私みたいな一介の絵画教室講師から、雲の上のような偉い学者や教育者、政治家の方々に至るまで…。
 時として「先生」と呼ばれる者にとって最も大切なのは、そんな呼び方云々という形式的なことではなく、異なる立場や考え方をきちんと尊重する、本当の意味での「謙虚さ」なのかな?と時々真面目に考えさせられることがあります。
 ● 2016年5月6日(金) 宝物
札幌

 確か十数年前、独身時代に買った美唄鉄道の蒸気機関車。
 久々に引っ張り出して、煤や錆、土埃で汚れた様子をアクリル絵の具で描き入れたらなかなか良い感じになりました。
 どうしてこんな贅沢なものに手を出したのか、今となっては記憶も曖昧ですが、少数限定・真鍮製のハンドメイド製品で、多分これ1台で同じスケールの新幹線模型16両編成が2〜3本は買える位の値段だったんじゃないかと思います。
 それだけに、筆を入れてわざわざ汚してしまうのにはちょっと勇気が要りましたが、これでやっと、本当の意味で「自分のもの」になったような気もします。

 傷ひとつ付けないよう大事に仕舞っておくべきか?
 それともボロボロになるまで手を掛けて使い尽くすべきか?
 「大切にする」という言葉の意味は人それぞれだと思いますが、でも傍から見たら「もったいない!」とか思われてしまうんでしょうね。
 ● 2016年5月5日(こどもの日) 祝・退院!
札幌

 「時計の病院」に預けてあった腕時計が戻ってきました。
 ゼンマイ・電池切れが「消化器科」、電子回路・コイル・歯車取り換えが「循環器科」…なかなか言い得て妙ですね(笑)。
 ちなみに今回は「心臓血管外科」、電池式時計の分解修理です。
 ● 2016年5月4日(みどりの日) 引き分け
札幌

 野球は観る人皆が監督になるスポーツだと言われます。
 確かに私自身も含めて、やれ打順がどうだ、守備位置がこうだ、ここでこの投手交代はないだろう!…などと勝手なうんちくを語ること自体が楽しみになっているようなところがあります。
 ところがウチのカミサン、「よし、1千万円増だ!」「500万円やる!」とか横でブツブツと…。
 どうやら監督じゃなくてGMになってしまったようです(笑)。

 今日のファイターズは延長12回引き分け…。
 「負けなかった」と言うよりは、1点リードで迎えた9回表に追いつかれてしまったので「勝てなかった」と言うべきでしょうか。
 ともかく4時間超の長い試合、TVの前で見ているだけでも結構疲れてしまいました。
 ● 2016年5月3日(憲法記念日) 恐怖のドライブ・電車通り編
札幌

 さすがにカミサンも一昨日の遠出で疲れたようなので、今日の習熟運転は軽く近場で…。
 とりあえず取材を兼ねて、電車通りをほぼ1周ほど走ってもらうことにしました。
 電車通りというと道幅も広くてゆったりしたイメージがあったのですが、自動車側から見ると意外と狭いんだなあ…というのが第一印象。
 すぐ脇を大きな電車がすり抜けていくというのも結構な威圧感ですが、バスやトラックと違って突然車線変更してくる不安がない分、こちらのほうが多少気は楽かも知れません。
 今までこういう目線で眺める機会はなかったので、なかなか新鮮な気分です。
 ● 2016年5月2日(月) 力作?
札幌

 いつのまにかカミサンがこんなものを作っていました。
 自動車運転のイメージトレーニング用…なんだそうです。
 段ボールを切り抜いて作ったらしいのですが、ただ単に丸く切り出すのではなく、何枚か貼り合わせて、グルグルとテープで巻いてリアルな厚みを出したんだとか。
 いささか意味不明ながら、彼女が時々発揮する妙なエネルギーには身内の私でも感心させられます(笑)。
 ● 2016年5月1日(日) 恐怖のドライブ・美唄編
札沼線

 すっかり休日の恒例行事になってしまったカミサンの習熟運転。
 今回は自己最長の遠出に挑戦です!

美唄

 どこか行きたいところはないか?と訊かれたので、前々から興味のあった美唄鉄道の廃線跡まで行ってもらうことにしました。
 クルマがないとなかなか行けそうになく、いつかは行ってみたいと思いながらもずっと躊躇していた場所です。

 ドイツ製の勾配用機関車を範に国内メーカーで製造されたという蒸気機関車。
 写真で見た時にはもっと巨大な印象だったのですが、目の当たりにしてみると思いのほか小柄で、しかし寸分の隙も無いような引き締まった逞しさに改めて惚れ惚れしてしまいました。
 どことなく十数年前、新婚旅行のオーストリア・チロルで乗ったツィラータール鉄道の蒸気機関車のようにも見えたのは、ドイツの流れを汲むスタイルからか、それとも新緑まぶしい風景のせいでしょうか?

美唄

 午後になると雲が広がってきました。
 美唄川に沿って山道を上り、昔の炭鉱跡を目指します。
 そういえば、樹々の葉が生い茂る前のほうが廃線跡は見つけやすいと訊いたことがありますが、なるほど確かに、一目でそれと分かる美唄鉄道の線路敷がずっと道路の傍に見え続けていました。

美唄

 かつての美唄炭鉱跡。
 いくつかの象徴的な構造物は今も姿を留めてはいるものの、この一帯に巨大な炭鉱施設があったとは信じ難いような閑散とした風景です。

美唄

 復路は高速道路に挑戦…!?
 若葉マークで慎重に走っていると容赦なくバンバン追い抜かれ、助手席に座っているだけでもスリル満点です(汗)。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年4月30日(土) 大通公園
札幌

 今は桜満開の札幌。
 ライラックももうそろそろのようです。
 ● 2016年4月29日(昭和の日) フリクションボールペン
札幌

 今まで買ってきたお土産の中で、一番役に立っているのがエア・ドゥ機内販売のボールペンかも知れません。
 以前売られていた奥のものも良かったのですが、実用性でいえばやっぱり最近発売になったフリクションボールペンのほうでしょう。
 ボールペンで書いた字が消せる時代になったんですね(笑)。
 こういう便利な道具、もっと早くから使っていれば…と思ってしまいます。
 ● 2016年4月28日(木) 駅前通り
札幌

 お仕事と、プライベートと、それぞれ大事な用件をひとつずつ終わらせて、ようやくホッとしているところです。
 でも、こういう時ほど妙な安堵感からズルズルとペースを乱してしまうものですから気を付けないといけませんね。

 市電を眺めながら遅めの昼食。
 駅前通りの街路樹もそろそろ芽吹きつつあるようです。
 ● 2016年4月27日(水) 桜
札幌

 いつのまにか近所の桜が満開になっていました。
 春の訪れが遅い分、今の時期は目が回るほどの勢いで日に日に街の景色が変わっていきます。
 ● 2016年4月26日(火) 帯広2日目
帯広

 昨日から市内の移動はもっぱら十勝バス。
 積極的な施策で利用増に繋がっているとメディアでも随分話題になっていたようですが、なるほど確かに、慣れない街でバスに乗る時にありがちな不安やストレスを今回は殆ど感じていないことに気付きました。
 ダイヤの組み方から乗り換え案内、運賃や割引きっぷの設定など。
 ひとつひとつは些細なことだとしても、きっとしっかり考え抜いた上で取り組まれているのでしょうね。
 それにしてもこの黄色いバス、絵の題材としてもちょっと惹かれます。

帯広

 あまり天気も良くなさそうなので、今日はビート資料館へ。

帯広

 訪れた時には他に来館者もいなかったので、スタッフの方が傍について大変丁寧に解説して下さいました。
 ここに来るのも数年ぶりですが、以前よりも展示内容が充実しているような気がします。

帯広

 天気予報は良いほうに外れて、ビート資料館を出る頃には少し陽も差し始めました。
 保存されている十勝鉄道の蒸気機関車を訪ねて、再びバスに乗って市内中心部の「とてっぽ通」へ。
 この細長い緑地自体が十勝鉄道の線路の跡で、現役時代は帯広駅前から今のビート資料館のあたりを通って、更に先の農村部にまで伸びていたようです。
 気が付けば昨日から廃線跡探訪ばかりですね(笑)。

帯広

 ほんの短い滞在でしたが、それなりに得るものはありました。
 昨晩食べ損なった豚丼を頂いたら、特急列車で札幌に帰ります。
 ● 2016年4月25日(月) 数年ぶりの帯広
帯広

 急な用事で数年ぶりに帯広までやってきました。
 本題だけなら日帰りでも間に合いそうですが、せっかくなので一泊して、取材も兼ねて少しだけ見て回ろうと思います。
 まずはお決まりの幸福駅から…。

帯広

 愛国駅を訪れるのは二度目ですが、前回はまだ雪の残る季節。
 機関車はブルーシートに包まれていて見ることができませんでしたから、今回がほとんど初対面みたいなものです。
 芝生に覆われた駅構内と、大切に整備されているとおぼしきピカピカの蒸気機関車。
 現役時代と比べると綺麗すぎる位なんでしょうが、こういう穏やかな余生も素敵だなぁ…と嬉しくなるような風景でした。

帯広

 夕方、連載を寄稿させて頂いている季刊「スロウ」の版元、ソーゴー印刷さんへ。
 もう10年ほどのお付き合いになりますが、なにぶん帯広と札幌ですから、訪問させて頂く機会も、スタッフの皆さんと直接お会いする機会もそう多くはありません。
 離れていても何不自由なく一緒にお仕事させて頂けるケースもあれば、残念ながら距離がネックで次第に溝が広がってしまうケースもある。
 まさに遠距離恋愛みたいなものですね(笑)。
 幸い「スロウ」さんとは本当に良いお付き合いを続けさせて頂いていますが、だからこそ、距離に負けない信頼関係を保ち続けられるよう、日頃からしっかり意識しておかねばと思っています。

 せっかく帯広まで来たからには豚丼でも食べていきたいところですが、さすがに徹夜明けの胃には重すぎます。
 今夜は宿に戻って早々に寝てしまうことにします。
 ● 2016年4月24日(日) 挑戦中
札幌

 しかし今回はいつになく難産です。
 作品自体の難易度、前後のスケジュール、あるいは今の心理状態…等々。
 理由を考えれば色々思い当たることもあるのですが、それを言ったところで言い訳にもなりません。
 でも、ひとつだけポジティブな言い方をするなら、いま挑戦しているのはこれまであまり描いたことのないモチーフ。
 うまくいけば創作の幅を拡げる格好の機会になるかも?と思って頑張っているところです。

 ドリンク剤で気合を入れつつ、ともかく明朝までに仕上げるのみです。
 ● 2016年4月23日(土) NHK文化センター
札幌

 今日は朝からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 ところが突然、ペーパードライバー歴四半世紀超のカミサンが練習も兼ねてクルマで送ると言い出しました。
 実質的に自分ひとりで運転するのは先週に続いてこれがまだ二度目…。
 講師の仕事の前に冷や汗、そして帰りも再び恐怖のドライブです。
 ● 2016年4月22日(金) 新幹線の旅程
札幌

 そういえば北海道新幹線のダイヤや運賃料金をまだきちんと見ていませんでした。
 近々、北東北方面に出掛ける話が持ち上がって急ぎ調べてみたところ、所要時間はもとより、乗り換え回数が減ったことで今までよりは随分楽になりそうな感触。
 しかし割引きっぷが整理されてしまったので、どうやら旅費が想像以上に高くなってしまいそうです。
 宣伝されているネット限定の割引きっぷも調べてみたのですが、色々制約条件があるようで…。
 結局のところ、今回は昔ながらの単純な「往復割引」が値段的にも使い勝手の面からも最適かな?という結論です。

 とりあえず札幌駅まで行って指定券も無事確保。
 なるほど、北海道直通の「はやぶさ」も八戸には殆どの列車が停まるんだ!…と、そんなことすら今日になって初めて知った次第です。
 ● 2016年4月21日(木) 自宅作業
札幌

 終日、自宅でイラスト作業。
 今回は割とあっさりまとめられる題材だと思っていたのですが、始めてみると色々悩みどころ満載でちょっと苦戦中です。
 夕方、ふと外を見ると不思議な色の夕焼け空が広がっていました。
 ● 2016年4月20日(水) NHK文化センター
札幌

 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 今日から4月期が始まり、前期からの継続受講の皆さんに加えて、また新しい生徒さんも参加して下さいました。
 絵画経験も、描きたい題材や作風、習得したい技術なども皆さんそれぞれだと思いますが、できるだけ一人一人の事情に沿えるよう、そして何より無理なく楽しく続けて頂けるよう、私も講師としてできるだけの努力をさせて頂きたいと思います。

 帰り際、近所の街路樹の幹から新芽が覗いていました。
 数日ほどで街の景色も一気に変わっていきそうです。
 ● 2016年4月19日(火) 春の風物詩
札幌

 冬の間にすっかり剥げてしまっていた横断歩道が綺麗に塗り直されていました。
 こういう作業も北海道の春の風物詩です。
 ● 2016年4月18日(月) 雨
札幌

 次作のテーマに合った風景を探そうと電車通りに行ってみたものの、残念ながら今日のところは期待したほどの成果無し。
 雨なら雨で絵になる描き方もあるのですが、今回に関してはやはり晴れていないとイメージには合わないようです。
 もう一度、これまでの取材写真と記憶を基に練り直してみたほうが良いのかも知れませんね。
 ● 2016年4月17日(日) カップラーメン
札幌

 近所のスーパーで見つけたカップラーメン。
 新幹線つながりで(?)並んでレジ横に積んでありました。

札幌

 まずは函館海鮮塩らーめんから。
 中の袋も新幹線カラーでした(笑)。
 ● 2016年4月16日(土) 恐怖のドライブ
長沼

 ペーパードライバー歴四半世紀(!)のカミサンが突如運転を始めると言い出し、その練習に連れ出されることになりました。
 一応、専門の先生について頂いてのペーパードライバー講習というのを数時間ほど受講したようですが、実質的に自分一人で運転するのは今日が初めてだそうです。

長沼

 最初の目的地は長沼町のインドカレー屋さん。

栗山

 そして栗山町の「栗の樹ファーム」へ。
 ファイターズの栗山英樹監督が、監督就任のずっと前に作られたという野球場です。

栗山

 ログハウスの中には栗山監督のコレクションが一杯!
 監督就任前からのものですから、ファイターズに限らず国内外のさまざまな野球グッズが集められています。
 本当に野球を愛していらっしゃるんですね。

栗山

 近くの栗山公園には、かつての夕張鉄道のSLが保存されていました。
 現役時代の写真は何度も見ていただけに、ちょっと感動。
 この機関車が走る姿もぜひ絵に描いてみたいと思っています。

 途中、駐車場で轢き殺されそうになるアクシデントはありましたが、ともかく無事に札幌に戻ることができました。
 でも、この歳になって何かに挑戦するというのはカミサンも大したもの。
 安全にだけは気を付けて、頑張って続けられるよう私も横から応援していこうと思います。
 というわけで、これから毎週どこかに連れ出されそうな予感が…。
 ● 2016年4月15日(金) イラスト作業
札幌

 イラスト作業と原稿執筆では、やっぱり脳の使い方が違うのでしょうか?
 どちらも大切なお仕事ですが、不器用な私には同時進行はちょっと荷が重いようです。
 とりあえず、今日はイラスト作業優先ということで…。
 ● 2016年4月14日(木) 熊本地震の報
札幌

 「IL DIVO」のコンサートを聴き終えて、会場を出てスマホの電源を入れたところで熊本の地震のニュースを知りました。
 その後も余震が続いているようで心配ですが、大きな被害にならぬよう、一日も早く状況が落ち着くようお祈りしています。
 ● 2016年4月13日(水) 原稿執筆
札幌

 描きたい時に、描きたいものを気の向くまま描けるわけではない…というのは仕事であれば当然の事。
 それが決して、嫌々やっているとか、描きたくもないものを描いているとか、そういう単純な話ではないことも言うまでもありません。
 福井取材で見た風景、浮かんだイメージのほうに想いはついつい傾いてしまいそうなところですが、今はしっかり切り替えて目先の原稿執筆のほうに専念です。
 ● 2016年4月12日(火) 帰札翌日
札幌

 5日間で約3,700枚というのは多いのか少ないのか…?
 いつもの事ですが、帰札翌日はほぼ写真整理だけで終わってしまいます。
 この中から、実際に絵に描くことになる風景というのは本当に一握りしかないわけですから、考えようによっては贅沢というか、勿体ないというか…。
 でも、そういう見えない積み重ねが、作品の厚み、深みに少しは繋がってくれるのだろうと信じてチマチマ頑張っている次第です。
 ● 2016年4月11日(月) 東京から帰札の途に
東京

 東京での予定を終えて、モノレールで羽田空港へ。
 初日から色々大変な旅でしたが、最後にご褒美のような素敵な夕陽に出会えました。

羽田空港

 羽田空港ではお世話になっているライターさんと久々の再会。
 実は私にとって最後の定期「北斗星」の旅でご一緒させて頂いた方ですが、お会いするのはその時以来ですから、考えてみればもう一年以上ぶりなんですね。
 色々楽しいお話をさせて頂きました。

新千歳空港

 いつものエア・ドゥ最終便で新千歳空港に着くと、ターミナルにはうっすらと雪が降った形跡がありました。
 福井の暖かさとは一転、コートを持ってこなかったことを少し後悔するような肌寒さです。
 ● 2016年4月10日(日) 富山から東京へ
富山

 昨晩は富山泊。
 今朝は久々に富山ライトレール「ポートラム」に乗ってみることにしました。
 沿線の桜はほぼ終わり、線路際には菜の花やチューリップが綺麗に咲き誇っていました。
 心なしか昨日の福井よりも春が進んでいるような気もします。

北陸新幹線

 初日からちょっと無理が続いていたので、今日は少し予定を緩めて、寄り道しながらゆっくりと東京を目指すことにします。
 お昼過ぎの北陸新幹線「はくたか」の自由席で富山を後に。
 曇天気味であまり期待はしていなかったのですが、それでも車窓には残雪の山々がうっすらと覗いていました。

糸魚川

 新幹線開業後、初めて降りた糸魚川駅。
 随分前に乗ったことのある大糸線の古いディーゼルカーが、今は駅前広場に保存されていました。

北陸新幹線

 糸魚川から再び「はくたか」に乗って、長野を過ぎてしばらくすると上田城が見えてきました!
 いずれブームが落ち着いた頃にゆっくり訪ねてみたいところです。
 ● 2016年4月9日(土) 福井2日目
福井

 すっかり春の恒例行事となった、えちぜん鉄道・永平寺口駅でのイベント「えち鉄521プロジェクト」を覘いてきました。

福井

 「桜とラッセルを撮ろう!」と銘打ったこのイベント。
 沿線屈指の桜スポット・永平寺口駅付近の鉄橋上に冬季除雪用のラッセル機関車「ML521」を停めての撮影会が目玉のひとつですが、それでいて、必ずしも熱心な撮り鉄さん向けのイベントというわけでもなく、むしろ地域のお祭り的な和やかな雰囲気を大切にされているのが、えち鉄さんらしくて微笑ましく感じられます。
 これからも、今の良い雰囲気を大切に温めながら、地域の方々と共に末永く続けて頂けたらと願っています。

福井

 永平寺口のイベントをある程度見届けたところで、福井行きの電車に飛び乗って福井口乗換、三国芦原線方面へ。
 ちょっとギリギリでしたが、新型低床車両「ki-bo」の通過にどうにか間に合いました!
 昨日は天候がイマイチだったので、青空の下できちんと見届けられたのは今後の創作の上でも大きな収穫です。

福井

 再び勝山永平寺線に戻って、イベント出演を終えて車庫に戻るラッセル機関車の回送を撮影。
 この風景、いいなぁ!…と自分でも結構気に入ってしまったのですが、でも同じ場所、同じ季節感の絵を去年のカレンダーに使ってしまったので、残念ながらしばらく描く機会はなさそうですね。

福井

 すぐ次の電車で福井駅に戻って、駅前からフェニックス通りまで全力疾走!
 ちょうど今日午後から始まっていた恒例行事「越前時代行列」を、最後の最後だけですが辛うじて見届けることができました。
 福井ゆかりの柴田勝家公、電車を待たせて堂々と…(笑)。

福井

 通り過ぎていった行列を必死に追いかけて、どうにか最後にもう一枚。
 とりあえず、最低限必要なカットは押さえられてホッとひと安心です。

福井

 昨日今日と、とにかく必死に走り回った二日間。
 さすがに疲労感は否めませんが、おかげさまで今後に繋がる有意義な滞在になったと思います。
 もう一度、夕暮れの田原町駅の風景を見届けてから福井を離れることにします。
 ● 2016年4月8日(金) 福井1日目
福井

 今日一日、えちぜん鉄道の新型低床車両「ki-bo」をひたすら追い続けていました。
 形も大きさも在来車両とは全く異なるので、まずは車両自体の構造や雰囲気、それに沿線風景や駅施設などとのマッチングを現場でしっかり見届けて、自分自身の感覚の中に刷り込んでおかねばなりません。
 あとは、この可愛い電車をどういう絵にできるのか、これからゆっくり悩み抜いてみようと思います。

福井

 黄昏時から夜にかけての田原町駅が思った以上に素敵だったのも今回の大きな収穫でした。
 でもこの構図だと、どう見ても福井鉄道のほうが主役になってしまいますね…。

福井

 夕食は勿論、「ヨーロッパ軒」さんのソースカツ丼♪
 さすがに今日は福井駅前から本店まで歩く元気はなく、駅から近い豊島分店のほうで…。
 ● 2016年4月7日(木) 条件付き運航…!?
エア・ドゥ

 「安全に着陸できない場合は引き返すことも…」と脅されたことは何度もありましたが、本当に着陸できなかったのは実は今回が初めてです。
 強風の為、神戸空港上空でしばらく旋回したものの結局着陸許可が下りず、あえなく新千歳空港に引き返すことに…。

エア・ドゥ

 機内に鉄道時刻表も用意してあるんですね!
 ダメもとでCAさんに訊いてみたら持ってきて下さいました。
 おかげで飛行機の振り替えと、その先のJRの旅程と乗車券・特急券の変更等々、着陸までにじっくり作戦を練ることができたのは幸いでした。

エア・ドゥ

 約3時間半ぶりの新千歳空港(笑)。

エア・ドゥ

 空港カウンターで振り替え手続き。
 JR駅窓口まで走って切符の変更。
 ターミナルのレストランでカレーライスを頂いて、今日二度目となる保安検査を通過して再び搭乗口に向かうとちょうど政府専用機が降りてくるところでした。
 これが見られただけでも戻ってきた甲斐があったのかな?…などと。

エア・ドゥ

 午後の神戸便も欠航との事で、振り替えは名古屋行きに。
 同じ飛行機でも、ANAの航空券を持っている人は関空や伊丹という選択肢もあったようですが、エア・ドゥの航空券では自社の就航地にしか振り替えできないそうです。
 なるほど、「コードシェア」とはそういうシステムなんだな!と、ひとつ勉強になりました。
 新千歳滞在2時間半ほどで再び空へ…。

エア・ドゥ

 思わぬ形で訪れることになった初めての中部国際空港セントレア。
 でも空港開業前、ひと足早く供用されていたこの空港駅にだけは一度訪れたことがありました。
 その時はまだ空港エリアは立入禁止で、唯一開いていた駅コンコースの売店で、セントレアのキャラクター「なぞの旅人フー」のキーホルダーを記念に買って帰ったのを覚えています。
 それから11年、ようやく訪れることができたこのセントレア!…などと感慨に浸る余裕もなく、バタバタと名古屋方面行きの特急列車に飛び乗ってしまったのはちょっと勿体なかったですね。

京都

 名古屋から新幹線で京都に出て、最終の在来線特急に乗り換えて目的地へ。
 色々ありましたが、ここから先はどうにか当初の予定通りです。
 ● 2016年4月6日(水) 大通公園
札幌

 天気に恵まれた昼下がり。
 大通公園に憩う人々の姿も増えてきましたが、それでもコートを着ないで出掛けると朝晩などはまだちょっと肌寒く感じる日もあります。
 明日からの本州出張、何を着ていけば良いのか悩むところです。
 ● 2016年4月5日(火) ファイターズタクシー
札幌

 市電とファイターズタクシーを絡めて撮れるとちょっと得した気分です。
 せっかく目の前で客待ち停車中だったのに、今日は別段乗る用事がなかったのが残念…。
 ● 2016年4月4日(月) 自転車の季節
札幌

 毎年おなじみの光景ですが、ことさら気になってしまうのは市電ループ化のおかげで歩道際に目が行くからでしょう。
 雪が消えた途端、街に自転車があふれ出しました。
 ● 2016年4月3日(日) 原稿作業
札幌

 悩めば悩むほど手が動かなくなってしまうのが私の悪い癖。
 とにかく何でもいいから言葉を並べて、後からじっくり練り直すことにします。
 ● 2016年4月2日(土) サヨナラ翌日
札幌

 久しぶりにカミサンと近所のハンバーガー屋さんへ。
 ここに来るのはファイターズ勝利の翌日と決まっています(笑)。
 ● 2016年4月1日(金) 春
札幌

 最近バタバタと遠出が続いていたので、地元の街をじっくり眺めるのも何だか久々のような気がします。
 もう一度くらい雪が来るかな?と思っているうちに気が付けば4月…。
 すっかり春めいてきた風景に気付いてちょっと焦ります。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年3月31日(木) ベルト交換
札幌

 結婚前、オーストリッチのベルトが気に入って買ったペアウォッチ。
 だいぶ傷んでしまったものの丁度良い交換ベルトが見つからなくて困っていたのですが、東京の量販店を何件か回って、どうにか似た感じのものを2本買い揃えることができました。
 オーストリッチ革じゃなくて牛革のオーストリッチ風型押しですが、まぁ、そこまで贅沢は言えないでしょう。
 精密ドライバーでこじって外して、ついでにバックルも元々のものを移植して、良い感じに付け替えることができました。

 「ペア」と言いながらもこの時計、文字盤の形も色も異なっているのがポイント。
 何でも一緒というよりも、むしろ少し食い違っている位のほうが良いのかな?…と、なんとなく夫婦の在り方を教えてくれているような気がします。
 ● 2016年3月30日(水) おろしそば?
札幌

 福井で買ってきた本場のつゆで越前おろしそばを作ろうと思ったのですが、ちょっと目を離した隙になんか違うのが出来上がっていました。
 一度きちんと教えておかないといけませんね。
 ● 2016年3月29日(火) 北海道開幕戦!
札幌

 帰札翌日で身体は結構疲れていたのですが、それでも頑張って観に行ってきました。
 というか、この一戦に合わせて札幌に戻ってきたようなものです(笑)。
 本拠地・札幌ドームでは今季最初のファイターズ公式戦、大谷翔平選手のホームランも飛び出して見事13対3の大勝利です♪

札幌

 大型ビジョンの映像やイニング間のパフォーマンスなど、球場の演出も昨季とは随分変わっていました。
 中でも目を惹いたのが宇宙船をイメージした(?)ヒーローインタビューの「お立ち台カー」。
 未来的…というよりは、レトロなSF映画みたいなカッコ良さですね!
 ● 2016年3月28日(月) 春の東京
東京

 ちょうど滞在中に開催されていた都電の新型車両の見学会を覘いてきました。
 廃車になる旧型車両の車体を手直しして再利用し、新品の台車、機器類と組み合わせて作ったそうです。
 それにしても、平日の日中、僅か2時間のみの公開にもかかわらず、絶え間なく訪れる見学者の多さには「さすが東京!」とちょっと圧倒されてしまいました。

東京

 思いのほか天気も良くなってきたので、線路際を少し歩いてみることに。
 桜もそろそろ咲き始めていました。

羽田空港

 帰路の便では左側の窓側席を取ることが多いのですが、今回はたまたま右側席。
 いつものエア・ドゥ最終便で、いつもと違う夜景を楽しみながら帰ります。

札幌

 今回の東京土産は北海道新幹線開業記念の限定プリン♪
 大変な人気で品薄らしく、実は前回上京時には私も買いそびれてしまったのですが、今回は開店と同時にお店を訪れてめでたく確保することができました。
 でも、知人にも贈るつもりで6個ほど買ってきたものの、よく見ると消費期限は本日中…。
 頑張って食べてしまうしかありませんね。
 ● 2016年3月27日(日) 節目の日を見届けに
福井

福井

福井

福井

 新幹線のほうには行かなかったの?と会う人ごとに訊かれましたが、正直、今の私にとってはこちらのほうがずっと大切です。
 福井鉄道のJR福井駅前延伸開業、えちぜん鉄道〜福井鉄道の相互乗り入れ開業、そして新型低床車両「ki-bo」の運行開始…。
 一番列車やら祝賀式典やら、早朝から駆け回って色々見届けてきました。

 福井に通い始めて7年半。
 気が付けば駅や電車の風景も随分変わり、そして最初の頃にお世話になった社員さん達ももうだいぶ現場を離れてしまわれましたが、それでも変わらず御縁が続いているのは本当にありがたいことだと思います。
 遠方在住の私にどこまで出来るのだろう?…というプレッシャーはまだまだ今でも拭えませんが、これからも変わりつつある福井の姿をしっかりと追い続け、作品に描き留めていかねば!と、華やかな式典の風景を前に想いを新たにしたところです。

福井

 今回はただ節目の日を見届ける為だけの滞在でした。
 ソースカツ丼&おろし蕎麦を頂いたら、金沢経由、最終の新幹線で東京に向かいます。
 ● 2016年3月26日(土) 神戸から大阪、福井へ
エア・ドゥ

 午前中、NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座を終えた後、すぐに新千歳空港に向かって午後の飛行機で神戸に出発。
 離陸直後、眼下に見える千歳基地の格納庫の前には、ブルーインパルスとおぼしき6機の機影がありました。
 北海道新幹線開業の祝賀飛行でこれから函館上空に向かうのでしょう。
 しばらくすると窓の外には津軽海峡。
 青函トンネルのほぼ真上を通過して、やがて目を凝らすと青森湾のあたりには一目で分かる新幹線の高架橋が見えてきました。

 佐渡上空から富山、高岡をかすめて、遠くに白山が見えてくるとほどなく福井に。
 その時は小さすぎてよく分からなかったのですが、後で写真を拡大してみると、えちぜん鉄道・西長田駅のあたりを確かに通過していたようです。

大阪

 神戸空港から大阪に出たところで少々時間が余ってしまったので、日没前にちょっとだけ散策。
 せっかくなので真田丸ゆかりの地を歩いてみようかと環状線に乗ると、幸先よく「真田丸電車」がすれ違っていきました。

大阪

 「真田丸跡」と大きく謳った三光神社。
 境内には赤い幟や六文銭が至る所に掲げられ、真田幸村公の像の下には大阪城に繋がっていたという「真田の抜け穴」が今も残されています。
 しかし近年の調査では、実は真田丸はここではなかったという説が有力なようで…。

大阪

 三光神社から少し西に離れた、現在の大阪明星学園の敷地が真の真田丸跡…との事。
 学園のグラウンドの前には、今年になって建てられたばかりの真新しい顕彰碑がありました。

 そういえば先日、真田丸跡ではないと判明した三光神社の宮司さんが「どっちゃでもええんですよ(笑)」とコメントされている記事を見たのを思い出します。
 そういうおおらかさ、なんかいいですね!(笑)。

大阪

 琵琶湖の月明かりを眺めながら、最終の特急列車で一路福井へ…。
 明日は色々、忙しくなりそうです。
 ● 2016年3月25日(金) 今日の苗穂
札幌

 長年の務めを終えた急行「はまなす」の客車たちが苗穂に集められていました。

札幌

 既に苗穂に運ばれてきていた数両に加えて、今日は寝台車と普通車が計4両。
 車両基地構内での入換作業を遠巻きに眺めていると、突然パラパラと叩きつけるような激しい吹雪に包まれました。
 やっぱり青い客車たちには、こういう風景が一番似合うような気がします。

札幌

 今回の東京土産(笑)。
 カプセル玩具カシャポンの「戦国甲冑大全」です。
 販売箇所限定でなかなか手に入らないそうですが、東京ではスカイツリーのお土産屋さんに置いてあると訊いて、歴史好きのカミサンの為にわざわざ足を延ばしてきた次第です。

 とは言え、ガシャポンだけに何が出るかは運次第…。
 お目当ての一品を手に入れるまでに一体いくら注ぎ込むことになるのか自分でもちょっと怖かったのですが、それでも数回ほどのチャレンジで一番欲しかった真田幸村、徳川家康が通常版と黄金版で見事揃ったのはラッキーでした♪
 ● 2016年3月24日(木) ちょっとした幸運?
東京

 宇都宮線に乗って移動中、大勢の人々が線路際でカメラを構えているのが見えました。
 何か来るのかなぁ?…と気になって眺めていると、尾久駅の構内に「カシオペア」の客車が3両だけ、赤い電気機関車に牽かれる格好で停まっていました。
 「あっ!」と電車を飛び降りて急いでカメラを取り出した途端、ちょっと短い「カシオペア」は大宮方面へとゆっくり動き出していきました。

 それにしても、首都圏にはそれだけ愛好家の方々が多いのか、それともそういう情報網が充実しているのか…?
 札幌あたりの感覚と比べると、とにかく駅や沿線の人出の多さには驚くばかりでした。

東京

 羽田空港までモノレールで行くか、京急で行くか迷った末、モノレールに乗ったら綺麗な月が見えていました。
 今日は色々、ちょっとしたツキがあるようです♪

エア・ドゥ

 今回もいつものエア・ドゥ最終便で帰札の途に。
 羽田の夜景も素晴らしかったのですが、苫小牧の夜景もなかなかのものです。
 ● 2016年3月23日(水) 東京へ
新千歳空港

 お昼前の飛行機で東京へ。
 少し前までは晴れていたのに、離陸間際になって大粒の雪が降ってきました。

東京

 本題の用事を済ませるには半端な時間だったので、今日はプライベートと割り切って少々買い物など。
 久々に訪れたスカイツリー、でも今回も展望台ではなく下のお土産屋さんが目当てです(笑)。
 ● 2016年3月22日(火) 最後の「はまなす」
札幌

 今朝到着の下り列車がいよいよ本当のラストラン。
 まだ地下鉄の始発電車も動いていない時間でしたが、新札幌までタクシーを飛ばして最後の急行「はまなす」を見届けてきました。
 ちょうど昇り始めたばかりの朝陽に照らされた、最後尾の寝台車の凛とした顔が印象的でした。

札幌

 夜、上り「はまなす」の時刻に札幌駅に行ってみると、今朝の下り列車を牽いてきた2台のディーゼル機関車がやってきました。
 これから函館の車両基地まで、「はまなす」のダイヤで回送されるようです。
 今朝は大変な賑わいだったであろう札幌駅もこの時間帯はひっそりとしていて、最後にもう一度、静かに見送ることができたのは幸いだったと思います。
 ● 2016年3月21日(月) 新しいストラップ
札幌

 最後の「カシオペア」を見送った昨日の夕方。
 何か記念になるものを手元に残しておきたくなって、少し悩んだ末、新しいカメラのストラップを買って帰ることにしました。
 細めの茶色い革製のもので、だいぶ年季が入ってきたX10には結構似合っていると思います。

 「北斗星」の車内でこのカメラを下げていたら、いつも決まってアテンダントの男の子が「いいな〜!欲しいな〜!」と言ってきたのを思い出します。
 随分経って、久々に彼の列車に乗り合わせると 「買っちゃいました!」と満面の笑みで報告してくれました。
 既に後継機が出ていた頃だったと思いますが、それでもやっぱりX10のほうが欲しくて中古で入手されたんだとか。
 もう随分昔のような気もしますが、今となっては懐かしい想い出です。
 ● 2016年3月20日(日) 最後の「カシオペア」
札幌

札幌

札幌

 想いは人それぞれ…。
 余計な言葉で誰かの想いに水を差したくはありませんが、逆に私も、そこは踏み込まれたくない領域というのがあるものです。
 一年前にも同じことを言っていたような気もしますが、本音を言えば「残念」とか「淋しい」とか、そういう感覚とはやっぱり違う。
 むしろ今は「安堵感」と言ったほうが近いかも知れません。

 最後の寝台特急「カシオペア」と、最後の上り急行「はまなす」。
 敢えて札幌駅には行かず、私にとって一番馴染みのある場所で静かに見送ってきました。
 ● 2016年3月19日(土) Webサイト更新
札幌

 少しだけ余裕ができたところでWebサイトの更新作業。
 昨年描いたイラスト作品のうち、2016年版の「えちぜん鉄道カレンダー」に使って頂いた7点を掲載しました。
 併せて、本当はあまりこういう無粋な表記は入れたくなかったのですが、Webサイト掲載用の画像ファイルには「転載禁止」の文言と、コピーライト表記を敢えてイラストそのものに被るように入れさせて頂くことにしました。
 残念ながらここ最近、私のイラスト画像がブログやSNS等に勝手に掲載されているケースを度々見てしまったもので…。
 恐らく先方も悪意はなく、純粋に私の絵を気に入って下さったのだろうと解釈してはいるのですが、だからといってそれは紛れもない「著作権侵害」ですし、結果として作者の首を絞めることにも繋がってしまうのですからこちらも辛いところです。
 加えて言えば、こういう対策に時間と神経を遣わなければならないこと自体、私にとっては創作活動の妨げ以外の何物でもありません。
 もし私の絵を気に入って、応援する気持ちを持って下さっているのでしたら、その点どうかご理解頂ければと思います。

 夜も遅くなってから急行「はまなす」を見送りに行ってきました。
 毎週のように訪れている新札幌駅前ですが、こんな時間の風景を見るのは初めてだったかも知れません。
 ● 2016年3月18日(金) いつかの為に
札幌

 情熱云々、想い入れ云々というよりも、私の場合「後悔したくない」という一点が行動のトリガーになっているような気がします。
 その最たるものが十数年前、無謀にも会社を辞めて絵の道を選んでしまったことでしょうか?
 本音を言えば、想い出づくりはもう充分かな?…などと思いつつも、もし将来、何かのお仕事で描く場面があるとしたら、やっぱりその引き出しは少しでも増やしておいたほうが良いのでしょう。
 そんなことを考えながら、いよいよ残り2往復となった「カシオペア」を今日も記録しに行ってきました。
 ● 2016年3月17日(木) 時間差の疲労感
札幌

 歳を取ると日が経ってから疲れが来ると訊きますが、確定申告前の徹夜二晩が今頃になって響いてきたようです。
 家に帰った途端、起き上がっていられないほどの疲労感と睡魔に襲われてそのままダウンしてしまいました。
 とりあえず、一日二日は少しだけゆっくりして、徐々にペースを戻していこうと思います。

 今日の札幌は気温も上がり、すっかり春の陽気です。
 ● 2016年3月16日(水) 再訪
札幌

 昨日、税務署の帰りに見つけたポイントにもう一度行って撮ってきました。
 例によって本格的なカメラマンさんだったら見向きもしないような場所ですが、切り取り方次第で絵になりそうなこういう場所が私の好みです。
 ● 2016年3月15日(火) 確定申告
札幌

 スケジュール的には少々無理があるのは承知の上、それでもお断りするには惜しいお仕事の依頼を2件もお受けしてしまった結果、締切前夜のひと晩だけで確定申告の全てを終わらせなければならないという、とんでもない状況に陥ってしまいました。
 まぁ、日頃から経費の計算とかちゃんとっていれば何でもないのでしょうが、私の場合、過去1年分の領収書を掻き集めるところから始めざるを得なかった…というのは内緒の話(笑)。
 来年こそはもっと早めに片付けてしまわないといけませんね。

 ともあれ申告最終日、閉庁2時間前に無事提出。
 今夜は久々に枕を高くして眠れそうです。
 ● 2016年3月14日(月) 徹夜明け
札幌

 必死に作業机に向かっているうちに夜が明けてしまいました。
 完成まであとひと息。
 ここで仮眠すると危険なので、ドリンク剤で気合を入れてもう少し頑張ります。

札幌

 思った以上に大変でしたが、ともかく夕方、お約束通りクライアントさんの会社に原画をお届けすることができました。
 とりあえずはひと安心、でも今夜中にもうひとつ大きな山を片付けてしまわないと…。
 ● 2016年3月13日(日) 節目の日に…。
札幌

 「北斗星」開業28周年の節目の日に、必死になって北海道新幹線の絵を描き続けているというのも不思議な因果です(笑)。
 結構な枚数ですが、ともかく明日午後までに間に合わせられるようひたすら頑張るのみです。
 ● 2016年3月12日(土) NHK文化センター
札幌

 講師を始めてもう10年にもなるのか!と今更ながら驚いてしまいます。
 初めてこの教室で講座を持たせて頂いた頃は「北斗星3号」。
 1往復運行になってからは数字が外れて下り「北斗星」、昨年春のダイヤ改正からは「カシオペア」と、たまに臨時列車となった「北斗星」と…。
 ダイヤが乱れてこの時間帯に「トワイライトエクスプレス」がやってきて驚いたことも何度かありました。
 いつも11時過ぎ、2時間の講座のちょうど半ば過ぎに通り過ぎていく寝台特急を時計代わりに教卓から眺めてきましたが、それもいよいよ今日限りです。

 次回の講座はダイヤ改正・北海道新幹線開業後。
 最後の「カシオペア」は生徒さん達と一緒に手を振って見送りました。
 ● 2016年3月11日(金) あれから5年
札幌

 少々難しい作業に頭を抱えながらも、その時間だけはTVの前で黙祷しました。
 思うこと、考えることは色々ありますが、やはり今日は胸の内に仕舞っておくべきかな?と思います。
 ともかく今、自分がやるべき作業に専念することにします。
 ● 2016年3月10日(木) 久々の苗穂
札幌

 久しぶりに苗穂の跨線橋を訪れてみたら、懐かしい機関車たちの姿がありました。
 検査か修繕を終えて工場から出てきた仲間を迎えに来たようです。
 やっぱり青い機関車は雪景色が似合いますね。
 この後、手前の機関車が奥の機関車の前に繋がって、札幌方面へと動き出していきました。
 ● 2016年3月9日(水) 新色
札幌

 目先のとあるお仕事の為に新しい色を買ってきました。
 あくまで今回のお仕事限定の特例措置。
 これからも基本的にはファーバーカステル・アルブレヒトデューラーの12色のみでやっていくつもりです。

 たかだか20年ほどの画歴とはいえ、色の選択や使い方なども含めて、さまざまな要素の積み重ねが今の自分の作風に繋がっているのだと思います。
 だとすれば、それを安易に崩さずに、大切に温めながら掘り下げていくことも大切なんでしょう。
 もし何かを変えたり、新しいことに挑戦しようと思うなら、まずは本気で悩み抜いて、変えるべきこと、変えてはいけないことをしっかりと見極めること。
 「保守的」という言葉は時としてネガティブな印象で使われることもあるようですが、本当に守るべきものを守り続けることのほうが、むしろ勇気の要る大切なことなんだと思っています。
 ● 2016年3月8日(火) 3月のホワイトイルミネーション
札幌

 今日も雪ではなく雨が時折降っていまいた。
 都心の表通りの雪もすっかり消えてしまったようです。
 来週まで続くという南一条通のホワイトイルミネーションが、仕舞い忘れた雛人形のようにどこか寂しげに映りました。
 ● 2016年3月7日(月) 雪解け
札幌

 昨日の雨と排雪作業で街中の雪もすっかり減ってしまいました。
 制作中の新作数点、途中色々ありましたが方向性がほぼ固まって、あとは仕上げ作業を急ぐのみ。
 いつもの作品とは少し違う作風を狙っているのですが、目論見通りに出来上がるかどうか…?
 ● 2016年3月6日(日) 自宅作業
札幌

 本格的に雨が降って雪解けがだいぶ進んだようです。
 今日は終日、自宅作業。
 資料収集と考証に結構手間が掛かる題材なので、ひたすら描き続けるというわけにもいかないのがちょっと大変です。
 ● 2016年3月5日(土) カシオペア
札幌

 私の場合、写真はあくまで絵の資料…というスタンスなので、場所の選び方からして本格的なカメラマンさんとはまるで違うような気がします。
 加えて言えば、写真にするとあまり絵にならない構図でも、絵に描く時のアレンジ次第ではむしろ面白いものに仕上げられるので、なおさら目線の方向が他人様とは少しズレてしまうことが多いようです。
 この築堤も、絵に描くならこのあたりをこうしてとイメージだけは膨らんでいるのですが…。
 ● 2016年3月4日(金) Webサイトのメンテナンス
札幌

 少々気付いたことがあって、取り急ぎWebサイトのメンテナンスなど。
 併せて各ページのアクセス状況なども分析して、その結果を踏まえて掲載内容も少しだけ見直してみました。
 多くの方々に見て頂けるのは有難いことですが、本当に大切なのは見て頂くことではなく、見て頂くことによって私の仕事を知って頂くこと。
 一見、同じことのようですが、その違いをきちんと意識しておかねばと思います。
 Webサイトに限らず、作品展やメディア対応等々も全て含めて。
 ● 2016年3月3日(木) ファイターズバス
札幌

 すすきのの某ホテルの前にファイターズバスが停まっていました!
 中の様子はよく見えませんでしたが、選手の移動中だったのでしょうか?

札幌

 ササラ電車とも久々の遭遇。
 予報ではこの先暖かくなるようなので、これが今季の見納めかも知れませんね。
 ● 2016年3月2日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 いつもの事ですが、ほとんど2時間しゃべり続けるのは結構喉が疲れるもので、とりあえず地下鉄に乗って帰る前に近くでコーヒーでも頂いていきたくなります。
 駅近くのカフェでメールチェックなどしているうちに、気がつけばそろそろ丁度良い時間になってきたので、今日も「カシオペア」を見送ってから家路につくことに。
 そういえばこういう構図は初めてだったかな?と、今回は我が教室の入っているビルと絡めて撮ってみました。
 ● 2016年3月1日(火) お汁粉
札幌

 お汁粉シーズンもそろそろ終了間近でしょうか?
 我が家のあたりでは結構雪が降っていたので、ササラ電車が出るかな?と思って出掛けてきたのですが、残念ながら電車通り界隈ではそれほどの降り方ではなかったようです。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年2月29日(月) 雪のち雨
札幌

 寒さが緩み、午前中は激しく降っていた雪も午後には雨に変わってしまいました。
 今のうちに雪景色を見ておこうと思っていたので、個人的にはちょっと残念。
 それに春が近付く嬉しさというよりも、やっぱり足元の悪さのほうが気になってしまいます。
 ● 2016年2月28日(日) ラフスケッチ
札幌

 色々と悩みどころ満載のお仕事ですが、格好のスキルアップの機会と捉えるべきでしょう。
 とりあえず、ラフスケッチというよりはブレーンストーミング的な段階から…。
 ● 2016年2月27日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 4月期の継続受講の受付が始まって、「あぁ、もうそんな時期だったか…」と私の方もちょっと焦ります。
 
 有難いことに私のクラスでは多くの生徒さんが長期に亘って継続受講して下さっていて、仮に辞められる場合でも、大抵はお仕事等の関係で時間が合わなくなったとか、残念ながら体調を崩されたとか、そういう事情の方が多いように感じています。
 多分、絵の教室というのは「ここまで教わったからもう充分!」というような、はっきりとしたゴールがあるものではないのでしょう。
 むしろ月に2回、教室に通って絵を描くこと自体を楽しんで下さっているのかな?という気がします。
 そういう生徒さん達の想いにきちんと応える指導ができているかどうか?
 私自身、しっかり意識して臨まねばと思います。
 ● 2016年2月26日(金) 出張手配
札幌

 3月ダイヤ改正の詳細なリリースがようやく出たので、取り急ぎその関連の出張手配。
 直前直後に絵画教室と私用が重なって、日程的にはかなり厳しくなってしまったものの、とりあえず往復とも所望の便の窓側席が確保できたのは幸いでした。
 ちなみに新幹線開業フィーバーとは全く縁のない方面のお話です(笑)。
 ● 2016年2月25日(木) 帰札翌日
札幌

 私が札幌にいない時に限って大雪に見舞われているような気がします。
 数日ぶりに眺める街の風景もまた真冬に戻ってしまったようです。
 ● 2016年2月24日(水) 早めの便で帰札の途に
銚子電気鉄道

 昨晩は銚子泊。
 早起きして出掛けてみると、今朝も黄色い電車「デハ1001」が動いていました。

銚子電気鉄道

 これだけ沢山の場面を見届けることができればもう思い残すことはありません。
 でも、若い頃に乗っていた電車と再会して「懐かしい!」と感じる歳になってしまったんだなぁ…と、ちょっと複雑な心境です。

 振り返れば20年ほど前、当時の「マップルマガジン」の挿絵として銚子電気鉄道を描かせて頂いたのが私にとっての雑誌デビューで、その頃は今とは異なるボディカラーでしたが、数点の掲載作のうち1点はこの電車を描いたものでした (厳密には同タイプで先に引退した「デハ1002」のほうでしたが…)。
 そういう意味では、この電車も私の原点のひとつと言えるかも知れません。
 ラストラン4日前、最後にもう一度乗ることができて本当に良かったです。

銚子

 銚子から東京に向かう特急列車で遅めの朝食(笑)。
 銚子電気鉄道名物、観音駅のたい焼きです。

浜松町

 ウルトラ小僧!
 浜松町からモノレールに乗り換えて羽田空港へ…。

羽田空港

 昨日は新千歳空港でエンジントラブルとか。
 こういうのはなぜか続くから嫌だなぁ…と思いながら保安検査場に向かうと、システム障害で搭乗手続き中止のアナウンスが流れていました。
 幸い2〜30分ほどで復旧したようですが、検査場前は大混雑です。

エア・ドゥ

 30分ほど遅れて搭乗すると、機内ディスプレイの不具合で離陸前のVTRが突然止まってしまい、救命胴衣の使い方をCAさんが急遽実演する一幕がありました。
 一瞬、嫌な想像が巡ってしまう場面ですが、とりあえず安全に関わるような問題ではなかったのは幸いでした。

 今回はいつもの最終便ではなく、午後の早めの便で帰札の途に。
 窓の外を遮っていた雪雲は苫小牧上空で消えて、期待通りの素晴らしい景色が広がってくれました。
 ● 2016年2月23日(火) 再び銚子へ
銚子電気鉄道

 本題の用件が早めに片付いたので、夕方から再び銚子を訪れてみました。
 既にだいぶ傾いていた陽射しもやがて雲に隠れてしまい、写真を撮るにはちょっと厳しい状況でしたが、キャベツ畑の前で待ち構えていたら件の「黄色い電車」がやってきました。

銚子電気鉄道

 一昨日、最終日の「イルミネーション電車」で乗ったばかりの電車ですが、装飾を外した普段着姿を最後に一目見ておきたいと思って、敢えてもう一度ここまでやってきてしまいました。
 とは言っても、何時の便にどの車両が使われるかは分かりませんから、実際に乗れるかどうかは全く運次第。
 最悪、車庫に停まっている姿だけでも拝めたらと思っていたのですが…。

 もと営団地下鉄銀座線の黄色い電車「デハ1001」、個人的にも色々想い出深い電車です。
 満月の下、何となく地下鉄っぽい風景の中で見送ることができたのは幸運でした。
 ● 2016年2月22日(月) 新幹線を見に
新幹線

 とあるお仕事で新幹線の絵が必要になったので、滞在中に時間を作って東京駅まで行ってきました。
 さすがに新幹線を見るためだけに上京するのは無理がありますが、今回はたまたま別件の上京予定と重なったのが幸いでした。
 イメージに迷った時とか、細部のディテールに疑問が生じた時とか、地元ならちょっと見に行けば済んでしまうような場面でも、遠方の題材だと乏しい資料をかき集めてひたすら悩み続けるしかありません。
 やっぱりこういう稼業を続けていくには、日頃からとにかく動き回れる状況に身を置いて、「ついでのついで…」位の感覚で足を運べる範囲を少しでも拡げておかないと。
 そして今すぐ描く予定のないものも含めて、先々の可能性まで考えながら色々見ておくことが大切なんだろうなと思います。
 ● 2016年2月21日(日) 十数年ぶりの銚子
エア・ドゥ

 なぜか私が出掛けようとすると決まって低気圧が近付くようです(笑)。
 今回もまた荒天予報に気を揉むことになりましたが、新千歳までの電車も、その先の飛行機も思いのほか順調だったのは幸いでした。
 考えてみれば、これまで何度も際どい場面に遭いながらも、本当に行けなくなったり、帰れなくなったり、ましてや直接事故に遭ったり…という危機的状況に陥ることなくやり過ごせているというのは、むしろ己の運の強さを感謝すべきなのかも知れませんね。

総武本線

 猛烈な向かい風の影響とかで羽田到着が20分ほど遅れて、その先の接続もちょっとギリギリになってしまいました。
 この先、弁当を買えるような場所も時間もないだろうと、空港ターミナルで慌てて買っておいた本場福井の焼き鯖寿司を頂きながら、品川から千葉・銚子まで、のんびり約3時間の電車移動です。

銚子電鉄

 銚子まで来るのは多分、十数年ぶり位になるでしょうか?
 お目当ては今日が運行最終日となる銚子電気鉄道の「イルミネーション電車」…というか、正確にはイルミネーションを施された「デハ1001」という電車のほう。
 元を辿れば20年以上前、東京の営団地下鉄銀座線で走っていた「黄色い電車」の最後の生き残りで、学生時代に何度も乗った想い出の車両です。
 この車両自体もとうとう今月限りでの引退が決まったと訊いて、せっかく上京する機会があるならと、ちょっと無理をして足を延ばしてきた次第です。

銚子電鉄

 車内はなかなか強烈な装飾でしたが(笑)、よく見ると懐かしい銀座線時代の面影も…。
 ともかく、もう一度乗っておくことができて良かったです。
 ちょっと慌ただしい訪問を終えて、今夜は最終の特急列車で東京まで戻ります。
 ● 2016年2月20日(土) 久々の西線
札幌

 久々に市電に乗って西線方面まで出掛けてきました。
 昨日の雨で雪もだいぶ融けてしまったようで、何となく春のようにも感じてしまう風景です。
 いかにも大都会といった趣の駅前通りと比べると、この界隈は昔ながらの電車通りの面影がまだまだ色濃く感じられますが、それでも最近まであったはずの建物が消えていたり、何やら建築工事が始まっていたり…。
 細々とした変化に色々気付いてちょっと焦ってしまいます。
 ● 2016年2月19日(金) 雨
札幌

 まだ2月だというのに雪ではなく、激しい雨が降ってきました。
 傘を持っていたのがせめてもの救いです。
 ● 2016年2月18日(木) 下描き着手
札幌

 今日一日ひたすら眠って、だいぶ体調も戻った気がします。
 とは言え、さすがに何もできずに一日を終えるのどうかと思い、夜も遅くなってから新作の下描きに着手。
 あまり描いたことのない構図だけに色々悩みどころもありそうですが、明日あたりから本格的に進めていこうと思います。
 ● 2016年2月17日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 いつもの事ながら、自分自身は経験と勘だけでやってしまっている作業を、きちんと言葉にして説明するというのは結構難しいものです。
 ともかく自分の目線や常識ではなく、生徒さんの側に立って指導するよう肝に銘じて臨まねばと思います。
 ● 2016年2月16日(火) Webサイト更新
札幌

 風邪は徐々に回復しつつあるものの、まだ本調子ではありません。
 こういう時は無理に制作に臨んでもアラが出そうなので、今日はWebサイトの更新作業に専念することに。
 昨年完成したイラスト作品の内、とりあえず13点ほどUpしておきました。
 自分自身の作品でも久々に眺めてみると、制作当時は気付かなかったことが見えたりして色々考えさせられてしまいます。
 ● 2016年2月15日(月) 資料写真
札幌

 次作に向けての資料写真を整理していたら、忘れていたようなカットが色々出てきました。
 もう少し体調が戻ったら色々イメージを練ってみようと思います。
 ● 2016年2月14日(日) 風邪
札幌

 久々に本格的な風邪をひいてしまったようです。
 締め切り間際でなかったのが幸い、と思うべきでしょうか?
 こういう時はおとなしく寝ていれば良いのですが、それでも「真田丸」の時間になるとしっかり起きだしてきてしまいます。
 夜6時からのBS、8時からの地上波、それに翌土曜の再放送…同じドラマを必ず3回も見てしまうのは、あの「ちりとてちん」以来です(笑)。
 ● 2016年2月13日(土) NHK文化センター
札幌

 まだ2月だというのに、雪ではなく朝から雨が降っていました。
 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室。
 いつもなら講座途中で通過していくはずの「カシオペア」は終了時刻になっても現れず、スマホで運行情報をチェックすると車両点検で1時間10分遅延とのこと。
 あと15分もすれば来そうなので、せっかくだからと教室前で見送ってから帰ることにしました。
 ● 2016年2月12日(金) 閉幕翌日
札幌

 大勢の観光客が眺めていたら、優しい自衛隊員さんが「このあたりまでなら良いですよ」と言って柵を少し下げてくれました。
 勿体ないなぁ…と思われるうちに終わってしまう潔さがまた美しいのかも知れませんね。
 ● 2016年2月11日(木) 建国記念の日
札幌

 寒さも緩み、建国記念の日を祝うかのような清々しい快晴でした。
 ● 2016年2月10日(水) ササラ電車
札幌

 暖冬だからか、たまたま巡り合わせが悪かっただけなのか、今冬はササラ電車の走る姿には殆ど出会えませんでした。
 今日の夕方、たまたま西4丁目電停付近で見送ったササラ電車の後ろ姿。
 もしかしたら、これが今冬の見納めになってしまいそうな気もします。
 ● 2016年2月9日(火) 再び雪まつり
札幌

 最近近所でよく見かける鳥。
 コンデジで狙うのはちょっと苦しいところですが、今日はどうにか撮ることができました。

札幌

 そういえば、こちら側からはまだ見たことがありませんでした。
 雪まつりの「進撃の巨人」大雪像、見上げると凄い迫力です!

札幌

 プロジェクションマッピングもすっかり普及してきましたが、でもあまり映像自体に凝り過ぎてしまうと、もはやプロジェクションマッピングである必然性が薄れてしまうような気もします。
 そういう意味では、こんな風に窓のところに人が現れたり、柱や扉に色がついたり、雪像そのものの形状をしっかり活かした作品のほうが好みです。
 卓越した技術を只々誇るのではなく、あくまで「素材の良さ」をどう活かすかということ。
 私の仕事にもそのまま重なることなのかな?と思います。
 ● 2016年2月8日(月) おろしそば
札幌

 今日の夕食。
 頂き物の本場のそばつゆで越前おろしそばに挑戦です♪
 ● 2016年2月7日(日) 下描き完了
札幌

 今日は終日、自宅作業。
 路面電車が主役の絵ですが、電車の横に並べる自動車のほうの考証に想像以上の時間を要してしまいました。
 その風景に最も似合う一台を的確に選べば格好のアクセントになる反面、選び方を間違えると風景を乱す邪魔者にしかなりませんから、自動車一台とはいっても気が抜けません。
 散々悩んだ末にようやく自動車を描き入れて、今日のところはとりあえず下描き完了まで。
 色を塗ってみるまで分かりませんが、今回の選択はなかなか良かったんじゃないかな?と思います。
 ● 2016年2月6日(土) 雪まつり
札幌

 大混雑の雪まつり会場をちょっとだけ覗いてきました。
 北海道新幹線が走り出す話題のプロジェクションマッピング、実にカッコイイ映像に仕上がっていて見入ってしまいましたが、映像に出てくるモチーフの考証に惜しいところがいくつかあって、作品自体が素晴らしいだけにちょっとだけ残念に感じる部分もありました。
 そこまで言うのは野暮かな?という感もありますが…。
 でも、決して意地悪な目線で重箱の隅をつつくつもりはないのですが、クオリティが高ければ高いほど、どうしても見る側のハードルも上がってしまうという点はあるでしょう。
 とりわけ趣味性、地域性の強い題材では、作り手以上に深い知識と想い入れを持った大勢の人々を相手にするわけですから、本当に気の抜けない大変なことだと思います。
 でも逆に言えば、想いをしっかり共有できれば、思わず「おっ!」と唸るような、見る人を掴むツボをさりげな仕込んでおくこともできのかな?…と。
 勿論、それはそのまま私のような仕事にも跳ね返ってくる話ですから、そういう「怖さ」はしっかり心に刻んで臨まねばと思っています。

 繰り返しになりますが、映像自体は文句なしに素晴らしいもので、雪まつりを訪れるからには一見の価値ありです!

札幌

 賑わう会場の裏側で、ひっそりと佇む重機の姿がなぜか印象的でした。
 ● 2016年2月5日(金) 大阪たこ焼き
札幌

 今日の夕食はうどんと、先日の神戸空港で見つけた大阪たこ焼き。
 要冷凍、保冷材を入れても持ち歩きは数時間以内と書いてあったので、これは神戸経由で帰る時にしか買えないぞ!と思って選んだお土産ですが、箱の裏をよく見ると羽田空港にもお店があると書いてありました(笑)。
 ● 2016年2月4日(木) 開幕前夜
札幌

 「さっぽろ雪まつり」はいよいよ明日開幕。
 ライトアップの試験点灯やプロジェクションマッピングの試写、それに会場内の出店も既にオープンしていて、大通界隈は早くも本番のような賑わいでした。
 ● 2016年2月3日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室。
 終了後、カフェで小腹を満たしつつ一息ついていたら程良い時間になったので、久々に「カシオペア」を見送ってから帰ることにしました。
 定刻より少々遅れて16時半頃、気が付けば思いのほか日も長くなってきたようです。
 ● 2016年2月2日(火) まだ見ぬ風景の絵
札幌

 まだ迎えたことのない季節とか、まだ走っていない電車とか、ここ最近「未来予想図」的な絵を描く機会が続いています。
 誰も見たことのない風景をビジュアル化できるのは絵描きの特権でもあるのですが、限られた資料に想像も加えていく考証の難しさは、とりわけ私のような細密的な絵(?)の場合は結構大変なものです。
 とりあえず今日は1点、下描きまでどうにか完成。
 悩むべき箇所はもう悩み尽くしたつもりなので、あとの色塗りは単純作業でいけると思ってはいるのですが…。
 ● 2016年2月1日(月) 玉置浩二さんのコンサート
札幌

 夕方の大通公園。
 雪まつりの大雪像もだいぶ出来上がっていました。

札幌

 「上手いと言われるより掴みたい…」
 彼がTV番組で語っていた言葉が今でも強く心に残っています。
 それは音楽だけでなく、絵の世界でも同じこと。
 では、具体的にどうやったら「掴める」のか?
 それはこういう仕事に携わる以上、生涯悩み続けなければならないのかも知れませんね。

 今夜は久々の玉置浩二さんのコンサート。
 満喫させて頂きました。



2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2016年1月31日(日) 大倉山
札幌

 こんな大きな街の中心からスキージャンプ台が見えるというのは、それだけでもちょっと凄いことだと思います。
 大好きなこのあたりからの風景も、ループ化開業のおかげで今まで以上に市電の存在感が増したようです。
 ● 2016年1月30日(土) 久々の小樽
小樽

 いつでも行けると思っていると却って疎遠になってしまうものです。
 小樽を訪れるのはもう何年ぶり位でしょうか?
 街の雰囲気も、私が覚えている小樽とは若干変わっていたような気がします。

小樽

 小樽に行きたい!行きたい!と突然騒ぎだしたカミサンのお目当てはここでした(笑)。
 甲冑のレプリカとか、家紋をあしらった小物とか、あらゆる戦国武将グッズを集めた専門店。
 こういうお店に行くたびに、目移りした挙句に結局何も買えなくなってしまうのは毎度のパターンです。
 個人的には柴田勝家公グッズが見当たらなかったのが残念ですが…。
 ● 2016年1月29日(金) 黒ごま煮込み担々麺
札幌

 「煮込み担々麺」と「黒ごま煮込み担々麺」がメニューにあって、黒ごまのほうを頼んだら本当に黒い泥みたいなのが出てきてビックリしました!
 でも見た目のインパクトとは裏腹になかなか美味しかったです♪
 ● 2016年1月28日(木) 神戸から帰札の途に
大阪

 昨夜の宿は先月と同じ天王寺駅前のホテルでした。
 目が覚めてカーテンを開けると、東京ではもう見られない懐かしい色の電車たちが窓の下を行き交っていました。

阪堺電車

 天王寺駅前から阪堺電車に乗って、いよいよ明後日限りで廃止の住吉公園電停へ。
 平日の早朝ながら、さすがに電車も駅も大変な賑わいでした。

山陽本線

 神戸より先、山陽本線まで足を踏み入れるのは多分7〜8年ぶり位でしょうか?
 それ以前にも何度か通ったことはありましたが、いずれも寝台特急だったので、こうして車窓風景を眺めるのは実は初めてです。
 明石海峡大橋を眺めながら新快速で加古川へ。

北条鉄道

北条鉄道

 加古川、粟生と乗り換えて、北条鉄道の終点・北条町まで往復してきました。
 1時間に1本ほど、1両編成のディーゼルカーが往復するだけの静かなローカル線ですが、それだけに昔懐かしい木造駅舎や沿線風景がまだまだ随所に残っていて、とりわけ駅舎内が手作りパン工房になっている法華口駅などは、一昨日寄らせて頂いたえちぜん鉄道・勝山駅の「えち鉄カフェ」さんや、JR釧網本線・北浜駅の「停車場」さんにも似た雰囲気があって親近感が沸く鉄道でした。
 やっぱり駅に「人」がいるのはそれだけで有意義なことなんですね。

神戸電鉄

 粟生からの帰りはJRではなく、神戸電鉄に乗ってみることにしました。
 大都市近郊の通勤路線…といった先入観があったのですが、実際に乗ってみると、田園風景あり、峠越えありのなかなか面白い路線で、加えてどことなく昭和っぽい電車の顔つきが私好みで結構気に入ってしまいました。
 今回はあくまで移動目的での乗車でしたが、今度はもう少し時間を取って再訪してみようと思います。

神戸空港

 夕方、神戸空港から帰札の途に。
 小さな空港だけに構内での移動も少なく、ほとんど在来線から新幹線に乗り換える程度の感覚で搭乗口まで辿り着いてしまいました。
 地上交通の便利さなども含めて、これからは福井取材の行き帰りには神戸便利用も悪くないかな?と思い始めているところです。
 ● 2016年1月27日(水) 福井から大阪へ
福井

 天気予報は良い方に外れて、朝起きてみると青空が覗いていました。
 雨だったら取材は諦めて観光でも…と密かに思っていたのですが、気を引き締め直して今日もえちぜん鉄道の沿線取材に向かいます。

えちぜん鉄道

 途中下車しながら三国芦原線の終点・三国港まで。
 同じ路線でも、ちょっとした天候の違いで昨日とは随分風景が違って見えるものです。
 一度や二度、いや何十回訪れたとしても、その場の風景や空気を本当に「知っている」とはなかなか言えるものではないんだな…とつくづく思います。

福井

 福井を発つ前に、柴田勝家公を祀る柴田神社にもお参りしてきました。
 福井駅から徒歩数分、まさにここが勝家公が壮絶な最期を遂げた北ノ庄城の跡地だそうです。

大阪

 福井から特急「サンダーバード」に乗って夕方前に大阪到着。
 駅というよりまるで空港ターミナルのような、何とも言えない独特の趣を感じるホームの風景です。
 隣の環状線ホームから聞こえる「やっぱ好きやねん」のオルゴール風の発車メロディが良い曲すぎて、ついついしんみりと聴き入ってしまいます。

浜寺公園

 駅舎のデザインは全然違うのに、えちぜん鉄道・永平寺口駅をなぜか連想してしまったのは、重ねた歴史とランドマークとしての存在感、それにホームから出口に繋がる構内踏切あたりの雰囲気からでしょうか?
 いつかは訪れてみたいと思っていた南海電鉄・浜寺公園駅の築109年の木造駅舎。
 高架化工事の関係で遂に今日限りで閉鎖と訊いて、福井滞在を数時間ほど切り上げて慌ててここまでやってきました。
 駅舎自体は新駅へのエントランスとして高架化後も保存活用されるそうですが、それでも昔ながらの地平ホームの雰囲気も含めて、現役の「駅舎」のうちに一目だけでも見ておくことができたのは幸いでした。

住吉公園

 いよいよ今週末で廃止となる阪堺電車・住吉公園電停。
 電車は毎朝7〜8時台、日に4〜5本しか来ないことは勿論知ってはいたのですが、せめて駅の風景だけでも見ておこうと訪ねてみたら偶然にも貸切電車がやってきました!
 それも昭和3年製造の古参電車「モ161号」…。
 窓から漏れる電球色のあかり、重く震えるようなモーターの唸りを残して、誰もいない夜のホームを離れていく姿はまるで何十年も昔に戻ったかのようでした。
 思いもよらぬ幸運、忘れられない想い出になりました。
 ● 2016年1月26日(火) 年明け最初の福井
富山

 今回、富山は宿泊のみ。
 朝の新幹線で移動する前に、ちょっとだけ富山城界隈の風景をカメラに収めてきました。
 本当はもう少し色々見ておきたかったのですが、あくまで今回は行き掛けの駄賃ということで…。

福井

 金沢から在来線特急に乗り換えて福井に到着。
 年末年始に来ることが叶わなかったので、何となく時期を逃した帰省のような感覚です(笑)。

えちぜん鉄道

 大急ぎで昼食を済ませて、えちぜん鉄道の沿線取材へ。
 昨日まではかなり天気が荒れていたようで、普段は比較的雪が少ない三国芦原線の沿線まですっかり銀世界。
 しかも冬の北陸らしからぬ快晴で、今日は遠くの山々まで綺麗に見渡すことができました。
 もう何度も訪れている場所ですが、こんな風景に出会えたのは初めてだったかも知れません。

 どんなに頑張っても、滞在中に期待通りの風景に出会えるかどうかは結局は運次第。
 ならば少しでもその可能性が高くなるよう、ひたすら足繁く通い続けるしかないでしょう。
 とりあえず、今回はこの山々の風景が見られただけでも来た甲斐はあったと思います。

えちぜん鉄道

 勝山駅前のイグアノドンもすっかり雪の中。
 夕方前、駅構内の「えち鉄カフェ」さんにもお邪魔してきました。
 訪れるたびに少しずつお店の雰囲気も変わっているようですが、スタッフの皆さんの拘りと、地域の方々との繋がりが垣間見えるようで何となく嬉しくなります。

福井

 勿論、夕食はソースカツ丼♪
 実はお昼も同じお店のおろし蕎麦だったのですが…。
 ● 2016年1月25日(月) 久々の富山へ
エア・ドゥ

 羽田空港に降りる飛行機の窓から雪化粧の富士山が見えました。
 今回も本州方面の荒天予報が心配でしたが、とりあえず東京までは順調な道中です。

羽田空港

 羽田到着は12時過ぎ。
 少々ギリギリの旅程とはいえ、急げばターミナルのレストランで食事を頂く位の時間はあったのですが、あまりに富士山が綺麗だったので食事は諦めて展望デッキまで行ってみることにしました。
 とは言っても、エア・ドゥが到着する第2ターミナルの末端、56番ゲート界隈から、富士山が見える第1ターミナルの展望デッキまで、測ったわけではありませんが多分1キロ位はあったでしょうか?
 荷物を携えての大移動はさすがに良い運動でした(笑)。

富山

 東京での用事を済ませてから、夜の北陸新幹線で再び移動。
 富山に降りるのは新幹線開業後、多分初めてだったと思います。
 すっかり立派になった駅施設、とりわけ駅前というよりまさに「駅ナカ」、新幹線改札前まで乗り入れてくる路面電車へのアクセスの素晴らしさにはちょっと感動してしまいました。

富山

 せっかくなのでホテルに入る前に、路面電車に乗って富山城を見に行ってきました。
 これまでにも何度か訪れたことのある場所ですが、雪の積もった夜の風景は一段と魅力的で、軽い散歩のつもりがカメラ片手に1時間以上も粘ってしまいました。
 頑張って早起きして、明朝もまた訪れてみようと思います。
 ● 2016年1月24日(日) 出発前日
札幌

 主たる移動手段が夜行列車から飛行機に変わっても、出発前夜にバタバタしてしまう悪癖だけは相変わらずです。
 出先に携えていく作業の準備と、出発前に終わらせておきたい作業と、それから荷造りなどもあって結局今回もほぼ徹夜になってしまいました。
 途中で足りなくなると困るので色鉛筆は2セット携行。
 アマチュア時代には旅先で描くのも楽しみのひとつでしたが、今では画材を広げるのはもっぱら締切前など時間に迫られるケースばかりです。
 傍から見れば楽しそうでも、シチュエーション的には車中やカフェでノートPCを開いているビジネスマンの方々と一緒ですね。
 ともあれ明朝は少々早めの便で出発。
 仮眠のつもりで寝過ごさないよう気を付けないと…。
 ● 2016年1月23日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 教室スケジュールの関係で前回から少々間が空いて、今日が新年初回の講座です。
 途中、ほぼ時刻通りに「カシオペア」が通過していくのが分かりましたが、色々お話しすることが一杯で眺めている余裕などありません(笑)。
 ● 2016年1月22日(金) ササラ電車
札幌

 朝から激しい雪が降り続いていました。
 今季はなかなか出会う機会のなかったササラ電車、そういえば間近で見たのは年が明けてから初めてです。

札幌

 折り返し戻ってくるササラ電車を待ち構えていたらファイターズタクシーがやってきました♪
 ● 2016年1月21日(木) キャリアカー
札幌

 締切前のイラスト3点、想像以上に難しい箇所がいくつかあって、夕方前までには仕上げるつもりが結局夜になってしまいました。
 道内の出版社さんに、できれば明日中には原画をお渡ししたいところ。
 経験上、こういう場合は中央郵便局の「ゆうゆう窓口」からレターパックで送るのが最速だろうと踏んで、とりあえず地下鉄に乗って札幌駅前まで行ってきました。
 あとは少しでも早く届いてくれることを祈るばかりです。

 帰り際、近くの路肩にキャリアカーが停まって、自動車の積み込み作業をしていました。
 以前絵本で描いたことのある題材だけに、こういうのを見るとちょっと嬉しくなってしまいます。
 ● 2016年1月20日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 天候が心配でしたが幸い大きく荒れることもなく、生徒さんも大勢出席して下さいました。
 終了後、カフェでひと息つきながら今日締切の原稿をじっくり読み返し、少しだけ手を入れてからメール入稿。
 家に戻ったら引き続きイラストの仕上げ作業です。
 ● 2016年1月19日(火) 駅前通りのイルミネーション
札幌

 札幌では覚悟していたほどの大荒れにはならなかったものの、道内でも地域によってはかなりの暴風雪だったようで心配です。
 今日も午前中から締切前のイラスト制作。
 夕方になって大通界隈まで出掛けてみると、駅前通りの街路樹が雪をまとって一際綺麗に輝いていました。
 降り過ぎ、荒れ過ぎは困りますが、イルミネーションはやっぱり雪景色が最も似合うようです。
 ● 2016年1月18日(月) 色塗り中
札幌

 TVをつけると東京の大雪のニュースが流れていました。
 北陸方面も結構な雪になっている模様。
 やっぱり旅程を切り上げて戻ってきて正解だったかな?と思いつつも、運航状況を見ると荒天地域を通過する飛行機が意外と普通に飛んでいたりして、もしかしたら旅を続けても大丈夫だったかも?と一瞬考えてしまったのですが…。
 まぁ、一旦決めた事を色々考えても仕方ないでしょう。
 ともかく今は締切前、制作に専念できる時間が確保できただけでも戻ってきて正解だったのかも知れませんね。
 ● 2016年1月17日(日) 雪景色
札幌

 不在中に札幌でも結構降っていたようです。
 綺麗な雪景色を探して街に出たのですが、駅前通りはロードヒーティングのおかげで期待とは少々異なる風景でした。
 駅前通りの冬の市電、どう描けば絵になるのか少し悩んでみる必要がありそうです。
 ● 2016年1月16日(土) 札幌に戻る前に
関東鉄道

 思いがけず時間が空いてしまったので、関東鉄道竜ケ崎線に乗りに行ってみることにしました。
 多分、30年ぶり位の訪問です。
 全線4.5q、3駅しかないローカル線ですが、いかにも昭和の地方私鉄といった趣の終点・竜ケ崎駅の風景が印象的でした。

関東鉄道

 竜ケ崎駅から十数分ほど歩いたところに、かつて竜ケ崎線を走っていた小型の蒸気機関車が保存されていました。
 先ほど見てきた車窓風景の中に、この機関車を描き加えて…などとイメージが色々膨らみます。

羽田空港

 思ったよりも随分早めに羽田空港に着いてしまったのですが、搭乗予定のエア・ドゥ最終便が遅延見込みとの事で、本来は変更不可のチケットだったのですが1本前の便に振り替えて頂くことができました。
 しかも窓側席の最後の1席…やっぱり今回はツキがあるようです(笑)。
 ● 2016年1月15日(金) 旅程変更
荒天予報

 週末から大荒れの予報。
 「年に一度あるかないか…」といった言葉まで出ていましたから相当危ないのでしょう。
 本当は明日から福井方面に向かう予定だったのですが、とりあえず今回は先の旅程を切り上げて一旦札幌に戻ることにします。

 急な変更でちょっとバタバタしてしまいましたが、明日の夜の新千歳行きと、日を改めての福井行きの為の往復飛行機と現地宿泊、全て所望通り確保できました。
 勿論、飛行機は全て窓側席です(笑)。
 現地で身動きが取れなくなってしまうよりは、早めに気付いて手を打てたことをむしろ幸運だったと思うべきでしょう。
 ● 2016年1月14日(木) 新年初フライト
エア・ドゥ

 昨晩からの大雪予報に随分気を揉んだのですが、結果的には新千歳空港までの電車も、搭乗便も幸い全て滞りなく動いてくれました。
 午前中、いつもより少々早めのエア・ドゥ羽田便で本州へ。
 窓の外にふと目をやると、政府専用機がゆっくりと滑走路に向かっていくのが見えました。

エア・ドゥ

 前席の子供が「あっ、ニッポンひこうき!」と言ってはしゃいでいました。
 白い大地と、青空と、日の丸も鮮やかな政府専用機。
 腕と機材が伴わないのが残念ですが、こんな素晴らしい条件下で写真に残せただけでも大収穫でしょう。
 
エア・ドゥ

 新年最初の空の旅、今年は何となくツキがありそうです♪
 ● 2016年1月13日(水) 甲州印伝
札幌

 大丸藤井セントラルさんの特設コーナーで思わず衝動買いしてしまいました。
 鹿革に漆で模様を付けた「甲州印伝」の財布です。
 ほどよく手に馴染んだら、きっと良い味が出てくれそうです。
 ● 2016年1月12日(火) 下描き中
札幌

 苦手な原稿執筆から片付けようと先に手を付けたら予想以上に手間取ってしまいました。
 イラスト作業に戻れるのも随分久々のような気がします。
 ● 2016年1月11日(月) 成人の日
札幌

 雪の少ない成人の日。
 綺麗にはためく国旗と市電を絡めて撮ろうとしばらく粘ってみたのですが、なかなかそう都合の良いタイミングで風が来てはくれないものです。
 ● 2016年1月10日(日) 資料写真
札幌

 資料写真の整理中。
 昨秋以降の駅前通りの分だけでも気が付けば数千枚ほど溜まっていて、所望のカットを探し出すだけでも大変です。
 ● 2016年1月9日(土) 大通公園
札幌

 雪まつり会場となる大通公園。
 大雪像の工事足場は組みあがっていましたが、雪はまだまだ必要なようです。
 今日も自衛隊の雪輸送トラックがひっきりなしに走り続けていました。
 ● 2016年1月8日(金) 原稿執筆
札幌

 原稿執筆、相変わらず難航中。
 大体の方向性は見えているのですが、限られた文字数で、適切な言葉を選んで組み立てていこうとするとなかなか詰め切れないものです。
 部屋に籠って悩んでいても煮詰まってしまうだけなので、とりあえず外に出て考えてみることにします。
 ● 2016年1月7日(木) 雪まつり雪輸送
札幌

 雪まつりの雪輸送が今日から始まったと訊いて早速見に行ってきました。
 雪を満載した自衛隊のトラックと市電との交差を撮ろうと随分頑張ったのですが、いつ現れるか分からない上、大事なところで対向車や通行人が被ってしまったり結構大変でした。
 この時期ならではの貴重な光景ですから、また何度か挑戦してみようかと思います。
 ● 2016年1月6日(水) NHK文化センター
札幌

 一人一人、それぞれ異なるモチーフに挑戦されている十数名の生徒さんと向き合っていると2時間の講座もアッという間に終わってしまいます。
 年明け最初の講師のお仕事。
 おかげさまで正月気分もすっかり払拭できました。
 ● 2016年1月5日(火) 納品準備
札幌

 納品予定のポストカードの梱包作業。
 中身が傷まないようクッション材で包んで、テープでグルグル巻きにして…。
 なにぶん販売業の経験がないので、こういう作業の不器用さは全くお恥ずかしい限りです。
 ● 2016年1月4日(月) 仕事始め
札幌

 世間的には今日から仕事始め。
 暦の感覚に乏しい職業ですが、それでも今年は何となく正月が短かった気がします。

 夕方前、デジカメのバッテリーを買いに量販店まで行ってきました。
 予備も含めて常時3個ほど持ち歩いているのですが、一番新しいものでもそろそろ持続時間が短くなってきたようで、年末の取材旅行では夕方頃には予備まで全部使い切ってしまうような状態でした。
 でも、デジカメ本体が製造終了になると、じきに対応バッテリーも無くなってしまうんでしょうね。
 昨秋、買い換えか修理か悩んだ末に修理に出した愛用のフジフィルム「X10」ですが、市場からバッテリーが消えたらいよいよ潮時になりそうです。
 ● 2016年1月3日(日) 初詣
札幌

 八戸でも地元の神社に行きましたが、改めて地元・北海道神宮にも初詣に行ってきました。
 今日も大変な賑わいです。
 この喧騒ではエゾリスもどこかに隠れてしまっているでしょうね。

札幌

 年明け初しるこ♪
 ● 2016年1月2日(土) 復路の寄り道
函館

 在来線特急で青函トンネルを抜けるのもいよいよ最後になりそうですが、別段感慨に浸るでもなく、隣のカミサンは函館間際まですっかり熟睡の様子でした。
 新幹線開業後、本州方面との乗換駅が新函館北斗に変わったら函館に立ち寄る機会も減ってしまいそうなので、復路も乗り継ぎ列車を遅らせて少しだけ街に出てみることにしました。

函館

函館

 連日豪勢な食事を用意してくれた義母には申し訳ないのですが、そろそろカレーとかラーメンとか、素朴なものが恋しくなる頃です(笑)。
 函館ラーメンは往路で頂いたので、今日のお昼は「五島軒」さんのカレーライス。
 市電に乗って五稜郭タワーのお店まで足を延ばしてきました。
 創業当初のポークカレーと、二代目が創り上げたイギリスカレー(だったかな?)の併せ盛りです♪

函館

 函館駅に戻るころにはすっかり暗くなっていました。
 帰りの市電は旧型車両に当たってちょっと得した気分です。
 最後尾に立ってカメラを構えていたら、「すみません回送中です」という謙虚なバスが追いかけてきました。
 ● 2016年1月1日(金) 元日
盛岡

 本年もよろしくお願い致します。
 新年最初の風景取材、今日は盛岡まで行ってきました。
 北上川を渡るJR山田線の鉄橋、後ろに見えるはずの岩手山が隠れてしまったのは残念ですが、冬らしい風景に出会えただけでも収穫です。

盛岡

 今日初めて白鳥が来たんですよと、餌やりに来ていた地元の方が教えて下さいました。

八戸盛岡

 躾の悪い犬は天国へと旅立ちましたが、今夜は義妹のところの犬が遊びに来ていました。
 こちらも激しい無駄吠えでいきなり噛みつかれました。
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