スカイマーク機内誌「空の足跡」表紙絵 SKYMARK AIRLINES Inflight magazine "SORA NO ASHIATO".

令和5（2023）年4月から、スカイマーク機内誌「空の足跡」の表紙絵を担当させて頂くことになりました。
北海道から九州・沖縄まで、全国12箇所の就航地を毎月1箇所ずつ順に巡って、それぞれの地域の特徴ある風景を描き綴っています。
札幌在住の私にとって、これまであまり訪れる機会のなかった南の地域などを描かせて頂くのは新鮮な挑戦でもあり、そして何より、大好きな飛行機に関わるお仕事の御縁を頂けたことを光栄に思っています。
スカイマークご搭乗の際はぜひお手に取って御覧頂けたら嬉しいです。

※基本的に毎号、鈴木本人が現地取材に赴いて制作していますが、やむを得ぬ事情により、クライアント様よりご提供頂いた資料写真（クライアント様経由で受領した施設管理者様の広報用写真なども含む）を基に制作した号も一部含まれています。

【2025】1月(東京) 2月(神戸) 3月(長崎)
【2024】1月(東京) 2月(長崎) 3月(神戸) 4月(奄美大島) 5月(伊良部島) 6月(北海道) 7月(鹿児島) 8月(愛知) 9月(茨城) 10月(福岡) 11月(宮城) 12(沖縄)
【2023】4月(宮古島) 5月(奄美大島) 6月(北海道) 7月(福岡) 8月(沖縄) 9月(愛知) 10月(茨城) 11月(鹿児島) 12月(宮城)

積み上げられた無数の石のひとつひとつに刻まれた、表情豊かな傷やくすみに歴史の凄みを感じました。

早起きして訪れた岸壁はまだ人影もまばらで、無数のユリカモメたちが気持ちよさげにずっと飛び交っていました。

絵描きになる前、遠い昔の会社員時代に、この駅のすぐ目の前で働いていたのを懐かしく思い出します。

現地で見た鮮やかな空の印象に近づけたくて、新しい青の水彩色鉛筆を何色か買い足してから挑みました。

表参道の石段202段を必至の思いで登りきり、ようやく唐門の先に拝殿が見えた瞬間の感激を絵にしました。

境内を歩いていたら福岡空港発着の飛行機の音が聴こえました。いつかこの景色を空からも眺めてみたいです。

取材に訪れた公園の広さにまずは驚き、描き始めてからは赤一色で丘の起伏を表現する難しさに苦労しました。

北海道からやってきた身には名古屋の暑さはこたえましたが、涼しげな水鏡の風景にしばし心が癒されました。

一番描きたかったこの旧型車両が現れるまで、続々やってくる電車を20本くらい見送りました。

若い頃、花の季節になると毎年訪れていた想い出の駅です。約20年ぶりに描きました。

下地島空港から貸自転車で40分。この海の色に出会えただけでも訪れた甲斐がありました。

地元の新千歳から羽田、鹿児島と乗り継いで奄美まで。日本は広いとしみじみ感じた取材旅でした。

飛行機とこんな優雅な建物が好きだった義母を、スカイマークで神戸に連れて行きたかったです。

ちょっとした柱や装飾の位置関係にも意味があるので、こういう建物を描く時は気が抜けません。

右手の小さな入口の奥、喫茶室檜で頂いたコーヒーとみたらし団子のセットが美味でした。

日本史好きの私には願ってもない題材です。仕事を忘れて現地取材を楽しんでしまいました。

水彩色鉛筆での岩肌の表現には苦労しましたが、それだけに達成感もひとしおです。

新千歳～羽田便の機窓からも見える霞ケ浦。湖畔はこんな穏やかな風景だったんですね。

初めてなのに懐かしく感じる街でした。地元の人々の生活感を特に意識して描きました。

表紙を手がけて5ヶ月目にして、初めて絵の中に飛行機を入れられたのが嬉しいです。

夜だけど明るい、キラキラ輝く川面の美しさを特に意識して仕上げました。

古写真や文献などを色々調べながら、明治10年当時の風景を想像して描いてみました。

木漏れ日と、波音と、さらさらと風にそよぐ草や葉の音を感じて頂けたら嬉しいです。

鮮やかな地面の色に南国のたくましさを感じながら描きました。