北斗星乗車記・乗車記録(#331~#335) Boarding record and Travel diary of Hokutosei
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#335 |
2009.7.17 北斗星(下り) 上野→札幌 (B1) ▼Next ▲Prev ■Menu |
ピカピカの5号車 復路だけはどうにか取れた1人用B個室「ソロ」の寝台券。 見ると部屋は5号車10番…検査の都合か、往路では編成から外されていた5号車「ソロ」がいよいよ戦列復帰のようです。 上野駅13番ホームで待つ事しばし。 やってきたのは案の定、ペンキ塗りたて、ピカピカの5号車でした。 「21-7」の表記が検査上がりの証です。 この日は機関車もピカピカ。 手すりや連結器が銀色にお化粧され、心なしか車体も一際綺麗に磨かれているようです。 実はこの機関車、国鉄時代に昭和天皇の御召列車を牽いた由緒ある一台。 今でもその功績を讃えるかのような美しい姿で「北斗星」を牽いて活躍しています。 今日は福井から米原経由の大移動。 さすがに少々疲れたので、食事を済ませたら少し早めに休むとします。 ▼Next ▲Prev △Page top ■Menu |
#334 |
2009.7.13 北斗星(上り) 上野→札幌 (B下) ▼Next ▲Prev ■Menu |
旅立ちは強風の中 4ヶ月ぶり、今年3度目の福井行き。 敢えて東京経由にしたのは途中仕事を兼ねて…というよりも、やっぱり一度でも多く「北斗星」に乗りたかったからに他なりません。 激しい風雨が気掛かりな旅立ち。案の定、途中倒木の影響で長万部で早速の足止めです。 7月とは言っても平日の上り列車。 なのに今回に限って1人用B個室「ソロ」がどうしても取れず、どうしたことかと訝しがっていたのですが、乗ってみてようやく納得。 車両検査の都合でしょう、5号車「ソロ」が1両外されていました。 正確には、5号車「ソロ」を抜いた後に、通常2~4号車の2人用B個室「デュエット」を3~5号車として1両分ずつシフト、2号車の位置には「代車」のB寝台車を1両挿入…というややこしい組み替えが行われていたわけですが、ともかく通常35室の「ソロ」が今夜は18室しかないのですから、確かにどうにも取れないわけです。 東京に着いたら某出版社さんに原画を届けに伺います。 真夜中、誰もいなくなったロビーで最後の仕上げの真っ最中。 奇しくも今回のモチーフは「北斗星」の沿線風景です。 目が覚めると一ノ関。 遅れは随分拡がっているようです。 「青森県内強風の為、43分遅れ」と朝一番の車内放送。 結局、上野までほぼそのままの遅れで走り続けました。 昔の「北斗星82号」に近いダイヤでしょうか? 上野駅のすぐ手前で、乗客を降ろして車庫に向かう先行「カシオペア」の回送列車とすれ違い。 あちらもかなり遅れていたようです。 上野駅13番ホームは「カシオペア10周年」の記念ラッピングで彩られていました。 もうそんなに経ってしまったんですね。 これから都内で原画の入稿と打合せなど。 そして今夜はこの13番ホームから、金沢行きの寝台特急「北陸」で再び旅立つ予定です。 ▼Next ▲Prev △Page top ■Menu |
#333 |
2009.6.9 北斗星(下り) 上野→札幌 (B下) ▼Next ▲Prev ■Menu |
333回目の記念に…。 長年のタブーを破って「クリームパスタ」に挑戦です! というのも実は、昔この列車でクリームパスタを食べた後にお腹を壊した事がありまして…。 勿論、決して料理自体の問題ではなく、たまたまその時の私の体調、というか相性の問題だったわけですが(過労気味の身体には少々重かったのでしょう)、以来、食堂車のメニューの中でも何となくクリームパスタだけは避けるようにしてきたのでした。 最後に食べたのがいつだったかは定かではありませんが、結婚前、今のカミサンの両親に初めて挨拶に行った時、苦手な食べ物はと訊かれて「クリームパスタだけはちょっと…」と答えた記憶がありますから、少なくともここ6年以上は口にした事はないはずです。 意を決してアテンダントさんに「クリームパスタ!」と告げると、「お腹大丈夫なんですか!?」と真顔で心配されました。 クリームパスタと私の因縁、いつのまにか知れ渡っていたようで…。 本当ならワインでも頼みたいところですがあいにく下戸なので、食後のケーキで乗車333回目のささやかなお祝いです。 そうそう、久々のクリームパスタ、美味しかったです。 勿論、お腹も大丈夫そうです(笑)。 お土産に車内限定「星のチョコサンド」も買って行くことにしました。 そのココロは…? 札幌着後、すぐに駆けつけた円山球場のファイターズ戦。 「星」を喰って横浜ベイスターズに見事快勝です♪ ▼Next ▲Prev △Page top ■Menu |
#332 |
2009.6.7 北斗星(上り) 札幌→上野 (B下) ▼Next ▲Prev ■Menu |
旅は道連れ、国際交流 日本通のアメリカ人男性、香港からの留学生、それに日本人の観光客など。 たまたまロビーに居合わせた愉快な皆さんと意気投合、いつになく賑やかな道中となりました。 こういう出会いに恵まれるのも「北斗星」の旅ならではの楽しみです。 函館駅での機関車交換に一同、興味津々の様子。 函館を出てすぐにパブタイムの食堂車へ。 4人テーブル2つに分かれて大いに盛り上がりました。 23時、食堂車の営業終了時刻になっても話は尽きず…。 あいにくロビーが他の団体さんで満席だったので、我々は最後尾1号車の後部デッキに移動。 扉1枚隔てた寝台に気を遣いつつ、声をひそめて真夜中まで大いに語り合いました。 …何だか引率教師の目を逃れて夜更かしする修学旅行生みたいですね(笑)。 昨夜は遅かったのに皆さん朝から元気です。 朝も揃って食堂車へ。 なぜか西洋人が揃って和食、東洋人が洋食をオーダーしていました。 ちなみに彼は日本語ペラペラ、しかも日本の鉄道への造詣の深さには全く舌を巻くほどでした。 最後に記念撮影。 忘れられない旅になりました。 皆さんありがとう!! 余談ながら、この日の夜はファイターズ vs スワローズのプロ野球交流戦。 寝不足の身体に鞭打って神宮球場まで行ってきました。 通い慣れた札幌ドームとはまた違う、なかなか味のある球場でした。 試合は残念ながらファイターズのサヨナラ負けでしたが…。 そういえば昨晩の乗務員さん、元スワローズファンで現在はファイターズファンだと言ってましたっけね。 今度会ったら自慢しようかな…(笑)。 ▼Next ▲Prev △Page top ■Menu |
#331 |
2009.5.13 北斗星(下り) 上野→札幌 (B下) ▼Next ▲Prev ■Menu |
よく見れば微妙な違い 復路の食堂車もテーブルランプが変わっていました。 予備車も含めて4両(だったかな?)のうち少なくとも2両、あるいは既に全車交換されているでしょうか? それより今になって気付いたのですが、往路の車両とはカーテンの色が異なるようです。 他にも壁の掛時計の有無や入口の扉のガラスの模様など、よく見ると1両1両、微妙な個性があるようで…そのあたりもきちんと調べてみるのも面白そうですね。 設置されたばかりのようで、メーカー(?)のシールが残ったままでした。 朝の青森は小雨模様、でもだいぶ明るくなってきました。 青函トンネルの手前で雲が途切れて朝陽が覗き、トンネルを抜ける頃にはすっかり陽も高くなっていました。 早朝6時、いつもならまだまだ夢の中ですが、眠ったまま通り過ぎるにはあまりに惜しい風景です。 函館駅で隣の線路に停まっていた黄色い貨車。 青函トンネルの新幹線工事用のレール運搬車です。 ある意味「北斗星」にとっては招かれざる客、ではありますが、実は私の大先輩が車両メーカーでこの貨車に携わられたと訊いていたので、間近で見るとやっぱり興味津々です。 特急が特急に抜かれるのも不思議な気がしますが、今のご時世、寝台列車の足の遅さを考えれば止むを得ない事でしょう。 ところが落部駅で我らが「北斗星」を追い抜くはずの「スーパー北斗」がなかなか現れず。 結局ここで10分ほどの遅れとなってしまいました。 ちょうど落部に停まっている時、ロビーで近くに座っていたアメリカ人の男性から声を掛けて頂きました。 誇れるだけの語学力も無いくせに、こういう状況になると面白がって異文化交流を楽しんでしまうのは毎度の癖。 「北斗星」と「カシオペア」の魅力の違いから、車窓風景や札幌の観光案内…等々。 結局洞爺あたりまで、1時間ほど話し込んでしまったでしょうか? 彼が「シャワーを使ってみたい」と言うので、シャワーカードの買い方からシャワールームの使い方、別売りのタオル・シャンプーの事までひと通り説明して食堂車に連れて行くと、今しがた苦労して説明した内容が全て書かれた英文の案内を即座に手渡されました。 さすが、こういうものも用意してあったんですね~! 途中、雨が降ったり落ち着かない空模様でしたが、登別を過ぎる頃にはだいぶ良い天気になってきました。 何度かお世話になったアテンダントさんの最終乗務に乗り合わせられたのが今回の旅の何よりの想い出。 傍から見ていてもやっぱり感慨深いものがありますね。 長い間、本当にお疲れ様でした! 私が乗り合わせた何人かの方を思い出してみても、最終乗務の便はなぜか遅れる事が多かった気がします。 今日も約10分ほどの遅れでの札幌到着。 この日を讃えるような素晴らしい青空が実に印象的でした。 ▼Next ▲Prev △Page top ■Menu |
【寝台】 A1:1人A個室ロイヤル A2:2人A個室ツインDX B1:1人B個室ソロ B2:2人B個室デュエット B上:B寝台上段 B下:B寝台下段 |