宮の森日記 Diary ≪令和2/2020年7月~9月≫
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▼宮の森日記(ブログ)http://syu.sapolog.com/
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電車の「流し撮り」ならそこそこ成功するのですが、エゾリスとなるとなかなか難しいものです。
ジャンプする時の上下動や急発進、急停止がまだ読み切れていないんでしょうね。
バシャバシャと連写して、たまたまうまく写っていた1枚です。
ようやく峠を越えたところで、とりあえず散髪に行って少しサッパリしてきました。
夏の終わり頃から、とにかくバタバタと振り回されるような慌ただしさが続いていたので、このあたりでもう一度、ゆっくりと身の回りの諸々を整え直していこうと思います。
気がつけば電車通りもすっかり秋色になっていました。
渾身の1枚を仕上げてクライアントさんに郵送して、ようやく少しだけ肩の荷が下りました。
まずは御礼参りかたがた北海道神宮まで足を延ばして、しばし野鳥たちと戯れてきました。
別件であと1枚、明朝までに頑張ります。
4連休から3日挟んですぐに土日休み……と言ってもフリーランスの身にはあまり関係なく、むしろ今は同時進行の複数のお仕事が佳境を迎えて結構大変な状況です。
ランチと気分転換を兼ねて少しだけ外に出たら、あとはひたすら自宅で仕上げ作業です。
昨晩、地上波TVで放送された日本映画を観ていたら、締切間際にもかかわらず、主人公のミステリー作家が鉄道模型で遊び呆けているシーンがありました。
気分転換なのか、現実逃避なのか……。
いずれにしてもその気持ち、なんとなく分からないでもありません。
ちなみに、その主人公が夢中で遊びはじめるのは実はイメージが沸いてきた時の兆候で、それを知っている担当編集者は怒るどころかむしろ喜んでいる……というオチでした。
私も頑張らないと……。
赤い鳥居に釣られてつい買ってしまいました。
フランス産の水だと分かっていても、「日本っていいなぁ……」としみじみ感じてしまいます。
午前中の絵画教室では、興味を持って見学に来て下さった方がおられました。
帰りに書店を覘いたら、有名なライターさんがとある雑誌で私の著書のレビューを書いて下さっていました。
絵描きの仕事って存外地味で孤独なものですが、それでも時々、こうして自分の仕事を見て下さっている方がいるんだなぁ……と感じられる瞬間があると、それだけでも少し報われたような気持ちになります。
皆様、本当にありがとうございます。
そして、家に帰ってパソコンを開くと、秘かに進んでいた絵本の企画が版元のウェブサイトにもう掲載されていました。
月刊科学絵本「ちいさなかがくのとも」として7年前に出版された『くるま はこびます』(文:小風さち/絵:鈴木周作)、ハードカバーの単行本として今秋11月に復活です!
詳細は
▽福音館書店のHPをどうぞ御覧下さい。
私にとっても想い入れのある一冊ですので、こうして再びお届けできることになって本当に嬉しいです。
郵便局に行ったついでに円山公園を覗いたら、ちょうどヤマガラが食事中でした。
こういうシーンをもっとたくさん記録して、絵の中にも色々と描いてみたいですね。
せっかくの4連休は締切前でどこにも行けずに終わってしまいました。
紅葉の頃までには多少は楽になっているはずですから、またカミサンに運転させてどこか行ってみようと思います。
今日のところは、せめてもの気持ちでランチだけは外食で……。
私より少しだけ年上のカミサン。
この日ばかりは「年寄りを大事にしなさい!」と妙にアピールしてきます。
「今日だけ男!」ならぬ「今日だけ敬老!」ですね。
これからも元気で長生きしてくれるよう、感謝を込めてシャインマスカットのケーキを買ってきました。
ランチには少し早い時間ですが、混み合う前に行ってきました。
いつものドーナツ屋さんで、今季初めての温かい麺です。
教室に入ると、テーブルが千鳥状に並べ変えられていました。
元々、前後左右の間隔は充分に取られていたのですが、それでもよりリスクを減らせるよう、教室の職員さんも色々工夫して下さっているようです。
皆さんに少しでも安心して受講して頂けるよう、講師の私も色々気をつけねばと思います。
実はつい先日、とあるTV取材のご依頼を辞退しました。
全国放送の割と有名な番組だったのですが、伺えば10分ほどのVTRのため数日間密着取材したい、自宅や教室も撮影したいとのこと。
平時ならともかく、さすがにこのコロナ禍でそれはちょっと……と、蒼くなってお断りするしかありませんでした。
講師を務めている以上、万が一の場合の影響や責任は少なくありません。
もちろん、どれだけ気を付けていてもゼロリスクではありませんが、それでも不安要素を少しでも減らせるよう、教室以外のお仕事や私生活なども含めて、今はとにかく慎重にやっていくつもりです。
まるで絵に描いたような不思議な空の色でした。
こういう日にこそ、飛行機に乗って空から眺めてみたいものです。
最近では、私が降りて誘導しなくてもバック駐車ができるのですから、確かに少しずつ上達してはいるようです。
久しぶりに運転したいとカミサンが騒ぎ出したので、歩いても行ける近所のファミレスまでクルマに乗って出かけてきました。
あいにく今は締切前で遠出の時間はありませんが、ひと区切りついたら、もう少し遠くのドライブにも付き合おうかと思います。
総理大臣が代わるって、こんな大事件だったんだ!……と、改めて気づかされただけでも、ひと昔前と比べると日本は確かに変わったんだなと思います。
ちょうど絵画教室と重なって、節目の瞬間を見届けられなかったのは残念ですが、せめてもの気持ちで帰りに北海道神宮にお参りしてきました。
安倍前総理、今日まで日本の為にありがとうございました。
そして菅総理の下、疫病に打ち勝ち平穏な日々が訪れることを心から願っています。
湿った枯葉の中にいると、ちょうど保護色になるみたいですね。
対岸からはほとんど気付かなかったのですが、近づいてみると、オシドリとか、カモとか、大勢入り混じって昼寝していました。
お気に入りのお店でも、時節柄、混み合っている時には入るのをためらってしまいます。
今日のランチは11時台の早いうちに……と思っていたのですが、結局お昼時に近くなってしまいました。
急いでいただいて、混みだす前に退散します。
航空会社さん自身も大変な時なのに、変更手数料の免除とか、色々と便宜を図って下さるのは本当にありがたい限りです。
日程や便によっては、羽田まで片道6,000円台でも行けるんですね!
この値段なら東京で何泊か滞在しても、日帰りで何度かに分けて往復しても旅費はそれほど違いませんし、ならば少しでも多く飛行機に乗るほうが、ささやかながら航空会社さんへの貢献にもなりそうです。
東京方面の用事もそろそろ溜まりつつあるので、これからも1往復でも多く「乗って応援」させて頂くつもりです。
カミサン宛てに怪しげな郵便物が届きました。
ネットで話題になっていたアレですね!
福知山市のふるさと納税の返礼品だそうです。
札幌から福知山に行くとしたら、やっぱり関空~大阪乗り換えになるのでしょうか?
コロナが収まったら真っ先に馳せ参じないと。
一時の厳しい残暑はようやく緩んできたようです。
冷たい麺か?温かい麺か?
そろそろ迷ってしまう季節です。
うっそうとした樹々の間をチョロチョロ駆け回る姿を眺めていたら、「やっぱり鳥の祖先は恐竜なんだな!」と、妙に納得してしまいました。
原稿執筆とイラスト作業、それも複数の異なるテーマを同時並行で進めるのは、不器用な私にとっては結構なハードルです。
まずは原稿だけでも早めに終わらせて、不安要素を少しでも減らしてから残りの作業に専念するつもりです。
9月にもなって33度の真夏日とは……。
北海道らしからぬ厳しい残暑です。
普通に仕事机に向かっているだけなのに、ジワジワと疲労感が溜まりつつあるので気を付けないと。
業務上の事情とか、その時々の気分とか、さまざまな理由で制作途中で止まってしまう絵もあります。
それでも何年か経った後、事情が変わって日の目を見ることも間々あります。
久しぶりに引っ張り出してみると、当時、思い通りにいかなかった箇所とその理由が冷静に見えてくる一方、最近の作品では忘れていたような技法や表現に気付いて「おっ!」と思ったり……。
自分でも色々発見があるものですから、眠らせておいた時間も決して無駄ではなかったんだなと思います。
月並みな言い方ですが、こういう仕事は地道な積み重ねがいつか実るものなんですね。
前作の「倍返し饅頭」は何年前だったでしょうか?
「東京に行くなら買ってきて!」とカミサンに厳命され、「北斗星」を降りたその足で東京駅地下の販売店に駆けつけて並んでようやく確保した記憶があります。
今回は生産数が多かったのか、それとも時節柄、買いに出かける人が少ないのか、夕方に行っても余裕で山積みになっていました。
先日の日帰り東京出張の折の、ほぼ唯一の「行きがけの駄賃」です。
期間限定の「花手水」を観に、札幌市内・藻岩山麓の伏見稲荷神社に行ってきました。
こじんまりとした佳い雰囲気の神社です。
カミサンはこの時期だけの限定絵柄の御朱印を、私は飛行機の絵のついた旅行安全の御守をありがたく頂戴してきました。
帰りのバスの時間を気にしつつ、神社のすぐ横の「ミッシュハウス」さんでひと休み。
今月の限定パフェは「くまちゃんのマロンパフェ」でした。
教室の生徒さんに触発されて、私も最近「ボールペン+色鉛筆」のラフスケッチに挑戦しています。
普段の水彩色鉛筆画とは色々と違うので少々工夫は必要ですが、試してみるとこの技法、特に空旅との相性がよさそうな気がします。
フライトログの代わりに、乗るたびに何か1枚ずつでも描き残してみようかな?と思っています。
急な用件で東京の出版社さんにお邪魔してきました。
常時マスク着用はもちろんですが、会食も、賑やかな街も、混雑時間帯の電車移動も徹底して避けて、打ち合わせ中のお茶も辞退するため予めペットボトルも持参して……。
ちょっと臆病過ぎかな?……と思わないでもありませんが、札幌での「講師のお仕事」への責任や影響を考えると、やはり何事にも一際慎重になってしまいます。
本題の用件を済ませた後、まだ明るいうちに羽田空港に戻ってきました。
実を言えば、知らないお店に入るのが不安で昼食もゼリー飲料で済ませてしまったので、安心できるいつものレストランで食事らしい食事にありつけて、ようやくホッとしているところです。
前々回は雨、前回は反対側の窓側席だったので、東京湾のこの夜景を眺めるのは本当に久しぶりです。
あくまで仕事とはいえ、こうしてまた飛行機に乗れるのはやっぱり嬉しいものですね。
今日もお隣のオカリナ講座の音色が聴こえてきました。
換気のため、全ての教室で扉を開け放っているので、尚更よく響くのでしょう。
佳いBGMだと思っていつも楽しませて頂いています。
逆に、私の講座の音(と言っても私の喋り声くらいですが)も意外と外に伝わっているのでしょうか?
三密ばかりでなく「大声」も良くないと訊いて、最近は意識的に声を抑えて指導するようにしているのですが……。
毎日のようにお参りしている北海道神宮ですが、やっぱり月初めの最初の参拝は少し特別な気分になります。
いつものように神様に手を合わせると、すぐ上空に飛行機が現れて嬉しくなりました。
「○円以上なら送料無料!」の誘惑には滅法弱いタイプです。
つい先日も、あと少しの差額をどう埋めようかと迷っていたら、たまたま同じ通販サイトの中に小さな貨車を見つけました。
値段もせいぜいコーヒー2~3杯程度。
本題の買い物に加えて、この貨車を2両ほど買えばちょうど送料無料だぞ!……と、思わずカゴに入れてしまいました。
そんなわけで、子供の頃からの宝物の蒸気機関車に、実に約40年ぶりに新しい相棒を与えてやることができました。
並べてみると大きさもぴったりで、なかなか良い感じです。
いちばん時間が掛かるのは、やっぱり人の配置を考える作業です。
描いては消して……を繰り返すと画用紙がボロボロになってしまうので、こういう時はトレーシングペーパーを置いて、まずはいろいろ試してみてから本番の画用紙に描き込むようにします。
「構図上の美しさ」と「物語性」、どちらも疎かにはできないので、いつもながら考えれば考えるほど悩み込んでしまいます。
10月期の継続受講の受付が始まりました。
講座の冒頭で日程表をお配りしてご案内したところ、早速今日のうちに継続の手続きを済ませて下さった方もおられたようです。
新さっぽろ教室からの移転やコロナ禍での長期休講など、いろいろと環境の変化も重なって、離れてしまう生徒さんもおられるのではないかと心配していたのですが、今のところ多くの生徒さんが変わらず参加し続けて下さっているのは嬉しい限りです。
来期もまた1人でも多くの皆さんとご一緒させて頂くのを楽しみにしています。
それこそ命を削るような8年近くの重責と激務は、我々には到底想像もつかないものでしょう。
加えて、一度は挫折しながらも、病を抑制しつつ「再チャレンジ」の可能性を身をもって示して下さったことには、私自身もいつも本当に励まされる思いでした。
国家のため、国民のために尽力して下さったことへの心からの感謝と敬意とともに、安倍総理のご快復と、この先の日本の安定、繁栄を祈念致します。
8月下旬の札幌とは思えぬ真夏日でしたが、教室では換気のため、常時窓を開けたまま講座を行うことになっています。
それでも冷房の併用と、北海道ゆえの湿度の低さもあって、特に不快に感じることもないのは幸いです。
講義中だったので姿までは見えませんでしたが、開いた窓から丘珠行きのHAC機とおぼしきエンジン音が聴こえてきて、ちょっと嬉しくなりました。
さすがにソニー「HX99」とはいえ、夕方にもなるとコンパクトカメラゆえのレンズの明るさ(暗さ)の限界を感じてしまいます。
シャッター速度1/10秒、息を殺して必死の手持ち撮影です。
仮眠程度しか寝ていないのに妙に早く目が覚めてしまいました。
急ぎの作業を仕上げた後、今日は朝のうちに北海道神宮~円山公園を歩いてきました。
ちょっと自信がありませんが、シメの親子……でしょうか?
この鳥もまだあまり撮った記憶がありません。
毎日のように通っていても、まだまだ知らないことばかりです。
樹の上や茂みの中に隠れていても、カリカリと餌をかじる音は結構響いているものです。
円山公園を抜けて地下鉄駅に向かう途中、気配を感じてすっかり足止めされてしまいました。
存外簡単に生き返りました!
分解すると、古いオイルが固化してしまって動力装置の歯車が全く回らない状態でしたが、モーター自体は死んでいなかったのが幸いでした。
とりあえず、今日のところは最低限の応急処置だけですが、もう一度分解して徹底的に整備すれば更に調子が良くなりそうです。
かれこれ30年近く前、初めて買ったドイツ・メルクリン社製のZゲージの機関車です。
一般的なNゲージよりも入手しづらく、製品の種類も少なく、取扱いも何かと面倒なZゲージに手を出す時点でそもそも天邪鬼なんですが……。
その記念すべき最初の1台に選んだのが、日本で言えば大正時代くらいのスイス連邦鉄道の古典的な電気機関車、というのがまた、当時十代の若造らしからぬマニアックな選択だよなぁ……と我ながら呆れてしまいます。
しばらく棚の奥で眠っていたのをふと思い出して、久しぶりに箱から出してみました。
案の定、レールに乗せてもピクリとも動きませんでしたが、ここ数ヶ月ほどの模型いじりで修理のツボはもう心得ています。
ちょっと手を入れてやれば、存外簡単に生き返りそうな気がします。
カモなら近所の円山公園で毎日のように眺めていますが、たまには場所を変えて撮ってみるのも面白いものです。
買い物の途中、久しぶりに道庁赤れんが庁舎の前庭を覘いてみました。
池にはポツポツと睡蓮も咲いていて、大都会の真ん中とは思えない穏やかな佳い雰囲気でした。
いつもと違う予期せぬ場所で、突然目の前に現れたので私のほうが慌ててしまいました。
警戒しているのか、そうでもないのか、伸ばせば手が届くほどの低い枝に止まって、こちらの様子を伺いつつも夢中で何かの実をかじっていました。
お隣のオカリナ講座の教室からクリスマスソングが聞こえてきました。
年の瀬にはお友達やご家族の前で披露できるよう、今のうちから練習されているのでしょうか?
かく言う私も、いつも暑中見舞いのシーズンに年賀状向けの絵を描いているのですから、いずこも事情は一緒ですね。
午前中、いつもより早い時間に出かけたのに、今日は野鳥もエゾリスも少なめでした。
彼らの生活パターンなど、もう少し研究しないといけませんね。
ある取扱店様から久しぶりにポストカードのご注文を頂きました。
お店の客足も少しずつ戻りつつある、ということでしょう。
ありがたい限りです。
私の稼業など不要不急の最たるものですから、世間様にそこそこ余裕があってこそ、そのご相伴に与ってはじめて成り立つものだと思っています。
何事も今まで通りとはいかないまでも、徐々に社会が動きはじめているということ。
そして、厳しい中でも経済を回そうと尽力して下さっている多くの方々に素直に感謝しつつ、及ばずながら私も粛々と己の業務に精を出すつもりです。
今の時期、昼間よりも夕方のほうがエゾリスたちにたくさん出会えるようです。
2匹並んで仲良く食事中……かと思いきや、この直後、お互いの存在に気付いた途端に取っ組み合いの大喧嘩でした。
靖国神社まで行くことは叶いませんでしたが、北海道神宮で感謝の誠を捧げてきました。
幾多の国難を乗り越えてきた日本がこれからも美しい国であり続けるよう、今は只々静かに祈り続けています。
脅かさないよう遠巻きに眺めていたのですが、彼らのほうから近寄ってきて、気がついたらすっかり取り囲まれてしまいました。
人間を恐れない……というか、むしろ近くに人間がいればカラス除け(?)になるとでも思っているのでしょうか?
あっ、カワセミ!?……と思った時にはもう飛び去ってしまいました。
また今度探してみます。
大通の「大丸藤井セントラル」さんでまた新しい画材を買ってきました。
家に持ち帰るのももどかしく、休憩がてら近くのカフェで試してみたところ、思った以上に良い感じです。
でも実際の作品で使えるかどうかは要研究……でしょうか?
ともかく、同じ画材、同じ作業の繰り返しばかりでは成長がありませんから、こういう挑戦の機会は大切にしないといけませんね。
今日は札幌でも30度超えの暑さでした。
こういう日は無駄に動き回らずに、おとなしくしていたほうが良さそうです。
いろいろ手広く楽しむよりも、一旦気に入ったものにとことん拘ってしまう性分です。
模型でも、同じタイプの機関車ばかりをつい何台も揃えてしまいます。
目下のマイブームは「ドイツのクロコダイル」と称されるこの機関車。
第二次大戦の頃、山岳路線の多い旧オーストリア領で使うためにドイツ帝国鉄道が製造し、戦後は東西ドイツとオーストリアに分散して一部はソビエトにも渡った……という歴史的背景にもちょっとそそられます。
遠い異国の機関車とはいえ、多少なりとも知識を得ると一際愛着も湧くものですね。
今は模型と一緒に買い込んできたドイツ語版の雑誌を毎日めくっては、どうにか理解できる単語や地名を追いかけて勉強しているところです。
帰省先から戻ってくるカミサンを迎えに丘珠空港に行ってきました。
現地の状況、当地の状況、その他諸々の事情を慎重に考えた上での帰省の判断だったと思いますが、ともかく無事に戻ってきてくれて良かったです。
それにしても、よりによって私を差し置いてHACの最新鋭機「ATR42-600」に乗ってしまうことになるとは……。
膨大なストックの中から資料写真を選び出したり、あれこれ構図を考えたり……。
ひたすら悩むばかりで実作業は捗りませんでしたが、時にはこうしてじっくり悩む時間も必要なんでしょうね。
まだ漠然とですが、今後の作品に繋げられるヒント程度は掴めたような気がします。
出がけにエコバッグを忘れてしまいました。
レジ袋1枚3円也。
痛くはないけどちょっと敗北感……。
お互いのリスクを少しでも減らすため、今夏の帰省はカミサン1人で行かせることにしました。
HACの飛行機に乗れないのは残念ですが、私は丘珠空港でお見送りです。
この時期の帰省とあって、カミサン自身もここしばらくは普段以上に健康に留意していたようです。
何より義妹が医療従事者なので、向こうでは我が家以上に衛生管理には慎重になっているはずですから、まぁ、任せておけば大丈夫でしょう。
義妹に会うなりキッチン用アルコールを吹きかけられた!……とカミサンは憤慨していましたが、そこまで慎重になってくれているなら私も少し安心です。
今日はお盆休み前の最後の講座でした。
6月の休講明けから約2ヶ月。
講師の私も、今までにない緊張感をずっと持ち続けながら試行錯誤を繰り返してきただけに、ひと息つくには丁度良いタイミングかな?とも思います。
プロ野球に喩えるなら、ちょうど5回終了後のグラウンド整備……みたいな感じでしょうか?
まずはこの2ヶ月ほどの実績や反省点などを振り返って、また調子を整え直して8月後半からの再開に備えようと思います。
未知の画材に手を出すのは勇気が要りますが、時には冒険も必要でしょう。
目に留まったものをいくつか買い込んできて、まずはいろいろ試しているところです。
まだらに土や枯葉が覗いている草むらでは、ちょうどこの位の毛色が保護色になるんですね。
全く気づかずに歩いていたら、すぐ目の前に潜んでいたのでビックリしました。
雛たちもだいぶ大きくなりましたが、近くで見るとまだ表情があどけない感じです。
冬のエゾリスは朝方しか出没しないと訊きますが、今の季節は午後の遅めの時間でも現れてくれるので、早起きが苦手な私でも容易に会えるのが嬉しいです。
今日は神宮の杜を抜け出して、円山公園の開けたところで遊んでいるのを見つけました。
講師とはいえ、生徒さんから教わることも多々あります。
「ペンで描いてから水彩色鉛筆で着色」という技法に挑戦されている生徒さんがおられました。
普段、私がお教えしている技法や作風とはかなり異なるのですが、それはそれで面白そうなので「ぜひ続けてみて下さい!」と背中を押しつつ、私自身もちょっと挑戦してみることにしました。
やはり普段の技法との違いもあって、いろいろ工夫しなければならない部分も多々ありますが、
自分なりにうまくコツを掴めれば、特に旅先でのラフスケッチなどにはこの技法も大いに活用できそうです。
絵は正解のない世界ですし、当然ですが生徒さんは「弟子」ではありません。
講師自身の作風に固執して皆さんの可能性の芽を摘んでしまわぬよう、あくまで柔軟なスタンスで指導するよう心掛けていきたいと思っています。
「夕方行けばキタキツネがいっぱいいるよ!」とカミサンに教えられて何度も訪れているのですが、未だキツネに出会えた試しがありません。
ガセネタなのか、それとも単に運が悪いのか……?
「北浜駅の『停車場』さんに行ってきました!」と、ある生徒さんが報告して下さいました。
私の教室で絵を教わっていると言ったら、お店の方が「そんなこともやってるんですか!」と驚かれていたとか。
割と身近な方々の間でも、私が講師のお仕事をしていることは意外と知られていないのかも知れません。
気がつけばコロナ禍でバタバタしているうちに、最後に「停車場」さんにお邪魔してからもう半年近くも経ってしまいました。
もう少し落ち着いたら、私もまたご機嫌伺いに行かねばと思っています。
「感染対策により一層、万全を期すように!」とのお達しがありました。
講師自身の健康管理、当日の検温等はもちろんですが、これからは毎回、受講生の皆さんに「体調に異変は無いですね?」「周囲に感染者はいませんね?」と口頭で確認をとってからその日の講座を始めることになります。
また、講座中もできるだけ私語を控えて頂くなど、細々としたお願いをしなければならない場面も多くなるかも知れません。
受講生の皆さんに窮屈な思いをさせてしまうのは本当に心苦しいのですが、これからも安心してご参加頂くためにも、どうかご理解頂ければと思います。
こういう状況でも講座を楽しんで頂けるよう、指導の仕方など、私もいろいろ模索しながら頑張っていくつもりです。
今年はじめてトンボを見ました!
もしかして、あの小さかった雛たちでしょうか?
池のほとりで、群れになって夢中で雑草をついばんでいました。
フリーランスの身には連休も週末もあまり関係ないはずですが、それでも4連休ともなると仕事のペースや生活リズムが微妙に変わってしまうものです。
むしろ連休明けにあわせてクライアントさんにお出しする作品等々が溜まってしまうので、普段の週末よりもちょっと逼迫している感じです。
軽く食事に出た以外、今日は終日、自宅作業です。
いつもエゾリスや野鳥たちに夢中であまり気に留めていなかったのですが、ふと見ると円山公園の一隅ではアジサイが綺麗に咲き誇っていました。
絵に描こうとすると、なかなか手間のかかる花です。
近所に買い物に出たはずが、なぜかそのままバスに乗って小樽まで来てしまいました。
お目当ては期間限定、住吉神社の「花手水」です。
花手水だけ見て帰るつもりが、結局運河まで歩いてしまいました。
坂の多い街で、しかも思いのほか距離もあって少々歩き疲れましたが、ひさびさの小樽散策は良い気分転換になりました。
また小樽の風景も何か描いてみたくなります。
ようやく少し時間ができたので、懸案だったHPの更新作業に手をつけました。
まずは「速報」ということで大事なご案内から。
次回原画展は来年1月、おなじみの札幌市内「ギャラリー土土&土土カフェ」さんで開催予定です!
嬉しいことに昨日訪問した出版社さんは「さかつうギャラリー」さんのすぐ近くでした。
以前、松本謙一さんの作品展(▼令和元年5月19日参照)を観に行った東京・巣鴨のジオラマ・情景模型専門店です。
せっかくなので帰りがけに少しだけ寄らせて頂いて、さんざん迷った末、とりあえず今回はシカを1頭だけ連れ帰ってきました。
草や樹木、地面を表現する素材とか、さまざまな建物のキットとか、他にもいろいろ面白そうな商品があったのですが、また次の出張の折にでもじっくり探してみるとしましょう。
まずはこのシカ1頭で何か創って遊んでみようと思います。
もちろん訪問先や行動内容にもよりますが、滞在中の食事の回数とか、接触し得る人数とか、諸々冷静に考えてみると、2泊3泊と滞在するよりは日帰りで何度かに分けたほうが遥かにリスクが低そうな気がします。
つい先週も上京したばかりですが、今日は完成したばかりの原画を届けに再度東京まで行ってきました。
幸い訪問先の出版社さんは繁華街から離れた静かな街なので、羽田空港から直行するだけなら大丈夫かな?と思います。
飲食店さんの衛生管理や感染対策は本当に千差万別ですから、旅先で知らないお店に入るのは今はちょっと不安です。
選択肢はかなり絞られてしまうのですが、これまでにも何度も入ったことのある、安心できそうなお店に限って利用させて頂くようにしています。
さらに言えば、今は街中の駅前よりも空港ターミナルのほうが空いている位なので、ランチはこちらで済ませてしまったほうが安心かも知れません。
もちろん食事は一人で手短に……。
今回も用件のみの慌ただしい滞在でしたが、まぁ、仕事名目で飛行機に乗せて頂けるだけでも私にとってはご褒美みたいなものです。
とりあえず、2年越しの懸案がようやくひとつ峠を越えてまずはホッとしています。
ようやく徐々に道外出張にも出られるようになってきましたが、出発前夜、仕事の追い込みと旅支度で結局徹夜になってしまう悪癖ばかりは相変わらずです。
疲労で免疫力が落ちないよう、いろいろ気をつけながら行ってきます。
隅から隅まで史実通り忠実に描くよりも、あくまでモチーフはひとつのヒントと割り切って、自分なりの物語を創っていくほうが性に合っているようです。
描きたいものの方向性がようやく少しずつ見えてきた気がします。
新さっぽろから大通に教室が移って、今までより20分ほど遅く家を出ても間に合うようになりました。
たった20分とはいえ、遠出の翌朝などにはずいぶん楽に感じます。
今日もどこかに出かけたいような素晴らしい青空でしたが、締切間際なので講座が終わったらおとなしく家に帰ります。
万年ペーパードライバーだったカミサンが運転に目覚めたおかげで、自動車免許を持っていない私もいろいろなところに行けるようになりました。
旭川駅前でクルマを借りて、今日は日帰りで美瑛の「青い池」に行ってきました。
平日とはいえ結構な賑わいでしたが、これでも多分、例年よりはずいぶん静かなんでしょうね。
言わずと知れた超有名観光地ながら、ここも私にとっては初めての訪問です。
本当に久しぶりに中富良野の「ファーム富田」さんにも行ってきました。
とにかく天気に恵まれたのが幸いでした。
帰りがけに旭川空港と、近くの公民館に保存されている旭川電気軌道の電車を見学したら特急列車で札幌に戻ります。
そんなに密集して暑くないのかな?……などというのは余計な詮索ですね。
ちょうど子供たちだけでお昼寝の時間でした。
残念ながら今日の教室からはテレビ塔は見えませんが、緑がまぶしい大通公園と、駅前通りと、その先にはJRタワーも見えています。
よく見ると駅前通りの舗装が真新しくなっていました。
オリンピックのマラソン競技に向けての改修工事が終わっていたようです。
ともかく来年こそ!……と、今は只々祈るばかりです。
いっそ新車をもう1台買って、足回りをそっくり移植してやろうか!?……などと一時は本気で考えていたドイツ・メルクリン社製の古いZゲージの電気機関車(▼7月3日参照)。
でも、さすがにそれはもったいない気がしてきて、とりあえず新品のモーターだけを買ってきて交換してみることにしました。
モーター1個といえども舶来品だけに結構良いお値段ですが、それでも新車1台まるごと買うよりは1/10位の出費で済む計算です。
うまくいけば、これだけでもだいぶ調子が良くなるはずなんですが……。
今の私にとっては、何をするにもまずは「講師のお仕事」がモノサシです。
必要な用事があってのこととはいえ、講師が東京から帰ってきたと訊けば多少なりとも不安を覚える生徒さんもおられるでしょう。
だとしたら、せめて「充分に気をつけながら行ってきました!」と胸を張って答えられるよう、また傍から見て不安を感じるような行動を徹底的に避けるよう、ともかく滞在中は人一倍留意しなければと思います。
もとより「夜の街」にはまるで無縁ですが、行きたかった馴染みのお店も、友人知人との会食も今回ばかりは全て諦めて、本当に最低限の用件のみで羽田空港に戻ってきました。
とはいえ、さすがにどこかで食事は摂らねばなりません。
混雑状況、ソーシャルディスタンス、衛生管理を確認した上で、「ここなら大丈夫!」と判断したターミナルビルのいつものレストランで、大急ぎでカレーライスを頂いたら搭乗口に向かうことにします。
復路のAIRDO便も、所定のB767からB737に機材変更になっていました。
さすがに少し気疲れする東京滞在でしたが、とりあえず飛行機に乗れただけでも嬉しい限りです。
座席数300席弱のB767から、144席のB737に直前になって機材が変更になりました。
航空会社さんもまだまだ大変なんだろうなぁ……と、飛行機好きのリピーターとしては心が痛みますが、せめてこの先、1往復でも多く乗って貢献させて頂こうと思っています。
こんな時ですが……というか、こんな時だからこそ、AIRDOカウンターのマスク姿のベア・ドゥに癒されます。
今回も気の抜けない滞在になりそうですが、空の上にいる時間だけは余計なことは忘れて楽しませて頂きます。
今年も近所で咲き始めました。
札幌はそろそろ秋桜の季節です。
かれこれ20年近くも札幌に住んでいるのに、この場所を訪れたのは実は初めてです。
カミサンの久しぶりの運転練習も兼ねて、羊ヶ丘展望台までドライブに行ってきました。
今更ですが、これほどの大都会の中にこういう場所が残っているのが札幌の素晴らしさなんでしょうね。
羊を間近に愛でるのも、考えてみれば16年前、新婚旅行で訪れたオーストリア・チロルの山奥以来です。
超望遠720㎜の高倍率ズームが自慢のソニー「HX99」ですが、さすがに薄暗い木陰などではシャッター速度をかなり下げないと暗くなってしまうようです。
私の場合、写真はそれ自体が作品ではなくてあくまで「資料」という割り切りと、何より上着のポケットに忍ばせて常々持ち歩ける機動性こそが最優先なので、まぁ、そのあたりはなんとか工夫しながら使いこなしていくつもりです。
今日のエゾリス、なんだか痒そうでした。
こんなご時世でも、細々ながらも絶えることなくお仕事を頂けているのは本当にありがたいことです。
思いがけない新案件なども加わって、今月来月のスケジュールがちょっと厳しくなってきました。
暇になったら40年来の宝物を修理しようと、必要な部品も色々買い揃えて準備していたのですが、この調子だと手を付けられるのはまだしばらく先になりそうです。
ずいぶん前にお手伝いさせて頂いた何冊かの本が、他ならぬ自分自身の今のお仕事の参考資料になっているとは不思議なものです。
こういう題材を描ける機会はそう多くないので頑張ります。
いつぞやのオシドリの雛、まだこんなに小さかったのか!
……と思いきや、どうやら別人だったようです。
親鳥を見たらマガモでした。
恥ずかしながら、まだまだ雛を見ただけでは私には区別がつきません。
北海道神宮の手水舎に毎月掲げられる明治天皇御製。
毎度ながら、その時々の世情や心情に寄り添うような、実に佳い歌を選ばれるものです。
自分自身、つい刺々しくなってしまいがちなこの時期だからこそ、「心はひろく……」と繰り返し唱えながら、少しでも穏やかな気持ちで日々過ごせたらと思います。
新さっぽろ教室の頃は運転練習も兼ねてカミサンがしばしば迎えに来ていたのですが、さすがに混雑する都心部ではクルマを停めて待たせるのも大変そうなので、札幌教室に移転してからはクルマでの送迎は自粛させています。
でも、「たまには乗らないと運転忘れる!」とかカミサンが騒ぎ出したので、今日は一旦帰宅後、改めてクルマでランチに出発です。
久しぶりに走るこの道路、中央分離帯のラベンダーが良い感じに色づいていました。
ありがたく頂戴した特別定額給付金を半分ほど注ぎ込んで、まずは新車を1台買ってしまいました。
ドイツ・メルクリン社製のZゲージの電気機関車。
戦前から長年ドイツとオーストリアで活躍していた機関車のモデルで、実は色違いでこれが3台目です。
色が違うだけで前の2台と全く同じ……かと思いきや、購入時期が十数年ほど離れているので、モーターなど中身は全く別物になっていました。
音もなくスルスルと動くさまには「さすが現代の技術!」と感動してしまいます。
それに比べて一番古いオレンジ色の車両など、少し前に分解修理したものの未だガーガーギーギーやかましくて、動きもどうもギクシャクしているものですから……。
いっそ給付金の残り半分でもう1台買って、足回りをそっくり移植してやろうかな?……などと、半ば本気で思い始めているところです。
夕方、雨上がりの西の空が不思議な色に染まっていました。
インパクトはあるものの、絵にするのはちょっと難しそうな眺めです。
今年は密を避けるため、北海道神宮の「茅の輪くぐり」も少し期間を延ばしたそうです。
罪穢れを祓い、少しでも穏やかな日々が戻りますように……。