●四季折々の北海道の旅風景、地元・札幌の路面電車などを水彩色鉛筆で描き続ける札幌・宮の森のイラストレーター鈴木周作の公式Webサイトです。
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● 2019年4月30日(火) 平成最後の日 |
いよいよ平成最後の日。 何はさておき北海道神宮にお参りに行くと、境内は初詣並みの大混雑でした。 皆さん思うことは一緒なんだなと、ちょっと嬉しくなりました。 お参りの順番を待っている時、ちょうどHACのSAAB340Bとおぼしき機影が横切っていくのが見えました。 梅も桜も一斉に咲くのが北海道の春。 いちばん美しい時期に新しい御代を迎えられる私たちはつくづく幸運です。 こと路面電車に関して言えば、平成は明るい兆しの見え始めた良い時代だったのかな?と思います。 昭和の時代に撤去され、平成の末期に復活を遂げた札幌駅前通りの市電をカメラに収めて、私なりの最後の締め括りにしました。 来る御代が素晴らしい時代になりますように…。 |
● 2019年4月29日(月) やるべきことは平成のうちに |
平成の心残りを令和に持ち越さないように…。 ずっと気になっていた懸案を今日明日じゅうに終わらせるべく、今夜は徹夜覚悟で頑張ります。 |
● 2019年4月28日(日) 円山公園 |
ようやく咲き始めたと思ったらもう満開とか…。 油断していたらすぐに終わってしまいそうですね。 御代替わりまで桜の花が残ってくれることを祈るばかりです。 |
● 2019年4月27日(土) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
巷では「10連休!」とか盛り上がっているようですが、私は初日からいきなりお仕事です(笑)。 NHK文化センター新さっぽろ教室、今日から土曜クラスも4月期が始まりました。 前期から…というより、もう何年も前からずっと継続受講して下さっている方の多いクラスですが、今日からまた新しい方も参加して下さいました。 皆さんそれぞれの好みや目標、進み具合にあわせて、できるだけ柔軟にお教えできるよう、私も頑張っていかねばと思っています。 教室自体が久しぶりなので、カミサンの迎えももうすっかりご無沙汰です。 いつものようにカーシェアですが、今日は初めて乗るダイハツ「ウェイク」です。 |
● 2019年4月26日(金) 大通公園オフィシャルショップ |
どんよりとした天気がちょっと残念ですが、大通公園の桜ももうだいぶ咲いていました。 大型連休を控えて、私のポストカードを販売して下さっている「大通公園オフィシャルショップ」さんに今日のうちに納品に行ってきました。 今冬の新作のうち、雪だるまと飛行機を描いた「冬の道庁赤レンガ庁舎」の絵柄が特に人気だそうで、以前納品した分は早々に売り切れてしまったとか。 もちろん今回も追加納品させて頂きましたので、いささか季節外れかも知れませんが、ぜひ大勢の方々にお手に取って頂けたら嬉しいです。 |
● 2019年4月25日(木) NHK文化センター札幌教室 |
教室の窓から見える大通公園では、冬の間停まっていた噴水がいつのまにか復活していました。 NHK文化センター札幌教室の水彩色鉛筆画講座、今日から4月期が始まりました。 新しい生徒さんにも大勢入って頂けて嬉しい限りです。 月に一度だけの講座ですが、教室の雰囲気にも慣れて楽しく参加し続けて頂けるよう、私も精一杯務めさせて頂こうと思っています。 |
● 2019年4月24日(水) 迷い中 |
ネット通販全盛の時代とはいえ、やっぱり店頭で手に取ってみるのは大切なんですね。 気になる商品が2つほどあって、どちらを買うか迷っていたのですが、いざ量販店を覘いてみたら、そのどちらでもない別の商品のほうがすっかり気に入ってしまいました。 当初の目論見よりも若干予算オーバーですが、それでも満足できるものを選んだ方が良いでしょう。 とりあえず、あと数日ほどじっくり悩んで、また改めて買いに来ようと思います。 |
● 2019年4月23日(火) 逆転負け |
「絶好調、無安打ピッチングの先発投手をなんで5回で降ろすんだよ! しかもその直後に同点弾、9回には3ランで逆転負けって…」 采配の意図が全く分からん!…などと、家に着くまでカミサン相手にずいぶん愚痴ってしまったのですが、でも後で訊けば今日の先発投手、肩に不安を抱えていて、むしろ5回でも投げさせ過ぎじゃないか?という懸念の声もあったとか。 だとしたら、「せめて勝利投手の権利を…」という、監督なりの精一杯の愛情だったのかな?という気もしてきました。 例えば、相手の言動が自分の期待にそぐわない時でも…。 「なんだよそれ!?」って腹を立てる前に、「何か理由があるのかな?」と、まずは素直に、謙虚に考えてみないといけないんですね。 今更ながらちょっと反省しています。 とは言え今季のファイターズ、何かと裏目裏目に出てしまうことが多いのがもどかしいところですが…。 |
● 2019年4月22日(月) 梅もそろそろ |
久しぶりに北海道神宮を訪れたら、梅がそろそろ咲き始めていました。 まだまだ満開には程遠いものの、のんびり静かに散歩するなら、むしろ今くらいの時期がちょうど良いかも知れませんね。 |
● 2019年4月21日(日) ライラックの蕾 |
大通公園のライラックの蕾が少しだけ膨らんでいました。 毎年、なんとなく一番良いタイミングを逃してしまうものですが、今年こそは満開の時期をしっかり見届けて、作品にも繋げていきたいと思っています。 今日のうちに大事な締切をひとつクリアして、ようやく少しだけ肩の荷がおりました。 月末からの10連休の関係で締切が繰り上がったりして、実は結構大変な状況だったのですが、ともかく無事に終わってホッとしています。 出張等々も重なって、すっかり滞ってしまった諸々の周辺作業など、これからまた徐々に整え直していかないと…。 |
● 2019年4月20日(土) ご近所カフェ |
何度かケーキを買いに来たことはあるのですが、お店の中で頂くのは多分初めてだったかと思います。 週末なのに締切前でどこにも行けそうにないので、せめてカミサンと一緒にご近所のカフェで少しだけ寛いできました。 たまにはちょっとした贅沢な時間も良いものですね。 |
● 2019年4月19日(金) 平成最後の…。 |
平成最後の満月!…とSNSで話題になっているのを見て、私も慌てて撮ってきました。 コンデジながら、奇跡的に綺麗に撮れた一枚です。 |
● 2019年4月18日(木) 敢えて細部の仕上げから |
細部の仕上げは最後にするのがセオリーですが、時には敢えて先に細部から描き込んでしまうこともあります。 後々の作業が多少難しくなってしまうのは承知の上。 描きやすさ云々じゃなくて、こればっかりは気持ちの問題です。 |
● 2019年4月17日(水) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
講師の都合で恐縮ですが、4月前半は毎年決まって福井取材が入るので、絵画教室の日程は後半以降にして頂いています。 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座、今日から水曜クラスの4月期が始まりました。 感覚的には少し長めの春休み明けみたいな気分です。 講座の後、しばらく空を眺めていたのですが、残念ながら今日は飛行機は現れませんでした。 このまま帰って仕事に戻るのがもったいないような素晴らしい青空でした。 |
● 2019年4月16日(火) 札幌も新芽の季節 |
桜満開の福井から帰ってくると、札幌でも街路樹の新芽が出始めていました。 せっかくの快晴なので街の風景でも撮りに行きたいところですが、出張中滞ってしまった分、今日は自宅作業に専念です。 |
● 2019年4月15日(月) 帰路も満喫 |
福井口駅で電車を降りたら、駅前に見たことのない道路ができていてビックリしました! そのおかげで、えちぜん鉄道さんの本社へのアクセスが片道数分ほど近くなったのは嬉しい限りです。 高架化工事が無事に終わってひと段落…かと思いきや、周辺の道路整備とか、北陸新幹線とか、この界隈の大変貌はまだまだ続くようです。 通過列車のアナウンスを聞いて咄嗟にカメラを構えたら、少し前まで「北斗星」を牽いていた、あの懐かしい機関車が通り過ぎていきました。 お互い今では北陸のほうで頑張ってるんだよなぁ…と思うと、他人事とは思えない、ちょっと不思議な気分です。 数年前なら、ほくほく線〜上越新幹線で大宮に出て「北斗星」に乗り継ぐところですが、今日は名古屋行きの特急「しらさぎ」に乗って福井を後にします。 時間に余裕のある時なら、米原から新幹線には乗り換えず、在来線で関ヶ原を越えていくのもささやかな楽しみです。 小早川秀秋陣跡、松尾山の麓あたりを通過中…。 送迎デッキから見た時には確かに3機並んでいたのですが、この飛行機が出る前に1機は飛び立ってしまったようで…。 それでも、ともかく大型貨物機「ドリームリフター」を間近に眺められたのは思いがけぬ幸運でした。 中部国際空港セントレアから、1日1便になってしまったエア・ドゥ新千歳便で札幌に帰ります。 新千歳空港から乗った快速「エアポート」の車窓から、先代の政府専用機B747が並んでいるのが見えました。 先月限りで任を解かれて、2機揃ってここに留め置かれていたようです。 最後にもう一目だけでも、見届けることができて良かったです。 にしても、毎度ながらこの電車の窓の汚さだけは何とかならないものかと…。 |
● 2019年4月14日(日) 雨もまた佳し |
カレンダーに描くとしたらやっぱり青空のほうが好まれそうですが、でも雨の日には雨の日なりの美しい風景もあるものです。 雨に打たれて散ってしまう前に、三国港駅の桜を見ておくことができて良かったです。 ほんのひと月半ぶり位なのに、もうずいぶん経ってしまったような気もします。 今冬、「えちぜん鉄道カレンダー原画展」を開催させて頂いた「Tea Garden 森のめぐみ」さんにも、ランチを兼ねてご挨拶に伺ってきました。 いつの頃からか、福井を離れる前にここで手を合わせるのがお約束になってしまいました。 明朝はちょっと慌ただしくなりそうなので、今夜のうちに柴田勝家公を祀る柴田神社にお参りしてきました。 2日続けてのソースカツ丼…などということは気にしない性分です(笑)。 |
● 2019年4月13日(土) 快晴の桜とラッセルと |
「桜とラッセルを撮ろう!」と銘打った毎年恒例のイベントですが、大抵は桜がまだ蕾だったり、もう散ってしまった後だったり、あるいは天気が崩れたりと、なかなか期待通りにはいかないものです。 昨年は大雪の影響で中止になってしまった、えちぜん鉄道・永平寺口駅界隈でのイベント「えち鉄521プロジェクト」。 桜の開花も、天候も、今年は「過去最高!」と言って良いほどの素晴らしいタイミングでの開催となりました。 せっかくの好天なので、イベント会場を抜け出して沿線取材にも回ってきました。 保田駅の桜と、雪山と、抜けるような青空がここまで揃うこともそうそう滅多にありません。 この風景が直に見られただけでも、遠路はるばる札幌からやってきた甲斐がありました。 (ちなみに構内踏切の遮断機外側、安全な場所からの撮影ですので念の為…) 不思議なもので、ちょうどイベントが終わるのを待っていたかのように、急に天気が崩れ始めました。 ここ数日の冷え込みで桜が散るのが遅れていたことも含めて…。 1年間我慢したご褒美にと、まるで神様が今日のイベントにあわせて全て整えて下さったかのような不思議な巡り合わせでした。 朝からずっと走り回っていたので、すっかり空腹を忘れていました。 勝山駅の「えち鉄カフェ」さんで、かなり遅めの昼食です。 福井市内のいつものホテルに戻ると、「福井城址には行かれましたか?」とフロントの方に薦められました。 疲れていたので、もう部屋に籠って休んでしまうつもりだったのですが、せっかくなので夕食がてら散歩に行ってみることに。 おかげでこんな素敵な夜桜が見られたのですから感謝しないといけませんね。 本当に実り多い一日でした。 夕食はもちろんソースカツ丼&おろし蕎麦♪ |
● 2019年4月12日(金) 機窓に東尋坊! |
この路線はもう何度も乗っていますが、右側の窓側席は初めてだったかも知れません。 ゴマ粒ほどの小さな白い点ですが、東尋坊タワーが眼下に見えて嬉しくなりました。 いつもと反対側の席に座っていると、今どこを飛んでいるのかも分からなくなってしまうものです。 着陸態勢に入ってから、ずっと機窓に見えているあの島だか半島だかはどこなんだろう?…と思ったら淡路島でした。 明石海峡大橋が真下に見えるまで、てっきり大回りして和歌山あたりを飛んでいるものとばかり思い込んでいたというお粗末です。 ひと月半ぶりの神戸空港。 せっかくなので、ターミナルビルのレストランで少し早めの夕食を頂いていくことにしました。 運良く空いていた窓側席に座ってしばらく眺めている間、目の前に現れる飛行機はほとんどスカイマークばかりでしたが、そんな中、空港の隅のほうにポツンと佇む我らがエア・ドゥ機の姿がなんだか健気に映りました。 ほっともっとフィールドのビジター応援席…みたいな気分です(笑)。 いつものことですが、ポートライナーから眺める夕陽はやっぱり綺麗でした。 大阪から特急「サンダーバード」に乗って、今夜のうちに福井までやってきました。 遠回りのようですが、これでも新千歳〜小松便よりは多分安上がりです。 何より、道中これだけ素敵な風景を眺められるのですから、これからも福井取材にはエア・ドゥ神戸便を大いに利用させて頂こうと思っています。 |
● 2019年4月11日(木) 出発前夜 |
出発前夜はまたしても徹夜になってしまいました。 複数の雑誌社にお送りする予定の、とあるイベント告知の掲載依頼原稿。 札幌に帰ってきてからでは締切ギリギリになってしまいそうなので、ともかく今夜のうちに全部用意しておくことにしました。 明日、新千歳空港の郵便局から投函するつもりです。 |
● 2019年4月10日(水) 玉置浩二さんのコンサート |
玉置浩二さんの、それもオーケストラ演奏をバックに歌うシンフォニックコンサートばかりもう何度聴きに来ているんだろう?…という感じですが、やっぱり良いものは何度聴いても良いものです。 この点に関しては夫婦の価値観も一致していて、どちらからも決して「もう飽きた!」などと言い出さないのが幸いです。 曲目も、全体の構成も、アンコールを固辞する小芝居(?)ももはやお約束の様式美ですが、意外にもこのコンサートでは初めて聴く曲などもあって楽しめました。 そしてアンコールの最後の最後、マイクを離した生の歌声で響く「メロディー」はやっぱり只々圧巻です! |
● 2019年4月9日(火) 原稿執筆 |
「令和」という素敵な言葉を聞いてしまったが為に、書きかけだった原稿を大幅に練り直しです。 ほんの短いエッセイとはいえ、御代替わりのタイミングで世に出す一文だと思うと、肩に妙な力が入ってしまいます。 色々考えすぎて既にスケジュールは押し気味ですが、ギリギリまでじっくり考えてみようと思います。 |
● 2019年4月8日(月) クロッカス |
何日か前まで、「また雪が降った!」とか騒いでいた気がしますが…。 気がつけば札幌もいよいよ花の季節です。 |
● 2019年4月7日(日) 統一地方選挙 |
「ファイターズは負けたから選挙くらいは勝たないと…!」とかブツブツ言いながら、デーゲームの野球中継を見終えてから、夫婦で「選挙券」(カミサンはなぜかこのハガキをそう呼んでいます)を行使してきました。 入れた候補が勝ったかどうかは内緒です(笑)。 |
● 2019年4月6日(土) 令和おじさん! |
このような形で歴史に名を残せる政治家って、何十年に一人しかいないわけですから…。 これも長期にわたって重責を担い続けてこられたからこその、天からの「ご褒美」みたいなものなのかな?と考えてしまいました。 「令和おじさん」こと菅義偉官房長官の来札で札幌駅前は大盛況! いつもの記者会見での冷静沈着な話しぶりとは違って、ご自身の言葉で、朴訥と、でも熱く想いを訴える演説が印象的でした。 |
● 2019年4月5日(金) 札幌はまだ冬のコート |
雪は消えても、札幌ではまだまだ冬のコートが手放せません。 桜の咲く東京から帰ってきたばかりなので、なおさら寒く感じます。 お仕事等々の実務的な必要性はもとより、創作上の刺激という意味でも、本州と北海道との往復の繰り返しが私自身のかけがえのない財産になっているのは間違いありませんが、でも、距離と気候の差による蓄積疲労だけはそろそろ気を付けないとなぁ…などと、さすがにこの歳になると少し考えてしまいます。 |
● 2019年4月4日(木) 平成最後の羽田便 |
札幌に帰る前に、今回も少しだけですが東川口の食堂車レストラン「グランシャリオ」さんにお邪魔してきました。 ちょうど春休み中だからか、平日の昼間にもかかわらず結構な賑わいで、そういえば繁忙期の「北斗星」のモーニングタイムもこんな雰囲気だったなぁ…と懐かしく感じました。 空いている日にのんびり過ごすのも悪くないのですが、お気に入りのお店がこれほど賑わっているとやっぱり嬉しいものです。 ちょっと時間を気にしながらも、羽田空港に向かう途中、桜の名所・飛鳥山公園も覘いてきました。 ほんの20分ほどの滞在でしたが、この清々しい青空の下、見頃の桜と都電荒川線が撮れただけでも大満足です。 今回は珍しく、午後の少し早めの便で札幌に帰ります。 根が貧乏性なので、せっかく行くなら滞在時間を少しでも延ばさねば!…と、復路はいつも最終便を選んでしまうのですが、たまには風景取材も兼ねて、まだ明るいうちの機窓風景をしっかり眺めておこうと思います。 個人的にはこれが平成最後の羽田便になりそうです。 午後の陽射しに輝く東京湾の向こう、水墨画のように浮かぶ富士山の雄姿が印象的でした。 |
● 2019年4月3日(水) 4年ぶりの小田城跡 |
たまたま近くに用事があったので、茨城県つくば市の「小田城跡」にも寄ってみました。 以前、TVの歴史番組で「戦国最弱」と紹介されていた武将・小田氏治が、三度も落城させてしまったという曰くつきの城(最初の二度は奪還したものの、三度目は果たせなかったんですね…)で、実は4年ぶり位の再訪です。 4年前に訪れた時には工事中だった城跡一帯は「小田城跡歴史ひろば」として整備され、近くには案内所も建てられていました。 この案内所の場所こそが、かつての筑波鉄道・常陸小田駅跡なんだそうです。 裏に回ると、廃線跡のサイクリングロードを挟むように、当時のプラットホームがそのままの姿を留めていました。 何かのついででもなければ、なかなか札幌からここまで足を延ばせるものではありません。 僅かな時間の滞在でしたが、今日は良い想い出になりました。 |
● 2019年4月2日(火) 雲の上 |
いつもなら比較的空いている後方席を選ぶのですが、今日は久しぶりに最前列窓側の1F席を取ってみました。 出発前、すぐ目の前で繰り広げられる地上作業や、離陸前の誘導路、滑走路の様子など、前方席ならではの眺めをたっぷりと楽しんでいこうと思います。 あいにく上空は雲が多めで、離陸後ほどなく地上が見えなくなってしまいました。 こういう時はもっぱらスケッチ練習に限ります(笑)。 ひと月ぶりの羽田空港。 4月なのに寒い、寒いと天気予報では聞きましたが、札幌人の感覚ではもう充分、東京はすっかり春の陽気です。 子供の頃からずっと憧れていた、それこそ「雲の上の存在」だと思っていた方と直に接点を持たせて頂く機会が、長い人生の中では時々巡ってくるものです。 にしても、30年以上も前から、その方の手掛けた出版物や作品をしばしば眺めては、「凄い人がいるんだなぁ…」「こういう世界もあるんだなぁ…」と只々心を奪われていた、その方のご自宅にお招き頂ける日が来ようとは…。 それも、取材やお仕事の話ではなく、もったいなくも同じ「趣味仲間」として何時間も語り合わせて頂けるなんて、自分でも半ば信じられない気持ちです。 その方が、私のような者の名前を覚えて下さったのも、「絵」という道具があったからに違いありません。 そして、絵の教育など受けたこともない私にとって、創作の道標となったのは間違いなく、幼い頃に出会ったその方の出版物や、誌面を飾る作品たちの鮮烈な印象だったんだなと、今になってつくづく感じています。 「絶対描き続けろ、きっといいことあるから!」。 絵を始めたばかりの頃、そう言って私に声を掛けてくれた方がいましたが、その「いいこと」とは、こういうことだったのかな?…と。 続けていれば、いつかこういう日が来るんだぞ!…と、若い頃の自分に教えてやりたい気分です。 |
● 2019年4月1日(月) 初春の令月にして 気淑く風和ぎ |
なんとなくソワソワと落ち着かない朝。 ともかく穏やかな心持ちで今日一日を過ごせるよう、少し早起きして北海道神宮にお参りに行ってきました。 参拝を終えた帰り道、円山公園で今年初めてのフキノトウを発見! オシドリ夫婦にも出会えました。 実は毎年パートナーを替えているという事実はさておき、なんとなく幸先の良いような、清々しい気分になれました。 「令和」という言葉を初めて聴いた瞬間、不思議なほどスーッと耳に入り、そしてじわじわと目頭が熱くなってきました。 その由来や込められた想い、出典が「万葉集」であることなども全部含めて…。 本当に良い言葉を見つけて下さったと喜んでいます。 |
● 2019年3月31日(日) 色塗り着手 |
下描きのまま新年度を迎えたくなかったので、今夜のうちに少しだけでも色を入れておくことにしました。 続きはまた明日以降頑張ります。 |
● 2019年3月29日(土) 駅前通り |
幸先よく開幕2連勝!…とはなりませんでしたが、でも敗戦覚悟の9回裏、2点差のツーアウトから敵のクローザーを攻め崩して同点にまで追いついて、そのまま延長12回引き分けまで持ち込んだのですからたいしたものです。 いきなりの連敗で出ばなをくじかれた昨年と比べると、今季のファイターズはちょっと違うみたいです。 午後からのファイターズ中継が始まる前に、少しだけ市電の写真を撮りに行ってきました。 毎年恒例、駅前通りに掲げられたシーズン開幕のフラッグと、新型低床車両「シリウス」との初めての取り合わせが新鮮です。 ファイターズタクシーもやってきました! |
● 2019年3月29日(金) ファイターズ開幕戦! |
延長10回、まさかの2者連続敬遠から4番・中田選手のサヨナラ満塁ホームラン!! 先発・上沢投手が不安定で初回から失点、打線も沈黙したままで敗色濃厚の重苦しい試合でしたが、終盤8回裏のツーアウトから追いついての逆転勝利に満員御礼のスタンドも只々大興奮でした。 月並みな言い方ですが、やっぱり最後まで諦めちゃ駄目なんですね。 「つまらないから帰ろうよ…」とぼやくカミサンをなだめすかして、最後まで残っていて本当に良かったです。 シーズン開幕戦っていつも負けている気がしてあまり良いイメージがないのですが、今年はちょっと違うようです。 この調子で勢いに乗って、昨年の鬱憤を晴らしてくれることを祈るばかりです。 とりあえず、同率ながら今日の時点でファイターズがパ・リーグ首位♪(笑) |
● 2019年3月28日(木)NHK文化センター札幌教室 |
3月ももう終わりだというのに、教室の窓の外は冬に戻ったような吹雪でした。 次回、4月期初回はもう桜が咲いている時期かも?…と考えると、目の前のこの景色が信じられないような気もします。 今日はNHK文化センター札幌教室、水彩色鉛筆画講座の10月期最終回。 新さっぽろ教室と比べるとまだまだ新しい講座なので、講師としても色々手探りの部分もあるのですが、これからも多くの生徒さんに楽しんで頂けるよう、私も知恵を絞りながらまた来月以降も頑張っていかねばと思っています。 |
● 2019年3月27日(水) 引き出し |
30年ほど前に買った雑誌とか、書棚にあったことすら忘れていた古い書籍とか、「絵の参考用に…」などという大義名分で買っておいた想い出のあの列車の模型とか…。 更に言えば、モノに限らず、昔の旅の記憶やスナップ写真なども含めて、あらゆるものが今回のお仕事の貴重な資料として大いに役に立っています。 「引き出しを増やしておくことは大事!」などと、私も口癖のように言うことがありますが、引き出しを開ける機会は忘れた頃に突然やってくるものなんですね。 モノも、知識も、経験も…普段から何でもしっかり溜めこんでおくことが大切なんだなと、今回は特に身に染みて感じています。 |
● 2019年3月26日(火) トコット |
相変わらず我が家のクルマ利用はカーシェアです。 週に一度、乗るか乗らないかの利用頻度ならマイカーを持たなくても不自由は感じませんし、むしろ色々な車種を乗り比べられるのも面白いかな?と思っています。 今日は初めてダイハツの「TOCOT」を借りてみました。 軽自動車はいつぞやの「ハスラー」以来でしょうか? カミサンの好きそうな可愛らしいデザインです。 どこに行こうか迷いましたが、久しぶりに長沼町のインドカレー屋さんに行ってみることに。 ボリューム満点のチーズナンが美味でした♪ 白鳥をはじめ、行く先々でたくさんの鳥たちの群れに出会いました。 こういう風景もいつか描いてみたいですね。 |
● 2019年3月25日(月) 構想段階 |
描き始めてしまえばあとは単純な力仕事でなんとかなるものです。 問題はむしろその前、何をどう描くかをじっくり練りあげていく構想段階のほうかも知れません。 漠然としたアイディアがいくつか浮かびつつも、あと一歩詰め切れていない今ぐらいの状況が実はいちばん苦しいのですが、ともかくあと数日中にはきちんと手を動かせる状況にまで持っていかねばと思います。 悩んでいる間の片手間に始めたWebサイトの更新作業。 とりあえず作品紹介ページは最新状態に更新できました。 こうして制作年ごとに作品を並べてみると、時期によってモチーフや構図の傾向にも変遷があって、自分でも色々考えさせられます。 |
● 2019年3月24日(日) Webサイト更新中 |
本当はWebサイト自体、もっと今風のものに作り直してしまいたいのですが、作業の優先順位を考えると、なかなかそこまで手を付けられないのがもどかしいところです。 とりあえず、昨年後半から今年にかけての主な作品だけはサイト上で見られるようにしておこうと思います。 |
● 2019年3月23日(土) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
昨日からの雪で街の景色もすっかり冬に戻ってしまいました。 今日はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座、土曜クラスの今期最終回でした。 今日を最後に終了される方もおられますから、「お教えすべきことは全てきちんとお教えできただろうか?」と、私のほうもつい色々と考えてしまいます。 一方で、4月期以降も継続受講して下さる生徒さんの多くは、もう何年も続けておられる方々ですから、「同じような話の繰り返しになってしまっても申し訳ないよなぁ…」と、違う意味で考え込んでしまうこともあるのですが、幸い皆さんそれぞれ自分で課題を見つけては色々熱心に質問して下さるので、そういう時の相談相手に徹していれば大丈夫なのかな?という気もしています。 そもそも私自身、アマチュア時代から全くの独学・我流で、こういう絵画教室の類に参加したこともありませんでしたから、わざわざ受講料を払って、時間を割いて参加して下さる皆さんの熱意には素直に頭が下がります。 そんな皆さんのお気持ちに応えられるよう、4月期も講師としてしっかり務めを果たしていかねばと思っています。 |
● 2019年3月22日(金) なごり雪 |
気がつくと外はすっかり雪景色でした。 今冬は札幌を離れる日が多かったこともあり、知らないうちに春になってしまったような妙な物足りなさもあったのですが、もう一度、雪らしい雪を見ることができて何となくホッとしました。 予報では明日も寒くなりそうとのこと。 道路状況が心配なので、新さっぽろの教室帰りのカミサンの迎えは自粛させておきます。 |
● 2019年3月21日(木) 春分の日 |
近所の新しいドラッグストアが3月21日(木)オープンと訊いて、週末でもないのに何故こんな半端なタイミングで?と不思議がっていたら、「春分の日だよ!」と笑われてしまいました。 フリーランスのお仕事を続けていると、祝祭日の感覚がすっかり抜け落ちてしまってダメですね。 とりあえず春分の日らしく、今日のランチは春限定の桜ドーナツで…。 |
● 2019年3月20日(水) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
絵というのは正解のない世界ですから、生徒さん各々の自由な作風や発想を縛ってしまうことは避けたいのですが、一方で、生徒さんから意見を求められた時には、「もし自分だったら…」と前置きした上で、きちんと具体的にお答えすることも必要でしょう。 「ホラ、こうやって描けば良いんですよ!」って一方的にお教えするのではなく、あくまで生徒さんご自身のアイディアを基にして、それに肉付けできるようなヒントを提案させて頂く…という感じでしょうか。 実際、生徒さんの言葉から、私のほうが色々気付かされることも多々ありますから、こういうキャッチボールは大切なんだなと思います。 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。 水曜クラスは今日が一応、今期最終回ですが、多くの生徒さんが4月期も継続受講して下さるようです。 これからも皆さんの期待にお応えできるよう、講師として頑張っていかねばと思っています。 |
● 2019年3月19日(火) 市電沿線 |
とある用事で久しぶりに市電沿線に出かけて、結構重要なお話があっさりと決まってしまいました。 この先、スケジュール的にもちょっと慌ただしくなりそうな感じですが、私にとっても本当にありがたい企画ですから、何とか頑張って進めていかねばと思っています。 やっぱり家に籠って色々考えているよりも、直接出かけていくことって大切なんですね。 |
● 2019年3月18日(月) 帰札翌日 |
いつものことですが、飛行機に乗る日よりも、その翌日のほうが天気が良くなるのは不思議です。 今日の札幌も悔しくなるような晴天でしたが、まぁ、道南のほうはどうだったか分からないし…と、自分に言い聞かせて納得することにします。 それに昨日の着陸ルートだったからこそ、機窓に「北海道開拓の村」や「北海道百年記念塔」を眺めることができたわけですし…。 ともかく何度でも乗って、その時々の印象的な風景を掴んで、そしていずれは作品のなかにしっかりと活かしていけたら思っています。 |
● 2019年3月17日(日) 復路も飛行機で |
義妹のクルマで三沢空港へ。 ちょっと慌ただしくなってしまいましたが、今回も良い帰省でした。 やっぱり盆・正月は避けてでも、その分、飛行機が安い時期にひんぱんに帰るほうが親孝行かも知れませんね。 次回はささやかな観光と、少しだけ私の風景取材も兼ねて、また近いうちに帰ってくるつもりです。 あいにく復路も雲が多めでしたが、支笏湖だけは見ることができました。 離着陸のルートはその日の気象条件によって変わりますから、何度も乗っている路線でも、まだ見たことのない風景というのは多々あるものです。 丘珠空港着陸前、低い雲がようやく途切れると、目の前に広がる森の中には「北海道開拓の村」の建物群が見えていました。 位置的には多分、NHK文化センター新さっぽろ教室の上空あたりでしょうか。 教室帰りにいつも見上げている飛行機からは、こんな風景が見えていたんですね。 帰りに乗った地下鉄東豊線は、今季になって初めての「ファイターズ号」でした♪ でもホームドアのおかげで写真を撮るのはちょっと大変です。 |
● 2019年3月16日(土) 八戸滞在 |
カミサンの実家に滞在中。 今回も義妹が愛犬を連れてやってきました。 チワワというより西武ライオンズみたいな風貌です。 |
● 2019年3月15日(金) 飛行機で八戸へ |
そういえば前回、12月の帰省の時は出発直前の機材故障で新千歳便に振替になってしまったので、丘珠から飛行機に乗るのはちょっと久しぶりです。 片道わずか1時間、しかもスーパー先特で片道8,000円となれば、もはや我が家の帰省に北海道新幹線という選択肢は考えられません。 もちろん今回もHACの新千歳〜三沢便でカミサンの実家の八戸に帰ります。 道内では雲が多かったのが残念ですが、室蘭の白鳥大橋あたりから徐々に視界が開けてきました。 函館空港と函館山を見下ろして津軽海峡を渡ります。 八甲田山…でしょうか? もう何度も乗っているのに、こんな間近に見えるなんて全然気付きませんでした。 この後、左に旋回して、どうやら南部縦貫鉄道の廃線跡あたりを辿って飛んだみたいです。 ここでジャンボ機に出会えるとは思ってもみませんでした。 三沢空港に着陸すると、基地のほうの駐機場にアトラス航空のB747貨物機が停まっているのが見えました。 今回も短いながらも楽しい空旅でした。 復路は晴れてくれますように…。 |
● 2019年3月14日(木) 確定申告 |
まだまだ儲かっているとは言い難い数字ですが、初めて水彩色鉛筆を手にした頃のことを思えば、こうして「絵でおカネを頂戴している」というだけでも、本当にありがたいことだと思います。 今年もバタバタしてしまいましたが、どうにか無事に終わりました。 税務署からの帰り道、年に一度の散歩道です。 |
● 2019年3月13日(水) 「北斗星」31周年 |
1年前、運行開始30周年は東川口の「グランシャリオ」さんで過ごしました。 今年は何の予定もありませんが、仕掛かりの絵だけは少し描き進めておくことにします。 |
● 2019年3月12日(火) 自衛隊さんありがとう |
昨日にあわせて買ってきた本をドーナツ屋さんで読んでいたら、涙が抑えられなくなって困りました。 考えることは色々あってとても一言では言い切れませんが、「自衛隊さんありがとう」の気持ちだけは、私もずっと心に刻んでおこうと思います。 |
● 2019年3月11日(月) 震災8年 |
我が家でも昨年9月の地震の後には、カップ麺や保存食、飲料水などしっかり買い込んでおいたのに、気がつけば消費期限が切れてしまっていたり、その後の補充を怠っていたりと反省するばかりです。 あの時の、たかだか2日ほどの停電くらいで、本当の被災地の方々のご苦労など分かるはずもないのですが…。 ともかくしっかりと心に留めて、そして自分にできること、自分自身の日々の過ごし方など、きちんと考えておかねばと思っています。 |
● 2019年3月10日(日) ひさびさの小樽 |
この駅に降りるのはいつ以来でしょう? 夕方、本当に久しぶりに小樽まで行ってきました。 いつでも行けると思っていると却って疎遠になってしまうもので、むしろ東京に住んでいた頃のほうが小樽を訪れる機会が多かったのは皮肉です。 こういう定番中の定番スポットなども、もっと色々描いておいた方が良いのかな?…などと考えてしまいました。 |
● 2019年3月9日(土) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
休講で生徒さんに迷惑をかけるわけにはいきませんが、かと言って、体調を崩したまま教壇に立つのはもっと迷惑でしょう。 一昨日、昨日とゆっくり休んで、とりあえず講師のお仕事に支障がない程度に快復して今日を迎えられたのは幸いです。 講座を終えると、久しぶりにカミサンがクルマで待ち構えていました。 冬場、道路状態が悪い日には運転は自粛させていたのですが、これからはまた迎えに来ることが多くなりそうです。 |
● 2019年3月8日(金) 快晴の日の出 |
妙に早い時間に目が覚めてしまって、ふとカーテンを開けるとちょうど日の出の瞬間でした。 体調を崩して出歩けない日に限って、こんなに天気が良くなるのは悔しい限りです。 |
● 2019年3月7日(木) 体調不良 |
やっぱり人間、安堵した瞬間がいちばん危ないのでしょう。 3週連続の本州行きと、その直後の絵画教室を終えてホッとした途端に体調を崩してしまいました。 インフルエンザとか、まわりに拡散してしまう類のものでなさそうなのがせめてもの救いです。 とりあえず今日は休んで快復に努めます。 |
● 2019年3月6日(水) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
疲労はもとより万一の欠航等のリスクを考えても、講座の前日、それも最終便での帰札というのはできれば避けたかったのですが、この2〜3月は特にスケジュールが詰まっていたので今回ばかりは仕方ありません。 ともかく寝過ごすこともなく、無事に今日の講師のお仕事を務めることができてなによりです。 |
● 2019年3月5日(火) 無事完成 |
今日一日、都内の出版社さんの一室をお借りして原画の仕上げ作業をしてきました。 午後の早いうちに終えるつもりが夕方まで掛かってしまいましたが、ともかく無事完成させて、そのまま入稿することができてホッとしています。 伺えばこちらの出版社さんでは、万一の事故のリスクを考えて原画の郵送は極力避ける方針とのこと。 ならば編集者さんにわざわざ札幌まで取りに来て頂くよりも、打合せも兼ねて私のほうから出向いていって、細々とした指摘箇所の修正なども含めてその場で対応してしまったほうが良いだろう…というわけです。 そもそも私のほうも「ご足労」どころか、飛行機に乗せてやると言われれば「ご褒美」だと思って喜んで飛んでいく性分ですから…。 余裕をもって最終便にしたつもりが、結局ギリギリになってしまいました。 今夜は寄り道もせず、モノレールで羽田空港に急ぎます。 ターミナルビルのいつものレストランで夕食を済ませて、ちょっと慌ただしく機上の人に。 さすがに今日は少し疲れましたが、お気に入りの左側A席の夜景を眺めていると心も和みます。 でも少し疲れている位の時ほど、妙に気合が入ってしまうから不思議です。 飛行機の絵ももっと色々練習しないと…。 |
● 2019年3月4日(月) 打合せの前に |
「煮込みハンバーグ」といえば、「北斗星」現役末期のパブタイムを思い出します。 午後からの都内での打合せの前に、東川口の「グランシャリオ」さんで早めのランチを頂いてきました。 今日も朝から雨でしたが、庭に咲く梅が綺麗でした。 |
● 2019年3月3日(日) 惜別の春 |
件の大きな原画を携えて東京まで行ってきます。 航空自衛隊千歳基地の、JRの車窓からも見える場所にB747政府専用機が停まっていました。 先日、外遊に出発された折の安倍総理のfacebookにも、羽田空港で撮られたとおぼしき美しい機影と共にB747への謝辞が載せられていましたから、あるいは既に任を解かれてこの場に休んでいたのでしょうか? PM2.5の濃度が上がっていると数日前からしきりに報じられていました。 確かに機窓の景色も霞んでいるような気もしますが、それでも雪を被った山々は意外なほど遠くまではっきりと見えていました。 本州に入ると遠くに八甲田山と岩木山、やがて手前には岩手山も大きく見えてきました。 このところ毎週、本州を訪れているような気がしますが、意外にも今年になってまだ2度目の羽田空港です。 ちょっと久しぶりの東京は本格的な雨の中でした。 大きな原画を濡らさないよう気を付けないと…。 偶然ですが、この日は閉店・移転が決まった銀座の老舗模型店「天賞堂」さんの最後の営業日でした。 晴海通りに面したこの一等地に戦後まもなく店を構えて、開業当初は進駐軍相手に鉄道模型を売っていたといいますから、その歴史の重みと存在感は業界内でもやはり別格です。 「最終日の夜、シャッターが降りる瞬間を拍手で見届けよう!」という、さる方の呼びかけに応じて、私も本当に久しぶりにお店を訪ねてみることにしました。 東京に住んでいた頃、汽車の模型を買ったことはありましたが、ここで飛行機を買ったことはまだ一度もありませんでした。 しかも外箱の写真は丘珠空港! 定価9,000円が9割引!…などということよりも、最後の「形見」にふさわしい、想い出に残る一品に出会えたことが嬉しいです。 |
● 2019年3月2日(土) 大きな原画の運び方 |
入稿と打合せを兼ねて東京まで行くのは良いのですが、問題はこの大判の原画をどうすれば安全に持っていけるのか…? どう考えてもキャリーバッグに収まるサイズではありません。 大型の書類ケースというのが正攻法なんでしょうが、それはそれで丁度良いサイズがなかなか無くて、しかもサイズオーバーで機内持ち込みを断られてしまった場合、受託手荷物として預けるのはやっぱり不安です。 結局、ありあわせのダンボールで機内持ち込みギリギリのサイズの箱を作って、その中にどうにかピッタリと収めることができたのですが、この箱作りの作業だけでも思いのほか時間を費やしてしまいました。 後方支援というか、兵站作業というか…。 絵描きを続けていくためには、絵を描く以外のスキルが必要なんだと折々痛感させられますが、相変わらずこういう分野の不器用さには自分でも呆れるばかりです。 ともかく、東京まで事故なく届けられるよう気をつけて行ってきます。 |
● 2019年3月1日(金) 夫婦で勉強中 |
私は「古事記」。 カミサンは「信長公記」。 どちらも現代語訳というのがなんですが、この歳になっても共に勉強しあえるというのは楽しいものです。 |
● 2019年2月28日(木) NHK文化センター札幌教室 |
月に一度のNHK文化センター札幌教室の水彩色鉛筆画講座。 前回は雪まつりの準備もたけなわだった大通公園は、今はわずかに雪が残るだけの淋しい姿になっていました。 一年じゅう、何かしらのイベントが催されている大通公園ですから、むしろこういう静かな光景もたまには良いかも知れませんね。 |
● 2019年2月27日(水) 帰札翌日 |
昨日の夕方、新千歳着陸前はあいにくの曇天でした。 こんな日にこそ飛びたかったのに…と、今日は悔しくなるような快晴でした。 都心部の雪もすっかりなくなって、まだ2月だというのに札幌はもう春のような趣です。 |
● 2019年2月26日(火) 福井最終日 |
もう10年も通い続けているのに、まだまだ知らない景色がたくさんあるんだな…とつくづく感じた3日間でした。 地元の皆さんの目線や想いに少しでも近づいていけるよう、私ももっと頑張らないといけませんね。 最後にもう一箇所だけ、気になっていたポイントをカメラに収めたら福井を離れます。 往路が神戸で復路が中部…って、ちょうど先週のお伊勢参りの逆順ですね。 福井から特急「しらさぎ」で名古屋に出て、中部国際空港セントレアから1日1便のエア・ドゥ新千歳行きで札幌に帰ります。 まだ明るいうちに帰るのはもったいない気もしたのですが、こんな景色が楽しめたのですから結果的には大満足です。 残念ながら山の名前には疎いのですが、機窓には雪をかぶった綺麗な山々がずっと見え続けていました。 |
● 2019年2月25日(月) 「森のめぐみ」原画展終了! |
終点・三国港駅はすぐ目の前が海ですが、惜しいところで建物などに阻まれて、海沿いらしい画にまとめるのは意外と難しいものです。 えちぜん鉄道さんの沿線取材、今日は三国芦原線のほうに回ります。 天気も良かったので、三国港駅前からバスに乗って東尋坊にも行ってみることにしました。 毎月のように福井を訪れていても、目的はあくまで電車の取材ですから、線路際から離れる機会はほとんどありません。 東尋坊も初めてではありませんが、もう何年ぶりか思い出せないほど久しぶりです。 東尋坊タワーの展望室。 いかにも古きよき昭和の観光地といった趣です。 1ヶ月以上にわたって開催させて頂いた「えちぜん鉄道カレンダー原画展」もいよいよ今夜で終了です。 夕方、撤収作業のため「Tea Garden 森のめぐみ」さんにお邪魔してきました。 お気に入りのこの窓辺の眺めも見納めです。 遠く離れた福井県での原画展なんて、私一人の力ではそうそう簡単にできるものではありません。 会場を提供して下さった「森のめぐみ」店主様、企画を快諾して下さったえちぜん鉄道の担当者様、興味を持ってご来場頂いたお客様や、応援して下さった皆様…たくさんの方々のご支援、ご厚意に只々感謝するばかりです。 またいつか、この素敵な会場で原画展をやらせて頂ける日を楽しみに、これからも福井の絵を描き続けていきたいと思います。 ありがとうございました! |
● 2019年2月24日(日) 勝山左義長まつり |
昨晩最終の特急列車で福井に着きました。 今朝は「えちぜん鉄道カレンダー原画展」開催中の「Tea Garden 森のめぐみ」さんへ。 先月、開幕前日に設営作業でお邪魔して以来の訪問です。 遠方在住ゆえ、なかなか会場に顔を出せないことだけが心残りだったのですが、不在中にお客様が会場ノートに残して下さった沢山のメッセージを嬉しく拝見させて頂きました。 雪のない穏やかな冬景色も良いものですね。 えちぜん鉄道・三国芦原線の大関から、福井口で乗り換えて勝山永平寺線の終点・勝山まで、途中下車を繰り返しながら沿線取材に回ります。 「左義長を見たことがあるかどうかで、あの映画の余韻は全然違う…」と、昨年公開の「えちてつ物語」を観た友人が言っていました。 ネタバレになるので詳細は控えますが、「左義長」という言葉で全てが氷解してしまうような、そういう感覚はこの空気に触れてみないとなかなか分からないかも知れません。 今年もまた「勝山左義長まつり」に戻ってくることができました。 えちぜん鉄道さんの、とりわけ勝山永平寺線の絵を描かせて頂くには、まずはこの空気感をしっかり心に刷り込んでおかねばと、結構真面目にそう思っています。 「えちてつ物語」では蕎麦屋「九兵衛」として描かれていた「八助」さんにもお邪魔してきました。 左義長の日はきっと大混雑だろうと覚悟していたのですが、たまたま少し余裕のあるタイミングだったようで、お店の皆さんともゆっくりご挨拶できたのは幸いでした。 こうして頂くお蕎麦の味も、きっと何かしらの形で私の絵に現れてくるんでしょうね。 ちょっと無理してでも、やっぱり来て良かったです。 どんど焼きを見届けたら、福井行きの電車で宿に戻ります。 |
● 2019年2月23日(土) 今週末も本州行き |
午前中、新札幌での講師のお仕事を終えて、そのまま午後から新千歳空港へ。 ちょっと慌ただしい出発でしたが、「沖止め」に当たるとそんな疲れも吹っ飛んでしまいます。 天気にも恵まれて、幸先の良いスタートです。 離陸の瞬間、千歳基地には退役間近のB747政府専用機とおぼしき機影が見えました。 垂直尾翼の日の丸は見えませんでしたが、主翼にエンジンが4つ付いていましたから多分そうでしょう。 もしかしたらこの一瞥が見納めになってしまうのでしょうか? 青森あたりから続いていた雲が能登半島上空で途切れると、やがて左手眼下に福井の街が見えてきました。 九頭竜川は?…足羽山は?…と探して見つけだす前に、真っ先にえちぜん鉄道さんの高架橋に気付いてしまいました。 福井口車庫と本社もはっきり見えて感激です! ブロッケン現象!? 色々と運にも恵まれて、今回も良いフライトになりました。 約1週間ぶりの神戸空港に降りて、列車を乗り継いでまたいつもの街に向かいます。 |
● 2019年2月22日(金) ふたたび旅支度 |
昨晩の地震で止まってしまった地下鉄も今日は動いていましたが、それでも朝のうちは本数が少なかったのか、通勤時間帯にはいつも以上の混雑だったようです。 こういう時に遠出するのはなんとなく不安もありますが、決まっている予定ですから仕方ありません。 往復の飛行機だけ押さえてあった明日以降の旅程をバタバタと決めて、とりあえず札幌駅で現地のJR券を買ってきました。 先週末は純粋なプライベート、今週末は一応お仕事ということで、ちょっと慌ただしく2週続けての本州行きです。 |
● 2019年2月21日(木) 貸切電車 |
仲間内での市電の貸切電車に参加して、久しぶりにレトロな電車に乗ってきました。 今後の創作に繋がりそうなヒントもいくつか…。 突然の地震の揺れの大きさよりも、その直前の緊急地震速報の警報音に驚いてしまいました。 最大震度6弱、マグニチュード5.8。 中央区は震度3とのことでしたが、感覚的にはもう少し大きかったような気もします。 ともかく今回は停電が無かったのは幸いでした。 他地域も含めて、大きな被害が出ていないことを祈るばかりです。 |
● 2019年2月20日(水) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
教室のまわりの雪解けももうだいぶ進んでいました。 4月期の継続受講の受付も始まって、もうそんな時期だったのか!…と、ちょっと焦ってしまいます。 「はじめて描く水彩色鉛筆画」という講座名の通り、元々は初心者の方に基礎的な技法からお教えすることを想定していたのですが、実際には多くの生徒さんが長期にわたって受講し続けて下さっているのは講師として嬉しい限りです。 当然、講座の中でお話しする内容も、基礎的な技法よりも実践的なアドバイスとか、時には裏技的なテクニックとか、そういうものが多くなっていくわけですが、皆さんにできるだけ長く楽しんで頂けるよう、私も色々考えながらしっかりと役割を果たしていかねばと思っています。 |
● 2019年2月19日(火) FIGHTERS THE MOVIE |
徹夜明けに映画なんていささか危険だったのですが、眠気も忘れてすっかり見入ってしまいました。 懐かしい映像、懐かしい選手たち…。 「そうそう、こんな場面あったなぁ!」って、自分でも驚くほど、あの頃の記憶が鮮明に甦ってきました。 正直、人気球団とは言い難かった移転当初から、よくぞここまで…と感じ入ってしまいます。 と同時に、ファンの側も、あの頃からずっと応援してきたからこその想いというのもあるものです。 「継続は力」…と言葉にしてしまうとベタですが、どんなことでも、地道に、気長に、諦めずに続けることが大切なんだとつくづく思います。 ファイターズ札幌移転15年…ということは、私も札幌移住15年。 さて、自分はどこまで定着できたんだろう?…とちょっと考えてしまいます。 |
● 2019年2月18日(月) 札幌も春の気配 |
いつものことですが、旅から帰ると急に季節が進んでしまったような気がします。 昨日大阪で見た梅の花よりも、徐々に融けゆく札幌の路肩の雪に春の訪れをしみじみと感じます。 旅の疲れは否めませんが、楽しませて頂いた分、今夜は徹夜覚悟で残りのお仕事をしっかり挽回します。 |
● 2019年2月17日(日) 帰りは大阪経由で |
最終日は朝から好天に恵まれました。 せっかく晴れたのにもう帰らなければならないのは残念ですが、いやいや、帰る前にこの景色が見られただけでもむしろ感謝すべきでしょう。 伊勢を発つ前にもう一度、早起きして皇大神宮にお参りしてきました。 往路は外宮に近い伊勢市駅で降りましたが、復路は近鉄電車でひと駅隣の宇治山田駅から。 こちらのほうがターミナル駅という位置づけだったのでしょう。 3階建ての鉄筋コンクリート造、登録有形文化財にも指定されている昭和6年建造の立派な駅舎です。 構内の一角には、「天皇陛下御在位30年慶祝写真展」と題して、陛下が近鉄電車にご乗車になられた際の写真パネルなど10枚ほどが展示されていました。 伊勢神宮や橿原神宮へのご参拝など、近鉄といえば皇族方のご利用も多い鉄道です。 現在の近鉄に御召列車専用の御料車はありませんが、その時々の最新型の特急車両が特別列車として使われてきたことが写真からも伺えて、お若い頃の陛下のお姿とともに感慨深く拝見しました。 伊勢といえば名古屋に近いイメージだったのですが、近鉄特急に乗ってしまえば名古屋でも大阪でも大差ないことに気付きました。 なので復路は経路を変えて、ついでに少しだけですが大阪でも寄り道していくことにしました。 天満橋で地下鉄を降りて、まずは豊臣秀吉公を祀る豊國神社へ。 境内にはもう梅が咲いていました。 大阪城でたこ焼きを食べるのがカミサンの夢だったんだとか…(笑)。 入口にエレベーターの列と階段の列とがあって、調子に乗って階段のほうに並んでしまったのは失敗でした。 あの地震の時、自宅マンションのエレベーターが停まって、自室までひたすら歩いて昇った時と同じくらいの疲労感です。 比べてみると大阪市内からの便は関空とそれほど変わらず、それでいて運賃の相場はこちらのほうがお得だったので、帰りの飛行機は神戸発を選びました。 三宮でカミサンの買い物をひとつ済ませて、ポートライナーで神戸空港へ。 長い鉄橋で海を渡って空港島にさしかかる頃、夕陽の方角からちょうど飛行機が降りてくるのが見えました。 降りてきた飛行機は、これから乗る折り返し新千歳行きのエア・ドゥ機でした。 タイミングよく到着シーンをカメラに収めることができて、ちょっと得した気分です。 カミサン同伴なので緩めの旅程にしたつもりが、それでも結構慌しくなってしまったようですが、私も久しぶりに旅らしい旅を楽しむことができました。 今回は見ることができなかった名古屋城とか、岡崎城とか、関ヶ原とか、カミサンもまだまだ行ってみたい場所はたくさんあるようです。 さて今度はどこに連れていくか、帰ったらまたゆっくり考えてみようと思います。 |
● 2019年2月16日(土) お伊勢参り2日目 |
まだ薄暗い午前6時半、いよいよ念願の内宮こと「皇大神宮」に向かいます。 皇室の御祖神、「天照大御神」(アマテラスオオミカミ)をお祀りする、我が国でもっとも格式の高い神社です。 実は今回泊まらせて頂いたのは伊勢神宮崇敬会が運営する「神宮会館」さんで、内宮から徒歩数分という立地に加えて、職員さんの引率による宿泊者向けの早朝参拝(ガイドツアー?)にも参加できるという、大変ありがたいお宿です。 まだ空いている時間帯に、詳しい解説を伺いながらゆっくりと参拝できるのですから、こんな贅沢なことはありません。 それだけに人気も高く、予約サイトを覘いても数ヶ月先までほとんど満室だったのですが、それがたまたまこの日に限ってポツンと空いていたので、「これは行かねば!」と慌てて旅程を決めてここまで来てしまった次第です。 まずは五十鈴川で身を清めます。 途中、境内社に手を合わせたり、神宮や神様に関するさまざまな解説を伺ったりしながら、長い参道をゆっくり歩いて、遂に天照大御神をお祀りする正宮に辿り着きました。 ここから先は神宮の中でも特に尊い場所なので、写真撮影も禁止です。 襟を正し、背筋を伸ばして、感謝の気持ちで静かに手を合わせてきました。 ゆっくりと1時間半ほどの参拝を終えて、帰る頃にはだいぶ人も増えて賑わってきました。 まだ静かなうちに、厳かな境内の空気に触れられた早朝参拝、本当に贅沢な時間でした。 宿に戻って朝食を済ませ、ひと休みしつつ今日の予定を考えます。 ふと見ると、窓の外を路面電車型のバスが走っていきました。 後で調べたら、この道もかつては路面電車が走っていたそうです。 歴史を感じさせる内宮参道をしばし散策。 おかげ横丁で小休止。 神話に出てくる神様の相関関係やエピソードを知らないと、ひたすら神社巡りの伊勢の旅はいささか退屈かもしれません。 逆に言えば、そういう世界に興味のある方々にとっては、これほど奥深くて面白い旅はないでしょう。 私も出発前、一夜漬けの試験勉強よろしく叩き込んできた若干の知識が行く先々で結構役に立ちました。 内宮前からバスで数分、歩いてでも行けなくはないところにある「猿田彦神社」。 天照大御神の孫、邇邇芸命(ニニギノミコト)が地上に降臨された時の先導役、「猿田毘古神」(サルタビコノカミ)を祀る神社です。 猿田彦神社の境内社、「佐瑠女神社」。 天の石屋戸の前で舞を踊って、天照大御神がお出ましになるきっかけを作った「天宇受売命」(アメノウズメノミコト)を祀る神社です。 ひっそりとした石段が良い雰囲気です。 内宮からも、外宮からも少し離れた森の中にある、内宮の別宮「倭姫宮」。 第11代垂仁天皇の皇女で、皇大神宮を創建された「倭姫命」(ヤマトヒメノミコト)を祀る神社です。 登録有形文化財にも指定されている明治時代の建物ですから、20年ごとに式年遷宮を繰り返す神宮よりも実は歴史のある建物です。 倭姫宮のすぐ近く、神宮に関するさまざまな資料が展示されている「神宮徴古館」も見学してきました。 穏やかに見えるか、荘厳に見えるか…。 訪れた時の天候によっても、人それぞれ、印象はまるで違うものになるのでしょうね。 荒々しい海の波と、夕暮れの空に浮かぶ夫婦岩のシルエットが印象的なこの日の二見浦でした。 なかなか予約が取れない「神宮会館」さんに贅沢にも2連泊…。 移動を考えなくても良い分、気持ちの余裕が全然違います。 最初は昨晩の1泊分しか空いていなかったのですが、直前になってキャンセルが出ていたのが幸いでした。 明治天皇の玄孫、竹田恒泰さんが「神様に懐く(なつく)」という言葉を使っておられましたが、ゆったりとした気持ちで、神様を間近に感じながら滞在できるという意味でも、こんな佳い宿に連泊できたのは幸運だったと思います。 昨晩は到着が遅くなりそうだったので朝食のみのプランでしたが、今夜はちょっと贅沢に伊勢エビ付きの1泊2食プランです。 |
● 2019年2月15日(金) お伊勢参り1日目 |
今回は仕事抜きの夫婦旅です。 カミサンの念願だったお伊勢参りに行ってきます。 中部国際空港から名古屋に出て、近鉄特急「ビスタカー」で伊勢市駅へ。 駅前から続く参道もなかなか良い雰囲気です。 昔はこの道を路面電車が走っていたとか。 「お伊勢参りは外宮から」のしきたりに従って、まずは外宮こと「豊受大神宮」へ。 こちらに祀られている「豊受大御神」(トヨウケノオオミカミ)は衣食住や産業の守り神で、内宮に祀られている「天照大御神」(アマテラスオオミカミ)の食事を司る神様でもあります。 さすがにこの時間になると参拝者も少ないようで、厳かな空気の中、ゆっくりと境内を巡り、静かに手を合わせることができました。 やっぱり神社にお参りするなら朝か夕方が良いみたいですね。 名物の「伊勢うどん」にもちょっと惹かれたのですが、結局夕食は味噌煮込みうどんに…。 小雨交じりの中での参拝で冷えた身体がようやく温まりました。 明日はいよいよお伊勢参りのハイライト、内宮参拝です。 |
● 2019年2月14日(木) 出発前日 |
例によって仕事の追い込みと旅支度でちょっとバタバタしてしまいました。 今回はいつもと違う旅先なので尚更です。 心おきなく現地を満喫できるよう、今夜のうちにしっかり予習しておこうと思います。 |
● 2019年2月13日(水) 遅すぎるランチ |
仕事に集中すればするほど、食事には無頓着になってしまいます。 結局今日のランチも夕食みたいな時間になってしまいました。 ここで満腹にしてしまうと本番の夕食が入らなくなりますから、あくまで軽めに留めておかないと…。 |
● 2019年2月12日(火) まつりの後 |
大雪像の解体作業を眺めていたら、地元TV局の方にマイクを向けられました。 でも、「もったいない!」の一言を言わせようとするリポーターさんの誘導尋問があまりに露骨だったので、私もちょっと意地になって、その一言だけは絶対口に出さないよう気をつけて答えたので、私のシーンは多分放送されなかっただろうと思います。 だったら最初から「カメラに向かって『あ〜、もったいない!』って言ってもらえますか?」とでも頼めば良いのに…とも思ってしまうのですが、それはそれで「ヤラセ」になるからダメなんでしょうね。 ともあれ、一介の野次馬としての街頭インタビューでも、名指しでの取材依頼をお受けした時でも、結局やっていることは一緒なんだなと、少し複雑な気持ちになりました。 雪まつりが終わると陽射しも急に春めいてくるような気がします。 少しずつ溶けで崩れてしまうよりも、美しい姿のまま消えていくから良いのでしょうね。 |
● 2019年2月11日(月) 建国記念の日 |
沿道で日の丸の小旗を振ってくれる外国人観光客の姿を見ると、私もなんだか嬉しくなります。 雪まつり最終日恒例、大通公園界隈の奉祝パレード。 平成最後と思うと感慨もひとしおです。 |
● 2019年2月10日(日) 大きな絵、制作中 |
自分史上最大サイズのスケッチブックと格闘中。 いつものものとは紙質も違うので全てが手探り状態ですが、これも良い経験だと思って頑張っています。 |
● 2019年2月9日(土) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
「写真みたい!」と評されることは、絵描きにとっては必ずしも良いことではないような気がします。 レンズを通すと見え方も変わるし、露出等々の設定次第では肉眼では絶対に見えないような風景にもなる。 もちろん、写真としてはそれも立派な表現技法ではあるのですが、何も考えずにそれをひたすら模写してしまうと、絵画としては不自然なものになってしまいます。 更に言えば、目に映る映像と、脳裏のイメージも必ずしも一致するものではありませんから、「本当はこんな風には見えないんだけど…」という描写にしてしまったほうが、むしろ実際の印象に近くなるケースも多いものです。 写真ではこう写る。 肉眼だとこう見える。 だとしたら自分の絵の中では?…と考えてみることが大切なんだと思います。 写真と肉眼の見え方の違いや、絵画表現としてのアレンジの仕方など、今日も少々講釈させて頂きました。 私自身の創作の中でも、このあたりは特に意識しておかねばと思っています。 |
● 2019年2月8日(金) 最強寒波! |
さすがにここまで冷え込むと、空気の感触そのものが普段とはまるで違います。 一日じゅう気温がマイナス10度以下だったのは実に40年ぶりとか。 凍てついた街の風景をカメラに収めようとしばらく頑張ってみたのですが、金属ボディの「GR2」は氷のように冷たくて、もうこれ以上は握っていられませんでした。 |
● 2019年2月7日(木) 引き続き思案中 |
先日からずっと悩み続けている次期新作ポストカードの件。 色々落書きしているうちに、徐々にですがイメージがまとまってきました。 あたりまえの事ですが、手に取って下さる方は単に「美しい絵」じゃなくて、「北海道のお土産」を求めておられるわけですから、まずはそこに軸足を置きつつ、その上でどう商品としての個性を出していくか…? きっと需要がありそうだけど、未だ描いていない題材なども実はまだまだ沢山ありますから、まずは計画的にもっと色々描いていかないといけませんね。 実際に原画を描きおろして、印刷会社さんに発注できるのはまだまだ先になりそうですが、せっかく湧いたイメージが萎えてしまわないよう、更に色々調べながらしっかりと温めておこうと思います。 今日も厳しい冷え込みでしたが、明日はもっと寒くなるようです。 |
● 2019年2月6日(水) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
移動時間を考えると、13時開始の講座って昼食のタイミングが難しいものです。 最近ではお昼前、地下鉄に乗る前にドーナツ屋さんで軽く小腹を満たして、講座終了後にいつものラーメン屋さんで改めて…というのが毎度のパターンです。 ちょっと不健康そうな気もしますが、まぁ、月に2回程度のことですから…。 それでも四十路も後半になって、未だ肥満の兆候が見えないのだけがささやかな自慢です(笑)。 |
● 2019年2月5日(火) 改めて「さっぽろ雪まつり」 |
あまりに寒かったので昨日は見るのを諦めて帰ってしまった「さっぽろ雪まつり」。 週の後半はもっと寒くなりそうなので、頑張って今日のうちに見に行ってきました。 まずは5丁目東の大雪像「北海道を駆ける!サラブレッド」から。 今年もプロジェクションマッピングが主流のようです。 5丁目西は大氷像で「台湾−玉山と高雄駅」。 7丁目はフィンランドの「ヘルシンキ大聖堂」。 北斗市のほうから珍しい人も遊びに来ていました(笑)。 8丁目はJR貨物をモチーフにした「届いたあたり前が、届ける喜び。〜今日も走るレッドベア〜」。 機関車を先頭の台車ひとつ分だけに縮めてしまって、すぐ後ろに貨車を繋いでしまうという大胆なデフォルメは、なまじ鉄道に詳しい人からは出てこない斬新な発想かも?…と、ちょっと感心してしまいました。 確かに、こうすれば貨車の積み荷まで表現できるので、機関車1両まるごとリアルに再現するよりも面白いかも知れませんね。 でも、プロジェクションマッピングの映像と雪像のズレがあまりに大きかったのは残念…。 確かに、日々収縮してしまう雪像に投影するのは難しいと訊いたことはありますが、だからこそ、「ピタリ!」とはまった時の感動も大きいのでしょう。 ここはもうひと頑張りしてほしかったなぁ…などと、ついつい勝手なことを思ってしまいます。 |
● 2019年2月4日(月) 雪まつり開幕 |
今日から大通公園の「さっぽろ雪まつり」が始まりました。 寒いのでゆっくり見るのはまた明日以降にします。 今日も次作に向けての資料写真探し。 自分でも忘れていたようなカットが色々出てきて多少イメージも浮かびつつありますが、一方でまだまだ資料不足、取材不足を痛感する部分もあったりして、ともかくこの先、色々な意味でもっと効率よく動いていかないといけないなぁ…などと痛感しています。 |
● 2019年2月3日(日) 節分 |
今年は無駄を減らすべく生産量を抑えているのか、夕方過ぎには品薄で入手にはちょっと苦労しました。 でも本当はむしろこれくらいが丁度良いのかも知れませんね。 「恵方巻」と書かれていないのも、残ったら明日以降にでも売れるようにとの配慮なんでしょうか? そもそもこんな習慣、いつから始まったんだろうね?…などと言いつつも、巷の風潮に乗っかって美味しく頂きました♪ |
● 2019年2月2日(土) 思案中 |
誌面向けの絵と、商品向けの絵はやっぱり違うんでしょうね。 次の新作ポストカードなども考えて、これまでの資料写真などを洗い直しながら次作の構想を練っているのですが、いざ題材を絞り込もうとするとなかなか難しいものです。 一応、売れ筋商品の傾向というか、いくつかのキーワードは頭に浮かんではいるのですが…。 まだまだ悶々と考えるばかりで、成果らしい成果が出ないのがもどかしいところです。 |
● 2019年2月1日(金) 大通公園のジャンプ台 |
北海道に住んで16年目。 寒さにもそこそこ慣れたつもりですが、それでも今日はかなり寒く感じる一日でした。 来週からの「さっぽろ雪まつり」に向けて、大通公園では仮設のスキージャンプ台もほぼ出来上がり、照明機器のテストか何かをしている様子でした。 なんでわざわざ大通公園で?…と毎年不思議に思うのですが、それでも巨大な白い斜面を見ると「凄いなぁ!」って素直に感心してしまいます。 |
● 2019年1月31日(木) ポストカード追加受注 |
年明け頃から販売が始まった新作ポストカードは幸いご好評頂いているようで、取扱店様から早速追加注文を頂きました。 どの絵柄がどの程度売れるかはなかなか予想が難しいものですが、今回に関しては、自分でも若干の自信と期待をもって送り出したものだけに、まずは少しホッとしているところです。 こういう商品は、単純に「良い絵なら売れる」というものでもないのでしょう。 興味を持って頂ける絵、お土産として手に取りたくなる絵はどういうものか、まずはじっくり分析して、今後の創作に活かしていこうと思います。 |
● 2019年1月30日(水) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
講座では全ての生徒さんに何かしらお声を掛けさせて頂くよう心掛けているつもりですが、中には私がお教えするまでもなく、もう充分に立派な絵を描かれている方もおられます。 そういう時でも「上手ですね〜!」の一言で終わらせてしまっては申し訳ないので、「もし更に手を加えるなら…」といったプラスアルファの技法とか、別な切り口でのまとめ方とか、そういうものを色々考えながらお話しするようにしています。 でも、私が口を挟むことによって、生徒さんご自身の作風を違う方向に導いてしまったり、却って表現の幅を狭めてしまうことになってもいけませんから、何を言うべきか、言わないべきかは本当に難しいものです。 真面目で熱心な生徒さんほど、講師が「コレ!」といえばその通りに進んでしまうこともあります。 むしろ「コレもいいけど、アレでもいいですよ…」位の優柔不断な話に留めておいた方が、皆さんの可能性を伸ばせるのかな?という気もしています。 |
● 2019年1月29日(火) 校正とか、監修とか |
寄稿した記事の校正と、別件で外部の方に監修をお願いしている絵に関する諸々のご指摘と…。 今日は連絡とか、調整といった作業が色々と続きました。 フリーランスの絵描きとはいえ、「描きたいものを描く!」などという単純なものじゃなくて、あくまで相手方があってのお仕事です。 「オレの絵!」的な自己主張は慎んで、分をわきまえて役割を果たしつつも、本当に譲れない一線だけは頑として貫くということ。 なかなか難しいことですが、しっかり意識しておかねばと、こういう作業に臨むたびに考えさせられます。 |
● 2019年1月28日(月) 雨みたいな雪 |
雪の日でも傘を持たないのが北海道の常ですが、さすがに今日ばかりは持ってくるべきでした。 この時期らしからぬ、ほとんど雨みたいな湿った雪で全身すっかり濡れてしまいました。 こういう日は街の風景も、札幌というより北陸地方のように見えてしまうから不思議です。 言い換えれば、札幌の雪景色と、北陸の雪景色の描き分け方のツボなんかも、今日のこの風景のなかに潜んでいるのかも知れませんね。 |
● 2019年1月27日(日) 色塗り中 |
こういう荒涼とした風景って、簡単なのか難しいのか自分でもよく分かりません。 ともかく根気とバランス感覚が全てです。 |
● 2019年1月26日(土) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
「それは難しすぎるから…」とか、「その描き方は教えたのと違うから…」とか言って、せっかくの生徒さんのやる気や好奇心を削いでしまうのは、講師として一番やってはいけないことでしょう。 さすがに水彩色鉛筆画講座で「油絵を教えて!」などと言われたら断りますが、そういう極端な話でない限りは、できるだけ柔軟にお応えできるよう、私も頑張らねばと思っています。 ある生徒さんから、普段の私の描き方とは少し違う技法の相談を頂きました。 「教えて!」と言われても、どうお教えすれば良いのか迷ってしまいますが、でも、挑戦してみたらちょっと面白そうな技法ではあります。 「私もやったことないけど…」と一応お断りした上で、あくまで一緒に考えてみるというスタンスで、また次回採り上げてみようかと思います。 講師のお仕事って、自分にとってもつくづく良い勉強ですね。 |
● 2019年1月25日(金) 猛吹雪の後 |
朝からかなり激しい吹雪でしたが、急ぎの作業を終えて出かける頃にはすっかり止んでしまっていました。 今日はササラ電車には出会えずじまいです。 |
● 2019年1月24日(木) NHK文化センター札幌教室 |
教室の窓の外では、自衛隊の皆さんが大雪像作りに勤しんでおられました。 完成まで毎日眺めていたら楽しそうですが、残念ながら次回講座は1ヶ月後です。 |
● 2019年1月23日(水) 市電模型 |
「札幌LRTの会」の先輩会員藤島氏が自作の市電模型を出展されると訊いて、新さっぽろサンピアザの「地下鉄・市電懐かしパネル展」を観に行ってきました。 一口に模型といっても作風は人それぞれですが、藤島氏の作品は何と言っても地元モデラーならではの綿密な考証と、それを細部に至るまで妥協なく再現する丁寧な工作に目を奪われます。 一見写実風でありながら、実は結構思い切ったアレンジを加えてしまう私の絵とはアプローチの仕方が少し違いますが、だからこそ創作姿勢やこだわりのポイントなど、尚更興味深く感じました。 「異分野の達人」が身近にいると、本当に良い刺激を頂けるものです。 今日もササラ電車が出ていました。 今冬は結構ひんぱんに遭遇している気がします。 |
● 2019年1月22日(火) 再チャレンジ |
実を言えば、アマチュア時代の極々初期に同じモチーフを描いたことがあります。 20年以上ぶりの再挑戦、あの頃より少しはマシな絵が描けるかどうか…!? |
● 2019年1月21日(月) 期限を過ぎると予約は自動的に取り消されます |
今夜が期限の航空券の支払いをすっかり忘れていました! 気付いた時には既に日付が変わっていて万事休す。 …かと思ったのですが、でも一応、ダメモトで航空会社のサイトから購入手続きを進めてみたら、途中で蹴られることもなく無事に購入できたのにはちょっと驚きました。 多分、私みたいなドジも少なくないでしょうから、「0時を過ぎたら即アウト!」などという意地悪なシステムを組むよりも、多少猶予を持たせておいたほうが、お互いにとって好都合なんでしょうね。 ちょうど早割運賃の期限ギリギリで、今から予約し直すと1万円近く高くなってしまうところでしたから、ともかく無事購入できてやれやれです。 |
● 2019年1月20日(日) 大通公園 |
数日ぶりに帰ってきたら、大通公園では「さっぽろ雪まつり」の準備がもうだいぶ進んでいました。 北国の長い冬…と言っても、考えてみればそろそろ後半なんですから、冬のうちにやるべきこと、見るべきものなど、計画的にきちんと消化していかないといけませんね。 まずは週明けから続く喫緊の締切に向けて頑張ります。 |
● 2019年1月19日(土) セントレア経由で帰札の途に |
よくあることですが、もう帰らなければならない頃になって天気が良くなるのはちょっと悔しいものです。 朝の特急列車で福井を発つ前に、最後にもう少しだけ、悪あがきのようにえちぜん鉄道さんの沿線取材に回ってきました。 沿線にものすごい数の撮り鉄さんが並んでいたので、何か来るのかな?と様子をうかがっていたら突然の急停車! 「線路に人が立ち入った為…」との車内放送が流れて、私が乗っている上り特急「しらさぎ」もそのまま動かなくなってしまいました。 2〜30分ほど経ってようやく最徐行で動き出すと、ほどなく反対側の下り線には珍しい列車がゆっくりと…。 撮り鉄さんたちのお目当てはこれだったんですね。 特急「しらさぎ」が遅れたおかげで米原から「ひかり」に接続できなくなってしまいましたが、ちょうど良い時間に後続の「こだま」があったので、最小限の遅れで名古屋に着くことができたのは幸いでした。 中部国際空港セントレアでは、昨年開業したばかりの「FLIGHT OF DREAMS」をちょっとだけ覘いてきました。 搭乗時刻が迫っていたのでコーヒーの一杯も飲めず、本当にただ眺めるだけでしたが…。 今度はもう少し時間に余裕をもって、ゆっくりと楽しんでみたいと思います。 セントレア発着のエア・ドゥ便が減って多少不便になってしまいましたが、金額と滞在時間、所要時間のバランスを考えると、やっぱり福井往復は小松便よりもセントレア経由のほうが私にとっては好都合です。 これからも福井詣では続くことになりそうですから、時間帯によっては他社便の利用も含めて、いろいろ工夫しながら頑張っていこうと思います。 夕方、陽が沈む頃に新千歳空港に帰ってきました。 いつもは大抵、夜遅くの便なので、こういう眺めはちょっと新鮮です。 |
● 2019年1月18日(金) 「森のめぐみ」原画展前日 |
初詣というにはちょっと遅すぎますが、まずは柴田勝家公ゆかりの北の庄城址・柴田神社にお参りに行ってきました。 福井に来るたびに度々参拝している想い入れのある神社ですが、昨年はなぜかいつも旅程が合わず、福井駅のすぐ近くだというのに全然足を運べなかったのがずっと心残りでした。 これでやっと心おきなく取材に臨める気がします。 今年は雪が少ないようで、冬景色として絵にするのはちょっと難しそうな気もしますが、でも昨冬の皆さんのご苦労を思うと少しホッとしています。 風景取材を終えた後、夕方からは「Tea Garden 森のめぐみ」さんで、明日から始まる「えちぜん鉄道カレンダー原画展」の設営作業です。 なにぶん突然決めてしまった企画なので、レイアウト等々、全てはぶっつけ本番の現場対応で…。 お店の皆さんにも手伝って頂いて…というより、むしろ私以上に率先して色々進めて下さったおかげで、本当にあっという間に綺麗に出来上がってしまいました。 他所者の私がこういう企画をやらせて頂けるのも、つくづく応援して下さる皆様のおかげと感謝するばかりです。 明朝には福井を発たねばならないので、残念ながら明日の開幕を見届けることはできませんが、ぜひ多くの方々に足を運んで頂けたらと願っています。 |
● 2019年1月17日(木) 「グランシャリオ」のお客様ノート |
「グランシャリオ」さんのお客様ノートを眺めていたら、北斗市茂辺地「北斗星広場」の想い出ノートの私の書き込みを見て、わざわざ北海道から訪ねて来られたというお客様のコメントがありました。 以前、広場を訪ねた時に、こちらのイラスト入り記念乗車券を貼りつけておいたので、多分それを見て下さったのだと思います。 ささやかながら、私の足跡や作品が「北斗星」を愛する皆様の想い出になり、そして残された客車たちや、客車を残して下さった関係者の方々への応援に繋がっているのだとしたら嬉しい限りです。 少し時間があったので、私もお客様ノートに落書きを残してきました。 晩年に一度だけ、新千歳発の機窓から「北斗星」が見えたのも忘れられない想い出です。 大宮から北陸新幹線に乗って、今夜のうちに福井までやってきました。 少し遅めの帰省みたいな気分です。 |
● 2019年1月16日(水) 新年最初の空旅 |
私の便の1本前が特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」でした。 乗ってしまうと写真に撮れないから、むしろ1本前で良かったかも知れません。 タイ国際航空のジャンボとのツーショットも見ることができて、新年最初の空旅は幸先の良いスタートです。 新千歳空港、離陸! もっと天気が悪そうな予報でしたが、思ったよりは雲も少なく、機窓もそれなりに楽しめたのは幸いでした。 飛行機の絵ももっと練習しないと…。 羽田空港に到着すると、先ほどの「ベア・ドゥ北海道JET」がちょうと折り返し出発していくところでした。 札幌に慣れた身体には、ひと月ぶりの東京はマフラーが要らない位の暖かさに感じます。 |
● 2019年1月15日(火) 出発前夜 |
出発前夜がいつも徹夜になってしまう悪癖だけは、本当にどうにかしないといけませんね。 荷造りと、締切間近のお仕事を進められるだけ進めておいて、明日はいよいよ新年最初のフライトです♪ |
● 2019年1月14日(月) どんと焼き |
外した正月飾りを携えて、北海道神宮のどんと焼きに行ってきました。 福井・勝山の左義長ならもう何度も行っているのに、実はこちらは初めてです。 こういう地元の行事にももっと目を向けないといけませんね。 今までは境内の古札回収所に納めていたのですが、来年もぜひまた参加してみようと思います。 今日もまたHACの飛行機! |
● 2019年1月13日(日) 納品作業と額装作業 |
「大通公園オフィシャルショップ」さんにポストカードの納品に行ってきました。 こちらのお店では御当地絵柄にこだわってお取り扱い頂いているので、新作のうち「冬の道庁赤レンガ庁舎」「市電と道庁」の2種類と、品切れ中だったものも含めて既存作の中から数種類、いずれも札幌市内の風景を描いたものを納品させて頂きました。 雪まつりシーズンに間に合うように新作がご用意できて、私も少しホッとしています。 帰り際、大通公園を歩いていたら今日もHACの飛行機が上空を横切っていきました。 心なしか今日は低めに飛んでいるような気もします。 決して便数は多くないのに、ここ最近は不思議なほどの結構な遭遇率です。 まだまだ先だと思っていたら、もう開幕まで1週間を切ってしまっているんですね。 今月、1月19日(土)から「Tea Garden 森のめぐみ」さんで展示して頂く原画の額装、梱包作業。 10点程度のささやかな展示で…と思っていたのですが、結局その倍くらいの枚数を用意してしまいました。 輸送事情等々考えると、遅くとも明日のうちには発送してしまわないと…。 |
● 2019年1月12日(土) NHK文化センター新さっぽろ教室 |
講座を終えて帰ろうとすると、カミサンがクルマで待ち構えていました。 練習のつもりで頑張っているのか、それとも妙な自信を持ってしまったのか、最近は雪道でも運転できるようになってきたようです。 いろいろ挑戦してみるのは良いことですよ…などと生徒さんの前で喋っている手前、カミサンの挑戦もちゃんと応援しないといけませんね。 まだちょっと怖いですが、カミサンに命を預けて家路につきます。 |
● 2019年1月11日(金) 本気のササラ |
雪が激しく降っている日は、どうしても電車通りの様子が気になってしまいます。 時折、少し先も見えなくなるほどの吹雪の中、盛大に雪煙をまきあげながらササラ電車が何度も往復していました。 黄色に白帯の新しいタイプよりも、やっぱりトラ塗りの古いタイプのほうがササラ電車らしくてお気に入りです。 |
● 2019年1月10日(木) エゾリス |
今日も天気が良かったので、少し早起きしてエゾリスを撮りに行ってきました。 残念ながら下まで降りてきてはくれませんでしたが、1匹だけ、枝から枝へと樹上を渡り歩く姿を見つけることができました。 ガサガサッ!と突然枝から雪が落ちてきたらエゾリスがいる合図です。 プロペラ音に気付いて見上げると今日もHACの飛行機が…。 なぜか最近、私の近所で見かけることが多くなった気がします。 |
● 2019年1月9日(水) 遠くの飛行機 |
ふと見上げると、テレビ塔の向こうに丘珠に降りるHACとおぼしき飛行機が見えました。 写真に撮るとゴマ粒程度になってしまうのですが、肉眼ではもっと大きく、はっきりと見えているような気がするのは不思議です。 素人なので分かりませんが、あるいは脳の中でズームレンズのように飛行機だけを拡大して認識するような機能が働いているのでしょうか? もし絵に描くとしたら、多少は…というより、相当思い切って飛行機を大きく描いてしまったほうが良いのかも知れませんね。 |
● 2019年1月8日(火) 雪まつり雪輸送 |
今年も「さっぽろ雪まつり」の雪像作りのための雪輸送が始まりました。 国防や災害救助などの厳しい任務の一方で、こういう分野でも地域に貢献して下さる自衛隊の皆さんには感謝の気持ちで一杯です。 |
● 2019年1月7日(月) 深夜の除雪作業 |
初雪が遅かったからか、なんとなく今冬は雪が少ないような印象だったのですが、気がつけばもうそれなりに積もっていたようです。 夜も遅くなってから、窓の外から重機の音が聴こえてきました。 大変なお仕事をされている現場の皆さんには叱られそうですが、こういう除雪作業を見るとワクワクしてしまうのはやっぱり移住者の性ですね。 |
● 2019年1月6日(日) OK牧場 |
正月など関係ないフリーランスの身とはいえ、今頃になってしっかりと正月疲れが出てきてしまったようです。 お仕事相手の会社さんも通常業務に戻りつつある時期ですから、私もこのあたりでそろそろ調子を戻しておかないと…。 年末に録画しておいた「OK牧場の決闘」をようやく今日観ることができました。 実は西部劇なるものをきちんと観たのは初めてですが、なかなか面白いものなんですね! クライマックスの銃撃戦のシーンの既視感に、「やっぱり西部警察って西部劇だったんだ!」と妙に納得してしまったり…(笑)。 先月帰省した折、なぜかひたすら「OK牧場!」と言い続けていた西部劇好きの義父との会話のネタにでもなれば…という程度に思っていたのですが、また他にも色々な作品を観てみたくなりました。 |
● 2019年1月5日(土) 年明け初ササラ! |
大雪の影響で新千歳空港は大混乱だったとか。 しかも正月明けのUターンの時期とあっては、旅行者の皆さんも、航空会社や空港関係者の皆さんも本当に大変たったことと思います。 かく言う私も、もし満席でなかったら今日あたりの本州行きの便を予約していたかも知れないので、他人事ではありませんよね。 稀にとはいえ、こういうこともあるから冬の北海道の旅は怖いです。 夕方、街を歩いていたらササラ電車がやってきました。 冬場は毎朝、一番電車が出る前に安全確認を兼ねて出動していると訊きますが、個人的には今日が年明け初遭遇です。 |
● 2019年1月4日(金) 読書の習慣 |
地下鉄に乗っている数分間でも、出先での食事中でも、ここ最近はとりあえず本を開く癖がついてしまいました。 考えてみればずいぶん長い間、多忙を言い訳に読書から遠ざかっていた気がしますが、その気になればちょっとした時間でも結構読み進められるものなんですね。 締切やノルマがないことに関しては非常に腰が重くなるのが私の悪い癖なんですが、今年は少しずつでも、純粋に己の好奇心のためにも時間や意識を割いていけたらと思っています。 |
● 2019年1月3日(木) 正月の収穫 |
新年最初の衝動買い(笑)。 数十年前のものとおぼしきイタリア国鉄(当時)の電気機関車の模型です。 格安の中古ジャンク品で動きは最悪ですが、むしろこういう雰囲気そのものに惹かれてしまうのは私が歳を取ったからでしょうか? 手のひらサイズの小さなジオラマでもこしらえて、フィアット500(もちろん古いほう)と並べて飾ってみたくなりました。 なんとなく怠惰に過ごしてしまった年末年始ですが、気になっていた本だけは読み終えることができました。 歴史の話でありながら、実は私の創作そのものに直接通じるような大切なヒントが多々含まれていたような気がします。 何がどう通じるのか、きちんと説明するにはもう少し時間が必要かも知れませんが…。 本の中の言葉を借りれば、「主観」「感情」「歴史は物語」…といったあたりが、今年の私の創作の結構大きなキーワードになりそうです。 |
● 2019年1月2日(水) ようやく年賀状 |
ごめんなさい、結局全部後出しになってしまいました…。 午後からは電車通り界隈の正月風景を撮りに行ってきました。 正月休みで閑散としているかと思いきや、駅前通りも狸小路も結構な人出で写真を撮るのもひと苦労でした。 とりわけ電車が突然現れるこういう構図はなかなか大変です。 今夜のデザート♪ こういう限定モノに弱い私です。 |
● 2019年1月1日(火) 札幌の元日 |
あけましておめでとうございます。 本当に久しぶりに札幌で迎えた元旦、ほんの一瞬ですが雲の切れ間から御来光を拝むことができました。 かなり遠巻きにですがエゾリスにも出会えて、そして突然すぎて写真には撮れなかったものの上空を横切るHACの飛行機も見ることができて、まぁ、大当たりではないものの、微妙な幸運に恵まれたような平和な新年の幕開けでした。 せっかく札幌で新年を迎えたのですから、この寒さも賑わいも全部含めて、元日の空気をしっかり感じておきたいものです。 今日は混むから別の日でいいよとゴネるカミサンを、「ホラ、いま行けば警備のパトカーが見られるよ!」などと言ってなだめすかして、午後から北海道神宮に初詣に行ってきました。 ちなみにカミサン、「警察24時」の大ファンです(笑)。 去年の初詣のおみくじは「大吉」でした。 言い換えれば、「今をピークに下がっていくだけ」「今を逃せばもうチャンスはない」…ということですから、運気の強いこの1年のうちに!と頑張ってはみたものの、結果的にはやり残したこと、あと少しで手が届かなかったこともたくさんあって、本音を言えば少しだけ悔やんでいるところもありました。 で、今年のおみくじは…なんとまた「大吉」! 敗者復活というか、再チャレンジというか…もう1年だけ猶予がもらえたみたいですね。 少々大きなお仕事の話もいくつか控えていて、今年は私の創作人生の中でも結構重要な年になりそうな気がします。 とにかく今年こそはしっかり成果に繋げられるよう、覚悟をもって臨んでいくつもりです。 |
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