【鈴木周作 〜札幌の水彩色鉛筆画家〜】 四季折々の北海道の旅風景、地元・札幌の路面電車(札幌市電)などを水彩色鉛筆で描き続けるイラストレーターのHPです。 【鈴木周作 〜札幌の水彩色鉛筆画家〜】 四季折々の北海道の旅風景、地元・札幌の路面電車(札幌市電)などを水彩色鉛筆で描き続けるイラストレーターのHPです。
 ●四季折々の北海道の旅風景、地元・札幌の路面電車などを水彩色鉛筆で描き続ける札幌・宮の森のイラストレーター鈴木周作の公式Webサイトです。
宮の森日記〜移住画家の日々〜
〜2015年〜
【宮の森日記】(blog版) …この日記はblog(さぽろぐ)でも公開しています。お好きな方から御覧下さい。

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 ● 2015年12月31日(木) 大晦日
花巻

 帰省先の八戸から、日帰りで花巻まで足を延ばしてきました。
 お目当ては駅近くの公園に保存されている「花巻電鉄」の古い電車。
 出掛けるのが少々遅くなってしまいましたが、新幹線と普通列車を乗り継いで、ギリギリ日没前に辿り着くことができました。
 来年はこういう電車もぜひ描いてみたいと思っています。

八戸

 今年最後に乗った列車は、まるで昭和に戻ったようなJR八戸線のディーゼルカーでした。
 鮫駅に降りるたびに気になっていた駅前広場のサメのオブジェ、これを設置したのがウチの義弟たちだったと昨日初めて知りました(笑)。

八戸

 昨年は一人で福井県の大本山永平寺。
 今年はカミサン一家と…名前は失念しましたが地元の神社へ。
 色々大変な一年でしたが、来年こそは穏やかに過ごせますように…。
 ● 2015年12月30日(水) 函館経由で青森へ
函館

 本州帰省の道すがら、函館で一旦降りて「土方歳三最期の地」を訪れてきました。

函館

 行列のできるラーメン屋さんで遅めの昼食。

函館

函館

 函館からは特急「白鳥」で青森へ。
 在来線経由の帰省もこれが最後になりそうです。
 ● 2015年12月29日(火) 深夜の除雪車
札幌

 今月は色々急な話が重なって、肝心の自分自身の作業がかなり深刻なほど滞ってしまいました。
 年末年始は…というか、年明け以降は本気で状況を整え直して臨まないといけませんね。

 夜中になって窓の下から除雪車の音が聞こえてきました。
 十年以上住んでいるのに今でも「ワ〜ッ、すげ〜!」と見入ってしまうのは、やっぱり本州出身者の性でしょうか?
 ● 2015年12月28日(月) プレゼントと記念品
札幌

 カミサンにせがまれて買ってきた誕生日プレゼント。
 大型書店でいくら探しても見つからないと思ったら、歴史書じゃなくて児童書のコーナーにありました(笑)。
 なるほど、道理で漢字に全部ルビが振ってあるわけです。
 でも解説が平易で分かりやすく、初心者はむしろこのあたりからスタートするのも良いのかも知れませんね。

 ちなみに隣は毎年ひとつずつ、結婚記念日に合わせて買い揃えているスワロフスキーの置物。
 実家の躾の悪いチワワが天国に旅立ったかわりに、今年は可愛いクリスタルのチワワを見つけてきました。
 ● 2015年12月27日(日) 「市電ループ化記念展」閉幕
札幌

 「札幌市電のカレンダーは出さないの?」とお客様から何度も訊ねられました。
 期待して頂けるのは有難いのですが、ことカレンダーに限っては他のものを出すことはないと思います。
 えちぜん鉄道の社員さんや地域の方々がせっかく私の絵を大切にして下さっているのですから、私もこの商品を大切に守っていくつもりです。
 なので札幌の皆さんにもぜひWeb通販でお買い求め頂けたらと…(笑)。

札幌

札幌

 撤収完了!
 毎度のことですが、終わってしまうと呆気ないものですね…。
 ご来場頂いた皆様、お力添え頂いた関係者の皆様、ありがとうございました!!
 ● 2015年12月26日(土) 「市電ループ化記念展」初日
札幌

 「札幌LRTの会」の諸先輩方による写真パネル、プロモデラー藤島学氏の手造り市電模型、そして私のイラスト原画…。
 手前味噌ながら、いずれもライフワークとして、長年に亘ってコツコツと積み重ねてきたからこそ揃えられた作品ばかりです。
 ループ化開業で市電が注目を集め、メディア等々でも採り上げられる機会が増えている昨今ですが、決して昨日今日の付け焼き刃ではない、このメンバーなればこその展示ができたのではないかと自負しているところです。
 ホテルオークラ札幌の「市電ループ化記念展」、おかげさまで無事開幕まで漕ぎつけました。

札幌

 お客様が途切れた隙に、駅前通りのハンバーガー屋さんで藤島氏と遅めの昼食(笑)。
 あいにく2階席は満席でしたが、1階席からの眺めもちょっといい感じです。
 ● 2015年12月25日(金) 展示会前夜
札幌

 ホテルオークラ札幌で開催される「市電ループ化記念展」の搬入作業。
 最終便で帰ってきた翌日だけに結構大変だったのですが、ともかく私のほうからは原画24点をご用意できました。

札幌

 会場にはプロモデラー藤島学氏による市電模型も。
 工作用紙を切り抜いて組み立てたものとは思えないような精密な手造り模型が、会場中央のテーブル上に敷かれたレールの上を快調に走っていました。

札幌

 会場を出る頃にはすっかり夜も遅くなってしまいました。
 今宵限りのクリスマスツリーと…。
 ● 2015年12月24日(木) クリスマスイブの東京から
福井

 「ダイナスター5号」という、何だかカッコイイ名前の列車に乗って福井を後に…。

東京

 途中少々寄り道しながら、北陸新幹線で東京へ。
 さすがに疲れも溜まっていたのか、移動中の記憶は殆どありません。
 バタバタと用事を済ませて、帰り際にちょっとだけ覘いた東京駅・丸の内駅舎はクリスマス仕様(?)の紫色のライトアップが施され、多くの通行人が足を止めてカメラを向けていました。

東京

 モノレールで羽田空港へ。
 レインボーブリッジもクリスマス色です。

羽田空港

 年の瀬だからか、イブだからか、休前日でもないのに新千歳行きのエア・ドゥ最終便はほぼ満席でした。
 ゆっくりとクリスマス気分に浸る余裕もないような滞在でしたが、せめて大好きな東京の夜景を楽しみながら帰途につきます。
 ● 2015年12月23日(天皇誕生日) 雨の福井滞在
福井鉄道

 朝から雨が降っていたので、息抜きを兼ねて福井鉄道に乗ってきました。
 天気が良ければガチで取材に走り回ってしまうので、こういう時間は結構貴重です。
 越前大野、一乗谷、恐竜博物館…等々、今度悪天候に見舞われた時にはぜひ行ってみようと思います(笑)。

えちぜん鉄道

 それでも、只々遊んで帰るわけにもいきませんから、午後からはえちぜん鉄道・勝山永平寺線の沿線取材へ。
 雨の日なりに絵になる場所を探していたら、見事に実った柿の木を見つけました。

福井

 夕食は久々の「ヨーロッパ軒」さんのソースカツ丼♪

福井

 札幌のホワイトイルミネーションも素敵ですが、福井駅前・電車通りのこの風景を見るとやっぱり和みます。
 30分に1本しか電車が来ないのがちょっと残念ですが…。
 ● 2015年12月22日(火) 大阪から小松、福井へ
大阪

 昨晩もかなり遅くなってしまいましたが、どうにか頑張って早起きできました。
 天王寺駅前のホテルから。
 素晴らしい眺望です!

阪堺電車

 天王寺駅前の阪堺電車のりばに急ぐと、クラシックな風貌の電車がやってきました。
 昭和3年製造、現役としては国内最古級の貴重な旧型電車「モ162」。
 朝からいきなりの大当たりです♪

阪堺電車

 朝方のみ、一日に5本しか電車が来ない阪堺電車の住吉公園駅。
 なかなか趣のある佇まいですが、残念ながら遂に来月廃止になってしまうそうです。
 と言っても、ほんの70メートルほど離れたところに同じ阪堺電車の別の電停があって、そちらは朝から夜まで数分間隔で電車がやってくるのですから、まぁ、この駅が今日まで残っていたことのほうが不思議といえば不思議です。

阪堺電車

 住吉公園方面への分岐点。
 ふたつの路線の電車同士が平面交差する珍しい光景もまもなく見納めです。

サンダーバード

 車窓に琵琶湖を眺めながら「サンダーバード」で北陸へ…。

小松

 一旦福井は素通りして、今回は所用で小松まで行ってきました。
 駅裏では埋蔵文化財の発掘調査中。

えちぜん鉄道

 小松から福井に戻って、えちぜん鉄道で勝山へ。
 9月の高架化開業の時以来ですから、3ヶ月ぶりの訪問です。
 福井口の旧駅舎は既に跡形もなく、同じく撤去された福井駅跡には埋蔵文化財発掘調査のテントが組まれていてビックリ!
 たった3ヶ月ですっかり浦島太郎の心境ですが、その一方、新作のカレンダーや今まで手掛けた作品についてのお客様からの嬉しい反響をアテンダントさんから聞かせて頂いたりして、「あぁ、やっぱり御縁は続いているんだなぁ…」と少しホッとした気分にもなりました。

えちぜん鉄道

 おろし蕎麦の「八助」さんで夕食を頂いて、勝山駅に戻るころにはすっかり暗くなっていました。
 月が綺麗だったので、電車を1本見送って、少し写真を撮ってから福井市内に戻ることにします。
 ● 2015年12月21日(月) 1年ぶりの神戸空港
新千歳空港

 移動は苦にならない性分ですが、本音を言えばさすがにあと数日位は札幌に腰を据えたい気分です。
 ともかく市電ループ化開業だけを見届けたような格好で再び機上の人に。
 今回の往路は1年ぶりのエア・ドゥ神戸便です。
 離陸早々、苫小牧上空あたりから既にいつもの羽田便とは違うルートを辿っているようで、今日は違うところに行くんだな!と下界の景色を眺めながらちょっとワクワクしてきます。

エア・ドゥ

 上空から福井が見えるはずだと楽しみにしていたのですが、残念ながら今日は厚い雲の下…。
 またリベンジしないといけませんね。

神戸空港

 1年前は日も暮れた後の到着だったはずですが、いつのまにかダイヤが変わっていたらしく、まだまだ明るい夕方4時前には神戸空港に着陸しました。
 それだけに悪天候で視界が遮られてしまったのがなおさら残念!
 今度はもっと天気の良い日に、しっかり窓側席を確保してまた乗ってみたいと思います。

 滅多に来ない空港なので、折り返し便の離陸まで展望デッキで見届けてきました。
 出発準備を終え、滑走路に向かってゆっくりと動き出したエア・ドゥ機を、地上スタッフの皆さんがベア・ドゥのぬいぐるみを振りながら見送っていました。

阪堺電車

 今夜は大阪・天王寺泊。
 明日は早いのですぐに休んでしまうつもりだったのですが、クリスマス色の通天閣がどうしても撮りたくて頑張って出掛けてきてしまいました。
 それにしても、恵美須町行きの阪堺電車って路面電車なのに30分に1本しか来ないんですね。
 もう少し本数が多ければもっと色々撮れたのですが…。

大阪環状線

 帰り際、環状線を待っていたら太閤さんがやってきました!
 ● 2015年12月20日(日) 開業初日
札幌

 昨日は記念式典と試乗会、歩行者天国のイベントのみで、市電ループ化の営業開始は今日の始発電車から。
 さすがに早起きして一番電車を見に行く元気はありませんでしたが、午前中にはTV取材、そして今朝の北海道新聞の記念広告ページにイラストを載せて頂いたことで、自分なりに良い形でこの節目に関わらせて頂けたのかな?と思っています。
 ちなみにTV取材のほうはHBC(北海道放送)夕方の情報番組「今日ドキッ!」で、明日21日(月)放送予定との事。
 実は3月の「北斗星」定期運行最終日に出演させて頂いたのと同じ番組で、その時のスタッフの方の紹介で私に声を掛けて下さったんだそうです。
 こうして色々御縁が繋がっていくのは本当にありがたい事だと思います。

札幌

 じっくり眺めるのはもう少し落ち着いてからでも良いかな?…と思っていたのですが、やっぱり夜になってからもう一度様子を見に行ってきました。
 ホワイトイルミネーションの下を行き交う路面電車、きっとこの街の新名物になりそうです。
 ● 2015年12月19日(土) 開業記念式典
札幌

 自分にとって大切な題材であればあるほど、余計なことは敢えて語らず、ただ淡々と見届けることに徹してしまうのは「北斗星」の時と一緒かも知れません。
 感慨とか、深い想いとか、そういうのを熱く熱く語り合うのはどうも性に合いませんし、本音を言えば私自身、ここにいるのが何となく場違いな気さえしているところです。
 ともあれテープカットと薬玉割りを無事に見届けて、今はとりあえず肩の荷が下りたような気分です。
 ● 2015年12月18日(金) カミサン誕生日
札幌

 ケーキに数字型のローソクを立てるのも、ましてや歳の数だけローソクを立てるのも即座に却下されました。
 今日はサッポロファクトリーでクリスマスツリーを見ながらささやかなお祝いです。
 ● 2015年12月17日(木) 切腹最中
札幌

 ほんの数日離れていただけなのに、帰って来ると札幌の風景はまた少し変わっていました。
 季節もようやく冬らしくなってきたようです。
 市電ループ化延伸工事もほぼ終わり、今日は関係者試乗会が行われていたようです。

札幌

 今回のお土産は、カミサンが食べたい食べたいとずっと騒いでいた「切腹最中」。
 ずっと播州赤穂のお土産だとばかり思い込んでいたので、忠臣蔵ゆかりの東京・新橋のお店の商品だったというのはちょっと意外。
 そして羽田空港ターミナルでも売られていたのは嬉しい誤算でした。
 ● 2015年12月16日(水) 滞在最終日
鶴見線

 今日も予定外の作業に振り回された格好ですが、行き掛けの駄賃にちょっとだけ海を眺めてきました。

野毛山動物園

野毛山動物園

 横浜市内で本題の用件を済ませてから、半端に時間が空いてしまったので野毛山動物園に寄ってみることにしました。
 真のお目当ては園内に保存されている昔の横浜市電です(笑)。
 人気者レッサーパンダと絡めて撮ろうと頑張っていたらすっかり時間が経ってしまいました。

東京

 羽田空港に向かう前に、銀座のスワロフスキーへ。
 ここで毎年ひとつずつ、結婚記念日に合わせて何か買っていくのが我が家のお約束です。
 何を選ぶか毎年かなり悩んでしまうのですが、今回ばかりはほぼ即決でした。

羽田空港

 搭乗前、羽田空港のいつものレストランでカレーライスを頂くつもりが工事中でまさかの臨時休業…。
 とりあえず今回はお隣のお店で担々麺を頂いてきました。
 お昼も横浜ラーメンだったという事実は考えないことにします(笑)。
 ともあれ、食べ物でも何でも、一旦気に入るとひたすら同じものを繰り返してしまう習性のある私。
 こういう機会でもないとなかなか違うお店に入ることもありませんから、むしろある意味ラッキーだったのかも知れませんね。
 ● 2015年12月15日(火) 丸の内のイルミネーション
札幌

 予定外の作業が芋蔓式に出てきて、そのたびに思いがけぬところまで足を延ばすことになってしまったりで結構大変な一日でした。
 黄葉にイルミネーションが鮮やかな東京駅前、丸の内界隈。
 会社勤めの頃はこの近くで働いていた時期もあったのですが、もう20年近く前の話ですから気分はすっかり浦島太郎です。
 ● 2015年12月14日(月) 鉄道博物館
鉄道博物館

鉄道博物館

 幸運にも滞在中、こんな珍しい場面を見ることができました。
 鉄道博物館の館内中央、転車台の上に載せられていた電気機関車「EF551」を別の展示線に移動し、代わって蒸気機関車「C57135」を転車台に載せるという入換作業。
 勿論、いずれも自走はできませんから、作業用自動車による牽引&推進での移動になりますが、それでも鉄道博物館の展示車両が「動く」というのは、本当に滅多に見られない貴重なシーンです。
 とりわけC57が押されて動き出した瞬間、シリンダーの空気が押し出されて「シュ〜ッ、シュ〜ッ…」と音が聴こえてきたのには、「どうだぃ、まだまだ動けるんだぞ!」と見せつけられたような気がしてちょっと感動してしまいました。

鉄道博物館

 無事に移動作業が終わると、「さようならSL」と書かれた大きなヘッドマークと日章旗がおもむろにC57のフロントに取り付けられました。
 1975年12月14日、この機関車が蒸気機関車による国鉄最後の定期旅客列車を牽いた時の記念装飾を忠実に再現したもの。
 さすがに私がまだ3歳1ヶ月の頃の話ですからリアルタイムの記憶は全くありませんが、鉄道の歴史を振り返る本などでは必ず触れられるエピソードだけに、写真では何度も見たことのあるお馴染みの晴れ姿です。
 あの日から丁度40年の節目…今日だからこそ意義のある何とも粋なサプライズ演出でした。
 ● 2015年12月13日(日) 退役間近の飛行機で
新千歳空港

 新千歳空港ターミナルに着くと、折り返し搭乗予定の飛行機がちょうど着陸するところでした。
 前回と同じくエア・ドゥのB737-500。
 今冬1月の退役予定を控えて、私にとっては今回がいよいよ乗り納めになりそうです。

新千歳空港

 エア・ドゥとしては「大型」のB767と並ぶと、まるで親子のような可愛らしさです。
 窓周りを直線状に塗り分けたシンプルな塗装、そして今も残る旧社名「Hokkaido International Airlines」の文字…。
 現行デザインも決して嫌いではないのですが、やっぱり自分の中ではエア・ドゥといえばこちらの印象です。

新千歳空港

 前回は大雪で3時間以上の大遅延でしたが、今回はほぼ定刻通りの出発。
 雪のない下界の風景はまるで季節が戻ってしまったように見えました。

羽田空港

 北海道の青空から一転、着いた東京は重く垂れこめた雨雲の下でした。
 いま乗ってきたB737-500の折り返し離陸を展望デッキから見届けてから、モノレールで都心に向かうことにします。
 ● 2015年12月12日(土) 結婚記念日
札幌

 12月12日、今年で12回目となる結婚記念日。
 奇しくも先日取材をお受けした番組が今夜の放送となり、かけがえのない想い出になりました。
 NHK BSプレミアム「中井精也のてつたび スペシャル 札幌vs福岡街自慢!」。
 12月24日(木)に再放送もあるようなので、今回お見逃しの方もぜひ…。
 ● 2015年12月11日(金) 新しいVAIO
札幌

 諸般の事情で急遽新しいPCを買うことになってしまいました。
 取り急ぎネットとメールは使えるようにしましたが、思いのほか環境が大きく変わってしまったので、しばらくはPC作業が少々滞ってしまいそうです。
 ● 2015年12月10日(木) ミュンヘンクリスマス市
札幌

 先日の大雪もだいぶ融けてしまい、その後はなかなか冬らしい天気になりません。
 本当は雪景色だったらもっと絵になるのに…などと思いながら、大通公園のミュンヘンクリスマス市をちょっとだけ覘いてきました。
 ● 2015年12月9日(水) 越前大野から
札幌

 福井の友人が色々送ってくれました。
 先日ロイズチョコレートを差し上げた御礼だと思うのですが、チョコレートと比べると絶対割に合わない位沢山頂いてしまったので却って恐縮しています(笑)。
 毎月のように福井に通っているのに、そういえば越前大野にはまだ一度も足を延ばしたことがありません。
 たまには少しだけ取材抜きで、散策気分で訪れてみたいものです。
 ● 2015年12月8日(火) 夜の新電停
札幌

 午後から2件の打合せで大通界隈から北大方面、そして再び大通へ。
 しかも地下鉄に乗ろうとすると却って不便な場所なので全て徒歩移動です。
 きちんと計ったわけではありませんが、多分5〜6km位は歩いたでしょうか?

 大通で2件目の打合せを終える頃には外はもう暗くなっていました。
 今年もイルミネーションが点り始めた駅前通りでは、建設中の市電の新しい電停にも明かりがついて、その下では作業員さん達が何やら仕上げ作業を急いでいるようでした。
 昼間には巨大なカマボコのようにも見える独特な形状の白い電停ですが、こうして電球色の柔らかな光に包まれた姿はちょっと幻想的で、成程、きっと夜の見映えまで考えられたデザインだったんだな!…と一人納得してしまいました。
 ● 2015年12月7日(月) 湿雪の朝
札幌

 窓の外が真っ白になるほどの激しい雪でしたが、外に出てみるとまるで本州のような湿雪。
 それも朝方だけですぐに止んでしまいました。
 ちょっとだけ期待してしまったササラ電車は結局現れませんでしたが、そのかわり、駅前通り延伸区間を行く旧型車両「M101」に出会えたのがささやかな収穫です。
 ● 2015年12月6日(日) 都心の青空
札幌

 そろそろ本格的な吹雪の風景も見ておきたいなぁ…などと勝手な事を考えていたですが、今日も綺麗な青空が広がっていました。
 駅前通りの市電習熟運転、ここ数日は午前中のみで終わってしまっているようです。
 ● 2015年12月5日(土) 今日の夕飯
札幌

 近所のスーパーの駅弁フェアで見つけて思わず買ってしまいました。
 そろそろまた福井に行ってみたくなりますね。
 年内にもう一度位、都合がつけられると良いのですが…。
 
 ● 2015年12月4日(金) 遠出の予定
札幌

 色々考えることばかりが重なって、肝心の創作の手がなかなか動かないのは我ながら困ったものです。
 とりあえず、今月中の本州行きの飛行機を予約してしまいました。
 勿論、決して遊びに行くわけではありませんが、一旦他所の空気を吸って諸々リセットできればと思います。
 ● 2015年12月3日(木) えちぜん鉄道カレンダー
札幌

 昨年は私が福井に通い始めたばかりの頃からお世話になっている馴染みの社員さんに担当して頂いたのですが、今回は今年入社の新入社員さんと組ませて頂くことになりました。
 その方が最初のお打合せの時、「こういうのを描いて頂いたら、きっと社員のモチベーションも上がると思うんです」と言って、いくつかのアイディアを挙げて下さったのを覚えています。
 結果的にどこまで実現できたかは分かりませんが、その想いをしっかり汲んで具体化できるよう、私も精一杯やらせて頂いたつもりです。
 えちぜん鉄道さんのカレンダー、6作目となる今回も色々良い経験をさせて頂きました。
 ● 2015年12月2日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 その前後には急遽買い替えることになった新しいPCの予約や年末年始の切符の手配など。
 色々バタバタと走り回った一日でした。
 そういえば、水曜クラスはもう今日で年内最終回だったんですね。
 ● 2015年12月1日(火) 青いファイターズタクシー
札幌

 阪神さんは黄色、讀賣さんはオレンジ、広島さんは赤…。
 ではファイターズカラーって何色なんだろう?って、ずっとファンをやっている自分でも時々考え込んでしまいます(笑)。
 正午過ぎの西4丁目電停前、今日は青い方のファイターズタクシーと遭遇です♪



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 ● 2015年11月30日(月) 狸小路
札幌

 昨日あたりからどうも体調が優れません。
 とりあえず少し休んだ方が良いのかな?…とは思いつつも、色々用事もあったので一応出掛けてきました。
 そういえば、そろそろ年末年始の予定も決めなければならない時期ですね。
 ● 2015年11月29日(日) 読了
札幌

 移動中も持ち歩いて一気に読み終えてしまいました。
 天龍さんの豪快なエピソードの数々はどれもファンの間では知られた話ですが、それを奥さんや娘さんの目線から改めて見直してみると、感心したり、唖然としたり、時には「あぁ、そうだったのか!」と納得したり…。
 「天龍源一郎は世界一のプロレスラーですが、世界一悪い夫であり、世界一悪い父親です…」という、奥さんの言葉の意味を噛みしめつつ、かく言う私もカミサンには随分苦労掛けてしまったんだなぁ…などと少し考えさせられてしまいました。
 ● 2015年11月28日(土) NHK文化センター
札幌

 朝からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 先日のTV出演をたまたま見て下さった生徒さんや、見逃してしまったという生徒さんからは「もっと早く教えてくれれば良いのに…」などと言われてしまいましたが、なにぶんオファーを頂いてから出演まで、生徒さん達にご報告する時間もないほど突然のお話だったのでお詫びするしかありません。
 先方の事情もありますから、なかなか私の一存で言えるものではありませんが、次にこういう機会があったらできるだけ早めにアナウンスできるよう努めたいと思います。

 帰りに大通で地下鉄を降りてみると、西4丁目スクランブル交差点にファイターズタクシーが停まっていました。
 ● 2015年11月27日(金) 雪景色
札幌

 ちょうど大雪の日から札幌を離れていたので、駅前通りの本格的な雪景色を見るのは今日が初めてです。
 帰ってくる頃にはだいぶ融けてしまうだろうと思っていたのですが、所々に結構な雪山も残っていて、何となく初冬というより晩冬のような風景でした。
 
 ● 2015年11月26日(木) 帰札の途に
羽田空港

 今夜から北日本は荒れ模様…との予報を訊いて早めに羽田空港に向かったのですが、遅延・欠航のアナウンスも無くてまずはホッとしました。
 とりあえずターミナルビル屋上の展望デッキへ。
 ここでカメラを構えていると飽きることがありませんが、あまり遊んでいては夕食の時間が無くなってしまいそうです(笑)。

エア・ドゥ

 いつものエア・ドゥ最終便はほぼ定刻通りに羽田を離陸。
 曇天ゆえに期待していなかった東京湾の夜景ですが、雲を超えると思いのほか幻想的な光景が広がっていました。

エア・ドゥ

 つい先日、CS放送で久々に観たミスター・ビーンのコントのような乱気流に見舞われながらも、結果的には定刻よりも随分早く新千歳空港に着くことができました。
 とりわけ今夜は着陸直前、苫小牧の夜景が綺麗に見えていたのが印象的でした。
 ● 2015年11月25日(水) 東京滞在
東京

 宇都宮線の車窓から懐かしい客車たちが見えました。
 もう随分遠い思い出のような気がします。

東京

 ハンカチを忘れて出掛けてきてしまったことに気付いて、昨日の夕方、羽田空港に着いたところで探して買ってきました。
 これなら普段使いにも良さそうですね。
 飛行機が入っていて、しかも決してお子様向けではないデザインがお気に入りです♪
 ● 2015年11月24日(火) 吹雪の新千歳空港から
新千歳空港

 突然の大雪に見舞われた今日の北海道。
 新千歳空港の搭乗口で3時間以上も待たされることになりましたが、前後の便は軒並み欠航でしたから、むしろこの便を選んでおいたことを幸運だったと思うべきでしょう。
 結果的には今冬1月退役予定のエア・ドゥB737-500充当便を敢えて狙って吉と出た格好です(笑)。

 着陸できずに上空で待機していたのか、到着予定のアナウンスが何度も繰り下げられた末、ようやく雪の中からゆっくりと姿を現した搭乗予定機B737-500。
 最後の冬、吹雪に挑む雄姿を見届けることができただけでも大収穫です。

新千歳空港

 除雪車が慌しく動き回る傍らで、いつものように手を振って見送って下さる地上スタッフの方々の姿が実に頼もしく映りました。

エア・ドゥ

 羽田空港着陸前、日没間際の夕焼け空に綺麗な富士山が見えました。
 今日の予定はすっかり流れてしまいましたが、それを帳消しにしてくれるような印象深い空の旅でした。
 ● 2015年11月23日(勤労感謝の日) Webサイトのリニューアル
札幌

 「絵を見て頂くこと」と、「仕事を知って頂くこと」とは、実は微妙に違うものなのかも知れません。
 そんなことを考えながら、ここ1週間ほど黙々と進めていた公式Webサイトのリニューアル作業がようやくひと区切りとなりました。
 基本的な体裁や内容が大きく変わったところはないのですが、積年の更新作業の繰り返しで混沌となっていた部分を一から組み直し、併せて今までに手掛けたお仕事、作品展、メディア出演等の一覧もできるだけ御覧頂きやすいように整理し直してみたつもりです。
 しばらく追加できずにいた新作・近作のイラスト画像とか、まだまだ手を入れたい箇所は色々あるのですが、とりあえず、これで最低限の土台はできたということで、あとは様子をみながら少しずつやっていこうと思います。

 今日の西4丁目スクランブル交差点。
 はためく日の丸と市電を絡めて撮りたくて随分頑張ってみたのですが、なかなか電車が来る瞬間に良い風が吹いてくれずに苦労させられました。
 ● 2015年11月22日(日) ファンフェスティバル
札幌

 年に一度のファイターズのファンフェスティバルでしたが、カミサンが風邪をこじらせたので今回は断念。
 とりあえず、全員に配られるという来場記念グッズだけ頂きに行って、すぐに帰ってきてしまいました。

 このあたりは人それぞれ感じ方も異なるところかも知れませんが…。
 昨年もそうでしたが、スタンド席に座ってしまうと、只々グラウンドの人波ばかりしか見えないイベントになりつつあるような気がします。
 ステージイベントの模様は大型ビジョンで流されるので何をやっているのかは分かりますが、でも、それなら家でTVを見ていても一緒かな?と。
 選手の負担とか、TV収録の都合とか、色々事情があることは想像に難くないのですが、個人的には選手が子供用三輪車に跨ってグラウンドを走り回ったりしていた頃の方が「ファンフェスティバル」らしい雰囲気があったようにも思います。
 色々な立場や価値観がある中で、ではどのあたりに軸足を置いて、どちらの方向に目線を向けるか…?
 ふと自分の仕事に置き換えてみても、つくづく難しいことなんだろうな…と考えさせられました。
 ● 2015年11月21日(土) 濡れ落ち葉
札幌

 こうして毎日同じ場所を眺めていると、本当に日毎に景色が冬に近付いていくのを感じます。
 今日あたり、そろそろ雪景色も見られるかな?と、ちょっとだけ期待もしていたのですが…。
 ● 2015年11月20日(金) オープンテラス
札幌

 物凄くベタな先入観ですが…。
 路面電車が見えるオープンテラスって、ヨーロッパの街みたいでちょっと憧れます。
 ● 2015年11月19日(木) サイドリザベーション
札幌

 ここ最近、駅前通りの市電を撮るのがすっかり日課になってしまいました。
 今日も天気が良かったので午前中から駅前通りへ。
 午後になるとビルの影になってしまうので、やはり行くなら早いうちです。
 市電のループ化延伸によって生まれた新しい風景は実に魅力的ですが、では具体的にどう切り取って絵に描くか?となると、自分の中ではまだもう少し研究が必要なようです。
 何と言っても道路の両端、歩道に沿って電車が走るという「サイドリザベーション方式」だけに、電車と街並みとの絡み方からして今までとはまるで異なるわけですから…。
 ● 2015年11月18日(水) ファイターズタクシー
札幌

 今日は午後からNHK文化センターの水彩色鉛筆画講座。
 その前に、教室で使うスケッチブックを買いに大丸藤井セントラルさんに寄って、ついでに駅前通りの市電の習熟運転も少しだけ覗いてきました。

 反対側車線の電車を撮ってふと振り向くと、すぐ目の前にファイターズタクシーが停まっていました!
 神出鬼没ゆえになかなか狙って撮れるものではないのですが、ともかく構図は少々苦しいものの、念願の市電とのツーショットがようやく撮れて大満足です♪
 改めて眺めてみると、ファイターズタクシーって何となくアメリカあたりのパトカーみたいにも見えますね。
 ● 2015年11月17日(火) 新しいホーム
札幌

 急な打合せで大通界隈へ。
 昨日のTVを見てお声を掛けて下さったのかな?と思いきや、それよりずっと前から私の仕事に目を留めて下さっていたようで有難い限りです。
 詳細はまだこれからのご相談ですが、良い方向に進めさせて頂ければと期待しています。

 西4丁目電停の新しいホームに駅名表示が付きました。
 ループ化開業に向けて日々少しずつ作業が進んでいる様子が窺えて、見ているほうも期待が膨らみます。
 ● 2015年11月16日(月) 43歳の初仕事
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 43歳の初仕事はTV番組の生出演。
 仕事柄、有難いことにTVに出させて頂く機会はこれまで何度もありましたが、実は生放送はこれが生涯2度目の体験です。
 今回出演させて頂いたのは、「つながる@きたカフェ」という、NHK札幌放送局のお昼前の情報番組。
 以前出演させて頂いた地元民放局の生放送とは現場の様子や進め方にも色々違うところがあって、ひとつひとつの出来事に感心したり、納得したり…。
 何より、私のような「素人」を交えながらも、時間的にも内容的にも問題なく生番組を成立させられるというのは、スタッフの皆さんや、共演して下さるアナウンサーの方々の的確なリードがあるからこそで、成程、「プロのお仕事」とはこういうものなんだな…と、私も本当に良い勉強をさせて頂くことができました。
 ● 2015年11月15日(日) 革命終焉
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 43歳の誕生日は、天龍さんの引退試合の生中継を見て過ごしました。
 月並みな言い方ですが、ひとつの時代が終わったなぁ…と感じてしまいます。

 42歳の一年間は、振り返ればとにかく苦しい事ばかりでした。
 一方で天龍さんの42歳と言えば、所属団体SWSの崩壊を経て新団体WARを旗揚げし、そして43歳でアントニオ猪木にフォール勝ち。
 「騙されたと思ってついてきてくれ、絶対裏切らないから…」という、SWS崩壊騒動の時のコメントは、なぜか今でもはっきりと覚えています。
 私自身、もうそういう年齢なんだなぁ…と思うと、もっと頑張らなきゃ!と考えさせられてしまいます。

 それにしても、65歳の引退試合とは思えないような激しく破天荒な闘いぶり。
 最後の最後までファンを裏切らなかった天龍さんの生き様に、今はもう一度勇気を頂いたような気がしています。
 ● 2015年11月14日(土) イチョウの絨毯
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 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 一旦帰宅後、気になって駅前通りの様子見に行ってみると、折からの強風で舞い散ったイチョウの落葉が西四丁目のスクランブル交差点を綺麗に染めていました。
 スタイリッシュな新型低床車両「ポラリス」も悪くありませんが、こういう風景には昔のヨーロッパの路面電車にも似た流線形の旧型電車が最も似合うような気がします。
 市電のループ化延伸のおかげで、制作意欲をそそる新しい風景がどんどん増えていきそうです。
 ● 2015年11月13日(金) 朝の駅前通り
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 あまりにも天気が良かったので、朝のうちから駅前通りの市電の習熟運転を撮りに行ってきました。
 午後になると道路にビルの影が落ちてしまうので、絵になるのはやっぱり午前中一杯でしょう。
 多分、近いうちにこの界隈の風景も描くことになりそうなので、今から色々、構想だけはしっかり練っておこうと思います。
 ● 2015年11月12日(木) 大通公園
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 今日も駅前通りでは市電の習熟運転が繰り返されていました。
 2台の電車が結構な頻度で西4丁目〜すすきの間を往復していましたから、気合を入れて待つまでもなく、普通に歩いていれば電車に出会う機会も多そうです。
 また時々様子見に行ってみようかと思います。

 夕暮れの大通公園、いよいよ冬支度真っ最中です。
 ● 2015年11月11日(水) 習熟運転スタート!
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 市電ループ化、習熟運転一番電車!
 西4丁目電停から、スクランブル交差点を渡って駅前通りへと踏み出していく最初の一歩をしっかりと見届けてきました。

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 正直、もっと感動に震えるような場面になるかと思っていたのですが、いざ駅前通りを走る電車を目の当たりにすると、そういう感慨よりもむしろ「どのポイントで、どういう構図で絵にできるだろう…?」と、既に仕事的な視線で眺めているのは自分でも不思議な位です。
 ● 2015年11月10日(火) 雨
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 明日からの市電ループ化延伸区間の習熟運転を前に、駅前通りの軌道工事現場をひと通り歩いてみました。
 ロードヒーティングの敷設や路面の仕上げ舗装などはまだ完全には終わっていないようですが、とりあえず、線路関係がきちんと仕上がっていれば大丈夫なんでしょう。
 明日は早起きしてしっかり見届けに行こうと思います。

 冷たい雨でイチョウもだいぶ散ってしまいました。
 いっそ雪になってくれたら絵になるのに…と勝手な事を思ってしまいます。
 ● 2015年11月9日(月) 西4丁目電停
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 建設中の西4丁目電停新ホームに明かりが灯りました!
 明後日からはいよいよ延伸区間の習熟運転開始です。

 次作の構想を練り始めてはいるのですが、一方でここ数週間ほど溜まり続けていた雑用も片付かず、なかなか思うようには捗りません。
 どこかで少し、頭の中を真っ白にする時間が必要かも知れませんね。
 ● 2015年11月8日(日) プレミア12
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 いつものファイターズ戦とは違う意味で絶対負けられない一戦!
 札幌ドームで行われたプレミア12、日本vs韓国戦を応援しに行ってきました。
 先発は我らが大谷翔平投手。
 途中危ない場面もありましたが、終わってみれば5対0で見事快勝です♪
 ● 2015年11月7日(土) 原画整理
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 飲むとヒゲが生えるマグカップ(笑)。

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 今日は終日、原画の整理。
 出版社さんから戻ってきたまま、あるいは展示用の額縁に入れたまま、自宅内で分散してしまっていた数十枚ほどを全部揃えて、とりあえず完成順に並べ直してアルバムに収めていきます。
 併せて、全ての作品に識別番号を振って、一覧表にまとめて管理しやすくしておきます。
 正直、結構な手間ですが、急なご依頼や取材対応等々で過去の原画が必要になる場合も間々ありますから、面倒でもできる時にやっておくのは大切なことです。
 それにしても、たまにこうして並べて眺めてみると、我ながら微妙に作風が変わってきたのかな?などと考えさせられて少々複雑な心境です。
 ● 2015年11月6日(金) 冬も目前
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 先月来の大きなお仕事がようやく終わり、とりあえず今日は散髪に行ってきました。
 紅葉もほぼ終わりかけの大通公園では、毎年恒例ホワイトイルミネーションの準備作業が進んでいました。
 脇目も振らずに仕事机に向かっているうちに、いつの間にか季節がすっかり進んでしまったようです。

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 今季初モスしるこ♪
 ● 2015年11月5日(木) 市長記者会見
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 時期的にきっとこの話が出るだろうと、市役所ロビーまで聴きに行ってきました。
 午後2時からの札幌市長定例記者会見。
 市電ループ化、12月20日開業が遂に正式発表です!

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 帰り際、道庁前の北三条広場を覗いてみると、散り際のイチョウ並木が西日に綺麗に輝いていました。
 ● 2015年11月4日(水) NHK文化センター
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 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 前回は下描きまで進んだリンゴの描き方、今回は色塗りの講釈をさせて頂きました。
 外は勿体ないような秋晴れですが、講座が終わったらおとなしく家に戻って制作に励みます。
 ● 2015年11月3日(火) 1点完成
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 徹夜で午前中までに仕上げるつもりだった1枚が、徹夜で頑張ったのに結局次の夜まで掛かってしまいました。
 ここ最近、今まであまり描いたことのない構図や雰囲気の絵が続いていて、正直ちょっと大変ですが良い勉強の機会を頂いているのだと思います。
 今夜も中央区役所のゆうゆう窓口からクライアントさんに郵送です。
 ● 2015年11月2日(月) 追加制作
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 例えるなら、併殺崩れで3アウト取り損なったような感じでしょうか?
 先月から取り組んできたお仕事、最後の1点がまもなく完成というところで、急遽もう1点追加で制作することになってしまいました。
 「終わった!」と一旦思ってしまっただけに、気持ちを立て直すのがなかなか難しい場面ですが、しっかり切り替えて臨むしかありませんね。
 ● 2015年11月1日(日) すすきの電停
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 工事中の新しいすすきの電停に試運転電車が入ったようです。
 噂を聞いて様子見に行った時には残念ながらもう電車の姿はありませんでしたが、でもよく見ると信号機に灯が点っているのが分かりました。
 この先の交差点を渡って、いよいよ駅前通りに電車が走るのももうすぐです。



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年10月31日(土) ハロウィン
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 いつものハンバーガー屋さんもハロウィン仕様。
 このお店、毎年かなり気合が入っています。
 ● 2015年10月30日(金) 電車のドア
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 ドア一枚でも真面目に描くと結構奥が深いものです。
 ステンレスの色と質感表現が最大のポイントでしょうか?
 ● 2015年10月29日(木) 大通公園
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 ここ数日、街の風景と言えば夕景か夜景しか見ていないような気がします。
 とりあえず原画2点完成、夕方までにクライアントさんに発送。
 結構大変な状況ですが、ようやく先が見えてきたようです。
 ● 2015年10月28日(水) 鉛筆削り
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 なかなか「コレ!」という決定版が見つからなくて、鉛筆削りにはいつも悩んでいます。
 机に置いてガリガリとハンドルを回すタイプのものを使っていた時期もありましたが、最近の主力はファーバーカステルのカプセル型のもの。
 先端を綺麗に尖らせることができるので、私のような細かな描写には向いていると思うのですが、なにぶん小さいのですぐに削りカスが一杯になってしまうのが少々面倒に感じることもあります。
 いずれにしても、鉛筆削りは消耗品と割り切って、少しでも違和感を感じたら新しいものに替えてしまった方が良いみたいですね。
 勿体ないからと使い続けていると、中で芯が折れたりして余計面倒なことになってしまいます。
 ● 2015年10月27日(火) 制作中
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 写真を参考に描くのと、写真の単純模写は別物…と常々言っているのですが、今回も一見忠実に描いているようでいて、実は結構思い切ってアレンジしてしまった箇所もあります。
 内心、自分でも「どうなのかなぁ…?」と若干不安もあったのですが、ここまで描き進めてから眺めてみると、我ながらやっぱり判断は間違っていなかったようです。
 今日も終日、自宅作業。
 ひたすら机に向かって描き続けています。
 ● 2015年10月26日(月) 2点完成
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 一言で言えば想い入れ過多による拘り過ぎ。
 午前中くらいで仕上げる予定だった原画2点、結局夜まで掛かってしまいました。
 近所の郵便局はもう閉まってしまったので、中央郵便局のゆうゆう窓口まで出掛けてクライアントさんに早速郵送してきます。
 ● 2015年10月25日(日) 初雪
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 今日は札幌市内でも初雪が降りました。
 白く染まった手稲山と、残り僅かな紅葉が朝陽に輝いていました。
 
 ● 2015年10月24日(土) NHK文化センター
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 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 タウシュベツ川橋梁に行かれたという生徒さんの写真を基に、構図の決め方などの薀蓄を色々語らせて頂きました。

 写真を基に描くことの是非、というのは色々意見のあるところだと思いますが、私の場合、あくまで「参考」と割り切れるなら…といったところです。
 当然ですが肉眼で見た風景とレンズ越しの風景とでは構図も色も随分違いますから、たとえ写真を見ながらでも、自分なりの記憶やイメージを重ねて、きちんと補正しながら描けるかどうかが肝要。
 逆に、写真の単純模写になってしまっては、絵としてはどうしても不自然に見えてしまう場合も多いものです。
 そういう意味では、むしろ写真を見ながら描く方が実は難しいのかも知れませんね。
 ● 2015年10月23日(金) 打合せ
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 午後から急な打合せが一件。
 実はこの件で来月のスケジュールがかなり変わってしまったのですが、それでもお声を掛けて頂けること自体、有難いと思わなければいけませんね。
 打合せを終えて外に出ると、まだ午後3時だというのに陽は傾いて夕方のような風景でした。
 ● 2015年10月22日(木) 自宅作業
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 食事を買いに出た以外、今日一日ずっと作業机に向かっていました。
 あと一歩で完成…と思っても、それ相応の密度を保とうとするとその一歩が物凄く遠く感じてしまいます。
 ● 2015年10月21日(水) NHK文化センター
札幌

 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 生徒さんからのリクエストで今回はリンゴの描き方の講釈です。
 静物画の練習としてはオーソドックスな題材ですが、白状すればアマチュア時代、自分ではあまりこういう練習をした記憶が無いんですよね(笑)。
 講師のお仕事を頂くようになって、実は誰よりも私自身が良い勉強をさせて頂いているのかも知れませんね。
 ● 2015年10月20日(火) 落葉
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 先週までと比べると、街の紅葉もだいぶ茶色くくすんでしまったようです。
 天候の巡り合わせ等々も含めて、本当に美しい風景が見られるのは地元にいてもほんの一瞬なんですね。
 そう考えると、遠くの地域をくまなく取材し、一瞬の季節感をしっかり掴んで作品に描こうなどというのは、つくづく気の遠くなるような作業なんだと思います。

 雨上がりの駅前通り。
 敷設工事中の市電の軌道も落葉に埋もれつつありました。
 ● 2015年10月19日(月) 急行「はまなす」
札幌

 今朝の急行「はまなす」が3時間遅延と訊いて、慌てて撮りに行ってきました。
 定時なら札幌着6時07分…地下鉄の初電に乗っても間に合わない時間帯なので、こういう機会でもないと走る姿を拝むことはできません。
 こうして写真に残すのも、私にとってはこれが最初で最後になりそうです。
 ● 2015年10月18日(日) 札幌LRTの会
札幌

 今日は「札幌LRTの会」の月例会でしたが、色々仕事も残っていたので挨拶程度で退席してしまいました。
 ここ最近、こういう集まりに顔を出すたびに微妙な違和感が拭えなくなるのは、私自身、少し疲れているということなんでしょうか?
 つくづく色々、難しいものだと思います。
 ● 2015年10月17日(土) 北海道神宮
札幌

 秋の夕景を狙おうと思っても、午後3時を過ぎるともう陽射しが厳しくなってしまいます。
 木々に囲まれた北海道神宮の境内では尚の事。
 せっかく綺麗な風景を見つけても、一瞬のうちに光が消えて沈んでしまいますから、写真に撮るのもとにかく時間との勝負です。
 ● 2015年10月16日(金) 大通公園
札幌

 今日も素晴らしい秋晴れでした。
 大通公園の紅葉も今が見頃のようです。
 ● 2015年10月15日(木) 駅前通り
札幌

 昨日はビルの影に泣かされたので、今日は早起きして朝のうちから出掛けてきました。
 駅前通りのハルニレ並木、黄葉が陽射しに輝いてイメージ通りの素晴らしい風景でした。
 来年の今頃には、きっとこの風景の中を行く市電の姿が見られるはずですね。
 ● 2015年10月14日(水) 夕刻のすすきの電停
札幌

 本当は黙って仕事机に向かっていたい状況ですが、この時期にしか見ることのできない風景をしっかり見ておくことも、特に来年、再来年以降に取り組むことになるであろうお仕事の為にはやっぱり大切なことだと思います。
 お目当ての駅前通り、黄葉のハルニレ並木はビルの影になってしまって少々期待外れでしたが、その代わり、すすきの電停ではちょっと良い感じの夕景に出会えました。
 ● 2015年10月13日(火) 初冠雪
札幌

 手稲山の山頂付近が白く染まっていました。
 我が家も慌ててストーブの稼働準備です。
 ● 2015年10月12日(月) エゾリス
札幌

 今朝は早く目が覚めたので、久々に北海道神宮までエゾリスを探しに行ってきました。
 参道を歩いていれば意外と簡単に見るかるものですが、なにせ動きが激しいのでカメラに収めるのはなかなか大変です。

 クライマックスシリーズ、第1ステージ敗退でファイターズは今季終戦…。
 勝利数だけ見れば万々歳の数字なのに、シーズン2位で日本シリーズ進出も逃すとなると、やっぱり悔しさしか残らないものですね。
 でも、ファン以上に本当に悔しいのは監督、選手、チーム関係者の方々のはず。
 決して豊富とは言えない戦力でここまで頑張ってくれたことを素直に讃えて、また来季、しっかり応援させて頂こうと思います。
 ● 2015年10月11日(日) 逆転勝利!
札幌

 やっぱり最後まで諦めちゃいけない、ということ。
 そしてレアード選手の鉢巻き姿が似合いすぎで只々拍手喝采でした。
 クライマックスシリーズ第2戦、負ける覚悟で観ていた自分が恥ずかしくなるような見事なファイターズ逆転勝利です♪
 ● 2015年10月10日(土) NHK文化センター
札幌

 窓の外の築堤もだいぶ秋らしい色になってきました。
 陽当たりの良い教室なので、中にいると少々暑い位です。
 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 土曜クラスの10月期初回ですが、今期は全員、前期からの継続受講の生徒さんなので、内容も雰囲気も全て今まで通りです。
 ● 2015年10月9日(金) 今日の西4丁目電停
札幌

 昨日からの荒天がようやく落ち着いたので、夕方、大通界隈に画材を買いに出掛けてきました。
 西4丁目電停の工事現場、見るたびに少しずつですが作業が進んでいる様子が覗えます。
 この場所に元々あった中央区役所方面行きの乗車ホームが無くなったからか、眺めてみると今までよりも大倉山が近くなったような気がします。
 ● 2015年10月8日(木) 台風23号
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 突然のように北海道に迫ってきた台風23号は昼には温帯低気圧に変わりましたが、雨と強風は夜になっても続いていました。
 夜になるまで自宅で仕事机に向かっていたのであまり実感はなかったのですが、「不急不要の外出はしないように…」などとニュースでも繰り返し伝えられていましたから、場所によってはかなり激しく荒れていたのでしょう。
 通勤のない自由業の身で良かったと、こういう時ばかりはちょっとだけ思ってしまいます。
 ● 2015年10月7日(水) NHK文化センター
札幌

 部屋の中にいるのが勿体ない位の見事な秋晴れでしたが、今日は午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 講義を終えて外に出る頃には陽もだいぶ傾いていました。
 ふとエンジンの音に気付いて見上げると、小さな飛行機が夕陽を浴びて通り過ぎていくのが見えました。

札幌

 陽の短い季節になって、16時を過ぎると光の具合もかなり厳しくなってきました。
 この場所で「カシオペア」を見送れるのもそろそろ最後でしょうか?
 ちなみに機関車の後ろのビルの3階が我が教室です。
 ● 2015年10月6日(火) すすきの電停
札幌

 西4丁目電停からすすきの電停まで、市電の新しい軌道が繋がったようです。
 レールを敷設した後、一旦アスファルト舗装で埋めてしまってから、車輪が通る溝を後から刻む…という路面電車ならではの作業手順は、今回の一連の工事を見て初めて知りました。
 今はまだレールが繋がったばかりで、舗装等々の仕上げ作業も、架線や電停の工事も終わっていませんが、年末予定と報じられた開業に向けて準備は着々と進んでいるようです。
 ● 2015年10月5日(月) 秋空
札幌

 秋の風景もしっかり記録しておかねば…と思いつつも、結局今日も自宅作業。
 色々ちょっと焦ります。
 ● 2015年10月4日(日) 下描き中
札幌

 人物配置の検討中。
 ちょっとした立ち位置やポーズの違いでもストーリーがまるで変わってしまうので、真面目に考えだすと結構悩み込んでしまう作業です。
 ● 2015年10月3日(土) 西4丁目
札幌

 1週間ぶり位に西4丁目電停の様子を見に行ってみると、敷設中の市電の軌道が交差点を渡り切る寸前のところまで伸びてきていました。
 既に敷かれている反対側の軌道まで、残すところあとレール1〜2本ほどの距離。
 この調子だと今日明日じゅうにも繋がってしまいそうな雰囲気です。
 ● 2015年10月2日(金) 台風並みの暴風
札幌

 昨晩、札幌ドームから帰る頃から荒れ始めていた空模様。
 猛烈な低気圧の通過で「台風並みの暴風」との予報に恐々としていたのですが、札幌の我が家のあたりは思いのほか平穏に過ぎ去ってくれたようです。
 でも本当に荒れていたのは道東や道北の方だったでしょうか?
 大きな被害が出ていないことを祈るばかりです。
 ● 2015年10月1日(木) 本拠地最終戦
ファイターズ

ファイターズ

ファイターズ

 ファイターズ、レギュラーシーズン最後の札幌ドーム戦。
 ド派手な演出、クライマックスシリーズへの決意表明、そして実働29年(!)中嶋聡コーチ兼捕手の引退挨拶と感動の胴上げ…等々。
 試合終了後のこの最終戦セレモニーに立ち会えただけでも、やっぱり少々無理してでも観に来て良かったと思います。
 おかげで10対2の大差で敗れた試合のことなどすっかり忘れてしまいました(笑)。



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年9月30日(水) 帰札の途に
東京

東京

 数日来の無理が祟って少々寝過ごしてしまいましたが、出発が遅れたおかげでホテルの窓から色々珍しい列車を眺めることができました。
 滞在最終日も良い天気です。

羽田空港

 昨日と同じ羽田空港第二ターミナルから。
 スーパームーン翌々日でも月は綺麗に輝いていましたが、よくよく見るとやはり2日分だけ少し欠けているようです。

エア・ドゥ

 今回も21時発、いつものエア・ドゥ最終便で帰札の途に。
 復路はA席、進行左側の窓から眺めるこの夜景がお気に入りです。
 ● 2015年9月29日(火) 東京観光
警視庁

 出張で東京に来ていたカミサンと合流して、今日は束の間の東京観光。
 まずは警察大好きのカミサンが前々から行きたがっていた警視庁本部見学へ。
 前日までの電話予約制ですが、日に4回のうち朝一番のこの時間しか空いていないと言われましたから結構な人気のようです。

皇居

 警視庁見学を終えて、桜田門から皇居へ…。

皇居

 東御苑には「十月桜」が咲いていました!

皇居

 東御苑に残る江戸城天守台。
 ちなみに「暴れん坊将軍」の時代には既に天守は存在しなかったようです。

靖国神社

 北の丸公園を抜けて靖国神社へ。

靖国神社

 遊就館ではもっと時間を取っておくべきでした。
 また足を運んでみたいと思います。

羽田空港

 ひと足先に札幌に戻るカミサンを羽田空港まで送り届けて、私はもう少しだけ東京に滞在します。
 ターミナルビルの展望デッキに出てみると、スーパームーン翌日の大きな月が輝いていました。
 ● 2015年9月28日(月) 北陸新幹線で東京へ
えちぜん鉄道

 見るべきものが満載で、思った以上に慌しい滞在でした。
 午前中一杯、秋の風景をしっかり記録してから福井を後にします。

焼鯖寿司

 復路の車中で頂く焼鯖寿司。
 いつも福井を発つ時のささやかなお楽しみです。

北陸新幹線

 復路は北陸新幹線経由で東京へ。
 ちょっとした好奇心で、一度も訪れたことのない上越妙高駅で途中下車してみると駅前には空地が広がるばかりでした。
 いかにも新幹線開業直後といった雰囲気ですが、もう少し時間が経つと賑やかになっていくのでしょう。
 さすがは豪雪地帯、大人の背丈よりも高い消火栓にちょっとビックリです!

北陸新幹線

 今夜は東京泊。
 もう少しだけ寄り道してから札幌に帰ります。
 ● 2015年9月27日(日) えちぜん鉄道高架開業の日
えちぜん鉄道

えちぜん鉄道

えちぜん鉄道

えちぜん鉄道

 昨晩、終電後からの大掛かりな線路移設工事に続いて、高架線開業一番電車、本日開業の新駅「まつもと町屋」、それに移設区間の各駅の様子など…。
 私も徹夜で走り回ってしっかり見届けてきました。
 個人的には、本当に沢山の想い出が詰まった旧線・旧駅が消えてしまった淋しさの方が今はまだ強いのですが、こんな大きな節目に立ち会えたのは、自分自身にとってもきっと意義のあることだったんだろうと思います。

 思えば、えちぜん鉄道さんとの御縁が始まったのが丁度7年前、2008年10月の「全国路面電車サミット」で福井を訪れたのがきっかけでした。
 その時から、駅や電車の温かな雰囲気や沿線風景の美しさにはすっかり心惹かれてしまったのですが、よもや「仕事」として、これほど長くお付き合いが続くことになるとは思ってもみませんでした。
 走る電車も、駅の風景も、働く人々も7年前とは随分変わったようですが、それでも傍で感じる「えち鉄らしさ」はまるで変わっていないのは嬉しい限り。
 そして、僭越ながらそんな魅力を伝える役割のほんの一端でも担い続けることができたらと、真新しい高架駅に立って想いを新たにしているところです。

えちぜん鉄道

 長い長い一日の締め括りは、少しだけ空に近付いたホームから見上げる中秋の名月でした。
 ● 2015年9月26日(土) 羽田経由で福井へ
  エア・ドゥ

 午前中一杯はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 終了後、自宅に戻って荷物をまとめて滞在15分で新千歳空港へ。
 こういう時に限って出発時刻になっても現れない乗客がいて、離陸が20分ほど遅れてしまって内心かなり焦ったのですが、羽田到着は5分遅延とのアナウンスが流れて少しホッとしました。
 離着陸の方角や気流の影響等々で(?)、乗るたびに飛行時間が結構大きく変わってしまう飛行機の仕組みは、だいぶ慣れたとはいえ素人目には今でもちょっと不思議に感じてしまいます。
 窓の外には、まるでオホーツク海の流氷みたいな雲がどこまでも広がっていました。

東海道新幹線

 予告通り5分遅延で着陸した羽田空港から京浜急行で品川へ。
 あと十数分ほど遅れていたら危ないところでしたが、どうにか予定通りの「ひかり」には間に合いました。
 次から次へとやってくる東海道新幹線でも、米原に停まる列車は毎時1本ほどですから乗り遅れると結構深刻です。

 夕食は品川駅で買った「東海道新幹線弁当」。
 いま食べておかないと、この先翌朝まで食事抜きになりかねません…。

えちぜん鉄道

えちぜん鉄道

 米原から在来線特急に乗り換えて21時前に福井到着。
 えちぜん鉄道開業以来の大工事、福井〜福井口間の仮設高架線への切り替え作業がいよいよ今夜行われるそうです。
 福井発21時40分、旧駅を出る最後の電車で福井口駅に向かい、徹夜覚悟でしっかり見届けてこようと思います。
 ● 2015年9月25日(金) 出張前日
  札幌

 今回は結構スリリングな乗り継ぎなどもあって、無事に辿り着けるかどうか今から祈るような思いです。
 とりあえず、出発前にやっておくべき作業をひと区切りさせて、滞在先や移動の車中でも進められるよう仕掛り作業の段取りを整えて、あとは寝過ごさないよう今夜しっかり休んでおくことにします。
 そういえば、この時期の本州の気温ってどんな感じだったでしょう?
 秋冬もののジャケットはまだ早いかな?とは思いつつも、深夜の外出予定もあるので寒くないかちょっと心配です。
 ● 2015年9月24日(木) プロ野球チップス
  札幌

 パチンコも公営ギャンブルも全く興味がなく、唯一の射幸心が「プロ野球チップス」というのも、考えてみればつくづく平和なものです(笑)。
 今日は我らがファイターズ中田翔選手と、今季限りで退任が報じられたイーグルス大久保監督。
 後任には元ファイターズの梨田監督の名も挙がっているようですが…どうなんでしょうね?
 ● 2015年9月23日(秋分の日) 札幌LRTの会
  札幌

 最近ではなかなかタイミングが合わず欠席することが多くなってしまったのですが、今回はちょうど札幌にいる時期だったのは幸いでした。
 午後から「札幌LRTの会」の月例会。
 来月開催予定の「全国路面電車サミット」の話を訊いて、本音を言えばちょっとだけ興味はそそられたのですが、さすがに鹿児島は遠いよなぁ…というか、今は福井だけでもまだまだやるべきことが沢山残っている気がして、やっぱり今回は諦めておこうかな?と思っているところです。

 もう少し若い頃だったら、とにかく少しでも世界を拡げようと、もっと必死になっていたかも知れません。
 でもこの歳になると、時間も、意識も、そろそろ本当に大切なものだけに振り向けていきたいと思うようになってきました。
 何より、自分自身のキャパシティーというものをまず最初に考えるようになってしまい、まぁ、それが良いのか悪いのか?…と、自分でも時々悩んでしまいます。
 ● 2015年9月22日(休日) サヨナラ弾!
  札幌

 「オスシ、ダイスキ!」レアード選手のホームランで難敵ホークス相手に見事サヨナラ勝利!!
 ヒーローインタビューで今夜行く予定のお寿司屋さんの店名まで言ってしまったようで、ファンが殺到するんじゃないかと他人事ながら心配です(笑)。
 ● 2015年9月21日(敬老の日) 大通公園
  札幌

 遠方のお仕事相手の方から頂いた、業務というより近況報告的なメールの中に結構重要な一言を見つけて、慌てて次の出張旅程を見直すことになりました。
 常々意識しているつもりでいても、こういう「ちょっとした情報」に遅れをとってしまう場面はどうしても出てくるもの。
 更に言えば、気付いた時にすぐに駆けつけられるとは限らない…というのも大きなハンディかも知れません。
 もっとも、遠方のお仕事に携わらせて頂くようになった時からその程度のことは覚悟の上。
 むしろ距離のハードルを越えられるよう、いつも気を遣って下さるクライアントさんに恵まれたことを感謝すべきなんでしょうね。

 夕方前の大通公園。
 花壇や木々の彩りも徐々に秋らしくなってきたようです。
 ● 2015年9月20日(日) 試し撮り
  札幌

 とりあえず手近なところで、修理を終えて戻ってきたX10の試し撮りをしてみました。
 さすがに3年間毎日触っていたカメラだけに、色の描写も大体イメージ通りです。
 手に取ってみると、ズームリングが若干硬くなった気がしますが、これはむしろ修理前のほうが使いすぎて緩くなっていたと解釈すべきでしょう。
 このカメラはズームリングを回すと電源が入るという珍しい仕様なので、ついガチャガチャと激しく回すことが多くなってしまうのですが、これからはもう少し丁寧に扱うよう気を付けたほうが良さそうですね。
 ● 2015年9月19日(土) リスクを負う、ということ
  札幌

 面倒なことを放棄して、自分にとって一番楽で都合が良いことを「不変の真理」のように言いくるめる風潮にはどうしても馴染めません。

 例えば、「自分が楽しんで描けば見る人も楽しいはず…」などというのは、余程の才能とバランス感覚を持ち合わせた人だからこそ言えることであって、並の人間が只々楽しんで描いたのでは、確かに微笑ましくはあってもそれ以上のものには成り得ないんじゃないかと思います。
 そもそも見る人が絵の中の何を見て、何を感じて「楽しい」と思うのか?
 その過程をひとつひとつ突き詰めて考えてみないことには、他人様を「楽しませる」なんてことはそう簡単にできるものじゃありません。
 そして、そんな風に真面目に考えていくと、「自分が楽しめば…」などと言ってはいられない壁に必ず突き当たるような気がします。
 勿論、個人の趣味であればまずは御自身が楽しんで描かれることが何よりですし、逆に仕事であれば、楽しむ以前にそれ相応のリスクを負うのは当然のこと。
 ただ、「自分が楽しめば見る人も…」という、根拠のない妄信だけは厳に慎まねばと思っています。

 真摯に向き合い、考え抜いて、そして負うべきリスクはきちんと負うこと。
 絵に限らず、どんな場面でも一番大切なことだと思います。
 ● 2015年9月18日(金) 修理完了
  札幌

 修理を終えたX10が戻ってきました。
 東京の富士フィルムサービスステーションから宮城の修理センターに送られて、そして宅配便で札幌の我が家へと、結構な大旅行だったようです。
 修理内容は不具合の原因だったレンズユニットの交換と、ファームウェアの変更など。
 「外装にキズがございますが、機能上支障がないため、現状のままご返却いたしました」と添付の修理報告書に書かれていましたが、ピカピカに塗り直されて戻ってきたら逆にガッカリですから、むしろこのままにしておいて頂けたことを喜んでいるところです。
 ● 2015年9月17日(木) 原稿執筆
  札幌

 信号ひとつ分移動して、以前と同じ場所に戻った市電・西4丁目電停。
 軌道は既に出来上がっているようですが乗車ホーム等は未だ工事中、今のところ仮設状態での営業開始です。

 仕掛中の原稿執筆、とりあえず今夜のうちにはほぼ書き終えることができました。
 余計な言葉、余計なエピソードを極力削ってシンプルに徹していくこと…などとプロのライターでもない私が言っても失笑を買いそうですが、なまじ表現手段を持ってしまうと色々語りたくなるのはきっと人間の性なんでしょう。
 そこをグッと我慢してギリギリ最小限に絞り込むことが、本当に伝えたいことを伝えるためにも、また読んで下さる方々に無駄なストレスを与えないためにも、きっと大切なんだろうなと思っています。
 ● 2015年9月16日(水) 移設作業
  札幌

 夜も遅くなってから、市電・西4丁目電停の移設作業の様子を見に行ってきました。
 終電が出るとすぐに重機やトラック、作業員さんが集まってきて、まずは今日まで使われてきた仮設ホームの撤去作業。
 一部はクレーン車で吊り上げられてそのままトラックに載せられ、どうやら移設先に移動して再び使われることになるようです。
 帰りの地下鉄の終電が迫っていたので途中までしか見ることができませんでしたが、どんな様子になっているのか、また明日も見に来てみようかと思います。
 ● 2015年9月15日(火) 秋晴れ
  札幌

 家にいるのが勿体ないような素晴らしい秋晴れでしたが、締切前なので机に向かってひたすら制作に専念です。
 ● 2015年9月14日(月) 西4丁目
  札幌

 午後になって、かなり激しい雨が何度かに分けて襲ってきました。
 こういう日の雲や空の色合いにはちょっと惹かれますが、でも描くとしたら水彩色鉛筆画よりも油絵向きかも知れませんね。
 ● 2015年9月13日(日) 空
  札幌

 絵を描く時の難関のひとつが空の描写。
 なので大抵、最初に空から塗り始めてしまいます。
 常識的に、背景から描いた方が手前が描きやすいから…というのも勿論ありますが、本音を言えば失敗した時のリスクを考えてのこと。
 全部描き終わってから空で失敗して駄目にしてしまうよりは、まぁ、とりあえず空の描写が成功したら他の部分も描き進めれば良いかな?という感じです。

 失敗しないよう細心の注意を払って取り組むのは当然ですが、一方で、万一の場合でもダメージを最小限に留めるということ。
 「危機管理」というのはやっぱり大切なものですね。
 ● 2015年9月12日(土) NHK文化センター
 

 絵の描き方や目指す作風は人それぞれ。
 「これが正解!」と一概には言えないところが面白い反面、教える側にとっては実に難しいところでもあります。
 講師である私の技法や考え方で縛ってしまうことは避けたいのですが、かと言って「好きに描けば良いんですよ…」では講師の仕事を放棄したも同然でしょう。
 まずは一緒に考えながら、あくまで選択肢として提案させて頂く…という感じで進められたらと思ってはいるのですが、果たしてそういう姿勢できちんと指導ができているかどうか、講座のたびに自問自答の繰り返しです。

 お盆休み?を挟んで一ヶ月ぶりとなったNHK文化センター新さっぽろ教室の土曜クラス。
 講座を終えて帰ろうとしたら、本州の大雨で1時間遅延の「カシオペア」が通り過ぎていきました。
 ● 2015年9月11日(金) 東京土産
 

 東京で富士フィルムサービスステーションに預けてきたX10の修理見積もりの連絡がありました。
 修理代金は後続機の新品価格の半額弱…。
 性能が上がっていることなども踏まえると、この機会に買い換えるほうが本当は良いのでしょうが、手に馴染んだカメラを壊れたままにしてしまうのはやはり忍びなく、出費は覚悟できちんと直して頂く事にしました。

 スカイツリーで買ってきたカミサンへのお土産(笑)。
 ちなみにコーラは大きさの比較用です。
 ● 2015年9月10日(木) 北関東豪雨の日
 このたびの茨城・栃木方面での豪雨災害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 私自身も本州滞在中、さほど遠くない地域でこのような大きな災害が起きてしまったことに大変驚き、心を痛めております。
 今も救助活動等に尽力されている自衛隊、海上保安庁、消防、警察等の皆様に心より敬意を表すると共に、一日も早い事態の収束をお祈り致します。



 大雨等の影響で今日の予定が流れてしまったので、とりあえず、未だ一度も訪れたことのなかった「東武博物館」に行ってみることにしました。
 明治時代のイギリス製蒸気機関車や大正時代の木造電車など、貴重な展示が色々あって、軽い時間つぶしのつもりがすっかり長居してしまいました。
 こういう昔の機関車の絵も、機会があればぜひ描いてみたいと思っています。



 カミサンへのお土産を探しに、博物館のある東向島から電車で数駅の東京スカイツリーにも寄ってきました。
 ここでも色々予定外のものに目移りしてしまって、軽く覗いて引き上げるつもりが、気が付いた時にはもうすっかり外は暗くなっていました。

羽田空港

 丸々一日、時間を持て余してしまうかと思ったのですが、結果的には丁度良い位の時間に羽田空港に着くことができました。
 先月食べそびれたターミナルビルのレストランでカレーライスを頂いて、いつものエア・ドゥ最終便で札幌に戻ります。
 ● 2015年9月9日(水) 大雨


 台風18号の影響で首都圏も広範囲で大雨。
 スマホで雨雲の動きをチェックしつつ、予定を少々切り上げて早めに宿に入ってしまうことにしました。

 ロビーにあった無料のコーヒーを紙コップに入れて部屋に戻ろうとしたのですが、普通に歩くだけでも激しく波打ってかなり怖い思いをしました。
 今思えば食堂車のアテンダントさんて何気に凄い技術だったんですね!
 ● 2015年9月8日(火) 台風接近中の東京へ
エア・ドゥ

 離着陸時のデジカメ撮影が解禁されて早1年。
 考えてみればGRデジタルで撮るのは今回が初めてです。
 いつも使っていたX10との操作感の違いを確かめながら、着陸までに色々試してみようと思います。

エア・ドゥ

 青空が広がっていた新千歳から一転、羽田空港は結構強い雨の中でした。
 折しも17号と18号、ふたつの台風が接近中。
 復路の飛行機が飛んでくれるかどうか、今からちょっと心配になります。

エア・ドゥ

 せっかく東京まで来る用事ができたので、富士フィルムのサービスステーションに寄って、先日壊れてしまったX10の修理をお願いしてきました。
 塗装も剥げて傷だらけのボディを見て、「随分使い込んで下さったんですね…」と店員さん。
 そこはカメラの専門家さんですから、ボロボロになった自社製品を見て呆れたのではなく、むしろ喜んで下さったんだろうと勝手に解釈しています。
 とりあえず、工場でよく調べてから見積もりを出して下さるとの事。
 修理代がどのくらい掛かるのか少々不安ですが、何とか現役復帰できるよう祈るばかりです。
 ● 2015年9月7日(月) 再訪
札幌

 昨日ふと目にしたヒマワリが気になって、もう一度、電車事業所前まで行ってみることにしました。
 現場に着いてほどなく日が陰ってしまったのは残念ですが、ともかく散ってしまう前にきちんと撮っておけて良かったです。
 先々の事も考えて、もう少し地元の取材も頑張っておかねばと、いつの間にか随分変わってしまった沿線風景に気付いて今更ながら焦っているところです。
 ● 2015年9月6日(日) 市電フェスティバル
札幌

札幌

 毎年恒例、札幌市電・電車事業所の「市電フェスティバル」。
 今回も「市電の会」コーナーで原画展示をさせて頂きました。
 残念ながらお昼過ぎ位までしか会場にはいられなかったのですが、その間にも旧知の友人や初めてお目に掛かる方など、色々な方が訪ねてきて下さいました。
 最近ではすっかり遠方のお仕事のほうが多くなってしまった感もありますが、こうして地元の絵描きとして、地元の電車を描き続けていることを多くの方々が覚えていて下さるのは本当に有難いことだと思います。
 自身の立ち位置や目指すべき方向、更に言えば札幌に居を移した意義なども含めて、今日は色々なことを考えてしまいました。
 ● 2015年9月5日(土) 円山公園
札幌

 今日のファイターズ戦はナイトゲームなので、心置きなく散歩に出られます(笑)。
 ● 2015年9月4日(金) 久々のGRデジタル
札幌

 X10が壊れてしまったので、今は予備機になっていたGRデジタルを久し振りに持ち歩いています。
 操作方法や癖の違いにまだ若干戸惑いながらも、単焦点ならではのシンプルな使い勝手、何も考えずに直感でシャッターが切れる身軽さに今更ながら新鮮な感動を覚えているところです。
 仮にX10を修理に出して直ったとしても、この先しばらくは普段使いはGR主体でやってみるのも良いかも知れませんね。
 ● 2015年9月3日(木) 寿命?
札幌

 3年間、文字通り酷使し続けてきたX10がとうとう壊れてしまったようです。
 これを機に後続機に買い替えるか? それとも修理に出してもうしばらく使い続けるか?
 費用、性能等々含めて悩ましいところです。

 道具を大切にする…というのは当然のことですが、その意味合いは少しずつ変わっていくものかも知れません。
 とりわけ電子機器類はどう頑張っても「一生モノ」にはなり得ないものですから、使えるうちに、愛情をもってボロボロになるまで使い切ってあげることも大切なんでしょうね。
 ● 2015年9月2日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室。
 外は結構激しい雨が降り続いていました。
 講座を終えて、喫茶店で遅めの昼食を済ませて新札幌駅に行くと、大雨の影響でダイヤが大幅に乱れているとの事。
 定時ならあと10分ほどで来るはずの「カシオペア」は走れるのかな?と少し気になったのですが、仕事も残っていたので見届けずに帰ってきてしまいました。
 ● 2015年9月1日(火) 原稿執筆
札幌

 とにかくバタバタと振り回されているうちに夏が終わって9月になってしまった感じです。
 そろそろ締切が気になっているイラスト制作と原稿執筆。
 どちらから手を付けるべきかと考えると、やっぱり悩みどころ満載の原稿のほうを先にすすめておくべきでしょう。
 とにかく目先の課題をひとつずつ減らしていって、まずは自分自身を少しでも楽にしていかないと…。



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年8月31日(月) 御礼状
札幌

 少々遅くなってしまいましたが、拙著『「北斗星」乗車456回の記録』のお仕事でお世話になった方々へ、ラストラン当日の日付入り記念入場券を送らせて頂くことにしました。
 なにぶん枚数に限りがあるので、版元の担当者さんや直接携わって下さった編集者さんなど、極々近い方々にしかお送りできないのは正直心苦しい限りです。
 もっと沢山買っておけばよかったと、今更ながら後悔しているところです。
 ● 2015年8月30日(日) 新しい軌道
札幌

 噂には訊いていましたが、駅前通りに路面電車の新しい軌道が敷かれ始めていました。
 一旦アスファルトで埋めてしまって、後からレールの溝を刻んでいくのでしょうか?
 他所の街で見た軌道の敷き方とは随分様子が違うようで、この先どうなっていくのか興味津々です。
 ● 2015年8月29日(土) 無理
札幌

 自分自身が思う以上にこれまでの無理が溜まってしまったようです。
 しばらくは殻に籠って、自分自身の作業に集中する時間が必要かも知れませんね。
 ● 2015年8月28日(金) 渡れない川の向こう
札幌

 「楽しいから描いているんでしょ?絵を描くのって楽しいもんね!」
 いつだったか、原画展を見に来て下ったお客様からそんな言葉を掛けられたことがありました。
 まぁ、仕事として描くことの苦しさを真面目に答えるのも野暮ですから、一言二言、そんな言葉を頂いても大抵は愛想笑いで流してしまうのですが、どういうわけかその方は「ねぇねぇ、楽しいんだよね?」と、十回、ニ十回と執拗に繰り返されるものですから、さすがに少々辟易して、「いや、私にとっては趣味じゃなくてあくまで仕事ですから。楽しんで頂く事に精一杯で、自分が楽しむ余裕なんてないんですよ…」とお答えしたら、「ふ〜ん…やっぱり楽しいんだよね!」と返されて唖然としたのを思い出します。

 渡れない川の向こうにいる…というような表現をどこかで見た気がしますが、異なる立場、異なる考え方がどうしても通じない方はおられるもの。
 そして、一旦先入観を持たれてしまうと、それ以上はもう何も見えなくなってしまうものなんだと思います。
 ここ最近、人と接するのが時々憂鬱に感じてしまうのは、これと似たような些細な出来事が随分重なっていたからかな?…と、今更ながら色々思い返しているところです。
 ● 2015年8月27日(木) 下描き中
札幌

 ここ最近、遠出から戻った後の疲労感がなかなか抜けなくなってきた気がします。
 歳のせいか? 精神的なものか?
 いずれにしても、やるべき仕事が滞らないよう、速やかに普段通りのペースに戻さないといけませんね。

 下描き1点、完成まであと一歩。
 ここにどんなクルマを描き入れるか、未だ悩み続けているところです。
 ● 2015年8月26日(水) 今日の夕飯
札幌

 白米半分、玄米半分が我が家の流儀。
 恥ずかしながら料理は全くダメなので、私にできるのは御飯を炊くところまでです(笑)。
 ● 2015年8月25日(火) 空路帰札
エア・ドゥ

 上京前から心配していた台風15号の影響もなく、いつものエア・ドゥ最終便で羽田空港を発つことができました。
 東京タワーとレインボーブリッジの明かりを見つけて喜んだのも束の間、すぐに窓の向こうは雨雲に覆われて何も見えなくなってしまいました。

エア・ドゥ

 空港に着くのが少し遅れて、残念ながらいつものターミナルビルのレストランには寄れませんでした。
 なので夕食はカレーライスのつもりが空弁に。
 羽田の売店で「越前若狭・焼鯖寿し」が買えるというのも、考えてみれば便利な時代ですね。

エア・ドゥ

 札幌行きのJRのダイヤが乱れていると訊いた時には焦りましたが、結果的には発車が遅れていた先行電車に間に合ってしまい、逆に予定よりも少し早めの新千歳空港発となりました。
 定時だったら見ることのできない急行「はまなす」をカメラに収められたのが、この旅最後のささやかな収穫です。
 ● 2015年8月24日(月) 東京滞在
上野駅

 一夜明けた朝の上野駅13番線ホーム。
 普段通りの風景の中、まだしばらくは走り続ける「カシオペア」が入ってきました。
 静かに見届けておきたいなら、むしろ今が一番良い時期かも知れませんね。

靖国神社

 いくつか用事を済ませた後、先々週は時間が取れなかった靖国神社にもお参りに行くことができました。
 感謝の思いを込めて静かに手を合わせてきました。
 ● 2015年8月23日(日) 東京ドーム
東京ドーム

 ここに来るまでの経緯などは、後ほど別のブログにでもご紹介させて頂こうかと思います。
 とりあえず、東京まで来て午後の時間が空いてしまったので、タイミングよく東京ドームで開催中のファイターズ戦を観に行ってきました。
 思いのほか混み合っていてホーム側が取れず、ビジター側B指定席。
 それでも札幌ドーム同様、内野席ならファイターズファンのほうが多いかと思いきや、周囲は対戦相手バファローズのレプリカ姿の方ばかりで少々肩身の狭い応援です。

東京ドーム

東京ドーム

 「レジェンドシリーズ」と銘打って、ファイターズが初めてリーグ優勝を果たした1981年当時の復刻ユニフォームで戦った今日の試合。
 札幌ドームでも同じ企画がありましたが、東京ドームで見るからこその感慨を覚えたファンの方々もきっと少なくないことでしょう。
 白状すれば私自身、東京に住んでいた頃には全く野球に興味が無かったのですが、そういえば初めてのプロ野球観戦は無料招待券で当時の上司に連れられて行った東京ドームのファイターズ戦で、しかも対戦相手が近鉄時代のバファローズだったことをふと思い出しました。
 どういうわけか今日一日、何かと遠い昔を振り返ることばかりです。
 ● 2015年8月22日(土) 最後の「北斗星」
北斗星

 清々しい晩夏の青空の下、最後の下り「北斗星」はいつもの場所で見送ることにしました。

北斗星

 折り返し札幌発の上り列車…本当に最後の「北斗星」は、NHK文化センター新さっぽろ教室のいつもの部屋から。
 今日は私の講座の日ではありませんが、教室担当者の方々のご配慮で、TV取材の為に特別に貸して頂けることになりました。
 やっぱりここしか考えられないでしょう。
 誰にも干渉されずに静かに見届けることができて、しかもその様子を映像として残して頂けるという、この上ない贅沢なシチュエーションです(笑)。
 でも、講座はいつも土曜日の午前中ですから、この場所から眺めていたのはもっぱら下り列車。
 数えきれないほど眺めているようでいて、実は私にとっても最初で最後の忘れられない光景になりました。


 ※当該ニュース映像の動画がNHKのニュースサイトで公開されています。よろしければ下記リンク先から御覧下さい。
 >>【NHK NEWS WEB】「最後の「北斗星」札幌出発 半世紀以上の歴史に幕」8月22日 18時16分
 (予告なくリンク先が変更・削除される可能性もございますので予めご了承下さい)
 ● 2015年8月21日(金) TV取材
札幌

 午後からのTV取材に備えて、午前中から部屋中を探して色々用意しておきました。
 結果的に殆ど映像には使われなかったのですが、時々こういう機会でもないと、自分でもどこに仕舞ったか分からなくなってしまうもの。
 とりあえず、大切なものが全部揃っていることは確認できたので、少しホッとしているところです。

 失礼な言い方かも知れませんが、この種のメディア取材には当たり外れがあるもので、しかもそれは実際に接してみるまで分からないことが多いものです。
 つい先日も、とある在京民放局の情報番組からの取材依頼を頂き、お受けする旨返答したもののその後全く連絡が無く、こちらから問い質したところで初めて取材予定が無くなったことを知らされて唖然としたことがありました。
 そんなこともあって、特に自分にとって大切な場面であればあるほど、取材をお受けすることに若干躊躇を感じてしまうこともあるのですが、幸い今回のインタビュアーさんやスタッフの方々は大変真摯に取り組んで下さって、気持ちよく取材をお受けすることができました。
 結果論ですが、もし件の在京民放局のほうをお受けすることになっていたら…と考えると、こちらの局との御縁が繋がってつくづく良かったと思います。
 ● 2015年8月20日(木) 札幌駅
札幌

 人混みは苦手なのでずっと足を向けずにいたのですが、とある事情でもう一度だけ、このホームから見送ることになりました。
 明後日の最終日にはここには来ないつもりです。
 札幌駅で見る「北斗星」、私にとってはこれが本当に最後になりそうです。
 ● 2015年8月19日(水) 取材対応
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 終了後、夕方から市内某所で新聞取材をお受けしました。
 お察しの通り、「北斗星」関連のお話です。
 元々、己の想いを熱く熱く語るようなタイプではありませんし、また評論家的な解説を求められても、その対象を知れば知るほど、そうそう軽々しく判ったようなコメントはできなくなってしまうものです。
 正直、取材対応というのはつくづく難しいものだと思いますが、一方で、こういうお仕事をさせて頂いている以上、苦手だからと言ってお断りするわけにもいかず、むしろお声を掛けて頂けるなら有難くお受けするのも当然のこと。
 好きなこと、得意なことよりも、むしろ不得手なことにこそ積極的に取り組むのが仕事なのかな?…などと常々自分に言い聞かせているところです。

 大通公園のヒマワリ、ほんの数日ですっかり花びらが散ってしまっていました。
 ● 2015年8月18日(火) パステル
札幌

 新しい画材の研究中。
 ちょっとイメージとは違ったかな?
 他の画材も色々試してみようかと思います。
 ● 2015年8月17日(月) 何気ない一言
札幌

 人生で最も苦しかった時期は?と言えば、やっぱり十数年前、会社勤めの傍らで絵のお仕事を頂くようになっていた頃でしょうか?
 連日終電ギリギリまで残業、深夜1時過ぎに家に戻ってから明け方まで絵を描いて、2時間ほど仮眠して6時頃には起床…。
 今だから言えることですが、毎晩床に就くたびに「このまま目が覚めなかったら楽かな?」と結構真面目に思っていたものです。
 でも、そういう無理は自分で選んだ道だから別にどうでもいいのですが、それよりも辛かったのは「好きなことができていいね」「楽しそうだね」といった言葉を掛けられること。
 必死に頑張れば頑張るほど、傍から見れば夢中で遊んでいるようにしか映らないんですね。
 余裕がある時なら聞き流す程度のことですが、言われるたびにつくづく情けない気持ちになって、ギリギリのところで踏み止まっていた心が何度も折れそうになったのを今でも思い出します。

 人間、そういう状況の時ほど、何気ない一言に救われたり、逆に何でもないような一言が致命傷になったりもするものです。
 それだけに自分自身、口に出す言葉にはつくづく慎重にならねばと考えさせられる一方、自分にとって良くない言葉を極力耳に入れないよう、時には自ら殻に籠ることも大切なのかな?…などと、ここ最近ずっと悶々と考えているところです。
 ● 2015年8月16日(日) 盆おどり
札幌

 妙に耳に残ってしまう「子供盆おどり唄」のメロディが大通公園から聴こえてきました。
 全国的に有名な「北海盆唄」と比べると、こちらはまだまだ北海道オリジナル…でしょうか?
 ● 2015年8月15日(土) 終戦の日
札幌

 今日は何かを訴えるよりも、只々静かに手を合わせたいと思います。
 この国の平和を築いて下さった先人の方々と、平和を護る為に今日も汗を流して下さっている方々への心からの感謝を込めて。
 ● 2015年8月14日(金) 羽田から帰札の途に
えちぜん鉄道

 今回の取材目的、ひと通り完了!
 なかなか難易度の高い宿題もいくつか頂いてしまいましたが、ともかく現場に来て、関係者の方々とも直にお話しできたからこそ、見えてきたものも少なくありません。
 取材成果と次作の構想をじっくり見詰め直しながら、列車を乗り継いで札幌への帰途につきます。

金沢

 今回は復路も金沢経由。
 上りの北陸新幹線に乗るのはこれが初めてだったかも知れません。
 空席が取れた列車まで2時間近く空いてしまったのですが、さすがに街に出る元気もないので駅界隈で少しゆっくり休むことにしました。

羽田空港

 新幹線が大宮に近付く頃から、滝のような激しい雨が列車の窓を叩き始めました。
 飛行機が飛ぶかどうか心配になるほどの雨でしたが、羽田空港に着いてみると、搭乗口は変更になっていたものの定刻通り出発見込みとの事でとりあえずホッとしました。
 あまり使ったことのない搭乗口から飛行機に乗り込むと、いつもとは違う素敵な風景が窓の向こうに広がっていました。

エア・ドゥ

 雨雲の切れ間から覗く夜景もなかなか悪くありません。
 今回の旅、最後の収穫です。
 ● 2015年8月13日(木) 福井3日目
えちぜん鉄道

 今日も雨の予報でしたが、起きてみるとまだ多少雲の切れ間があったので、少しでも陽射しがあるうちにと大急ぎで出掛けてきました。
 結果、とりあえず1ヶ所だけですが、イメージ通りの夏の陽射しの下で写真に残せたのは収穫でした。
 どれだけ想い入れを持って、頑張って取り組んでいるつもりでいても、天候を選べないのは地元在住でない私にとって最大のハンディかも知れませんね。

えちぜん鉄道

 天気も崩れてきたので、午後からは勝山駅の「えち鉄カフェ」さんへ。
 決して取材を諦めて寛いでいるわけではなく、一応、店内風景の取材のつもりです。
 お客さんが途切れたところを見計らって、カメラ片手に店内をウロウロ…。
 窓の向こうに見える国内最古級の電気機関車「テキ6」が最も格好良く見えるポイントを探すのが、今日一番の目的です。

福井

 本当は今夜の北陸新幹線で東京に出る予定でしたが、急遽、明朝もうひとつ大事な取材をしてから帰ることになりました。
 お盆時期とあって福井市内のホテルもほぼ満室状態だったようですが、それでも何とか希望通りのホテルで「残り1室」を確保できたのは幸いでした。
 しかも愛宕山と路面電車が見える絶好のロケーションです!

福井

 夕食は勿論「ヨーロッパ軒」さんのソースカツ丼♪
 実は昨日も頂いているのですが、まぁ、昨日は豊島分店、今日は総本店なので…(笑)。
 ● 2015年8月12日(水) 福井2日目
えちぜん鉄道

 さすがに昨晩の疲れもあって、今朝は動き出すのがすっかり遅くなってしまいました。
 午前中、えちぜん鉄道さんの本社を訪問。
 初めてご挨拶させて頂いた新入社員さんが、「入社するずっと前に家族で飲食店に入ったら、えち鉄のカレンダーが飾ってあって…」などと話して下さって、そうか、皆さん結構見て下さってるんだな!と、ちょっと嬉しくなりました。

 久々に…と言っても3ヶ月ぶり位に降りた福井口の駅前には、駅舎を挟んで本線と反対側に、真新しい複線の線路が敷かれていました。
 高架化工事の進捗に伴って、近々こちらの仮設線路の方に移動するのでしょう。
 地元の方にしか分からないかも知れませんが、奇しくもJR北陸本線の高架化前、京福時代に戻ったかのような光景でした。

えちぜん鉄道

 今日の福井県内は生憎の空模様。
 それでも山の方なら一瞬だけでも雲の切れる時間があるかも?と期待して勝山まで行ってみると、予報に反して夏らしい青空が覗き始めました。
 
えちぜん鉄道

 勝山駅でツバメ発見!
 写真に撮るのは至難の業です。

福井

 勝山の方でも次第に雲が厚くなってきたので、早めに福井市内に戻ることにしました。
 だいぶ出来上がってきたJR福井駅前の再開発ビルと、その下を行く大柄の路面電車…。
 仕事として描く機会は多分無いかも知れませんが、これも今の福井を象徴するような印象的な光景でした。
 ● 2015年8月11日(火) 念願の三国花火
東京

 朝、ホテルの窓から「北斗星」が見えました。
 何度も利用させて頂いているホテルですが、こちら側の部屋からこういう景色が見られるとは全然知りませんでした。
 全く期待していなかった、思いがけぬ幸運の一枚です。

北陸新幹線

 北陸新幹線で金沢経由、在来線に乗り継いで福井へと向かいます。
 このルートはまだ3回目ですが、もうずっと前から何度も乗り続けているような気がします。
 「慣れ」って不思議なものですね。

えちぜん鉄道

 遠路札幌からわざわざ足を運んだのに、昨年はまさかの荒天中止に泣かされた三国花火。
 念願叶ってようやくこの目で見ることができました。
 でも本当の目的は花火そのものよりも、花火で賑わう三国港駅の風景。
 夕方から23時過ぎの終電まで立ちっぱなしで正直かなり疲れましたが、帰りの電車を待つ長蛇の列や留置線一杯の増発電車、社員さん達の手際の良い誘導ぶりなど、この場の雰囲気に触れることができただけでも大きな収穫だったと思います。
 あとは、水彩色鉛筆で花火の絵をどうやって描くか?…ですね。
 ● 2015年8月10日(月) 飛行機で出発
新千歳空港

 新千歳空港からお昼前の飛行機で出発。
 ターミナルビルから「北斗星」が見えるのも最後かな?と思っていたのですが、霧のような雨に遮られて結局見つけることはできませんでした。

エア・ドゥ

 東京に近付くにつれて天候も回復、気持ちの良い風景が広がってきました。
 湖の近くに線路のようなものが見えたので後で調べてみると、このあたり、千葉県の小湊鉄道・高滝駅の上空だったようです。
 羽田に降りるのにこんなに遠回りするのか!と、理屈では分かっていても、地上の乗り物との距離感の違いにやっぱり驚いてしまいます。

エア・ドゥ

 着陸間際、ふと見ると別の飛行機がぴったりと併走していました。
 こちらはC滑走路、あちらはA滑走路でしょうか?(やっと最近覚えました)
 乗り物好きにとってはちょっと嬉しくなる場面です。
 ● 2015年8月9日(日) 出張前夜
札幌

 明朝から再び本州出張。
 つい一昨日の夜まで自宅を離れていたので、札幌にいるうちにやっておくべきことが結構溜まってしまいました。
 今夜はほぼ徹夜覚悟、移動の機内で仮眠になりそうです。
 ● 2015年8月8日(土) NHK文化センター
札幌

 我が教室から眺める最後の「北斗星」、ほぼ時刻通りに通過していきました。
 お盆前とあってか生徒さんも少なめで、少しのんびり、まったりとした今日の講座でした。
 ● 2015年8月7日(金) 先に帰札
青森

 明日は朝から絵画教室なので、カミサンを八戸に残して先に札幌に戻ります。
 在来線特急で青函トンネルを抜けるのも、今度の正月あたりの帰省が多分最後になりそうです。

スーパー北斗

 函館から先、旅のお供はスマホで観るファイターズ中継。
 地元球団とはいえ、全ての試合で地上波中継があるわけではありませんから、今夜はちょっとラッキーです。
 レアード選手の先制ホームランは電波が乱れて見逃してしまいましたが、大谷翔平選手の代打ホームランはしっかり見届けることができました。
 しかし完封目前の9回2死、あと1人の場面でよりによって放送終了時刻とは…!
 ● 2015年8月6日(木) 八戸滞在
八戸

 今日は義妹の運転でドライブです♪

八戸

 種差海岸…だったかな?
 八戸名物ウミネコが至近距離で飛び交っていました。

八戸

 歳のせいか、躾の悪い犬もすっかり大人しくなってしまいました。
 ● 2015年8月5日(水) 早めの帰省
スーパー北斗

 早めの夏休みを取ったカミサンと一緒に、久しぶりに列車で本州に向かいます。
 外は快晴、かなり暑くなりそうです。

函館市電

 乗り継ぎの函館では少々休憩。
 ちょうど本日最終日の「港まつり」の花電車も見ることができました。
 車体一杯に電球を並べた、まるで昔の歌謡ステージのような装飾はまさに昭和レトロの趣で、それが函館の街の風景には実に良く似合っていたと思います。
 本当は夜になってからのほうがもっと綺麗なんでしょうが、函館下車はあくまで行きがけの駄賃。
 先々の接続予定もありますから、夕方前の特急列車でちょっと慌しく函館を後にしました。

新青森駅

 こんな遅い時間なのに上り新幹線が意外と混んでいると思ったら、今日はねぶた祭りだったんですね。
 残念ながら今回は素通り。
 新青森からそのまま乗り換えてカミサンの実家の八戸へと急ぎます。
 ● 2015年8月4日(火) 潮時
札幌

 今朝の連続テレビ小説「まれ」は、「潮時」という言葉がキーワードでした。
 「潮時というのは前向きな言葉、ダメになる前に辞めるのが職人の潮時」…と、一字一句正確ではないかも知れませんが、まぁ、そんな感じの台詞だったと思います。

 私自身、今年になってもう何度も「潮時」という言葉を口にしてきました。
 身近なところでも立場や環境を変える決断をした友人が何人かいて、もしかしたらそういうことだったのかな?と勝手に想像してしまうこともあります。
 潮時というのは実は自分が一番よく分かっていて、そう感じてしまった時にはもう元の立ち位置には戻れないものなんでしょう。
 むしろ潮時を逃すことなく、次へと踏み出すきっかけが掴めたことを素直に感謝すべきなのかも知れませんね。
 ● 2015年8月3日(月) 4点ほど完成
札幌

 先週来の4点並行、ようやく全て描き終えました。
 予想以上に手間取ってしまいましたが、今まであまり描いたことのないモチーフや構図にも挑戦して、手前味噌ながらそこそこ手応えを感じているところです。
 とは言えこの先、スケジュール的にはまだまだ気を抜ける状況にはありません。
 ここで安堵することなく、明日から早速、次の大きな課題に着手してしまおうかと思います。
 ● 2015年8月2日(日) 不運の連鎖
札幌

 楽しみにしていた讀賣テレビの「そこまで言って委員会」がファイターズ中継の為に休止になり、しかもそのファイターズが負けるという…。
 今日はつくづく運のない一日です。
 ● 2015年8月1日(土) 猛暑
札幌

 ここ数日、暑さはもとより、北海道らしからぬ?湿度の高さにはちょっと参っています。
 しかも厳冬に備えたマンションの断熱仕様が仇となって、窓を開けてもモワッとした熱気がなかなか抜けてくれないのも困ったものです。
 そんなわけで、まともに仕事に集中できるのは日没後…というより深夜になってしまうのが常。
 こうなったら、自由業の特権を活かして昼夜逆転…「徹夜&昼寝」で乗り切るのも手かな?と半分真面目に考えているところです。



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年7月31日(金) 豊平川花火大会
札幌

 きわどいところで向こうのマンションに遮られずに済みました(笑)。
 そういえば今日は福井でも足羽川のフェニックス花火だったよなぁ…などと思いつつ、今年も部屋の窓から豊平川の花火を眺めていました。
 ● 2015年7月30日(木) 鳩の飛び姿
札幌

 鳩の飛び方、編隊の組み方が知りたくて、しばらく空を見上げていました。
 いま制作中の新作で早速役に立ちそうです。
 ● 2015年7月29日(水) 自宅作業
札幌

 週明けに向けて4点並行、うち1点は未だ配色に悩み続けているのですが、ともかく描けるものから順次作業を進めていくしかありません。
 今日も終日、自宅作業。
 今夏もクーラーのない我が家だけに、この先猛暑が続かないことを祈るばかりです。
 ● 2015年7月28日(火) 色検討中
札幌

 制作途中で迷った時は、下描き状態をスキャニングして、印刷したものに色を置いて確認してみます。
 この段階で色々気付いて、最初のイメージとは配色が大きく変わってしまうこともあります。
 所詮、頭の中で考えているだけでは限界があるので、とりあえず手を動かして、目に見える状態にして考えてみるのは大切なこと。
 但し、気を付けないとトナーの粉が溶け出して大変なことになってしまうので、安易にお勧めできる技法ではないのですが…。
 ● 2015年7月27日(月) 滅多に行かない場所へ
札幌

 仕上がったばかりの原画をクライアントさんに届けてきました。
 札幌市内でも都心からは離れた場所で、30分に1本のバスを降りるとそこは大型ショッピングセンターの広大な駐車場が広がる典型的な郊外風景でした。
 こういう場所を訪れると、やっぱりクルマは必須なのかな?と一瞬考えてしまいますが、でも、このクライアントさんに直接原画を届けに行くなんて年に一度あるかないか…。
 今回は特に急ぎだったので直接持参してしまいましたが、普段ならバス代よりも安い送料で郵送することもできるわけですから、まぁ、今更無理して自動車免許を取らなくても…と思っているところです。
 ● 2015年7月26日(日) 札幌LRTの会
札幌

 夕方から「札幌LRTの会」の月例会。
 遅れて会場に行ってみると、ちょうど数十年前の札幌市電と街の写真を皆で見ているところでした。
 これまでにも諸先輩方に教えを乞いながら昔の風景を描いたことはありましたが、今のうちにもっと沢山、そういう作品を描いておいても良いかも知れませんね。
 もう少し色々お話も聴きたかったのですが、残念ながら締切前なので少し早めに席を立ちました。
 ● 2015年7月25日(土) NHK文化センター
札幌

 私の教室の窓の向こうに、数ヶ月ぶりに「北斗星」が現れました。
 生徒さん達もなぜか盛り上がっています(笑)。

 春以降、ほぼ隔日運行の臨時列車になってからは、教室のある土曜日午前にこの場所を通ることはなくなってしまったのですが、夏休みシーズンになって運行サイクルが若干変わったようです。
 調べてみるとあと一回、来月にもこの教室から見られる機会がありそうですから、最後にまた生徒さん達と一緒に見送れたらと思っています。
 ● 2015年7月24日(金) 苗穂の跨線橋から
札幌

 少し早起きして苗穂の跨線橋に行ってみると、珍しい回送列車がやってきました。
 昼頃までに家に戻って午後からは自宅作業。
 色塗り仕上げ中のイラスト4点、週明けまでには何とか完成させられそうです。
 ● 2015年7月23日(木) 札幌駅
札幌

 夕方、散髪帰りに札幌駅を通ると、ちょうど「北斗星」の出る頃でした。
 敢えて出発ホームから離れたところから遠巻きに見送ってきました。
 ● 2015年7月22日(水) 唖然
札幌

 初回から5失点、2回表で12対0。
 終わってみれば北海道移転後最多の19失点…。
 言葉もありません。
 ● 2015年7月21日(火) 連休明け
札幌

 連休中の成果をクライアントさんに連絡。
 幸い好感触だったのでこの方向で進めさせて頂こうと思います。
 仕事である以上、単に自分で描きたいものを描けば良いというものではありませんが、今回は自身の興味と、仕事としての必然性が割と近いところで重なっていたので、うまく工夫すれば面白いものが描けそうな気がします。
 このあたり、個人的、趣味的な想いが入り過ぎても作品としてのまとまりを崩すだけですから、程良いバランスの取り方にはいつも気を遣うところです。
 ● 2015年7月20日(海の日) クラシックカー
千歳

 クラシックカーのイベントがあると訊いて、今日もまた千歳に行ってきました。
 絵の題材としてもなかなか面白そうですが、でも個性が強すぎるので風景画の中に描くにはちょっと工夫が必要かも知れませんね。

千歳

 人面車!?
 ● 2015年7月19日(日) 千歳基地航空祭
千歳基地

千歳基地

 初めて観に行った千歳基地航空祭。
 南千歳駅を降りたところから既に物凄い人出でした。
 悪天候の為、ブルーインパルスの飛行は中止になってしまいましたが、政府専用機が間近に見られただけでも大満足です♪
 ● 2015年7月18日(土) 3連休初日
札幌

 外出するのも躊躇するほど激しい雨が降っていました。

札幌

 3連休初日…と言ってもフリーランスの身にはあまり関係ありませんが、とりあえず、連休明けには諸々状況を整えてクライアントさんとお話できるようにはしておきたいと思います。
 現在、8点ほど並行で下描き進行中です。
 ● 2015年7月17日(金) 夕方の空
札幌

 ちょっと面白い形の雲が夕方の空に広がっていました。
 今日は終日、自宅作業です。
 ● 2015年7月16日(木) コスモス
札幌

 今年はヒマワリを見つける前にコスモスと出会いました。

札幌

 台風はまだまだ西日本のほうかと思ったら、既に大雨の影響は東日本にも及んでいたんですね。
 今夜の上野発、折り返し明日の札幌発の「北斗星」は運休との告知が札幌駅の改札前に掲げられていました。
 ● 2015年7月15日(水) NHK文化センター
札幌

 鴨の絵を描きたいという生徒さんがおられたので、即興で実演して説明させて頂きました。
 特に羽毛の表現など、理屈では説明しきれない部分も多いので、実際描いているところを見て頂くのが一番でしょう。
 私自身、これから描く予定の鳩の絵の良い練習になりました。
 ● 2015年7月14日(火) 鳩
札幌

 鳩の挙動をもう少し確認したくて、今日も大通公園に行ってきました。
 相変わらずカメラに収めるのは大変でしたが、とりあえず最低限の資料だけは揃えられたと思います。
 よく見ると鳩の色や模様も色々なんですね。
 ● 2015年7月13日(月) 構想中
札幌

 次作に向けての資料整理とラフスケッチなど。
 漠然とですが結構いけそうなアイディアが浮かんできました。
 大切な作品なので、あと数日ほどしっかり練ってから手を付けようと思います。
 ● 2015年7月12日(日) 花火
札幌

 夜になって、手稲山の方角から花火の音が聴こえてきました。
 もうそんな季節なんですね。
 ● 2015年7月11日(土) NHK文化センター
札幌

 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 今回も猫の描き方の練習です。
 やっぱり毛の質感の表現が難関かも知れませんね。

札幌

 いつものハンバーガー屋さんでカミサンと昼食。
 いつになく大混雑で出来上がるまでしばらく時間が掛かりましたが、何かと話題豊富な日だったので退屈することはありませんね(笑)。

札幌

 絵の資料として必要になり、夕方、大通公園に鳩の写真を撮りに行ってきました。
 佇んでいる姿ならまだしも、離着陸の瞬間はとにかく動きが激しいのでカメラで追いかけるのも結構大変です。
 本当はこういう場面では一眼レフのほうが良いのかな?とは思いつつも、一眼には手を出さないという自分なりの決め事があるので、いつものフジX10で何とか頑張ってみます。
 ● 2015年7月10日(金) 絵の資料としてなら
札幌

 素晴らしい青空だったので「北斗星」を撮りに行ってきました。
 多分、純粋な撮り鉄さんだったら選ばないような場所と構図ですが、絵の資料としてはむしろこういう場所のほうが都合が良いこともあるものです。
 ● 2015年7月9日(木) 西4丁目電停は工事中
札幌

 久々に西4丁目に行ってみると、以前の電停施設はすっかり無くなって、掘り出されたレールと枕木が並べられていました。
 路面電車にも枕木ってあるんだ!…と、勿論理屈では知っていたのですが、こうして眺めると妙に感心してしまいます。
 奥に写っているのが現在の仮設電停。
 8月下旬にはほぼ元通りの場所に新しい電停が作られるようです。
 ● 2015年7月8日(水) 夜は強雨に
東京

 今朝もまた挑戦してみました(笑)。
 終点・上野に向かう「北斗星」の背後から、ぴったりと北陸新幹線が追走してきました。
 さすがになかなか期待通りには並んでくれないものですね。
 もっとも絵に描く時には自由にアレンジできるので、雰囲気さえ掴めれば充分なんですが…。

東京

 最近は敢えて近寄らないようにしていた上野駅13番線ホームでしたが、久々に少しだけ覘いてきました。
 多分、これが最後になりそうです。

東京

 日中は何とか大丈夫だったのですが、夜になってかなり激しい雨が降ってきました。
 途中で足止めされたら困るので、少し早めに羽田空港へと向かいます。

東京

 搭乗前、ここでカレーライスを頂くのが習慣になってしまいました。
 今日はお腹が空いたのでカツカレーを奮発です♪

東京

 こんな激しい雨の中でも、飛行機の下にはいつものように手を振って見送って下さる誘導係員?の方々の姿がありました。
 裏方さん達のお仕事に改めて感謝しつつ、少々荒れ模様の東京を後にしました。
 ● 2015年7月7日(火) 再び上京
エア・ドゥ

 午前中の飛行機で再び東京へ。
 新千歳は曇天でしたが、青森上空あたりから雲が途切れて、日本海側のほうまで綺麗に望むことができました。
 鳥海山…でしょうか?

エア・ドゥ

 やがて窓の外が雲に覆われて、そして突然左に急旋回したと思ったら、前方の雲の中から飛行機の影が現れました。
 勿論、実際には距離は充分離れているのでしょうが、素人目には一瞬ヒヤッとした場面です。

東京

 東京に着いて、今日の用事を済ませて宿に向かう途中、ふと思い立って東京駅の新幹線ホームに行ってみることにしました。
 ほんの思いつきで…と言ってしまえばそれまでですが、最近すっかり新幹線づいています(笑)。
 ● 2015年7月6日(月) 何となく慌しく
札幌

 結局今日も雑用的な作業で終わってしまいました。
 腰を据えて取り組みたい大切なお仕事も残っているのですが、諸々落ち着けるまでにはもう少し時間が必要なようです。
 ● 2015年7月5日(日) 納品作業
札幌

 覚悟はしていましたが、不在中に札幌での作業がすっかり溜まってしまっていました。
 取り急ぎポストカードの納品対応から。
 ● 2015年7月4日(土) 東京最終日
東京

 今日は臨時「北斗星」の運転日。
 もう一度、一昨日と同じ場所に行ってみることにしました。
 今回もやはり、あと数秒ずれてくれたら…といったところですが、ともかく「北斗星」と北陸新幹線の並んだ姿が撮れただけでも良い記録です。

東京

 今朝は「カシオペアクルーズ」なる団体専用列車も運転されていました。
 赤い旧型の電気機関車が「カシオペア」を牽く姿がちょっと新鮮です。

東京

 宿に戻って、荷物をまとめて、11時ギリギリにチェックアウト。
 今日は少々時間を持て余してしまったのですが、おかげで少しだけゆっくり休むことができました。

東京

 思いのほか長い滞在になってしまいましたが、今夜の便でようやく札幌に戻れます。
 いつもは大抵21時の最終便ですが、さすがに今回は無理せず19時前の早い便で…。
 ● 2015年7月3日(金) カミサンと義父母と
東京

 札幌からやってきたカミサンと、八戸から上京してきた義父母を連れて、最も東京らしい場所でお蕎麦を頂いてきました。

東京

 義父母を新幹線に乗せた後、ひと足先に札幌に戻るカミサンを羽田空港まで送り届けると、搭乗予定便は機材繰りの都合で1時間以上遅延とのアナウンス。
 大分時間が余ってしまったので、モノレールに乗って国際線ターミナルまで行ってみることにしました。
 こちら側から眺めるのは実は私も初めてです。

東京

 私は今夜も東京泊。
 夜になってまた雨が本格的になってきました。
 ● 2015年7月2日(木) 雨の東京
東京

 昨日から大雨予報もあったようですが、とりあえず普通に歩ける程度で済んだのは幸いでした。
 朝のうちに少しだけ時間が空いたので、敢えて雨の日らしい雰囲気を狙いながら「カシオペア」を撮ってみました。

東京

 「北斗星」「カシオペア」と北陸新幹線を同じ画に収めることはできないものか?…と昨日からずっと悩んでいたのですが、最も手頃なこの場所のことをすっかり忘れていました。
 あとはタイミングの問題。
 欲を言えば、「カシオペア」の回送列車があと数秒ほど遅ければ…といった感じです。

東京

 お昼前、札幌からやってくるカミサンを迎えに羽田空港へ。
 雨が結構激しくなってきました。
 ● 2015年7月1日(水) 消防博物館
東京

 滞在先のすぐ近くに「消防博物館」というのがありました。
 入館無料の施設ですが、大正から昭和にかけての貴重な消防車たちが何台も集められていて実に壮観でした。

東京

 赤レンガ駅舎と北陸新幹線。
 こういう構図で見ることができるとは気付きませんでした。
 改めてじっくり眺めてみると、いまどきの新幹線にしては優しい顔立ちがなかなか魅力的ですね。



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年6月30日(火) 滞在延長
札幌

 急な事情で滞在延長。
 とりあえず、目先の作業だけはもう少し進めておかねばなりません。
 今夜は宿に籠って机に向かいます。
 ● 2015年6月29日(月) 「北斗星」観察の日
東京

 今日は都内で「北斗星」観察。
 身近すぎて見落としていたような風景を中心に、しっかり記録しておこうと思います。

東京

 つい先月もここから「カシオペア」を眺めていたのですが、やっぱり「北斗星」でも見ておきたかったのでもう一度足を運んでしまいました。
 尾久の車両基地での機関車連結作業。
 昔ながらのこういう作業風景も、今では滅多に見られないものになってしまいました。

東京

 天気が良かったので、最後はスカイツリーが綺麗に見える場所を選んで狙ってみました。
 西日を浴びて旅立っていく姿はかつての「北斗星1号」…2往復時代の早い時間帯のほうを髣髴とさせますが、でもあの頃はまだ旧型の赤い電気機関車でしたね。
 一見懐かしいようでいて、実は今しか見られない新鮮な風景です。
 ● 2015年6月28日(日) 空の上から
エア・ドゥ

エア・ドゥ

 空の上から「北斗星」が見えました。
 新千歳発10時20分のエア・ドゥ16便。
 いつか飛行機の中から「北斗星」を撮ってみたい…と、拙著『「北斗星」乗車456回の記録』でも綴っていた夢がようやく叶えられた格好です。
 たまたま出発が10分ほど遅れたこと、予約時に右側の窓側席だけが空いていたこと、そして風向きによって変わる離陸方向が今日はこの方角だったこと…。
 「北斗星の神様」からの、もしかしたらこれが最後の賜り物だったのかも知れませんね。

エア・ドゥ

 東京はすっかり夏の様相です。
 ● 2015年6月27日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 昨晩急いで仕上げた猫の作例と教材が早速役に立っています

札幌

 ファイターズは5連敗から1勝挟んでまた2連敗…。
 最後の最後で交流戦首位を逃してからの失速ぶりがちょっと心配です。
 ● 2015年6月26日(金) 作例
札幌

 絵が描けることと、それをきちんと他の人に教えられることとは全く別次元の話です。
 まずは私自身、実際に手を動かして色々確認しておかないと、生徒さんの前でもなかなかうまく説明するのは難しいものです。
 明日の教室向けの作例の仕上げ中。
 制作過程を逐一記録して、資料にまとめて配布する予定です。
 ● 2015年6月25日(木) 退く勇気
札幌

 進む勇気と、退く勇気。
 いつもの事ながら、どちらを採るかは本当に難しいものです。
 「まぁ、無理すれば何とかできるかな?」と思える位のものほど、そのちょっとした無理によって、結果的に他の大切なところにしわ寄せが及んでしまうこともあるから気を付けねばとも思います。

 毎年、札幌市内で開催させて頂いた原画展、今年は見送らせて頂くことにしました。
 ここ数ヶ月ほどの諸々で、本来なら何より大切にすべき創作活動が、傍から見る以上に…というより、自分自身が思っていた以上に深刻なところまで来てしまったような気がします。
 期待して下さっていた方々には申し訳ありませんが、当分は自身の創作に専念させて頂こうと思います。
 ● 2015年6月24日(水) 真逆の発想
札幌

 たまたま書店で手に取った美術雑誌に、私も愛用している色鉛筆のメーカーの方のコメントが載っていました。
 曰く、初心者は少ない色数から混色するよりも、思った色がすぐ手に取れるよう、沢山の色数を揃えておいた方が良いとの事。
 「なるほど、そういう考え方もあるか!」と、ちょっと感心してしまいました。

 私の場合は全く逆。
 例えば、似たような「赤」が5本6本あったとしても、どれを選んだら良いのか却って迷ってしまう…。
 ならば色数は最低限の12色に絞って、混色や、筆圧の強弱で自在に表現できるよう指先で覚え込んでしまおうという発想です。
 こういうのは、どちらが正解・不正解と一概に言えるものではないから面白いですよね。

 物凄く大きな話をしてしまうなら…「言論の自由」というのは己の主張がまかり通ることではなくて、異なる主張を認める覚悟なんだと思います。
 そういう意味では、一言異論を呈された途端、やれ弾圧だ!自由の侵害だ!と騒ぎ立てるのは、やっぱり何か違うような気がします。
 異説に触れた時ほど、あくまで謙虚に、柔軟に…でも己の価値観にもしっかりと自信をもって臨める人間でありたいと、つくづく思っているところです。
 ● 2015年6月23日(火) 初日の仮設電停
札幌

 昨晩は帰宅後、ほぼ徹夜でイラスト1点と原稿執筆。
 もう少し簡単に纏められるかと思っていたのですが、色々あって予想以上に大仕事になってしまいました。

 夕方、ギリギリ仕上がったばかりの原画を送りに行ったついでに、西4丁目の仮設電停の様子をちょっとだけ覘いてきました。
 いささか窮屈な感じですが、これも夏が終わる頃、真新しい立派な電停が出来上がるまでの辛抱です。
 ● 2015年6月22日(月) 深夜の移設工事
札幌

 いよいよ仮設電停への移設工事が行われると訊いて、西4丁目電停まで様子見に行ってきました。
 さぞや大工事になるのかと思いきや、現場に着いてみると降車ホームは既に道路上に設置済み。
 乗車ホームも、屋根も含めて完成した状態でトラックに載せて運んできて、クレーン車で吊り上げてポンポンと並べていけば出来上がり!という手際の良さにはちょっと感心してしまいました。
 さすがに翌朝まで見届けるほどの元気はないので、地下鉄が動いているうちに家に帰って締切前の作業に戻ります。
 ● 2015年6月21日(日) 回送列車
札幌

 汚れひとつないピカピカの寝台車が1両、機関車に牽かれて札幌駅を発車していきました。
 定期検査を終えて工場から車両基地へと回送されていく、急行「はまなす」用の客車のようです。
 時々見られたこんな光景も後々貴重な記録になりそうです。
 ● 2015年6月20日(土) 西4丁目電停
札幌

 夕方から「札幌LRTの会」の月例会に少しだけ顔を出してきました。
 ここ最近、なかなかタイミングが合わず少々疎遠になってしまっていたのですが、それでも会の一員として受け容れて頂けているのは、考えてみれば有難い事だと思います。
 本音を言えば、人づきあいとか、人の集まりといったものは元々得意な方ではありません。
 とりわけ最近では、そういった面で少々無理をし過ぎてしまったかな?と考えてしまう場面が度々あったのですが、少なくともこの会に関しては、今のところはそういう無理を感じることもなく携わっていられるのが幸いです。

 夕刻の市電・西4丁目電停。
 ループ化工事の為、週明けには信号ひとつ先の仮設電停に移設されるそうです。
 毎日のように眺めていたこの風景もいよいよ見納めです。
 ● 2015年6月19日(金) 再訪
札幌

 もう少し陽のあたる時間帯に色や雰囲気を見てみたかったので、出掛けたついでにもう一度、札幌市資料館の前まで足を延ばしてきました。
 バラの花なんかも、水彩色鉛筆という画材には案外向いてそうな気がします。
 一応、こういう技法でいけるかな?…というイメージだけは頭の中では出来上がっているので、また折をみて挑戦してみようかと思います。
 ● 2015年6月18日(木) 札幌市資料館
札幌

 夕方、地下鉄ふた駅分ほど大通公園を歩いてきました。
 札幌市資料館のあたりは一面のバラがほぼ満開の様子。
 地元にこういう場所があることすら、実を言えばすっかり忘れてしまっていました。
 ● 2015年6月17日(水) NHK文化センター
札幌

 本音を言えば少々過労気味、「さすがに今日は無理かな…」と思う位の体調だったのですが、それでも教室に出れば不思議とスイッチが入ってしまうものですね。
 2時間の講師のお仕事も滞りなく務めることができました。
 やりがいとか、向上心とか、色々もっともらしい言葉を並べてみたところで、結局は「仕事」と思うから頑張れる…「仕事」じゃなければ頑張ろうとすら思えない…少なくとも私の場合はそういうものなんだと思います。

 多少体調も持ち直してきたので、今日も教室近くで「カシオペア」を撮ってから帰ることにしました。
 これとて今は仕事として、何か創作に繋がればと思うからこその話なんですが…。
 ● 2015年6月16日(火) 帰札の途に
羽田空港

 いつものエア・ドゥ最終便で帰札の途に。
 やはり明日は絵画教室なので、これがギリギリ精一杯の滞在スケジュールです。
 羽田の夜景は綺麗でしたが、東京湾を跨ぐとほどなく窓の外は雲に覆われ、やがて怖いほどに激しく揺れだしました。
 昨日に続いて今日も北関東は大気が不安定なようです。
 ● 2015年6月15日(月) 8年ぶりの廃線跡
鹿島鉄道

 ひょんなことから鹿島鉄道の廃線跡を訪ねることになりました。
 8年前、廃止直前に乗った記憶のあるディーゼルカーが今も沿線に残されていました。

鹿島鉄道

 線路は撤去されていましたが、駅のホームは残っていました。
 ● 2015年6月14日(日) 再び上京
エア・ドゥ

 お昼の飛行機で再び東京へ。
 結局、昨日の絵画教室の為に一旦札幌に戻ってきたような格好です。
 決して報酬だけでなく、自身のスキルアップという意味でも講師のお仕事というのは本当に有難いものですが、なにぶん遠方での急な用事がしばしば生じる立場だけに、日程調整のプレッシャーだけはどうしても常々つきまとうものです。

 いつもは進行左側の窓側席を取ることが多いのですが、今回は右側席。
 離陸の時、樽前山と支笏湖が翼の向こうに見えていました。

エア・ドゥ

 右側席を取ったおかげで、羽田到着前にはスカイツリーも望めました。
 たまには視点を変えてみるのも大切ですね。
 ● 2015年6月13日(土) NHK文化センター
札幌

 帰札翌日で疲労気味のところに、作例と資料の準備で昨晩はかなり遅くまで頑張ってしまったので、今朝の早起きはさすがにちょっと大変でした。
 駅売店のドリンク剤で気合を入れて、午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 「動物の絵を描いてみたい!」とのリクエストを頂いていたので、今回はえちぜん鉄道・勝山駅の「しろくろ」をモデルに猫の描き方の練習です。

札幌

 ランチはカミサンといつものハンバーガー屋さんへ。
 先客が読んでいた道新スポーツがマガジンラックに戻されるのを待っているうちに、ハンバーガーもポテトもすっかり食べ終えてしまいました(笑)。
 ● 2015年6月12日(金) 昼下がりの飛行機で
東京モノレール

 週末に加えてヨサコイソーランも始まってしまったからか、夕方以降の新千歳行きは全て満席。
 なので今回ばかりはお昼過ぎの便で早々に札幌に戻ることになりました。
 こんな明るいうちに羽田空港行きのモノレールに乗るのも妙に新鮮な気分です。

羽田空港

 風向きによって着陸のルートが変わることくらいは飛行機初心者の私でも勿論知っていましたが、千歳を過ぎて、追分駅の上空あたりまで行って旋回するとはちょっと意外でした。
 天候にも恵まれ、夜の便ではまず見ることのできない素敵な風景にも沢山出会えて、短時間ながら実りある空の旅になりました。
 今回気付いたいくつかのヒントを基に、また何か飛行機絡みの絵を描いてみようかと思います。

三匹のおっさん

 今回のお土産はカミサンからの強い希望で…(笑)。
 ● 2015年6月11日(木) 再会
新三郷

 かつて臨時「北斗星」にも度々使われていた展望食堂車が保存されていると訊いて、新三郷のショッピングセンターを訪れてみました。
 間近で見るのは現役時代以来ですから、7〜8年ぶり位になるでしょうか?
 勿論、私にとっても色々想い出のある車両です。
 本音を言えば、懐かしさ半分、後悔半分…色々思うことはありましたが、それでも、ともかく今日まで姿を留めてくれていたことに素直に感謝すべきなのかも知れませんね。
 ● 2015年6月10日(水) 美しい日本の飛行機
札幌

 羽田空港に着いたら憧れの政府専用機が停まっていました。
 後継機導入も決まっていよいよ退役間近のようですが、貫録という点ではやっぱりジャンボ機こそ…と思ってしまいます。
 国旗は国柄…だとしたら国旗のデザインを全身に纏ったこの飛行機も、この国の姿を象徴するものでしょう。
 決して派手でも威圧的でもない、単純明快、白地に赤の清々しい美しさが、眺めていてなぜか誇らしく感じられました。
 ● 2015年6月9日(火) ポストカード納品対応
札幌

 毎日、絵だけを描いて暮らせたら…と、アマチュア時代には夢見たこともありましたが、実際には絵を描くこと以外の色々な作業が必ずつきまとうものです。
 仕事なんだから当然ですよね。
 自戒を込めて言うなら、むしろ絵を描くこと以外の作業にどれだけしっかり取り組めるかが、プロとセミプロ・ハイアマチュアの違いなのかな?とさえ思うこともあります。
 今日は取り急ぎポストカードの在庫整理と納品対応。
 印刷会社さんに発注した分が大量に届いたばかりで、しかもそれが届くのをお待ち頂いている販売店さんも複数おられるので、思いのほか大仕事になってしまいました。
 ● 2015年6月8日(月) 動物の絵
札幌

 動物の絵もちょっと興味がありますが、その道の達人がきっと大勢おられるでしょうから、私なんかが手を出すのはどうなんだろう?…と考えてしまうことがあります。
 勿論、どんなモチーフであれ、仕事で必要となればそれなりには描けるよう準備はしているつもりですが、一方で、まずは本筋をもっともっと極めていくことも大切なのかな?とも思います。
 でも最近、札幌市電とエゾリス、「北斗星」と白鳥、えちぜん鉄道と駅猫…等々、本筋と動物が絡んでしまう絵も増えてきたので、やっぱりもっと勉強しておく必要はありそうですね。
 まずはもう一度、動物たちをしっかり観察するところから始めてみようと思います。
 ● 2015年6月7日(日) 原稿執筆
札幌

 文字数調整がシビアな上、その制約の中で読み物としての言葉のイメージやリズム感なども考えていかなければならないので、個人的にはやはり長文よりも短文のほうが難しいような気がします。
 やるべき作業は色々あるのですが、まずは原稿をある程度終わらせてしまわないことには、なかなか先の予定も見えそうにありません。
 今夜じゅうに…と思ったのですがやっぱり無理そうなので、明日の午前中くらいを目標に何とか頑張ってみるつもりです。
 ● 2015年6月6日(土) 今季初黒星
札幌

 昨日は雨天中止、今日は惜敗…しかも大谷翔平投手の今季初黒星。
 それなりに良い調子でここまで来ていたファイターズですが、昨日からの甲子園3連戦はちょっと嫌な雰囲気です。
 外に出ると、どこから飛ばされてきたのか阪神タイガースのタオルが落ちていました。
 ● 2015年6月5日(金) 自宅作業
札幌

 人間には、「しなければならない無理」と、「してはいけない無理」とがあって、それをきちんと見極めていくことが何より大切なんだと思います。
 少々厳しいスケジュールを覚悟していた6月ですが、ここにきて予定外の作業が更に重なってしまいました。
 とりあえず、諸々何とかクリアできそうな方向性だけは見えてきたので、あとはもう少しゆっくり悩んでみようかと思います。
 ● 2015年6月4日(木) 健康診断
札幌

 ここ数年は毎年受診し、毎年特に問題もなくクリアし続けています。
 会社勤めの頃と違って、義務付けられていないだけについつい億劫になってしまうものですが、歳を考えると面倒臭くてもやっぱり受けておくべきなんでしょうね。
 朝食抜きで出掛けていって色々検査を受けたので、さすがにちょっと疲れました。
 家に帰ってからも疲れが抜けず、なかなか仕事が捗らないのは困ったものです。
 ● 2015年6月3日(水) NHK文化センター
札幌

 教室が終わる少し前から、凄まじい雨が降りだしました。
 外に出るのも躊躇するような降り方でしたが、喫茶店で遅めのランチを頂いているうちに丁度良い時間になってしまったので、教室前で上り「カシオペア」を見送ってから帰ることにしました。
 風景として眺めるなら、中途半端な曇天よりは雨のほうが絵になるような気がします。
 ● 2015年6月2日(火) 遠くのお仕事
札幌

 遠方からとあるオファーを頂いて、ハードルは高いものの何とかお応えできればと思って詳しいお話を伺ってみたのですが、条件的にどうしても折り合わない部分があって残念ながら辞退させて頂くことになりました。
 生意気な言い方かも知れませんが、遠方の場合は特に、それなりの「必然性」と「待遇」が期待できなければ、やはりお引き受けするのは難しいかと思います。
 仕事である以上、旅費も含めて「赤字承知で…」というのは有り得ませんし、実質1時間ほどのお仕事だとしても、移動等々考えると丸々一日拘束されるに等しいわけですから、それだけのリスクに見合うお仕事かどうか?という点は、やはり慎重に考えてしまいます。
 勿論、それは逆の立場からしても同じことで、敢えて旅費を渡してまで呼び寄せるに値するものかどうか?という判断は先方としても当然あるかと思います。
 ただ、今回に限らずあくまで一般論として、「相手のリスク」という概念が抜け落ちたままで進んでしまうお話が結構多いような気もしています。

 掘り下げるとキリがないのでこのへんで止めておきますが、そのあたりで一旦違和感を覚えてしまうと、そのお仕事…というか、その相手方との関係は、後々必ず破綻をきたしてしまうように思います。
 逆に言えば、趣味でもボランティアでもなく、れっきとした「お仕事」として、遠く福井との御縁がこんなに長く続いているというのは、もしかしたら奇跡的な事なのかな?とも思えてしまいます。
 ● 2015年6月1日(月) 「カシオペア」を出迎えに
札幌

 以前からfacebook上でお付き合いさせて頂いている「友達」が乗っていると訊いて、「カシオペア」の到着を出迎えに行ってきました。
 実は直接お目に掛かるのはこの日が初めてだったのですが、趣味も価値観もかなり近い方だと分かっていたので、全く違和感もなく楽しくお喋りさせて頂けたのは幸いでした。

 SNSを通じて色々な方と御縁が広がるのは有難い反面、どのあたりまで広げて良いのかな?という葛藤はやはり常々つきまとうものです。
 公式サイトやブログとは違って、プライベートな話題や、相手を選ばなければいけない話題に触れる場面も多々ありますから、申し訳ありませんが「誰とでも…」というわけにはいかないものですし…。
 このあたり、なかなか一概に線引きできるものではないだけに難しいところですね。



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年5月31日(日) 青空
札幌

 こういう空はむしろ写真向きかも知れませんね。
 手持ちの水彩色鉛筆のどの色を、どういう技法で使えば良いだろうか?と考えると、やっぱり少し悩んでしまいます。
 ● 2015年5月30日(土) 櫻井よしこさんの講演会
札幌

 強い意志、強い価値観というのは、只々激高して大声で叫ぶことでも、過激な言葉を並べて相手を罵倒することでもない。
 穏やかな口調で、あくまで冷静に、でも決してブレることなく語り続けることこそが、本当の「強さ」なんだと思います。
 札幌パークホテルで開催された、櫻井よしこさんの講演会。
 上品な姿勢と語り口、そして「静かな強さ」…私もしっかり心に留めておかねばと思いました。
 ● 2015年5月29日(金) 雑用の合間に
札幌

 天気が良かったので、雑用の手を少しだけ止めて「北斗星」を撮りに行ってきました。
 構図的には少々厳しいものの、資料としてなら充分かな?…と一応納得はしつつも、でも今後この資料を基に、仕事として「北斗星」を描く機会はあるのだろうか?とも考えてしまいます。
 誤解を恐れず敢えて言うなら、純粋に好きなだけならもうとっくに手を引いていたと思います。
 良くも悪くも…と言うべきか、それが「仕事」と思えないと、どうしてもモチベーションが湧かない性分です。
 ● 2015年5月28日(木) 不在中の荷物
札幌

 不在中に色々荷物が届いていました。
 お取引先への連絡とか、Webサイトの更新とか、荷物整理と併せてやるべき作業もいつも以上に山積です。
 ● 2015年5月27日(水) 羽田から帰札の途に
羽田空港

 東京タワーとレインボーブリッジがここから見えるということに、恥ずかしながら今日初めて気付きました。
 羽田空港からいつものエア・ドゥ最終便で札幌に戻ります。

羽田空港

 スカイツリーの灯は雲に隠れ気味、よくよく目を凝らしてやっと判る程度でした。
 ちょうど今到着したのが、これから乗る飛行機のようです。

エア・ドゥ

 往路の便で描き始めた落書き、復路の機上で一応の完成です♪
 ● 2015年5月26日(火) ゆかりの場所へ
カシオペア

 夏のような陽射しの下、ひょんなことから「北斗星」ゆかりの場所をいくつか巡ってみることになりました。
 車窓からいつも眺めていた場所、拙著『「北斗星」乗車456回の記録』に書かせて頂いたビューポイント…。
 定期運行最末期に取材で訪れた車両基地は、勿論今回はフェンスの外から遠巻きに眺めるだけですが、これまでなかなか見る機会のなかった作業風景にも出会えました。
 そして、ここ数ヶ月ほどは敢えて距離を置いていた夕刻の上野駅13番線ホーム。
 臨時「北斗星」ではなく「カシオペア」の運転日だったのが残念といえば残念ですが、もう見ることもないだろうと思っていた沢山の風景を、本当に久しぶりにじっくり眺めることができました。

 本音を言えばここ最近、色々あって「北斗星」と関わること自体がいささか憂鬱になっていたのですが、今日一日で何となく、途切れかけていた様々な想いがギリギリのところでまた繋がったような気もします。
 このタイミングでこういう時間が持てたのも、「北斗星の神様」の、あるいは最後の御采配だったのかも知れませんね。
 ● 2015年5月25日(月) 飛行機で東京へ
エア・ドゥ

 一段と緑の濃くなった北の大地を見下ろしつつ、お昼過ぎのエア・ドゥ羽田便で東京に向かいます。
 いつもは小型のボーイング737のほうを選んで乗ることが多いのですが、今回はエア・ドゥ機としては大型の767。
 しかも空席の多い時間帯だったようで、いつになくゆったりとした雰囲気です。

エア・ドゥ

 機上でふと思い立って、離陸直前の新千歳の風景を描いてみました。
 落書きも大切な練習…と分かっていても、仕事としての創作が詰まってくると、なかなかそういう余裕も無くなってしまうものです。
 今回はあくまでラフな感じで、空の上でサラッと仕上げてしまうつもりだったのですが、色塗りに入ったところで着陸態勢のアナウンス…。
 残念ながら今日は時間切れです。
 ● 2015年5月24日(日) 赤い月
札幌

 雑用的な作業ばかりですが、出張を控えて何かと落ち着かない一日でした。
 ふと見ると、赤みを帯びた大きな月が西の夜空に浮かんでいました。
 天文には全く疎いので詳しい事は分かりませんが、普段見る月より随分大きく感じたのは気のせいでしょうか?
 ● 2015年5月23日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 終了後、カミサンが近所のハンバーガー屋さんに行きたいと言うので連れていったら予想外の大混雑でした。
 先客がマガジンラックに戻すタイミングを虎視眈々と狙って、ようやくお目当ての新聞を確保できてカミサンもご満悦の様子です(笑)。
 ● 2015年5月22日(金) ライラック
札幌

 何となく本州の方に意識が向いているうちに、気が付けば札幌もすっかり季節が進んでしまったような感じです。
 ● 2015年5月21日(木) 自宅作業
札幌

 札幌に戻ってからも、なかなか落ち着いて自宅で過ごせない日々が続いていました。
 創作時間、というより考える時間が確保できないのは辛いところです。
 今日は久々、家に籠って仕事机に向かって過ごします。
 ● 2015年5月20日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 前回、下描きまでは進んでいたガラス瓶に、今回色を入れていきます。
 一応、色塗りまで終わった作例と、制作過程をスキャニングして作った資料も用意してきたのですが、白状すればこの資料も講座1時間前にギリギリ用意できたもの。
 講師のお仕事も実は結構大変です…。
 ● 2015年5月19日(火) 最期の旅、再び
札幌

 早朝、昨日と同じ時間帯を見計らって新札幌駅に行ってみると、札幌貨物ターミナルに残っていた最後の「北斗星」客車たちが千歳方面へと通過していきました。
 無事に見届けることができて、とりあえずホッとしたのが率直な心境です。
 ● 2015年5月18日(月) 最期の旅へ
札幌

 早朝、札幌貨物ターミナルの様子見に行ってみると、ちょうど昨日の「北斗星」客車にJR貨物のディーゼル機関車が繋がれるところでした。
 しばらく眺めていると、2本に分けられた編成のうち1本だけが、千歳方面に向けてゆっくりと動き出していきました。
 まだ雪の残る札幌の山々が朝陽に輝いて、まるで最後の旅立ちを見送っているかのようでした。
 ● 2015年5月17日(日) 帰札翌日
札幌

 帰札翌日は気持ちの良い青空でした。
 夕方、札幌貨物ターミナルに置かれたままの「北斗星」客車たちの様子を見に行ってみると、留置場所が少しだけ移動していたようです。
 気が付けば既にひと月以上もここに停まっていたのですが、そろそろどこかに回送されていくのでしょうか?
 ● 2015年5月16日(土) 博物館めぐり
鉄道博物館

 今日は時間が空いたので、展示替えになったばかりの鉄道博物館を覘いてきました。
 新たに収蔵された昭和11年製造の電気機関車「EF55」。
 どこか動物的なユーモラスな顔つきですが、見方によっては、えちぜん鉄道さんの新型LRVにも微妙に似ているような…?

江戸東京博物館

 「東京に行くなら、先日買いそびれた図録を買ってきて!」とカミサンに言いつけられて、再び江戸東京博物館へ。
 特別展「大関ヶ原展」は閉幕前日とあって、実に2時間待ちの大行列です!

江戸東京博物館

 「大関ヶ原展」は前回堪能したので、とりあえず売店で図録だけ買って、あとは常設展を少しだけ覘いていくことにしました。
 こちらは待ち時間もなくすぐに入場できました。

 入ってすぐのところにあった大名屋敷の精密模型。
 越前福井藩の江戸上屋敷だそうです。
 実は最近、東京でシステムエンジニアとして働いていた職場のビルがまさに福井藩上屋敷跡だったと知って驚いていたところでした。
 しかも丁度、「北斗星」に乗って北海道に通い始めたばかりの頃の勤務先です。
 私にとって「北斗星」の終着駅は、札幌でも上野でもなくて福井だったのかな?…などと冗談で言ったこともありましたが、本当にあの頃から不思議な御縁で福井と繋がっていたのかも知れませんね。

江戸東京博物館

 羽田から搭乗予定のエア・ドゥ最終便が機材繰りで欠航…と訊いた時には焦りましたが、早めに気付いたのですぐに1本前の便に振り替えて頂けて、しかもその便の出発時刻が最終便と同じ21時に繰り下げられていたので、結果的には全く予定通りの帰途となりました。
 ならば最初から最終便の1本前のほうを欠航にしておけば…とも思ったのですが、機材が変わると座席数も変わってしまうのでそうもいかず、但し最終便に乗る予定だった乗客の救済策として時刻だけは繰り下げたのでしょう。
 現場の皆さんの御苦労が少しだけ垣間見えた気がします。

 振替の手続きを終えて展望デッキに出ると、海の向こうに恐竜橋が綺麗に見えていました。
 ● 2015年5月15日(金) 小田城跡
つくば

 つくば市の滞在先から「小田城」まで、バス一本で行けることに気付きました。
 つい先日、TVの歴史番組で「戦国最弱」と紹介されていた武将、小田氏治の城です。
 曰く、最弱と称された最大の所以はこの小田城を三度も落城させてしまったこと。
 その要因は御覧の通り、平地の真ん中に城を築いてしまった為、どこからでも攻めやすく、守りづらかったから…なんだそうです。
 サイクリングロードの先、木の生い茂っているところが城跡。
 残念ながら改修工事中で敷地内には入れませんでしたが、このシチュエーションを見られただけでも諸々納得です(笑)。

 ちなみに城跡を横切るこのサイクリングロードは「筑波鉄道」というローカル線の廃線跡。
 そういえば「常陸小田」という駅があったなぁ…と思ったら、まさにその駅のあった場所が小田城跡だと知ってビックリしました。
 ● 2015年5月14日(木) つくば滞在中
つくば

 所用でつくば市に滞在中。
 宿泊先の宿の近くの公園には、昔北海道で走っていた蒸気機関車が置かれていました。
 公園に置かれた機関車の中には、長年風雨にさらされボロボロになってしまうものも少なくありませんが、ここの機関車は見事なまでに美しい姿を保っていて嬉しくなりました。
 ● 2015年5月13日(水) 台風一過
土浦

 台風は夜中のうちに通り過ぎていったようです。
 東海道新幹線も一時運転見合わせになっていたようですが、足止めされる前に東京まで辿り着けたのは幸いでした。
 今日の関東地方は夏のような陽気です。
 ● 2015年5月12日(火) 台風6号接近中!
えちぜん鉄道

 昨日からずっと探し歩いていた満開の芝桜。
 えちぜん鉄道・勝山駅の構内でやっと見付けることができました♪

えちぜん鉄道

 遅めの朝食(笑)。
 空模様が怪しいので沿線取材は諦めましたが、そのかわり「えち鉄カフェ」のスタッフの皆さんとゆっくりお喋りさせて頂くことができました。

えちぜん鉄道

 札幌を発つ前から気になっていた台風6号が、いよいよ本州に接近してきたようです。
 午後から広い範囲で本格的に荒れだして、今夜から明朝にかけて関東方面にも近付くとか。
 昼過ぎの列車で福井を発ち、米原〜東海道新幹線経由で東京に向かう予定だったのですが、果たして無事に辿り着けるかどうか…?
 今回もまた福井駅前・柴田神社の交通安全御守の御加護を信じるしかなさそうです。

しらさぎ

 福井から乗った特急「しらさぎ」が武生駅に近付く頃、右手から福井鉄道の貴重な旧型電車が突然姿を現しました。
 背後の家並み共々、昭和30年代を髣髴させるような一瞬の素敵な風景でした。
 ● 2015年5月11日(月) 「北斗星」から北陸新幹線に
北斗星

 列車の姿も変わりましたが、それよりも、私自身の想いや立ち位置のほうが大きく変わってしまったのかも知れません。
 それでも、今の姿をきちんと見届ける機会が得られたのは、やっぱり良かったのかな?とも思います。
 最初で最後…になるかも知れない臨時「北斗星」の旅、しっかり記憶に留めておこうと思います。

北陸新幹線

 上野からは北陸新幹線に乗り換えて金沢へ。
 厳密には乗車予定の「かがやき509号」が上野には停まらないので、大宮までは先行列車の特急券を買っておきながら結局在来線で移動してしまったのですが、ともかく「北斗星」〜北陸新幹線という、今しかできない乗継ルートの距離と時間の感覚を確かめてみるのが今回のささやかな目的のひとつでした。

北陸新幹線

 車窓には北アルプスがずっと綺麗に見えていました。

 13時丁度に金沢到着。
 ここから在来線特急に乗り換えて福井に向かうわけですが、なぜか直近の列車まで50分近い待ち時間があって、福井到着は14時35分…。
 結果的には北陸新幹線開業前、越後湯沢〜ほくほく線経由の頃と全く同じ到達時刻だったのはちょっと意外でした。
 もっとも今回は上野での乗換時間に少し余裕を取ったので、頑張って1本前の「かがやき」に乗っていれば1時間早く着くこともできたのですが、でも「北斗星」の札幌発車も1時間繰り上がっているので、所要時間としては新幹線開業前と全く変わっていないわけで…。
 富山・金沢ならともかく、残念ながら福井に関しては時短効果はあまり無かったようですが、それでも移動の快適さと心理的距離は随分改善されたのかな?とも思います。
 「北斗星」と「北陸」と、札幌から2本の寝台特急を乗り継いで通い続けていた頃が、ますます遠い昔になってしまったような気がします。

えちぜん鉄道

 期待していた芝桜の風景はだいぶ終わってしまったようですが、麦の穂が風に揺られて大きく波打っていました。
 そうそう、麦畑ってこんな匂いだったんだよな…と、随分久し振りに思い出しました。
 ● 2015年5月10日(日) 458回目の「北斗星」
北斗星

 本音を言えばギリギリまで躊躇していたのですが、ともかく、もう乗ることもないと思っていた「北斗星」にもう一度乗ることになってしまいました。
 個室ではない開放B寝台の下段ですが、数日前に切符が取れてしまったのも運命でしょう。
 定期運行終了後、臨時列車になってから初めて乗る「北斗星」、私が知っている頃とは旅の風景も随分違うものになっていたようです。
 ● 2015年5月9日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中、NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 教卓で色々薀蓄を語りながら作例を描いていたら、青いディーゼル機関車が汽笛を鳴らして窓の向こうからやってきました。
 その時一瞬、「北斗星」の文字が見えた気がしてハッ!としたのですが、機関車の後に続いてきたのは紛れもなく銀色の「カシオペア」。
 なんだ気のせいだったか…と、その時は一人納得したのですが、後で友人のSNSを覗いてみたら、恐らく車庫で付け間違えてしまったのでしょう、本当に「北斗星」のヘッドマークを掲げた「カシオペア」の写真が載っていてビックリしました!

 講座終了後、わざわざ出てきたカミサンと合流してお目当てのドーナツ屋さんを訪れた後、新札幌に戻って昼食は駅直結のショッピングセンターのパスタ専門店へ。
 「北斗星」に乗り始めた頃、いつもパブタイムに頂いていた「ペスカトーレ」をメニューに見つけて、思わず頼んでしまいました。
 ● 2015年5月8日(金) ポストカード発注
札幌

 いま制作中の新作を2日以内に仕上げる前提で、懸案のポストカード印刷を発注してしまいました。
 人気絵柄の増刷が数種類と、新しい絵柄が3種類ほど。
 ちょっとしたDMやフライヤーならネットの格安印刷もアリだと思いますが、やはり代金を頂戴する「商品」ですから、いつもの信頼できる印刷会社さんにお願いすることにしました。
 いずれにしても、単価を下げる為には結構まとまった枚数で発注しなければならず、作り手としてはちょっとした冒険ではあるのですが、ともかく長い目で見て多少なりとも利益が出れば…という程度で、気長に頑張ってみようと思います。
 ● 2015年5月7日(木) 「先生」と呼ばれるほどの…。
札幌

 「先生」という呼ばれ方はどうも面映いものですが、でも、文脈上さほど重要なところでもないのに、いちいち会話の流れを遮ってまで「いゃいゃ、先生なんて呼ばないで下さいよ!」とやるのは却って嫌味になるような気がします。
 ましてや、「私、先生とは呼ばせてないんですよ、ハッハッハ!」と、ことさら自慢する「庶民派」の議員さんや知識人の方々の話などを伺うと、天邪鬼な私としては、むしろ「先生」と呼ばれても否定するのだけは止めようと、妙な決意を固めてしまったりもします。
 実際、明らかに「お友達」として接して下さっている方のほうが、私のことを「先生!先生!」と呼んで下さったりもするものですから、まぁ、気の置けないお付き合いをさせて頂けるなら、「先生」でも「周作さん」でもどちらでも良いんじゃないかな?とも思います。

 とは言いつつも、本当は相手方に気を遣わせてしまっているのかな?と、少々気になってしまうこともなくはありません。
 なので時々、「先生じゃなくても良いんですよ、先生でも良いけど…」と、ブログを通じて遠回しにお伝えしておこうと思います(笑)。

 思いのほかスケジュールが詰まってしまってなかなか外に出られませんが、街は春というよりそろそろ初夏の雰囲気です。
 ● 2015年5月6日(振替休日) NHK文化センター
札幌

 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 今回はガラス瓶の描き方の練習です。
 透明感の表現の仕方に悩みそうなモチーフですが、下描き段階で頑張って陰影や映り込みを表現できれば、あとは多分何とかなるでしょう。
 色塗りの際のポイントなど、きちんと指導できるよう、私も次回までにしっかり整理しておこうと思います。
 ● 2015年5月5日(こどもの日) 講座の資料
札幌

 明日の水彩色鉛筆画講座に向けての作例を一枚描きながら、制作過程を順次スキャニングして資料にまとめておきました。
 前回、生徒さんからあるモチーフの描き方について質問を頂いて、何年も前に作った資料がそのまま使えるかと思ったのですが、見直してみると、やっぱり質問された内容とは若干異なる気がしたので、急遽もう一度作り直しておくことにした次第です。
 結構大変な作業ですが、制作過程の画像データ等も含めて、こういう機会にしっかり取りまとめておくと、今後の講座でも色々役に立つ場面は多そうです。
 ● 2015年5月4日(みどりの日) 猫の絵
札幌

 子供の頃からイヌ派を自認してきた私ですが、なぜか絵に描くのは圧倒的にネコばかりです(笑)。
 ● 2015年5月3日(憲法記念日) 再び円山動物園
札幌

 前回は残念ながらお昼寝中だったホッキョクグマの赤ちゃん。
 今日は水遊び中の姿を見ることができました!
 ● 2015年5月2日(土) 相棒展
札幌

 札幌市内で開催中の「相棒展」を観に行ってきました。
 興味深かったのは、ヘリコプターから大量の一万円札をばらまくシーンで使われたという撮影用の「偽札」。
 映像ではまるで本物のように見えながらも、手に取ると一目で偽物と分かる巧妙なデザインで、これなら万一誰かに拾われてしまったとしても悪用される恐れはまずないでしょう。(撮影禁止のコーナーだったので、写真でお見せできないのが残念ですが…)
 個人的には、変に社会的メッセージに絡めようとする最近の一部作品よりも、純粋に謎解きを楽しめた初期の作品の方が好みではあるのですが、ともあれこれだけ長く続いているというのは、やっぱり凄いドラマなんですね。
 ● 2015年5月1日(金) 「北斗星」を見送りに
北斗星

 「北斗星」も、えちぜん鉄道も勿論そうですが、大切な仕事の対象として、人一倍のやりがいや思い入れを持って臨んでいるのは当然の事。
 でも、それは趣味的な意味での興味や楽しさ、面白さとは、やっぱり違うものだと思います。
 申し訳ないですが、その一点を解して下さらない方とは、どうしても話が噛み合わない気がします。

 ここ最近、敢えて足を向けるのを躊躇っていた夕刻の札幌駅4番線ホームですが、知人が今日の「北斗星」に乗ると訊いて久々に覗きに行ってきました。
 このホームで見送るのは、臨時運行になってからは初めてだったかも知れません。
 ホーム上も、窓から覗いた車内の様子も、私の知っている頃の「北斗星」とは少し雰囲気が変わっていたようです。



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年4月30日(木) 玉置浩二さんのコンサート
札幌

 久々に良い時間を過ごせました。
 夕方から観に行った玉置浩二さんのコンサート。
 とりわけアンコールの一曲目で歌われた「田園」を聴いた時には、ここ数ヶ月ほど胸の内から離れなかったモヤモヤとした重荷が少しだけ軽くなった気がしました。
 カミサン曰く、「田園」は玉置さんが統合失調症による入院から3日で脱走して、北海道の実家で静養し快復していく中で生まれた曲なんだとか。
 そんな話を聞いていたら、そういえば私ももう十数年も前、会社勤めの末期には心療内科に通っていたことを思い出しました。

 残業月100時間超の激務の傍らで、絵のお仕事も頂いて、毎月「北斗星」で東京から北海道に通い続けていた頃です。
 睡眠2〜3時間が当たり前で、心身ともにボロボロの状態でしたが、何より辛かったのは「他に本業を持っている」という一点だけで、どれだけ一生懸命描き続けても「趣味扱い」されるということ。
 それは決して「アマチュア扱いは不愉快!」などという次元の話ではなく、一つは「好きで描いているんだから良いでしょ?」という前提で、ありえない作業量を、ボランティア同然の条件で平然と強いられることへの苦悩。
 もう一つは、それでも必死に、身を削る思いで描いている傍から「楽しそうだねぇ…」などと言われた時の、何か自分を否定されたようなつくづく情けない心境でした。
 「好きなことをやれていいね」「羨ましい」という周囲の言葉が胸に突き刺さった…と、拙著『「北斗星」乗車456回の記録』でも書かせて頂いたのは、まさにその時期のお話です。
 私が「仕事を楽しむ」「絵を楽しむ」という感覚にどうしても馴染めないのは、多分、その頃の経験が嫌というほど身に沁みているからかも知れません。

 会社を辞めて、絵を生業にして本当に良かったのだろうか?…と時々考えることもありますが、少なくともそんな「趣味扱い」から開放されただけでも、自分にとっては良かったのかな?と思います。
 でも最近、ようやく築いた創作の世界や環境が、またあの頃と同じ位にまでズタズタになってしまったように感じることがあります。
 ある意味「もう限界」…色々な事を見直し、考え直す時期に来ているのでしょう。
 「ようやくスイッチが入った」と言うべきか? 「最後の糸が切れてしまった」と言うべきか?
 耳の奥に残る玉置さんの歌声と共に、決意とも開き直りともつかないささやかな思いを胸に家路につきました。
 ● 2015年4月29日(昭和の日) 北海道神宮
札幌

 見頃は過ぎてしまったようですが、少しでも残っていればと北海道神宮に桜を観に行ってきました。

 深夜、安倍首相の米議会演説を生中継で見ました。
 政治の話は好みませんので内容については敢えて触れませんが、支持するにせよ、批判するにせよ、伝聞や先入観ではなく、きちんと自分で聴いて判断することが大切なんだと思います。
 これが明朝のニュースではどう編集されて伝わるのだろう…などと考えながら最後まで見届けたところで、あぁ、今日は「昭和の日」だったんだ!と思い出しました。
 ● 2015年4月28日(火) 「Twilight Time」開幕初日
札幌

 今日から開幕の写真展「Twilight Time 札幌展」の会場を訪れて、昨晩の搬入作業では間に合わなかった拙著『「北斗星」乗車456回の記録』の見本を置いてきました。
 マジックテープでパネルに貼り付けられる構造の専用ポケット、ありあわせの材料で急いで作ったにしては我ながら上手く出来たと思います(笑)。
 会期中、諸事情により私自身の在廊予定はありませんが、お近くにおいでの際はぜひ御覧頂ければ幸いです。

札幌

 大通公園の桜はそろそろ終盤のようです。
 ● 2015年4月27日(月) 「Twilight Time」開幕前夜
札幌

 本音を言えばここ数ヶ月ほど、私の立場や心情を一方的な先入観で語られる、あるいは私の本音がその先入観に沿わないことを逆に咎められるような場面も度々あって、夜行列車について話をすることに正直辟易していたところがあります。
 故に、どうしても必要な仕事や取材の場を除いては、その種の話題からは意識的に距離を置くようにしてきました。
 今回の企画も、実は直前まで躊躇していたのですが、それでも敢えて参加させて頂く事にしたのは、16年前、私にとって初めての雑誌のお仕事でご一緒させて頂いたカメラマンさん達が参加されると聞いたからでした。

 当時は東京で会社勤めをしながら、まだまだ趣味の延長線上で絵を描いていた頃でした。
 たまたま御縁があってお引き受けさせて頂いたその旅行雑誌のお仕事の打上げの宴席で、初めて皆さん方と顔を合わせる機会に恵まれました。
 お名前や作品は前々から存じ上げている、当時の私にとってはまさに「雲の上」の方々ばかりで、「先生」とお呼びしないと叱られるんじゃないかと真面目に緊張していたものです(笑)。
 でも今思えば、こういう世界の「プロ」の方々と初めてお会いしたのがその時でした。
 そして「プロ」の方々の姿勢や雰囲気というものを、ほんの一端ですが初めて感じる貴重な機会でもありました。
 何をどう感じたのかは、ご本人が読まれたら笑われそうなので敢えて書きませんが、成程、「プロ」と「セミプロ」「ハイアマチュア」の違いはこういうところだったのかな?…と、自分なりの大きな道標になったような気がします。

 曲がりなりにも自分も「プロ」の立場になって、「雲の上」だと思っていた先輩方とこうしてご一緒させて頂けるというのは、やっぱり不思議な運命だと思います。
 「トワイライトエクスプレス」運行終了メモリアル写真展「Twilight Time 札幌展」、明日4月28日(火)より開幕です。
 ● 2015年4月26日(日) 休養日
札幌

 やるべき作業はまだ色々ありますが、とりあえず喫緊の締切も、出張も、講座の予定もまずはひと段落。
 今日一日くらいはゆっくり休ませて頂こうと思います。
 今日はファイターズ栗山監督の誕生日、そして大谷投手は早くも今季5勝目です♪
 ● 2015年4月25日(土) NHK文化センター
札幌

 旅の疲れで寝過ごしたら大変!と、内心ちょっと不安だったのですが、疲れのせいで熟睡できたからか、むしろ普段よりも早く目覚めてしまいました。
 朝からNHK文化センター新さっぽろ教室。
 土曜クラスも新しい生徒さんを迎えて以前にも増して賑やかになってきました。

札幌

 ほんの数日離れていただけなのに、札幌はすっかり季節が進んでしまったようです。

札幌

 夜も遅くなってから、飛行機で帰ってくるカミサンを迎えに新札幌駅まで行ってきました。
 定刻より少々遅れて22時20分頃、青森行きの急行「はまなす」をホームの端から見送ると、ちょうど新千歳空港からの快速「エアポート」がカーブの向こうからやってきました。
 ● 2015年4月24日(金) 江戸東京博物館
東京

 東京最終日は完全なプライベート。
 今朝の飛行機で札幌からやってきたカミサンと、江戸東京博物館の特別展「大関ヶ原展」を観に行ってきます。
 まずはモノレールの浜松町駅で合流して、両国の博物館に向かう前に徳川家ゆかりの増上寺にもちょっとだけ寄り道です。

東京

 平日の昼間だというのに「大関ヶ原展」は大混雑!
 そして、一つ一つ真面目に観ていったら何時間でも掛かってしまうような密度の濃い展示でした。
 時間があれば、1月に来た時には改装工事中で観られなかった常設展のほうも観たかったのですが、とてもそんな余裕はありません。
 カミサンは今夜東京泊なので、また明日ゆっくり観に行くんだと言っています。

羽田空港

 お互いの仕事の都合で今回は現地集合、現地解散…。
 夜の飛行機で私だけ先に札幌に戻ります。
 離着陸機が混み合っているとかで滑走路手前で待機中、今朝はすぐ近くで眺めた東京タワーが遠くに小さく見えていました。
 ● 2015年4月23日(木) 3週間ぶりの風景
北斗星

 今日も暖かい一日でした。
 札幌を発つ時には迷ったのですが、薄手のセーターだけでなく、長袖シャツも持ってきたのはやっぱり正解でした。

 夕方、ちょうど3週間前と同じ場所から、再び下り「北斗星」を見送ってきました。
 高いところから見下ろすと、季節が一気に進んでしまったのを実感します。
 ● 2015年4月22日(水) 芝桜


 関東地方は春と言うより時折初夏を思わせるような暖かさでした。
 えちぜん鉄道の線路際の芝桜もそろそろ咲き誇っている頃でしょうか?
 花が咲いているうちにもう一度、足を延ばせたら良いのですが…。
 ● 2015年4月21日(火) 政府専用機に見送られて
新千歳空港

 新千歳空港を離陸した直後、眼下の千歳基地には尾翼の日の丸も鮮やかな政府専用機の姿がありました。
 夜になってTVを見ると、安倍首相が今日からインドネシアを訪問されているとのニュースが流れていましたから、まさにその任に就く為にこれから羽田に回送されるところだったようです。
 上空からでも一目で分かる、ジャンボ機独特の貫録ある巨体が見られて出発早々ちょっと嬉しくなりました。

羽田空港

 羽田に着いて、ターミナルビルのいつものレストランで遅めの昼食を頂いていると、ちょうど今乗ってきたエア・ドゥ機が折返し離陸していくのが見えました。
 ジャンボ機とは対照的な小型の737、こういう可愛い飛行機も結構お気に入りです。
 ● 2015年4月20日(月) 桜
札幌

 外に出ると傘も役に立たないほどの強風でした。
 ふと気が付くと、バスターミナルの前に桜が咲いていました。
 今年は随分早いような気がします。
 ● 2015年4月19日(日) 制作中
札幌

 並行して新作3点、色々悩みながらも徐々に進行中。
 今日明日中には何とか形にできればと思います。
 ● 2015年4月18日(土) 金太郎飴
札幌

 CMで話題のau金太郎飴。
 auショップの他、なぜかトヨタのお店でも貰えると訊いて出掛けてきたのですが、お店の中にauのカウンターが同居していたんですね。
 クルマの販売員さんに「金太郎飴は…?」と訊いたら不思議がられてしまいました(笑)。
 ● 2015年4月17日(金) 見直し
札幌

 完成間際で一旦保留にしておいた件の原稿、ふと思いついて構成自体を変えて冒頭から書き直してみたら案外良い感じになってしまいました。
 これまでの苦労が無になってしまうようで少々複雑ですが、時には思い切って切り捨ててしまう勇気も必要なんでしょう。
 原稿に限らず、色々なことに通じるような気がします。
 ● 2015年4月16日(木) 大昔の風景
札幌

 悩み続けてなかなか手が付けられなかったイラスト1点、とにかく思い切ってラフスケッチを描いてみたら意外と良い感じにまとまってきました。
 実際には見たことのない大昔の風景なので、まずは資料等々で調べられるだけ調べて、それでも分からないところは絵的なバランスを優先して割り切ってしまうしかないでしょう。
 とりあえず、当時を知る先輩方が見ても違和感のない程度にまでは仕上げなければと思っているのですが…。
 ● 2015年4月15日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室、4月期講座の第1回目。
 新しい生徒さんも多数参加されて、教室も前期以上に賑やかになってきました。
 終了後は近くの喫茶店で16時頃までインタビュー取材。
 実を言えば、講座の準備に追われて昼食を食べ損なってしまったのですが、さすがに初対面のインタビュアーさんを前に私だけ食事を注文する勇気はありません(笑)。
 講師のお仕事でも、インタビューでも、話をするというのはそれだけでも結構お腹が空くものですから、昼食抜きでこの時間までは正直ちょっと大変でした。
 ● 2015年4月14日(火) 夕暮れ
札幌

 今回も少々時間を要し過ぎかな?と反省しつつも、先日来の原稿の方は何となく形になってきたような感じです。
 とりあえず、完成できそうな目処だけはつけられたら、一旦手を止めて、あとは締切ギリギリまでじっくり悩んでから仕上げようと思います。

 夕方、地下鉄を降りて見上げると不思議な色の空が広がっていました。
 ● 2015年4月13日(月) 次作準備中
札幌

 好きなものだけ描いていては只の趣味になってしまいますが、一方で、仕事であっても「想い」を全く入れられないものはなかなか描くことはできないものです。
 私のような商売では、そのあたりの微妙なバランスをどうやって保ち続けるかが永遠の課題かも知れません。
 今日一日、次作に向けての構想と資料収集で終わってしまいましたが、次のお仕事の中に、純粋に「これは描きたい!」という一枚を織り込めそうな方向が見えてきたのが今日のささやかな成果でした。
 ● 2015年4月12日(日) 統一地方選挙
札幌

 政治的スタンスは近いものの極々身近な政策一点だけは賛同できない候補と、政治的スタンスは相容れないもののその一点だけは賛同できる候補…。
 あくまで例えばの話ですが、こういう場合にどちらに一票を投じるべきか、つくづく難しい問題です。
 国政レベルの話では価値観も支持政党も割とはっきりしているほうですが、地方選挙となると逆にそう簡単に割り切れないから毎度毎度迷ってしまいます。
 ともあれ選ばれたリーダーの下で、この地域がより良い方向に向かってくれるよう素直に願いたいと思います。

 今日も引き続き原稿執筆。
 書きたい内容は大体まとまってきたのですが、まだまだ文字数がかなり超過気味のようです。
 ● 2015年4月11日(土) 円山動物園
札幌

 午前中、散歩がてら円山動物園まで歩いて出掛けてきました。
 話題のホッキョクグマの赤ちゃん、随分粘ったのですが顔が見えたのはこの一瞬だけでした。

札幌

 ニホンザルのラブシーン!?
 顔の毛づくろいだったようです(笑)。
 ● 2015年4月10日(金) フキノトウ
北斗星

 天気が良かったので新札幌の築堤へ。
 「北斗星」が来る頃には少し曇ってしまいましたが、線路際にはフキノトウが沢山顔を覗かせていました。

 懸案の原稿執筆、とりあえず1本手を付けてみました。
 私の場合、文章構成等々は一旦無視して、まずは思い付いた単語やフレーズを書き並べてボリューム感を掴んでしまうところから始めます。
 こういう進め方が良いのかどうか分かりませんが、文章素人の私でも、とりあえず及第点レベルまでは持っていける技法?ではあります。
 ● 2015年4月9日(木) 色々構想中
札幌

 イラスト制作、原稿執筆、それにポストカード印刷等々も含めて今後の課題を整理中。
 最初にしっかり構想を練っておくのは大切ですが、一方でなかなか成果が目に見える段階ではないので、モチベーションを維持するのが難しい時期でもあります。
 とりあえず、頭の中では何となくイメージは浮かんできてはいるのですが、実際手を動かしてみた時にその通りになるかどうか…?
 とにかく、そろそろ本格的な作業に入ってしまった方が良いかも知れませんね。
 ● 2015年4月8日(水) 納品作業
札幌

 不在中に注文を頂いていたポストカードの納品作業。
 確認してみると、定番の人気絵柄の数種類が在庫切れ、他にも数種類が残り僅かになっていました。
 新作も少し加えて、そろそろ増刷を考えてみようかと思います。
 ● 2015年4月7日(火) 帰札翌日
北斗星

 帰札翌日はいつもの如く、不在中に溜まってしまった雑用と写真整理で何となくバタバタと終わってしまいます。

 先月引退したJR北海道の「北斗星」客車たちが集められていると訊いて、札幌貨物ターミナルが見える陸橋まで様子見に行ってきました。
 昨日東京で見送った下り列車の折返し、上り臨時「北斗星」がちょうどすぐ横を駆け抜けていきました。
 ● 2015年4月6日(月) 東京から帰札の途に
北斗星

 臨時「北斗星」を記録しておく為に東京に宿を取ったのですが、4月3日の青函トンネル発煙事故の影響で今朝到着の上り列車は運休でした。
 夕方発の下り列車は今日から予定通り運転されるとの事。
 4日前とほぼ同じ場所に行ってみると、桜はもうだいぶ散ってしまっていました。

東京

 夕方、都内の出版社さんでインタビュー取材。
 急に頂いたお話でしたが、たまたま東京滞在と重なっていたのは幸いでした。
 「それだけの為に上京するのは難しいけれど、お応えできるものならぜひ…」という、この種のお話は結構出てくるものですから、そういう可能性も含めて滞在時間を確保しておくのは結構大切かも知れませんね。

エア・ドゥ

 今回も羽田空港からエア・ドゥ最終便で帰札の途に。
 素晴らしい夜景はほどなく雲に遮られてしまいました。
 ● 2015年4月5日(日) 福井から東京へ
福井鉄道

 ちょっとだけ浮気して、お隣・福井鉄道さんのドイツ電車「レトラム」にも乗ってきました。
 厳密には少し異なるタイプの車両ですが、十年以上前、インスブルックで乗った旧型の路面電車を思い出します。

えちぜん鉄道

 田原町から乗り換えて、本題のえちぜん鉄道さんの取材に戻ります。
 今日もどんよりとした空模様ですが、桜は一昨日、昨日よりも少し開花が進んだようです。

えちぜん鉄道

 天候に恵まれない時は、風景取材よりもこちらの方が良いかも知れません。
 駅猫たちと戯れて、かなりの枚数の写真を撮ることができました。
 良いポーズを吟味して近々描いてみようと思います。

福井

 取材成果は?と訊かれると、正直ちょっと微妙です。
 とにかく、もう少し腰を据えて臨める状況を整えなければ駄目かも知れません。
 何となく、やり残し感が拭えぬまま、とりあえず米原〜東海道新幹線経由で今夜は東京まで戻ります。
 いつのまにか「恐竜博士」の兄弟?がJR駅にも進出していました。

東京

 今夜は上野泊。
 泊まった宿は辞めた会社のすぐ近所でした(笑)。
 ● 2015年4月4日(土) えちぜん鉄道
えちぜん鉄道

 今日は終日、福井取材。
 相変わらずちょっと微妙な空模様です。
 近年改修された永平寺口駅のまわりでは今も工事が続いているようで、まだまだ風景が変わっていきそうです。
 絵に描くとしたら、もう少し落ち着いてからの方が良いかも知れませんね。

えちぜん鉄道

 朝からの雨はいつのまにか止んで、やがて陽も射してきました。
 勝山駅の猫たちもぜひ描いてみたいテーマです。

えちぜん鉄道

 中角駅に桜があることに今まで気付いていませんでした。
 えちぜん鉄道さんとはもう6年以上の御縁になりますが、まだまだ知らない風景は沢山ありそうです。

福井

 一日じゅう歩き回ってだいぶ疲れていたのですが、夕食後、頑張って足羽山まで行ってきました。
 足羽神社のしだれ桜、ちょうど満開の時期に当たったようです。
 ● 2015年4月3日(金) 初めての北陸新幹線
北陸新幹線

 先月開業したばかりの北陸新幹線「かがやき」に初乗車!
 軽井沢、長野経由で金沢に向かうというのがまだちょっと不思議な感じです。

金沢

 金沢からは在来線特急に乗り換えて福井方面へ。
 どういうわけか直近の接続列車まで50分近くも待ち時間があって、ちょっと勿体ない気がします。
 せっかくなので何か美味しいものでも…と思ったのですが、強風の影響で到着が遅れて、食事をするにも中途半端な時間になってしまいました。
 新幹線開業にあわせてオープンしたとおぼしき土産店などを覘いているうちに、そろそろ出発時刻です。

えちぜん鉄道

 福井着後、まずはえちぜん鉄道さんの本社を訪問。
 高架化工事の関係で、訪れるたびに本社・車庫のまわりの風景が変わっていてビックリさせられます。
 今回はいかにも線路が敷かれそうな雰囲気の砂利道が車庫のすぐ脇に出現していました。

えちぜん鉄道

 本社を辞する頃にはかなり激しい雨になっていました。
 とりあえず、満開の花が散ってしまわないうちに越前新保の桜並木だけは見ておくことにしました。
 どういうわけかここ最近、福井に来るたびに悪天候に祟られている気がします。
 ● 2015年4月2日(木) 満開の桜と「北斗星」
北斗星

 なかなか自分の時間が取れない一日でしたが、それでも何とか都合をつけてこれだけは撮りに行ってきました。
 臨時列車になって初めての下り「北斗星」、満開の桜に見送られての旅立ちです。
 ● 2015年4月1日(水) 春の本州へ
新千歳空港

 今回も飛行機利用での本州行き。
 機種で便を選んだわけではありませんが、これから向かう搭乗口に大好きな737が現れてくれてちょっと嬉しくなりました。

エア・ドゥ

 すっかり雪も消えた北の大地を飛び立って、春爛漫の東京へ…。

東京

 どうせまた行くんだから向こうで頂いたほうが…とも思ったのですが、北陸新幹線開業記念の掛け紙を見て思わず買ってしまいました(笑)。
 東京着後、移動の車中で頂いた遅めのお昼は、品川駅で見つけた福井・小浜の「若廣」さんのお弁当です♪



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年3月31日(火) ウィズユーカード最終日
札幌

 今となっては懐かしい、札幌の市営交通・市内バス用磁気カード式乗車券「ウィズユーカード」。
 ICカード式乗車券に切り替わり、発売終了となって随分経ちますが、いよいよ今日限りで使うこと自体できなくなってしまうそうです。
 ちょうど手元にファイターズ絵柄の未使用のウィズユーカードが2枚出てきたので、そのうち1枚を自動改札に通して、最後に今日の日付を印字しておくことにしました。

 今でも磁気カードを使っている鉄道会社さんて、全国にどのくらいあるのでしょう?
 そんな事を考えながらふと気付いたのですが、福井ではJRさんは未だ有人改札だし、えちぜん鉄道さんはそもそも自動券売機すら置かない方針だし…。
 ICカードというより、カード式乗車券そのものの空白地帯というのは、それなりの都市であっても実は結構あるのかも知れませんね。
 ● 2015年3月30日(月) 春
札幌

札幌

 とにかく今年はバタバタ振り回されているうちに冬が終わってしまったという感じです。
 気が付けば札幌も花の季節になってしまいました。
 ● 2015年3月29日(日) 琴似
札幌

 野球シーズンが始まると、特にデーゲームが多い週末の昼間はついつい家に籠りがちになってしまいます(笑)。
 今日は少し早目に起きて、散歩を兼ねて試合前に琴似まで歩いて買い物に出掛けてきました。
 地下鉄ふた駅と少々、雪の残る山々を眺めながらの程良い運動です。
 ● 2015年3月28日(土) NHK文化センター
札幌

 NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 11時過ぎ、教室の窓から見える列車が「北斗星」から「カシオペア」に代わって、いよいよ本当にダイヤが変わってしまったことを実感します。

札幌

 そういえば!…と急に思い出して、夕方、JR苗穂工場を訪れると、構内には一昨日回送されてきた「北斗星」客車たちがまだ停まっていました。
 勿論、普段は部外者が立ち入れる場所ではありませんが、月に二度、工場内にある「北海道鉄道技術館」の開館日に限っては、指定されたエリア内であれば誰でも中に入って写真を撮らせて頂くことができます。
 たまたま今日がその開館日だったおかげで、もう一度、客車たちに間近で会うことができたわけです。
 まだ雪の残る構内で、柔らかな夕陽を浴びて佇む赤い電車と青い客車…忘れられない風景になりました。
 ● 2015年3月27日(金) 開幕戦!
札幌

札幌

 札幌ドームでファイターズ今季開幕戦!
 国歌斉唱のサプライズや昨年までとは若干変わった場内演出など、見所満載の試合でしたが、何と言っても序盤に先制点を許した後、あっさり敵失で逆転してしまう不思議な試合展開に、「強そうじゃないのになぜか勝ってしまう」日本一〜パリーグ連覇の頃のファイターズを思い出してちょっと嬉しくなりました。
 この強運が明日以降も続く事を祈りつつ…。

 ちなみに試合後、福住駅から乗った帰りの地下鉄では、超満員の同じ車両にクロッタ投手ら外人選手たちがご家族と一緒に乗っていました。
 外人選手は地下鉄通勤が多いと噂には聞いていましたが、実際乗り合わせたのは初めてです。
 ファンに囲まれて大騒ぎになるんじゃないかと心配しながら見ていましたが、これも道民性でしょうか?皆さん少し遠慮気味に、でも興味津々、暖かく見守っているような感じで、選手たちも自然体で楽しそうに振る舞っている様子が印象的でした。
 このあたり、他球場、他球団ではどんな感じなんでしょう?
 ちょっと気になります。
 ● 2015年3月26日(木) 撮影日和
札幌

 朝起きたら天気が良かったので、エゾリスを探しに円山公園に行ってみることにしました。
 今日出会えたのは一匹だけですが、人が怖くないのか、手が届きそうなほどのところまで駆け寄ってきてくれました。

札幌

 お昼前に札幌駅、それから苗穂駅に移動して、役目を終えてJR苗穂工場へと運ばれていく「北斗星」客車たちを見届けてきました。
 明かりを落とし、御自慢のエンブレムも外された客車たち。
 「ありがとう、もう充分だよ…」と心の中でつぶやきながら、工場の奥へと仕舞われていく姿を見送りました。
 ● 2015年3月25日(水) 郵便局
札幌

 昼食に出掛けたついでに郵便局を訪れて、お世話になった方に拙著『「北斗星」乗車456回の記録』を郵送。
 本当はもっと早くお送りしなければいけなかったのですが、気が付けばこんな時期になってしまいました。
 多分、やらなければならないのに手を付けられずにいることがまだまだ沢山残っていそうな気がします。
 「リハビリ」と言うか、「社会復帰」と言うか…身の回りの諸々を正常に戻していくには、やっぱりまだ少し時間が必要なようです。
 ● 2015年3月24日(火) 出張予定
札幌

 北陸新幹線の開業で福井が近くなるぞ!…と喜んでいたのですが、いざ時刻表をめくって調べてみると、東海道新幹線〜米原経由と所要時間が変わらないことに気付いて愕然。
 それでも東海道新幹線で単純に往復するよりは、往路は北陸新幹線、復路は東海道新幹線…のように、回遊ルートを採ったほうが運賃料金が若干安くなるようなので、全くメリットがないわけでもなさそうです。
 次の出張予定を練りながら、今までとは異なる様々な経路や接続パターンを洗い出していたら、思いのほか時間を費やしてしまいました。

 夕方訪れた大通公園、だいぶ春らしくなってきました。
 ● 2015年3月23日(月) 次の課題へ
札幌

 天気は良いものの風が冷たい一日でした。
 ダイヤ改正前後のドタバタと、その影響もあってギリギリになってしまった確定申告対応もどうにか終わって、先週後半あたりからようやく少し落ち着きを取り戻しつつあるところです。
 このあたりで、しばらくはゆっくりと自分のやりたいことを…などと少しだけ思っていたのですが、考えてみればそろそろ次の締切も気になる頃。
 リフレッシュなどと悠長なことを言っている場合ではなさそうです。
 まずは頭の中で構想を巡らす程度からですが、しっかりと次の仕事に気持ちを切り替えていかねばと思っています。
 ● 2015年3月22日(日) INFOBAR
札幌

 今更ながら、ようやくスマホに買い換えました。
 INFOBAR A03、なぜかピンクです(笑)。
 でも、目論見通りダークブラウンのカバーに合わせると意外とシックで、これなら四十路のオジサンが持っていても大丈夫かな?と…。

札幌

 ちなみにカミサンは赤のA03。
 こちらは結婚以来、一度もブレずに遂に5代目のINFOBARです。
 ● 2015年3月21日(土) ファイターズバス
札幌

 せっかく天気の良い週末なのに…とか言いながらも、結局、家で野球中継を観ているうちに夕方になってしまいました。
 ファイターズの攻撃の時の打席応援歌、いつもの「かっとばせ〜、○○!(選手名)」の後に、今日の対戦相手に限っては「○○(敵チーム名)倒せ〜、オゥ!」が付くんですね(笑)。
 贔屓のチームはそれぞれなので深く言及はしませんが、過去色々ありましたから心情的には分からなくもありません。
 大差の勝利を見届けて買い物に出掛けると、タイミングよくファイターズバスがやってきました。
 ● 2015年3月20日(金) 味噌カツ
札幌

 漠然と浮かんだ仕事のアイディアについて悶々と考えながら、とりあえず散髪に行ってきました。
 真面目な話、悩んだ時には物理的に頭を軽くしてみるのも良いのかも知れません。
 何となく、うまくいけそうな方向性だけは見えてきたような気がしています。

 夕食は大戸屋さんの味噌カツ煮込み定食。
 十年ほど前、名鉄岐阜駅前の古い食堂でこんな感じの味噌カツを頂いたのをふと思い出しました。
 ● 2015年3月19日(木) 自宅作業
札幌

 遅めの昼食を買いにコンビニに出た以外、今日はずっと自宅に籠っていました。
 こんな風に落ち着いて仕事机に向かえるのも随分久々のような気がします。
 とは言っても、ここ数週間ほど?すっかり滞ってしまった諸々の雑事やメールの返信等々、細々とした作業がまだ色々残っていて、腰を据えて自分の作業に専念できる状況を整えるにはまだしばらく時間が掛かりそうです。
 まだ何か大切な作業を忘れてるんじゃないか?…と、漠然とした不安がなかなか拭えない毎日です。
 ● 2015年3月18日(水) NHK文化センター
札幌

 気が付けば雪解けも進んで、札幌の街もそろそろ春の陽気です。

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室。
 前回、下描き完成までの流れを説明させて頂いた自動車の絵ですが、今回はいよいよ色塗りの進め方の講釈です。
 同じ色の色鉛筆でも、指先のさじ加減ひとつで表現の幅はいくらでも広がる…。
 そのあたりの感覚を掴んで頂けたら、きっと絵を描く作業が随分楽になるのではないかと思います。
 ● 2015年3月17日(火) おかえりなさい
札幌

 上りの定期最終列車に使われたJR北海道所属の「北斗星」客車たちが、回送列車として札幌に帰ってきました。
 来月からの臨時便はJR東日本の客車だけで組成されるので、彼らにとっては事実上、これが最後の旅ということになります。
 思うことは色々ありますが、ともかくもう一度、この姿を見届けることができて良かったです。
 ● 2015年3月16日(月) 確定申告
札幌

 とにかく自分の身の回りの事など何もできない状況が続いていましたから、白状すれば必要書類の整理を始めたのもつい一昨日あたりの事。
 記入を終えて提出するのも最終日の夕方ギリギリになってしまいましたが、ともかく無事に間に合ってやれやれです。
 提出の為に税務署を訪れてみると、近くの道路には駐車場待ちの長い車列ができていました。
 今日になって慌てているのは私だけじゃないんだな…と、なぜかちょっとだけ安心しました(笑)。
 ● 2015年3月15日(日) 最後の大役
札幌

 昨日札幌に到着した下り「北斗星」定期最終列車のうち、JR東日本所属の7〜11号車と電源車が、回送列車として東京へと戻っていきました。
 その最後尾にはもう1両、拙著『「北斗星」乗車456回目の記録』でも触れさせて頂いた、JR北海道所属の唯一最後の電源車も連結されていました。
 突発的なアクシデントを除いては、ここ数年、全く使われる事の無かった車両ですが、いま東京・尾久の車両基地に残っているJR北海道所属の寝台車たちを引き受けて札幌まで連れて戻ってくるという、いよいよ最後の大役を担うことになったようです。
 他の客車たちと比べると、一目で分かるほど色褪せた痛々しい姿でしたが、現役時代さながらに、力強い発電エンジンの唸りと赤いテールランプの光を残して走り去っていく後ろ姿を見送っていたら急に涙が出そうになりました。
 ● 2015年3月14日(土) 終着駅の上から
北斗星

 昨晩上野を発った、定期列車としては最後の下り「北斗星」。
 少し離れて、JRタワーの展望室から静かに見届けてきました。
 ● 2015年3月13日(金) 「北斗星」定期最終便
北斗星

北斗星

 まずはホッとしたというのが率直な心境。
 それ以上の想いは、今は胸の内に仕舞っておきます。
 定期列車としては最後になる上り「北斗星」。
 本当は違う場所で静かに見送るつもりだったのですが、とある事情で結局札幌駅で見送ることになりました。
 ● 2015年3月12日(木) 最後の「トワイライトエクスプレス」
トワイライトエクスプレス

 最後の上り「トワイライトエクスプレス」は、やっぱり個人的に馴染み深い場所で見送ることにしました。
 他にカメラを構えている人はいませんでしたが、上空にはTV取材とおぼしきヘリコプターが飛んでいるのが見えました。

北斗星弁当

 今日の夕食は札幌駅で見つけて買ってきた「ありがとう寝台特急北斗星記念弁当」。
 上野駅の記念弁当とは別物ですが、こちらも良い想い出になりました。
 ● 2015年3月11日(水) 「トワイライトエクスプレス」無念の運休
札幌駅

 日本海側荒天の影響で、昨日今日出発の「トワイライトエクスプレス」は運休との事。
 きっと大変な思いでチケットを入手された方々にとっては、残念の一言では到底言い表せない心境でしょう。
 いよいよラストランとなる明日12日の列車は無事出発できるのでしょうか?

北斗星

 下り「北斗星」は2時間ほどの遅延で到着。
 やはりホームは大変な賑わいでした。
 ようやく人波が途切れたところで、届いたばかりの掲載誌と記念撮影。
 著書とは少し違う意味で、私自身にとっても特別の思い入れのある一冊です。
 ● 2015年3月10日(火) クリス・ハート
札幌

 こういうモチーフのピアスって意外と少ないんですね。
 出張中、ちょうど拙著『「北斗星」乗車456回の記録』の印税が振り込まれていたので、東京で探して買ってきました。
 仕事とはいえ、今日まで散々、一人勝手に旅を続けることを許してくれたカミサンへのさやかな感謝の気持ちです。

札幌

 夜はクリス・ハートさんのコンサートに。
 なかなか魅力的なキャラクターの方でした。

 「どうして日本の歌を?」…と、きっと多くの方々がまずは不思議に感じられるのではないかと思います。
 そして、そこで失笑を買うか、眉をひそめられるか、それとも心の底まで響いてくるかは実は紙一重で、それは結局のところ「姿勢」と「想い」が見透かされるということなのかな?とも思います。
 「何も知らない余所者が…」と思われるか、「こんなに好きになってくれてありがとう!」と思われるか。
 同列に語っては叱られそうですが、まさに札幌在住の私が福井を描かせて頂くというのも、多分そういうことなのかな?と考えさせられました。
 ● 2015年3月9日(月) 「はくたか」で帰札の途に
えちぜん鉄道

 午前中、えちぜん鉄道さんの本社にお邪魔して、先月末まで勝山駅の「えち鉄カフェ」さんで展示して頂いていたカレンダー原画を受け取ってきました。
 うち何枚かは昨秋、制作途中の状態で札幌を発って、福井に向かう新幹線の車中で仕上げてお届けした作品もありますから、随分長い旅を終えてようやく我が家に落ち着けるということになります。
 我が子を連れ帰るような安堵感と、もうしばらく皆さんの目に触れるところに置いておきたかった気持ちがが入り混じって、ちょっと感慨深い思いで福井口を後にしました。

はくたか

 午後の特急列車で福井を離れ、金沢からは特急「はくたか」で越後湯沢へ。
 往路は既に夜でしたから、今日はいよいよ最後となる「はくたか」の車窓風景をしっかり瞼に焼き付けておこうと思います。

はくたか

 越後湯沢はまだまだ雪の中でした。
 この駅を通る機会ももう殆ど無くなってしまいそうです。

上越新幹線

 越後湯沢から乗った新幹線が上野に着く少し前、尾久の車両基地で発車準備を整えている「北斗星」の明かりが見えました。
 上野駅では遠巻きに入線風景を一目だけ眺めてから、羽田空港へと向かうことにします。

羽田空港

 東京は結構激しい雨でした。
 搭乗予定のエア・ドゥ最終便は20分遅延とのアナウンス。
 新千歳到着後の最終電車には間に合わないかも知れませんが…ともかく今回も福井駅前・柴田神社の交通安全御守の御加護を信じるしかありません。
 それでも、雨の夜の空港風景はなかなか幻想的で、この風景が見られただけでも収穫だったかな?とも思います。

エア・ドゥ

 遅めの夕食は、先ほど上野駅で買ってきた期間限定「ありがとう寝台特急北斗星弁当」。
 お馴染みの食堂車メニューが少しずつ詰められたこのお弁当を、こうして空の上で頂くというのも今回限りの想い出です。
 ● 2015年3月8日(日) 2週間ぶりの福井へ
富山

 富山駅隣接のホテルの窓から、立派に出来上がった新幹線駅とロータリーが見えました。
 以前泊まった時はまだ土を掘り返していた印象があったのですが…。
 今朝はちょっと早めの出発です。

北陸本線

 金沢までは普通電車で。
 あと数日で並行在来線として第三セクターに移管される区間です。
 国鉄時代に造られた古い電車のボックスシートに身を委ねるのも、いよいよこれが最後になりそうです。

えちぜん鉄道

 2週間ぶりのえちぜん鉄道。
 事情が重なって短期間での再訪になりましたが、沿線風景は一段と春らしくなってきたようです。

えちぜん鉄道

 今回もランチは大関駅前の「森のめぐみ」さんで。
 素敵な雰囲気のお店ですが、なかなか線路際から離れられない取材旅行だけに、駅から至近の貴重な食事スポットとして実用的な意味でも重宝させて頂いています。

えちぜん鉄道

 ここ数年で各駅のリニューアル工事が随分進んだようですが、西長田駅の待合室には昔ながらの木製サッシが未だ健在でした。
 木製ベンチにはお約束の手作り座布団。
 嬉しい事に、使用済みのカレンダーから切り取った私のイラストも沢山並べて貼って下さっていました。

えちぜん鉄道

 初めて訪れてからもう数えきれないほど通っているのに、この時間、この区間の風景を眺めていると、今でも時々涙が出そうになります。
 夕暮れの西別院〜福井口間。
 福井で見続けてきた沢山の風景の中でも、とりわけ印象深い場所のひとつです。

福井

 先々週は時間の都合で頂けなかった「ヨーロッパ軒」さんのソースカツ丼。
 今夜は福井駅から近い豊島分店のほうで頂いてきました。
 ● 2015年3月7日(土) 「はくたか」で北陸へ
上越新幹線

 上野から上越新幹線、越後湯沢経由で北陸方面へ。
 乗りたい時間の新幹線が上野に停まらない便だったので、大宮までのひと区間だけは長野行きの「あさま」に乗って、図らずも北陸新幹線用の新型車両「E7系」初体験となりました。
 親しみやすい柔らかな外観や、和の趣を感じさせる落ち着いた内装など、いつも乗っている東海道新幹線や東北新幹線にはない独特の雰囲気で、これから福井出張の往復に利用する機会が増えると思うと今からちょっと楽しみです。

はくたか

 越後湯沢から先は、北陸新幹線開業を機に廃止となる在来線特急「はくたか」に…。
 10分ほどの慌しい乗換えでしたが、途中の通路に掲げられた手作りの惜別ボードの前では、多くの乗客が足を止めてカメラを向けていました。

はくたか

 車内では車掌さんから乗車記念カードを頂きました。
 米原経由よりも時間は掛かるものの運賃料金は安くなるので、福井出張に重宝していた「北陸フリー乗車券」もいよいよ今回限りです。

富山

 久し振りに降りた富山駅前の変貌ぶりにまずは一驚。
 立派な新幹線駅はすっかり出来上がっていましたが、在来線や路面電車の工事はまだしばらく続きそうな感じです。
 ● 2015年3月6日(金) 東京2日目
東京

 昼過ぎから都内の出版社さんで打合せ。
 まだまだ先は長そうで、世に出るまでには更に年単位の時間を要することになるかも知れませんが、それでも少しずつですが確かに進展している気はします。
 こういう稼業は、常に先々の為に種を蒔き続けるようなものですから、とにかく気持ちを切らさないよう粛々と取り組んでいこうと思います。
 帰り際にふと見ると、玄関先には小さな花が咲いていました。
 当たり前ですが、札幌よりも随分早く春が訪れているようです。

カシオペア

 本題の打合せも終わったので、あとは夜まで走り回って、今しか見られない夜行列車の姿を記録しておくことにしました。
 尾久の車両基地の近くの踏切を訪れてみたら、ちょうど今夜の「カシオペア」が上野駅に向けて回送されていくところでした。

北斗星

 鶯谷のネオン街を行く「北斗星」、私にとっては今夜が見納めになりそうです。
 ● 2015年3月5日(木) 東京1日目
エア・ドゥ

 ふと窓の外を見ると眼下には松島湾が広がっていました。
 何度も通っているはずなのに、こんな風に見えることに気付いたのは初めてです。
 そういえば先々週の福井でも、えちぜん鉄道のある社員さんと松島湾のお話をしたばかりでした。
 今度お会いしたらこの写真を見せて、ちょっと自慢しようと思います(笑)。

北斗星

 「東京の夜景と北斗星」を記録しておくのも今回のテーマのひとつです。
 この先、日が延びる上、来月以降の臨時便は上野の発車時刻が大幅に繰り上がるので、夜の街を走る姿はいよいよあと1週間ほどで見られなくなってしまいます。
 勿論、まだ日が高いうちに発車しても夜行列車には違いないのですが、心情的には「上野発の夜行列車」もとうとう終焉…といったところです。

上野

 突然のご連絡になってしまったにも関わらず、今夜はお世話になっている在京の編集者さん達が付き合って下さいました。
 上野駅からも程近い、昔勤めていた会社のビルを実に十数年ぶりに眺めた後、その目と鼻の先にある年季の入った焼肉屋さんへ。
 実は上野の本社には新人研修と定例会議の時くらいしか行くことはなかったのですが、それでもこのお店には一度ランチに訪れた記憶が残っています。
 もしあのまま会社勤めを続けていたら、こうして絵を描き続けることも、本を出させて頂くことも、いまご一緒させて頂いている編集者さん達と出会うこともまず無かったんだろうなぁ…などと、我ながらちょっと不思議な気分に浸っているところです。
 ● 2015年3月4日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 指導中だったので写真には撮れませんでしたが、この教室から見える最後の上り「トワイライトエクスプレス」が、ほぼ定刻通りに通過していくのが教卓からも見えました。
 講座を終えて、喫茶店で遅めの昼食を頂いて、上りの「カシオペア」を見送ってから帰ることにします。
 ● 2015年3月3日(火) 教材準備
札幌

 明日の絵画教室で使う作例と教材を、真夜中になってから大急ぎでどうにか作り上げました。
 実際に自分で一枚描きながら、下描きが完成するまでの流れを工程毎にスキャニングしてまとめていきます。
 色塗りは…多分生徒さん達も色塗りまではまだ入れないでしょうから、また次回にしておきましょう。
 こういう簡単なプリント一枚でも、いつも感覚頼りで当たり前のようにやっている作業をきちんと理屈で整理しておくのは、ものを教える立場としてはやっぱり大切なことなのかな?とも思います。
 ● 2015年3月2日(月) 旅の写真
札幌

 「北斗星」でご一緒させて頂いたライターさんが、車中での写真を送って下さいました。
 いつもは大抵一人旅なので、実は自分自身の写真はあまり手元に残っていません。
 私ってこんな感じなんですね…(笑)。
 
 ● 2015年3月1日(日) 取材姿勢
札幌

 とある雑誌の電話取材をお受けしました。
 初めてお話させて頂く記者さんでしたが、やはり事前に拙著を読んで下さっていたとの事で、私のほうも安心してお話させて頂く事ができました。
 勿論、相手方にも色々事情はあるものですし、ただでさえご多忙の中、一介の取材対象の著書まで逐一読破することは現実的には難しいものだと思います。
 でも、誤解を恐れず言わせて頂くなら、やはり一部分でも目を通してから来て下さった方とのインタビューは、お互いすんなりと話が進んでいくような気がします。
 逆に、「まだ読んでないんですが…」と言われる方のほうが、私が何を答えても「でも本当は○○と思ってるんじゃないですか?」などと執拗に誘導されたり、あるいは著書を見ずともホームページにも載っている程度の基本的な情報まで、繰り返し何度も質問されることが多いように思います。
 更に言えば、取材相手を必要以上に長時間拘束したり、一度で済ませられる取材を二度三度、自身の都合で繰り返すことにもあまり抵抗を感じれおられないのかな?と思ってしまうケースもありました。

 これだけ色々な方々の取材姿勢を一度に拝見させて頂いたのも、考えてみれば初めてだったかも知れません
 決して愚痴としてではなく、今度は私自身が取材する側に立った時の為にも、いま感じたこと、考えたことをしっかり心に留めておこうと思います。



2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 ● 2015年2月28日(土) NHK文化センター
北斗星

 午前中、NHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 教室の窓から見えるはずだった最後の「北斗星」は結局現れませんでした。
 運行情報をチェックしてみると、荒天の影響で5時間半以上の大遅延との事。
 夕方、改めて新札幌駅まで様子見に行ってみると、こちらは定刻通りの上り「カシオペア」が通り過ぎて行った後、16時半を優に過ぎてからようやく姿が見えてきました。
 次回講座は3月ダイヤ改正後…教室から見える列車は「北斗星」から「カシオペア」に代わっているはずです。
 ● 2015年2月27日(金) 取材対応
北斗星

 「北斗星」の件で新聞2紙と、別件で雑誌が1誌。
 午後から3社続けて取材をお受けしました。
 さすがに丸々半日、色々喋り続けるのはちょっと大変でしたが、それでも短時間ずつ数日に分けるよりは、全て一日にまとめさせて頂いた方が日程調整もしやすいというものです。
 幸い今日は各社さんとも既に拙著を読んで下さっていたようで、ありがちな先入観に引きずられることなく、丁寧に私の言葉の意を汲もうとして下さったのには感謝するばかりです。

 ホテルのラウンジでインタビューの最中、ふとコースターを見るとここにも北斗七星が…。
 ● 2015年2月26日(木) 関係の築き方
北斗星

 「お前の場合、畑を耕して、種を蒔いて、大事に大事に育てていくようなもんなんだよな…」と、東京滞在中にある方に言われて、成程そうか!と自分でも唸ってしまいました。
 私と取材対象との関係の築き方って、まさにそういうことなんだと思います。
 一方で、そうやってストイックな姿勢で臨めば臨むほど、傍から見れば、楽しくて楽しくて夢中で遊んでいるようにしか映らない…というジレンマも、私自身、しばしば感じてしまうこともあります。
 それが笑い話で済んでいるうちはまだ良いのですが、時にある一線を越えて踏み込まれるようになってしまうと、全く仕事にならなくなってしまうことも往々にしてあるものですから、身の置き場所や周囲との距離感等々、自分でも常々気を付けねばと思っているところです。
 特にここ最近、色々な事を考えさせられる場面が続いているような気がします。
 ● 2015年2月25日(水) 「北斗星」で札幌到着
北斗星

 車窓に見えた北斗七星を何とかカメラに収めようと、色々と悪戦苦闘しているうちに青森に着いてしまいました。
 隣の部屋のライターさんも起き出してこられたようなので、もう寝るのは諦めてロビーに移動することにします。

北斗星

 朝食も大混雑を覚悟していたのですが、函館手前で意外とすぐに座れました。
 でも、函館を出た後から続々とお客さんが増えてきたので、どうやらホームに降りて機関車交換作業を眺めて、それから食堂車へ…という方々が多かったようです。
 ちなみに細かな事ですが、洋朝食のジュースがグランベリージュースに変わっていました。

北斗星

 残念ながら駒ヶ岳は垂れ込めた雲の中でしたが、伊達紋別あたりでは綺麗な青空が広がっていました。
 何となく、いよいよ春を感じさせる風景です。

北斗星

 こうして「取材」という大義名分でもなければ、もう乗ることもなかったでしょう。
 ともかく良い経験にはなったのかな?とも思います。
 まずはこういう機会を作って下さった皆さんに感謝しつつ、ライターさんが私に関してどんな記事を書いて下さるのか、これから楽しみに待ちたいと思います。
 ● 2015年2月24日(火) 457回目の「北斗星」
北斗星

 本音を言えば、自分の中では著書を出させて頂いた時点でひと区切り…という思いがあったので、敢えてもう乗ることもないだろうと思ってはいたのですが、とあるライターさんからの取材のお話と、同時に別の知人を介してのチケットを譲っても良いとのお話を頂いて(※当然ですがオークションではありません)、ならばと急遽もう一度乗ることになってしまった次第です。
 ともかく、定期運行としてはこれが最後の「北斗星」になるでしょう。
 妙な感慨に浸るでもなく、あくまで取材意識で向き合えるのは自分にとっては幸いですが、それでも一度だけでも著書を携えて乗ることができるというのは、やっぱり有難い事なんだと思います。

北斗星

 パブタイムの食堂車では、テーブルに着くまでに優に一時間以上は並ぶことになりましたが、ライターさんとお喋りしながら待っていたら意外とあっという間でした。
 これだけ愛された列車ですから、大勢のお客さんが名残りを惜しんで詰めかけるのは当然の事。
 それも今の時期ならではの貴重な想い出と受け止めるとしましょう。

 今になって、メニューの一部が変わっていたのはちょっと意外でした。
 カニのトマトクリームパスタ、1,230円也。
 夕食と言うよりは夜食にちょうど良さそうな、手頃でシンプルな美味しさでした。

北斗星

 4月からの臨時便はほぼ隔日、上りか下りの一方だけの運行になるそうです。
 「北斗星」同士のすれ違いもこれが見納めです。
 ● 2015年2月23日(月) 福井を後に
えちぜん鉄道

 予定よりも少し繰り上げて、お昼過ぎのJRで福井を離れることにしました。
 それまで数時間ほどですが、もう少しだけ沿線取材に回っておこうと思います。
 目下建設中のえちぜん鉄道・福井高架駅には既に線路が敷かれ、「軌陸車」というレール上を走れる特殊なトラックが、トロッコを牽いて停まっているのが見えました。

福井

 以前、大関駅付近の線路際で見かけた白鳥の群れが今年も来ているかと車窓から探してみたのですが、残念ながらどこにも見当たらず。
 仕方なく、大関駅前のカフェ「森のめぐみ」さんでお茶を頂いて帰ろうかと思ったら、少し離れた水場にいるからと、御主人がクルマで案内して下さいました。
 線路際と、線路からは見えないこの場所とを行き来しているんだそうです。
 電車をバックに写真が撮れなかったのはちょっと残念ですが、絵の素材としてならこれだけでも大収穫です!

福井

 福井駅内の「越前」さんでおろし蕎麦&ソースカツ丼セットを頂いたら出発です。
 ちょっと慌しい滞在でしたが、無理してでも来た意義は多少はあったのかな?…とも思っています。

金沢

 今回は久々に金沢〜長岡経由で東京方面へ。
 新幹線開業前のこのルートを辿るのも、多分今回が最後になりそうです。
 ● 2015年2月22日(日) 左義長まつり
えちぜん鉄道

 「高架化工事でもうすぐ取り壊されることが決まっているのに、それでも綺麗に掃除が行き届いているのが素晴らしい!」
 つい先日、この駅を訪れたという知人のカメラマンさんからそんな話を訊いて、なぜか我が事のように誇らしくなってしまいました。
 勝山に向かう前に福井口駅で一旦降りて、趣のある待合室の風景を軽く撮影。
 あいにくの雨予報でしたが朝のうちはまだ陽も射していました。

えちぜん鉄道

 勝山に向かう車中では左義長囃子のサプライズ演奏!

えちぜん鉄道

 勝山駅の「えち鉄カフェ」さんにご挨拶に伺うと、先日お送りした拙著『「北斗星」乗車456回の記録』が早速店頭に並んでいました。
 今のところ、全国唯一の著者サイン本取扱店です(笑)。

勝山

 一昨年は吹雪、去年は冬晴れ、そして今年は雨の中…。
 訪れるたびに違う左義長の風景が見られたのはむしろ幸いだったと言うべきでしょうか?
 でも、絵に描くとしたらやっぱり雪か青空のどちらかですよね。

えちぜん鉄道

 ランチ休憩を兼ねて一旦永平寺口へ。
 新駅舎の完成に続いて、周辺の整備も徐々進んでいて、このあたりも訪れるたびに風景が変わっていきます。
 どういう構図が絵になるのか、もう少し悩んでみる必要がありそうです。

勝山

 勝山に戻って、夕食は大晦日以来の「八助」さんへ。
 お店の皆さんや居合わせたお客さん達と話が弾んで、思いのほか長居してしまいました。

勝山

 今年のどんど焼きは去年までとは場所が変わって、勝山橋から少々離れた上流の方になっていました。
 こうして遠巻きに眺める風情も何となく良いものです。

 雨に濡れながら一日中歩き回って、さすがに少々疲れました。
 福井に戻る車中ではすっかり熟睡してしまいました。
 ● 2015年2月21日(土) 新幹線で「ふるさと」へ
東海道新幹線

 夜の「ひかり」で東京を後に…。
 翌日の「東京マラソン」に合わせたのか、東京タワーのライトアップもいつもとは趣が違うようです。

東海道新幹線

 残念!いつも買っていた「新幹線50周年記念弁当」はもう終わってしまったようです。

えちぜん鉄道

 福井に「ふるさと」を見出すようになって、私自身、随分救われてきた気がします。
 心情的にも、創作のモチーフとしても。
 大切な取材…というよりは、今回ばかりはとにかくここに戻りたい一心で、少々無理してやってきてしまいました。

 詳しい話は控えますが、昨日札幌を発つ時には、自分の中では「もう限界!」というところまでとうとう詰まってしまった感じでした。
 事情は皆様御推察の通り…と言いたいところですが、多分、微妙に違うような気もします。
 ともあれ、せめて少しの時間だけでも本当に大切なテーマに向き合って、あるべき姿勢や想いなど、もう一度しっかり掴み直してみようかと思います。
 ● 2015年2月20日(金) 本州出張へ
新千歳空港

 予定が二転三転した末、今日の飛行機で旅立つことになりました。
 いつものエア・ドゥ羽田便、今日の機材はお気に入りの737-500です♪

羽田空港

 札幌から来ると東京はまるでもう春のようです。
 滑走路が見えるターミナルビルのレストランで遅めのお昼を頂いていたら、いま乗ってきた737-500がちょうど飛び立っていくのが見えました。

北斗星

 今日あたり入るかも?と思っていたお仕事が結局入らなかったので、空いた時間で「北斗星」を撮りに行っておくことにしました。
 尾久の車両基地で出発を待つ「北斗星」。
 4月からの臨時運行では上野発が16時台に繰り上がってしまうので、東京の夜景の中に佇む姿もあと僅かです。

東京

 突然のお誘いを頂いて、今夜は出版関係者の方々の飲み会にお邪魔してきました。
 一応、別件の打ち上げだったそうですが、拙著も含めて「北斗星」関連の企画等々で皆さん御縁のあった方々です。

 実を言えば、つい最近もインタビューの場でもあまり愉快ではない対応を受けたこともあって、どうしても必要な仕事や取材以外、「北斗星」を語るような場にはできるだけ顔を出さないようにしていました。
 でも、さすがはこの世界で経験豊富な先輩方。
 今の私の心情や、それとは裏腹に置かれている状況など、私が語るまでもなくしっかり汲んで下さっていたのには本当に救われました。
 本当は少し前まで断る理由を考えていたのですが、やっぱり顔を出して良かったと思います。
 久々に気持ちの良い時間を過ごさせて頂けて感謝するばかりです。
 ● 2015年2月19日(木) 出張の切符
札幌

 ギリギリまで悩んでしまった出張の予定がようやく決まり、札幌駅まで指定券を買いに行ってきました。
 結果、所望の4枚中、2枚はやむなく自由席に…。
 それほど混雑する列車だとは思っていなかったのですが、やっぱりもっと早めに決めておかなければいけませんね。

 駅前の交差点に立っていたら、ちょうどバスが曲がってきました。
 行先表示がLEDではなく字幕式のバスって、何だか久々に見たような気がします。
 ● 2015年2月18日(水) NHK文化センター
札幌

 絵を教えるのはつくづく難しいものだと思います。
 技術的なところは説明することができますが、例えばモチーフを見た時の考え方、解釈の仕方といった部分は、結局は「慣れ」なのかな?とも思います。
 かと言って、「沢山描いて慣れて下さいね!」と言うだけでは講師の役割を果たしているとは言えませんし…。
 どういうところを、どの程度噛み砕いて説明すれば良いのか?…教える側も考えるべき点は一杯です。

 今日は午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 札幌駅からJRで向かうと、ちょうど新札幌に着くタイミングで1時間超遅延の下り「北斗星」がやってきました。
 ● 2015年2月17日(火) 暖かな日
札幌

 気温が上がり、いつのまにか春になってしまったような一日でした。
 むしろこういう時のほうが足元が滑りやすいので要注意です。

札幌

 発売早々、「アマゾン」と「楽天ブックス」の分野別1位になっていると訊いた時には自分でも「えっ?」と思いましたが、さすがに日も経って下の方に落ち着いているかと思いきや、久々に覗いてみたら今日も1位だったのにはちょっと驚きました。
 公共放送なので書名等は一切出さなかったのですが、やはり昨晩のTVの影響もあったのでしょうか?
 いずれにせよ、時節柄の言わば「特需」ですから決して自慢するような話ではないのですが、それでも、版元はじめ色々な方々に携わって頂いて世に出すことができた本ですから、そういう皆さんへの「責任」を多少なりとも果たすことができたのかな?と言う意味では、素直に嬉しく思っているところです。
 ● 2015年2月16日(月) 再びTV取材
札幌

 やはり「北斗星」関連で、NHKの夜のニュース番組「ニュースウォッチ9」の取材をお受けしました。
 午前中に取材依頼の連絡を頂いて夕方から撮影、そして夜には放送という、かなり急なお話でしたが、たまたま今日は別件が入っていなかったので、私のほうも何とか対応できたのは幸いでした。
 本音を言えば、つい先日の他局の取材と同じ場所というのは少々気が引けたのですが、先方の要望と時間的制約もあってやむなく苗穂の跨線橋に。
 それでも時間帯が異なるので、絵的には全く違う雰囲気で撮って頂けたかな?とは思います。

 そういえば今日の上り「北斗星」には友人家族が乗っていたのでした。
 札幌駅に見送りに行けなかったのは残念ですが、こういう形での見送りもお互い良い思い出になりそうです。
 ● 2015年2月15日(日) 原稿作業
札幌

 懸案の原稿執筆。
 200ページ超の著書も大変でしたが、見開き2ページに簡潔にまとめるのも違う意味で難しいものです。
 それでも、必要とあれば異分野でもそれなりのものをお出しするのはフリーランスとして当然の事。
 必要以上に時間を要してしまうのは仕方ないとして、少なくともクオリティでは言い訳しないよう、しっかりと練り上げねばと思っているところです。
 ● 2015年2月14日(土) 著者サイン本
札幌

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 拙著を買って下さった生徒さんから早速サインを求められました。

 家に戻ると、版元にお願いしてあった著者購入分が宅配便で送られてきました。
 お世話になっている本州某所のお店で販売して下さるとの事で、僭越ながらこれから全てサインを入れての納品です。
 発売開始から2週間ほど経ちましたが、著者サイン本を置いて頂くのは実はこちらのお店が初めてです。
 店頭に並んだら改めてご案内させて頂きますので、この機会にぜひお求め頂ければ幸いです。

札幌

 カミサンからのプレゼント…(笑)。
 ● 2015年2月13日(金) 2時間半遅延
札幌

 今日到着の「北斗星」が2時間半遅延と訊いて、札幌駅まで様子見に行ってきました。

札幌

 「北斗星」が到着すると、ほどなく同じホームには大阪行きの「トワイライトエクスプレス」が入ってきました。
 私もこれまで片手で数えるほどしか見たことのない珍しい場面です。
 ダイヤが乱れなければまず出会うことのない、もしかしたら最後になるかも知れない貴重な両雄揃い踏みでした。
 ● 2015年2月12日(木) TV取材
札幌

 午前中、苗穂駅近くの跨線橋で「北斗星」関連のTV取材をお受けしました。
 インタビューと併せて、私が「北斗星」にカメラを向けるシーンも撮影して頂いたのですが、これがその時実際に撮った写真です(笑)。

 時節柄、色々な取材のお話を頂くことが増えてきた一方、つい最近も他媒体であまり愉快ではない対応をされたことがあって少々慎重になっていたのですが、今回のスタッフの方々は大変丁寧に取り組んで下さったのが印象的でした。
 何より、取材前にあらかじめ拙著『「北斗星」乗車456回の記録』を読んで下さっていたおかげで、ありがちな先入観に引っ張られることなく、私の言葉をきちんと汲んで頂けたことには感謝するばかりです。
 ● 2015年2月11日(水) 建国記念の日
札幌

 今日は建国記念の日。
 おめでたい紅白饅頭を頂きました♪
 ● 2015年2月10日(火) 写真抽出
札幌

 100枚の中から1枚を抜き出すのと、数万枚の中から抜き出すのとではどちらが大変か…?
 毎度のことながら、要はそういう話です。
 とある出版物のお仕事に関連して、これまでのストック写真から探索中。
 使えそうなカットは沢山あるはずですが、「これは!」と言える数枚を抜き出すだけで数時間ほど費やしてしまいました。

 幸い今回のお仕事相手の方とは長いお付き合いなので、そのあたりの「重さ」も充分理解して下さっているのが救いですが、時々、事情を知らないメディアの方などに「ちょっと写真を…」と頼まれたりすると、さすがにどう対処して良いものかと困惑してしまうこともあります。
 これからはもっと「断る勇気」を持たないといけないかも知れませんね。
 ● 2015年2月9日(月) アイスバーン
札幌

 昨日の暖かさから一転、今日は厳しい冷え込みになりました。
 一旦融けた雪がツルツル、ガチガチに凍ってしまうので、歩道を歩くのもちょっと危険です。

 今日は終日、自宅作業。
 ここしばらくは落ち着かない状況が続いていたので、そろそろ腰を据えて、もっと先を見据えた作業に取り組んでいかねばと思っているところです。
 ● 2015年2月8日(日) 無情の雨
札幌

 福井県勝山市出身、「ミスタープロレス」天龍源一郎選手の引退表明。
 相手の技を全て受けきる、相手の力を引きだした上でねじ伏せる…等々、そのファイトスタイルとしてしばしば語られる言葉でした。
 何か行動を起こす時でも、所属団体を熱くするとか、対戦相手を本気にさせるとか、必ずそんな言葉が伴っていたのを覚えています。
 「俺が!俺が!」の自己主張はカッコ悪いもの…。
 そんな価値観を教えてくれたのは、若い頃、深夜のTV中継で観た天龍さんの試合でした。
 絵のお仕事でも、本を書かせて頂く時でも、今でもその教訓は私の中で大切にさせて頂いているつもりです。

 気温が上がり、季節外れの雨にも見舞われて、雪まつり会場は大変だったようです。
 崩落の危険を避ける為とはいえ、会期半ばで一部取り壊し…。
 せっかく作り上げてくれた自衛隊さんも無念だったに違いありません。
 ● 2015年2月7日(土) 八戸えんぶり
札幌

 カミサンの故郷・八戸の伝統芸能「えんぶり」が披露されると訊いて、一緒に大通公園の雪まつり会場に出掛けてきました。
 地元では毎年2月に行われるそうですが、なかなか帰省のタイミングと合わない時期なので、カミサンも実際見るのは数十年ぶり?だとか言っています。
 会場での説明によると、烏帽子を振って踊ることから、「えぶり」が訛って「えんぶり」になったとか。
 なるほど、そういえば義父も「相棒」のことを「あいんぼ」って言ってたっけな…と、妙に納得してしまいました。
 ● 2015年2月6日(金) 27年前のリーフレット
札幌

 とある仕事上の必要に迫られて、「北斗星」開業当初のリーフレットを引っ張り出してきてスキャニング中。
 「そうそう、そういえばこんなサービスもあったんだよな!」…などと、今更ながら新鮮な驚きが一杯です。
 ● 2015年2月5日(木) さっぽろ雪まつり
札幌

 今日開幕の「さっぽろ雪まつり」、早速覗きに行ってきました。
 話題のダース・ベイダー、近くで見ると物凄い威圧感です!

札幌

 昨今流行りのプロジェクションマッピングですが、あまり凝り過ぎて複雑怪奇な映像が流れるものよりも、元々の形を活かして色を重ねていくような、精巧だけどオーソドックスなもののほうが私の好みです。
 そういう意味ではこの春日大社・中門など、まさにプロジェクションマッピングの持ち味満載の素晴らしいものだったと思います。

 大混雑と足元の悪さには少々覚悟が必要でしたが、やっぱり始まったばかりの綺麗なうちに観に来た甲斐がありました。
 ● 2015年2月4日(水) 謹呈
札幌

 本の中で触れさせて頂いた方や特にお世話になった方など、心当たりの皆さんに拙著を送らせて頂きました。
 サインを入れてお送りするのは生意気かな?とも思ったのですが、まぁ、今回お送りした皆さんならきっと快く受け取って下さるでしょう。
 版元からは結構余裕のある数を頂いていたつもりだったのですが、それでもすぐに足りなくなってしまいました。
 諸般の事情でお届けできなかった皆様、何卒ご容赦を…。
 ● 2015年2月3日(火) 月夜の「トワイライトエクスプレス」
札幌

 帰札翌日、溜まってしまった雑事に追われるのは毎度の事ですが、とりわけ今回は予想外の延泊になってしまっただけに、いつも以上にちょっとバタバタしています。

 上り「トワイライトエクスプレス」が車両不具合で大幅遅延と訊きつけて、夕方札幌駅まで様子見に行ってきました。
 4時間遅延の18時頃、こうして月明かりに見送られる姿も普段は見られない貴重な記録です。
 ● 2015年2月2日(月) 東京最終日
東京

 東京は今日も快晴でした。
 予定外の延泊だったので特に予定はないのですが、せっかくなので何か絵になる風景でも探して帰ろうかと思います。
 まずは尾久の車両基地のはずれの踏切から、到着したばかりの「北斗星」の入換作業をしばらく眺めてみることにしました。

東京

 午後からは久々に鉄道博物館へ。
 滞在中にもし行けたら…と思いながらも諦めかけていた、東京駅開業100周年記念の特別企画展を観ることができたのはささやかな収穫でした。
 この館内にも近々新たな展示車両が加わって、既存車両の展示場所もどうやら若干変わることになるようです。
 中央の転車台に載せられて回転する蒸気機関車の姿が見られるのも、もしかしたら今回が最後になってしまうのかも知れませんね。

東京

 羽田空港に行く時にはこの風景が見たくて、大抵はモノレールを選んでしまいます。
 ライトアップされたレインボーブリッジの上に、今宵は綺麗な月も出ていました。

東京

 急な変更だったにも関わらず、希望通りに窓側席が確保できました。
 エア・ドゥ最終便で帰札の途に。
 一日遅らせた今夜の便も「条件付き運航」でしたが、大幅に遅れることも、羽田に引き返すこともなく無事辿り着けたのは幸いでした。
 ● 2015年2月1日(日) 延泊決定!
東京

 東京5日目は雲ひとつない冬晴れ。
 スカイツリーも綺麗に見えていました。

東京

 東京は晴天でしたが、北海道はかなりの荒れ模様だったようです。
 本当は今夜の飛行機で札幌に戻る予定だったのですが、天候調査や大幅遅延、条件付き運航…等々、怪しげな情報が相次いでいたので、思い切って明日の便に変更してしまいました。
 後で確認したところ、搭乗予定だった便は1時間半ほどの遅延ながらも無事新千歳に着いていたようですが、荒天の中、札幌市内までのアクセス等々まで含めて考えると、色々気を揉まずに済んだだけでも延泊して正解だったかな?とも思います。
 それよりも、せっかく増えた明日一日分の滞在をしっかり有意義に使おうと思います。

 急遽予約した今夜の宿は上野駅前、昔勤めていた会社の目と鼻の先です。



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 ● 2015年1月31日(土) 東京4日目
東京

 今日はカミサンを連れて両国の江戸東京博物館へ。
 まずは7階の展望レストランで国技館を眺めながらの腹ごしらえです♪

 残念ながら自慢の常設展示室はリニューアル工事で閉鎖中、一部展示物のみがダイジェスト版として特別展示室に並べられている状態でしたが、それだけでも真面目に観れば優に数時間くらい掛かってしまいそうな密度です。
 考えようによっては、まずはダイジェストを観てから改めて「本物」を観に来る楽しみができた…とも言えるでしょうか?

東京

 人気の体験コーナー(笑)。

東京

 ひと通り観終わった後、両国駅を挟んで反対側にある吉良邸跡、本所松坂町公園にも行ってきました。
 あの忠臣蔵の討ち入りがあった場所です。
 吉良上野介の像の他、犠牲となった吉良家家臣二十士の名前を刻んだ碑も建っていました。
 勧善懲悪の時代劇ではなかなか語られることはありませんが、当然ながら吉良側にも忠義を尽くして命を落とした家臣が大勢いたわけです。

 歴史の事実は一つでも、立ち位置によって見え方や解釈が変わってくるのは当然のこと。
 そういう意味では「歴史に謙虚に…」などと他人の歴史観を非難することこそ、実はむしろ傲慢なんだろうな…と、少し真面目に考えさせられました。

東京

 先に札幌に帰るカミサンを羽田空港まで送ってきました。
 JAL便だというので第一ターミナルへ。
 エア・ドゥ派の私はいつも第二ターミナルなので、こちらからの眺めはちょっと新鮮です。
 展望デッキに出てみると、駐機場の向こうには綺麗な富士山のシルエットが浮かんでいました。
 ● 2015年1月30日(金) 雪の東京
東京

 予報通り東京も本格的な雪になりました。
 滞在中にこういう風景が見られたのも幸運…と思うべきでしょうか?

東京

 湿雪でびしょ濡れになりながらも、何か今後の絵の題材にでもできればと、思い当たる場所を色々歩き回ってきました。
 でもお昼頃には雪は雨に変わり、地面に積もっていた雪もみるみる融けていってしまいました。

東京

 午後からは、ちょうど出張で東京に来ていたカミサンと合流。
 せっかくの機会なので、前々から行きたがっていたところに連れて行ってあげようと思います。
 まずは銀座の警察博物館から。
 ピーポ君と写真も撮れてご満悦のようです♪

東京

 夜は東京スカイツリーへ。
 あいにくの空模様でしたが、でもカミサンのお目当ては展望台ではなく、タワーの下の「東京ソラマチ」にある戦国グッズ専門店だったようです(笑)。
 ミニチュア兜とか、日本刀とか、色々面白そうなものがあったのですが、どの武将のものが欲しいかとなるとまだまだ目移りしてしまうらしく、結局「戦国手帳」なるものを買って帰ることになりました。
 もう少し勉強して、贔屓の武将が決まったらまた連れてくることになりそうですね。
 ● 2015年1月29日(木) 東京2日目
浦和

 昨晩は浦和泊。
 前後の移動も考えて宿を押さえたつもりでしたが、色々事情が変わった末、前夜の最後の仕事先が大森になってしまったので、結果的には東京横断?の大移動になってしまいました。
 せっかくなので早起きして「北斗星」でも撮っておこうかな?…と思ったものの、昨日の疲れで起きられずにあっさり断念。
 そのかわり、少し遅めに宿を出ると、数年前まで「北斗星」を牽いていた旧型の電気機関車が数両の寝台車を牽いてやってくるのが見えました。

東京

 上野駅では「上野東京ライン」開業準備が進行中。
 「調整中」の紙が貼られた発車案内表示のすぐ近くには、昔懐かしい「団子鼻」の新幹線のピクトグラムが今もまだ残っていました。
 ● 2015年1月28日(水) 飛行機で東京へ
エア・ドゥ

 厳しい寒さは戻ってきたものの、今朝は気持ちの良い青空が広がっていました。
 新千歳発10時20分のエア・ドゥ羽田便で東京に向けて出発です。

エア・ドゥ

 羽田に着いたらギリギリの移動なので、昼食は少し早めに空の上で…。

東京

 実を言えば、飛行機を予約した後から集合時刻が繰り上がることになって内心焦ったのですが、幸い余裕を持って現地に赴くことができました。
 編集者さん達と合流して今日の取材先へ。
 詳しいご報告ができるのはまだ先になりそうですが、一日のうちに「取材する側」と「される側」の両方の立場になるという、ちょっと不思議な経験でした。

東京

 できました!!
 移動途中、小学館さんに立ち寄って早速頂いてきました。
 拙著・小学館新書『「北斗星」乗車456回の記録』、いよいよ2月2日発売です♪
 ● 2015年1月27日(火) 出張前夜
札幌

 出張前に済ませておきたい作業は色々あったのですが、結局ギリギリ最低限のものしか終わらせることはできませんでした。
 時期が時期だけに仕方ない部分ではあるのですが、突発的に頂くお問合せへの対応とか、その他諸々の雑用的な作業がどうしても普段以上に多くなっていて、腰を据えて取り組むべき課題になかなか専念しづらい状況が続いています。
 勿論、絵を描く以外のそういう作業も間違いなく大切な「仕事」ですから、ここはもう少し器用にこなせるよう、自分自身が慣れていくしかありませんね。
 ● 2015年1月26日(月) 雪まつり準備中
札幌

 午後から大通界隈で新聞社さんの取材をお受けしてきました。
 基本的なところはWebサイトや過去のインタビュー記事等であらかじめ確認して下さっていたようなので、こちらも話が進めやすくて助かりましたが、それでも質問の意図を解釈して、言葉を選んでお答えするというのは何度経験してもやっぱり難しいものです。

 大通公園では雪まつりの大雪像作りの真っ最中。
 今年も自衛隊さんが頑張って下さっています。
 ● 2015年1月25日(日) 真意
札幌

 2月発売の拙著を紹介して下さるというメディアの方に、簡潔に内容が分かるような解説文を書いてお送りしようとPCに向かっていたら、結局明け方まで悩み込んでしまいました。
 こういうのはつくづく難しいものです。

 本を書かせて頂く、という行為とは矛盾するようですが、そもそも自分の想いを語ったり、訴えたりするのは大の苦手です。
 好きな事なら何時間でも喋り続けられるタイプでも、同好の士と熱く熱く語り合って盛り上がるようなタイプでもありません。
 むしろ本当に大切なものであればあるほど、口を閉じ、耳を塞ぎ、殻に籠って静かに対峙することしかできない性分です。
 そういう意味では、『「北斗星」乗車456回の記録』という書名から抱かれるであろうイメージとは若干異なるのかも知れませんが、それでも私が敢えてこの企画に携わらせて頂いた意図や、書き残したかったことなど、ほんの少しだけでも察して頂けたら…と願っているところです。
 ● 2015年1月24日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 天気が良いので始業前、9時40分過ぎに通過する「トワイライトエクスプレス」を見送ってから出勤しようと思ったのですが、この日は新幹線開業準備の影響で1時間近く時刻が繰り下げられていたことをすっかり忘れていました…。
 ● 2015年1月23日(金) 「456回」
札幌

 狙って合わせたわけではないのですが、乗車回数がちょうど456回。
 本の表紙になってみると、数字の並びがなかなか綺麗で良い感じです(笑)。
 ちなみに中身はダミーですが…。
 ● 2015年1月22日(木) 練り直し
札幌

 急な連絡を頂いて東京出張の日程変更。
 丁度良い値段と場所のホテルがなかなか取れずに少々困惑してしまいましたが、一泊毎に移動するという苦肉の策でどうにか全て確保できました。
 肝心のお仕事の内容のほうも、最初の目論見とはいささか事情が変わってきてしまったようですが、こちらは工夫次第で何とか乗り切れそうな感触です。
 いずれにせよ、今回もまた絵描きの本職からは若干離れたお仕事になりそうですが、それも良い勉強と思って臨ませて頂こうと思っています。
 ● 2015年1月21日(水) NHK文化センター
札幌

 午後からNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 終了後、遅めの昼食を頂いているうちに何となく良い時間になったので、16時過ぎの「カシオペア」を見送ってから帰ることにしました。

 とある遠方のお仕事相手の方から、私の絵を使って下さるという印刷物の件でメールを頂きました。
 今はまだご報告できませんが…と勿体ぶるほど大袈裟なものではなく、傍から見ればほんの小さな挿絵としか映らないかも知れません。
 でも、今の私にとって本当に大切な題材、大切な御縁は何だったのか、ハッ!と気付かされたような気がしました。
 ここしばらく、どうにも落ち着かない状況が続いていましたが、「本当に大切なもの」にもっと時間と意識を向けられるよう、そろそろ思い切って舵を切り直すべきなのかな?…と思っているところです。
 ● 2015年1月20日(火) ササラ電車
札幌

 朝から激しい吹雪でした。
 夕方前までには雪は収まったものの、電車通りに出てみるとササラ電車がやってきました。
 このあたりでも、路肩の雪山は人の背丈ほどにまで溜まってしまっていました。
 ● 2015年1月19日(月) 除雪作業
札幌

 夜中になって重機の音が響いてきました。
 除雪の集中作業日、なんでしょうか?
 かなりの台数の車両が一斉に繰り出して、裏道から表通りまで徹底して雪を掻き分けているようでした。
 ● 2015年1月18日(日) ひと区切り
札幌

 イラスト2点、どうにか完成。
 サラッと気軽に描いたような雰囲気でありながら、その実、面倒な箇所が多くて結構手を焼いた作品です。
 取り急ぎ、夕方までに出版社さんに郵送したところで喫緊の作業はとりあえず終了。
 まだまだ決して暇になるわけではありませんが、それでも少しだけ、この先数日程度は多少落ち着いた状況で過ごせそうな感触です。
 次にやるべき作業など、今のうちにきちんと整理しておこうと思います。

 日曜営業の郵便局からの帰り道、電車通りのはるか向こうに大倉山のジャンプ台が白く輝いていました。
 ● 2015年1月17日(土) 猛吹雪
札幌

 自宅に籠って描いていたので気付きませんでしたが、夕方買い物に出ようとすると外は凄まじい吹雪でした。
 制作中のイラスト2点、今夜じゅう…は無理そうですが、明日の午後までには何とか完成させてしまうつもりです。
 ● 2015年1月16日(金) ようやく入稿
札幌

 先日来の雑誌原稿、ようやく全て完成しました。
 我ながら随分頑張った気もしますが、でも本当はこのボリュームでこんなに時間を要してしまうようではダメなんでしょうね。
 文章自体はギリギリ及第点かな?と自分では思っているのですが、胸を張って「仕事」と言うには、これからはもう少し作業効率なども含めて考えていく必要がありそうです。

 今日の下り「北斗星」は3時間以上の大遅延。
 まだ15時前ですが、冬の北海道ではそろそろ夕刻の雰囲気です。
 ● 2015年1月15日(木) 取材のご相談
札幌

 とある媒体の取材依頼を頂いて、まずは担当者さんとお会いして色々お話をさせて頂きました。
 相手方もあることなのでどうなるかは分かりませんが、もし実現できればなかなか面白そうな企画です。

 昨日のイラストは本格的に色塗り開始、他にもう1点下描き着手。
 仕掛り原稿もとりあえず完成まであと一歩のところまでは持ち込んで、最後の仕上げはまた明日、じっくり読み返しながら考えてみようと思います。
 ● 2015年1月14日(水) 本業復帰
札幌

 しばらく文章のお仕事で手一杯でしたが、締切も迫ってきたのでそろそろ仕掛中のイラスト制作を再開です。
 指先で覚えた技術は多少間が空いても鈍るものではありませんが、それよりも、頭の中のイメージとか、気持ちの入れ方といったあたりの感覚を戻すことのほうが難しいかも知れません。
 とにかく集中力を切らさず…と言うか、集中できる状況を保てるよう、気を付けて取り組まねばと思います。
 ● 2015年1月13日(火) 追加修正
札幌

 先週お返しした再校の朱入れの件で、編集者さんから問合せが少々。
 その確認とも合わせて、再度熟読し直してみたところ、細々とした改善点が数箇所ほど出てきてしまいました。
 間違いではないが、直せばもっと良くなる…という、こんなところをどこまで取り込むべきかは本当に悩むところですが、それがスケジュール的に対応可能で、なおかつ自信を持って絶対良くなると言えるものであれば、一応指摘させて頂いた方が良いでしょう。
 逆に、直しても直さなくても…という程度のものや、修正が広範囲に及ぶものは、この段階では潔く諦めることも大切かも知れません。
 いずれにせよ、そろそろ腹を括って「これでヨシ!」と決めてしまわねばならない時期になりつつあるようです。
 ● 2015年1月12日(月) 原稿執筆
札幌

 今日も引き続き原稿執筆。
 自宅に籠って頑張っていても却って煮詰まってしまうので、夕方からノートPCを携えて少し遠くのカフェまで出掛けてきました。
 結果、とりあえず文末までひと通り書き上げることはできたものの、現状では行数がかなりオーバーしているので、相当思い切って絞り込む必要がありそうです。
 紙数の制約は勿論ですが、読みやすさという点からも必要以上の長文は避けたいもの。
 いかに冗長をなくしていくか?…文章に限らず、会話でも、仕事の進め方でも、大切なことかも知れませんね。
 ● 2015年1月11日(日) 再び北海道神宮へ
札幌

 先週は初詣、今日は正月飾りを納めにもう一度北海道神宮に行ってきました。
 自宅から歩いて行けるところにこんな立派な神社があるというのも、考えてみれば有難い事だと思います。

 今日は原稿執筆。
 おおまかな筋道は大体できたものの、文字数も含めてきちんと仕上げるにはもう少し悩む必要がありそうです。
 話を長く膨らませるのも大変ですが、短く簡潔に纏めるというのも逆になかなか難しいものです。
 ● 2015年1月10日(土) NHK文化センター
札幌

 午前中はNHK文化センター新さっぽろ教室の水彩色鉛筆画講座。
 終了後、近くの喫茶店で新聞社さんの取材対応。
 インタビュー自体は既に電話でお答えしていたので、今日は写真撮影のみで簡単に終わりました。
 帰宅後、別のメディアの方から取材依頼のお電話を頂きましたが、お話を伺う中でどうしても無理を感じる部分が拭えず、申し訳ありませんがお断りさせて頂く事にしました。

 基本的に、メディアの取材は有難くお受けするようにしてはいるつもりですが、やはり内容的にお答えできるものと、できないものはあるものです。
 そもそも何を求めて私に取材されているのかが見えないことには、お受けできるものなのか否かの判断もできません。
 少々愚痴になりますが、担当の方の自己紹介も、出演媒体の詳しい説明もないままに、「北斗星について一言どう思われますか?」といきなり電話で訊かれても答えようがないですよね?…と、さすがに今日ばかりは少々機嫌を損ねているところです。
 ● 2015年1月9日(金) 再校朱入れ
札幌

 修正点を挙げれば挙げるほど、それだけ編集者さんの作業を増やしてしまうわけですから、気の弱い私としてはどこまでやって良いのかと悩んでしまう作業です。
 とは言え、変に遠慮してしまってもクオリティを落とすだけですから、そこは割り切る必要もあるのでしょう。
 ただ、直させて頂く以上は、どうして直さねばならないのか、その変更によってどう改善されるのか、一つ一つその理由も書き添えてからお戻しするようにしようと思います。
 更に言えば、単に「修正内容」だけでなく、「修正の意図」をお伝えすることによって、文章のプロである編集者さんのほうでも、更に良いアイディアを出して頂けるのでは…とも思っています。

 会社員時代の上司でも、フリーになってからのクライアントさんでも、「いいからこの通りにやって!」的な依頼は最も困惑させられるものでしたし、そういう指示の仕方しかできない方とのお仕事は大抵良い結果には繋がらなかった気がします。
 仮に私が逆の立場だったとしても、これだけ膨大な朱入れを黙って送りつけられたら、多分良い気はしないでしょう。
 メールや電話、郵便等でのやりとりが主になる地方在住の身だからこそ、こういうところの意思疎通は尚更大切にしなければと思っているところです。
 ● 2015年1月8日(木) 雑誌の原稿
札幌

 今日は主に原稿執筆。
 進行中の著書ではなく、雑誌のエッセイのお仕事です。
 「本業」である絵に比べると、どちらかといえば不得手な文章のお仕事。
 それも全く異なる2件が同時進行というのは不器用な私には結構なプレッシャーですが、これも勉強と思ってしっかり進めていかねばと思います。

 昨日からの吹雪で街はすっかり深い雪の中です。
 ● 2015年1月7日(水) NHK文化センター
札幌

 新年最初のNHK文化センター新さっぽろ教室。
 水曜クラスは午後からですが、大幅遅延の下り「北斗星」が通過していくのが教室の窓から見えました。

札幌

 予報の通り、夕方頃には凄まじい吹雪になってしまいました。
 上り「北斗星」も1時間近い遅延です。
 ● 2015年1月6日(火) 新年最初の「北斗星」
札幌

 季節外れの雨の中、今年最初の「北斗星」が札幌にやってきました。

 すっかり遅くなってしまった年賀状、今更ですがようやく印刷まで終わりました。
 全て私製のポストカードなので、これから切手を貼る作業がちょっと大変そうですが、何とか明日あたりには投函できるよう頑張ります。
 ● 2015年1月5日(月) 中央図書館
札幌

 原稿に関して気になる点があったので中央図書館まで調べに行ってみたところ、案の定、結構大きな事実誤認に気付いてしまいました。
 慌てて差替え原稿を編集者さんに送って事なきを得ましたが、こういう仕事は念には念を入れないとつくづく怖いものです。
 ともかく胸をなで下ろして図書館を後にすると、新年最初の満月が電車通りを見下ろしていました。
 ● 2015年1月4日(日) 初詣
札幌

 少しだけ仕事の区切りがついたので、午後から北海道神宮に初詣に行ってきました。
 三が日は過ぎても結構な人出です。
 だいぶ傾いてしまった陽射しが、ちょうど鳥居の間から差し込んできました。

札幌

 福井風お雑煮…というより、お雑煮風?
 味噌汁に餅を入れてみただけのインチキ版です(笑)。
 ● 2015年1月3日(土) 帰札翌日
札幌

 札幌に戻ると郵便受けには沢山の年賀状が届いていました。
 早くお返ししなければ…と思いつつも、なかなか手がつけられる状況にならず申し訳ない限りです。

 旅先にも携えていった原稿の見直し作業は夕方までには終わらせました。
 この後、見直しを反映させた二度目の校正刷りが数日中には届くことになるのですが、とりあえず、それまでは別件作業に少しだけ時間を振り向けることができそうです。
 今夜は帰札翌日のお約束、膨大な取材写真の整理です。
 ● 2015年1月2日(金) 函館で寄り道
八戸

 前夜は八戸泊。
 実家に預けておいたカミサンを拾ってこれから札幌に戻ります。

青森

 青森は結構な積雪でした。
 秋田方面からの奥羽本線は遅れも出ていたようですが、津軽海峡線は幸い至って順調でした。

函館

 せっかくなので函館では途中下車。
 遅めの昼食を済ませた後、しばらく街を散策してきました。
 昨年5月、ファイターズ戦を観に来た時以来の五稜郭です。

函館

 イルミネーションの時間まで粘ってしまいました。
 これから最終の札幌行きで帰ります。
 ● 2015年1月1日(木) 新年の強運!?
福井

 「お雑煮もありますけどいかがですか?」とホテルの朝食会場で勧められて、ならばとお願いして待っていると「味噌汁」が出てきました(笑)。
 そういえば当地のお雑煮は味噌仕立てだったんですよね。
 元旦早々、福井の文化にちょっとだけ触れられて嬉しくなりました。

えちぜん鉄道

 未明に永平寺から戻った時にはまだ雨みたいな雪でしたが、朝起きてみると福井市内でも結構な積雪になっていました。
 福井口駅前の踏切付近では市の除雪車が作業中。
 こういう重機や作業風景にも意外と地域性が出るものですから、きっと今後の創作の上でも役立つことがあるでしょう。
 元旦から作業に駆り出される職員さんや地元の方々には申し訳ない気もしますが、この風景に出会えたのは取材的には大きな収穫でした。

えちぜん鉄道

 海沿いで雪が少ない印象の三国港も今日はこの状態。
 それでも時刻通りにやってくる電車は何とも頼もしい限りです。

えちぜん鉄道

 三国港から福井に戻る途中、田原町駅の構内には、福井鉄道の貴重な旧型電車が停まっているのが見えました。
 いつ出会えるか分からない珍しい電車だけに、お年玉でも頂いたような気分です。

 やはり天候が心配なので、最初の予定よりも早めのJRで福井を離れることにします。
 限られた時間でしたが、今回も本当に有意義な滞在になりました。

しらさぎ

 実は元々、1時間後の「しらさぎ60号」と、米原で14分待ちで接続する「ひかり524号」の指定席を持っていたのですが、万が一にも米原での新幹線接続が間に合わなくなったら…と心配になって、昨晩のうちに「しらさぎ」のほうだけ1時間早い便に変更していました。
 通路側とはいえ、「最後の一席」が取れたのは幸いでした。
 「しらさぎ8号」の8号車8番…何だか縁起が良さそうな席番です。

しらさぎ

 「申し訳ございません。遅延の為、新幹線には接続致しません…」
 米原到着前に無情のアナウンスが流れました。
 数分くらい待ってあげても…と思ってしまうところですが、ここで新幹線を遅らせてしまうと、逆にその先での乗換えが間に合わなくなってしまう方も大勢おられるわけですから、きっとやむを得ない判断なんでしょう。
 私の乗る新幹線は1時間後なので大丈夫だったのですが、すぐの列車に乗り継ぐ予定だった皆さんは本当にお気の毒です。

米原

 乗換改札付近は、指定券の変更を受ける方々でごった返していました。
 「申し訳ありません。次のひかり524号(←私が乗る列車です)は満席です…」
 結果的に、昨晩「しらさぎ」を早い便に変更した時、「ひかり」のほうだけは変更せずにそのまま持っていたのが吉と出た格好です。

焼き鯖寿司

 米原駅では満席とアナウンスされていた「ひかり524号」ですが、乗ってみると車内は閑散としていました。
 恐らく、接続するはずだった「しらさぎ60号」が遅れて、この列車の指定券を持っていた方が大勢乗り遅れてしまったのでしょう。
 (と言うか、私自身もそのうちの一人になっていたかも知れないのですが…)
 ならばその空席を、一本前の「しらさぎ8号」からの乗換客に振り向けることができれば…とも一瞬思ったのですが、でも考えてみれば「しらさぎ60号」が新幹線に間に合うかどうかは発車時刻ギリギリまで分からないわけで、なかなかそう都合よくはいかないようです。

 ようやく落ち着いたところで、そろそろお腹も空いてきました。
 すっかり遅くなってしまった昼食は福井駅で買ってきた「焼き鯖寿司」です♪

東京

 米原付近の降雪の影響で「ひかり529号」も数分遅延。
 東京駅でギリギリ10分接続の「はやぶさ29号」に間に合うかどうか随分気を揉んだのですが、着いてみれば「はやぶさ」のほうも数分遅延との事で、思いのほか余裕を持って乗り継ぐことができました。
 振り返ってみれば新年早々の思わぬ強運、福井駅前・柴田神社の御利益は今年も変わらず健在のようです。
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