イラストレーター鈴木周作【公式】

北斗星乗車記・乗車記録(#326~#330) Boarding record and Travel diary of Hokutosei

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通算 乗車日/列車 乗車記
#330
2009.5.11
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)

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北斗星真新しいテーブルランプ

 「テーブルランプが新しくなったんですよ!」と訊いて早速食堂車を覘いてみました。
 電球色のシンプルなデザインは、この客車にはなかなか似合っているようです。
 それにしてもテーブルランプと、やはり最近新調された椅子の他には大きく変わったところは見当たらないのに、車両自体の印象がこれほど見違えるようになったのはちょっとした驚き。
 ささやかな事ですが、こうして今も手入れを怠らず大切にされている様子が窺えると本当に嬉しくなります。
 真新しいテーブルランプを撫でながら、思わず「可愛がってもらってるんだね~!」とつぶやいてしまいました。


北斗星

 函館~五稜郭間の踏切で遮断機故障。
 この列車も一旦停止、安全確認の影響で6分ほど遅れての函館到着となりました。
 慌しく機関車交換を済ませ、進行方向を変えて4分遅れで発車するも、再び件の踏切手前で一旦停止。
 遅れはますます拡がってしまいましたが、普段は一瞬のうちに通り過ぎてしまう構内の様子をじっくり観察することができて、取材目的としてはむしろ好都合…などと言っては叱られますね(笑)。

北斗星

 新しいテーブルランプは「カシオペア」にも似た雰囲気ですが、比べてみると台座部分が違っているようです。

 パブタイムに頂いたお気に入りのビーフカレー。
 ライスに載せられたレーズンとアーモンドの妙に丁寧な盛り付け方に見覚えがあったので、運んできてくれたアテンダントさんに「コレ、あなた流なの?」と訊ねてみると、「いいえ、彼女流です」と厨房の同僚を指差されていました。
 きっと他にも色々、コックさんやアテンダントさん各々の個性が表れるシーンがあるのでしょうね。
 真面目に観察してみるのもちょっと面白そうです。

北斗星

 朝の東北はあいにくの空模様、福島盆地も雨の中です。

北斗星

 新しいテーブルランプは朝の清々しい雰囲気にもよく合っているような気がします。
 私的には結構気に入ってしまいました。

 朝食で言えば、この四角いお皿をテーブルと並行に置かれる方と、斜め45度に置かれる方がおられるようです。
 最近では並行に置かれることのほうが多い気もしますが…これもアテンダントさんの個性でしょうか?

北斗星

 函館での遅れはほどなく回復し、定刻通りに上野到着。
 隣のホームには乗客を降ろして回送待ちの先行「カシオペア」が停まっていました。
 寝台特急が2本並ぶと、何だか絵本のワンシーンみたいでちょっとワクワクしてしまいますね♪

 赤い「北斗星」と白い「カシオペア」…こんな光景が見られるのも気がつけばあと1年あまり。
 果たして来年暮には導入されるという新しい電気機関車はどんなボディカラーになるのでしょうか?


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#329
2009.4.9
北斗星(下り)
上野→札幌
(B下)

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北斗星満月の夜

 車窓を見れば素晴らしい満月。
 荒川の鉄橋に差し掛かると、月明かりが川面に映って実に幻想的な光景でした。
 友人曰く、満月の夜はパワーが満ち溢れて色々な事が起こるのだとか。
 果たして今宵の車中では何が起こるのやら…?




北斗星

 早速シャワーが不調のようです。
 今夜の最初のお客さんの時から、車掌さんとアテンダントさんが何やら必死に対応されていました。
 次に私が使った時にも、お湯が出るには出たのですが、シャワーカードリーダーの普段点かない筈のランプが点滅したりと怪しげな兆候が見られました。
 これも満月の影響、でしょうか?

北斗星

 貸切状態の食堂車♪
 パブタイムが始まった時はそこそこ賑わっていたようですが、22時半のラストオーダーの頃には私一人になってしまいました。
 一応、23時の営業終了まではここにいても構わないのですが…贅沢な気分、というより却って恐縮。
 少し早めに退散させて頂きました。
 ほんの10分ほどですが、乗務員さん達にはいつもより早めに休んで頂けたでしょうか?(笑)

北斗星

 寝台車に戻る途中、1両だけ連結部分の渡り板が更新されている事に気付きました。
 通常は両側の車両からそれぞれ1枚ずつの板を伸ばして重ねる格好ですが、よく見るとこの車両のみ、板の途中で2枚に割れて関節が設けられていました。
 (写真で重なっている下側が従来型、上が更新型の渡り板)
 当然、関節が増えた分だけ段差も少なくなり、板と板がぶつかる騒音も軽減されているようです。
 車内販売のワゴンの通過も多少は楽になるのでしょうか?

北斗星

 JR東日本と北海道の車掌さんが交代する蟹田駅での小休止。
 早朝5時前、空は白み始めましたが日の出は青函トンネルを抜けてからのようです。

北斗星

 青函トンネルを抜けると既に朝陽が昇り始めていました。
 「あの島、何!?」と食堂車のオープンを待ってロビーに並ぶ団体さんがしきりに指差していた函館山、その特徴的なシルエットが湾の向こうに綺麗に浮かんでいました。

北斗星

 朝が長い下り列車。
 朝食はだいたい2~3回転目を狙って行くことにしています。
 元々食が細い上、普段朝食はせいぜいパン1枚程度で済ませてしまう私。
 朝からこれだけのボリュームを頂くのは「北斗星」に乗った時位なものです。
 長万部の手前でテーブルに着いて、ようやく食べ終わるのは伊達紋別あたり。
 それからコーヒーを頂いて登別あたりまですっかり長居してしまいました。

北斗星

 すっかり乗り慣れた「北斗星」、でも乗るたびに何かしら出会いや発見があるものです。
 今回もまた色々面白いエピソードに恵まれた旅になりました。
 いつか機が熟したら、そんな貴重な想い出の一つ一つを作品として世に出せるよう、絵描きとしてこの汽車をしっかり見届けていきたいと思っています。


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#328
2009.4.6
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)

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北斗星食堂車の変化

 なんとなく食堂車の雰囲気が変わったかな?…と思ったら椅子が新しいものになっていました。
 金色の縁が少々目立つ感じですが、色彩的には程良いアクセントになっているようです。
 22年目を迎えた「北斗星」の客車たち。
 さすがに歳は隠せませんが、それでも少しずつ手を入れられ、大切に使われている様子を見ると少しホッとします。
 今となっては貴重な客車、少しでも長く元気な姿で走り続けて欲しいものです。
 個人的には少々痛みの目立ち始めたガラスのテーブルランプも、この際赤い布製のものにでも変えて頂けたらと期待してしまうところですが…。




北斗星

 「コーヒーが変わったんですよ」と車内販売のアテンダントさん。
 今月から積まれるようになったUCCのコーヒー、スッキリとした苦味が飲みやすく、私は結構気に入りました。
 併せてカップも、スターバックスなどにあるような蓋をしたまま飲めるタイプに。
 揺れる車内で頂くには嬉しい配慮です。

 ちなみに今日のコーヒーはSuicaで購入。
 先月からJR北海道のKitakaとの相互利用が始まって、札幌駅でもようやくチャージできるようになりました。
 小銭で払えばいいじゃないか!…とずっと思っていたのですが、でも一度使ってみるとやっぱり便利なものですね。

北斗星

 洞爺を過ぎてからロビーカーで車掌さんがグッズ販売。
 とても感じの良い車掌さんだったので、前から気になっていた小銭入れを買ってしまいました。
 随分前から売られ続けているJR北海道オリジナルの定番商品です。

北斗星

 パブタイムの食堂車。
 最近ビールがキリンからサントリー「プレミアム・モルツ」に変わったんだそうです。
 そういえば「北斗星」にも似た食堂車のシーンが印象的なモルツのCMもありましたっけね。
 と思いつつ、下戸の私はグラスならぬコーヒーカップを傾けていたら、天井のスピーカーからそのCM曲、「shall we dance?」が絶妙のタイミングで流れてきました。
 あれっ、もしかしてタイアップ!?
 思わずアテンダントさんを呼び止めて訊ねると、「いぇいぇ、偶然ですョ…」と笑われてしまいました。

北斗星

 仙台を過ぎてから徐々に空が白み始めました。
 桜色の朝焼けの下、船岡~大河原間の車窓に続く白石川堤の一目千本桜はまだまだ蕾のままでした。

北斗星

 6時半のオープンと同時にモーニングタイムの食堂車へ。
 外は快晴、きっと残雪の那須連山が見えるぞと期待して右側のテーブルに陣取ったのですが、先月乗った時と比べると幾分霞んだ印象です。
 春霞…というやつでしょうか?
 でも、耕された土の色や若草の萌黄色、春らしい穏やかな風景の愛でながらのんびり頂く朝食には大満足♪
 すっかり長居してしまいました。

北斗星

 上野に着く少し前、一瞬車窓をかすめる桜の名所・飛鳥山公園。
 期待通りの見事な満開でした。
 東京滞在中にぜひ足を運ばねば…。

北斗星

 尾久駅を通過中、ホームのすぐ横に意外な列車が停まっているのが見えました。
 昨年3月で引退した旧「北斗星3・4号」の客車たち。
 流れ星のイラストが印象的なロビーカーの姿もありました。
 車庫の奥のほうにずっと置かれているのは前から気付いていたのですが、ここまで引き出されてきたということは…いよいよ解体工場に向けての「最期の旅」に出るのでしょうか?

北斗星

 尾久駅の様子が気になりつつも、上野到着後、まずは飛鳥山公園最寄りの王子駅へ。
 「ここに『北斗星』が入ったら絵になるだろうなぁ…」などと考えながら、車窓から見た跨線橋の上でカメラを構えていると突然、通勤電車とは明らかに違う重々しい機関車の走行音。
 やがて尾久で見た旧「北斗星」の客車たちが、いつもの「北斗星」と同じ赤い電気機関車に牽かれてゆっくりと通り過ぎていきました。

 最期にもう一度、こんな形で見送る事ができたのも何かの運命でしょうか?
 散り際の桜に見送られる客車たち…あまりに象徴的な一瞬の出会いでした。


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#327
2009.3.7
北斗星(上り)
札幌→上野
(B1)

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北斗星低気圧接近の最中

 低気圧の接近で東北~北海道は昨日から大荒れの空模様。
 強風や大雪で今日も運休・遅延が続発していたようですが、幸い「北斗星」は数分遅れで無事札幌を発つ事ができました。
 今日は「研修生」の名札をつけたアテンダントさんが数名ほど、先生役の先輩について車内販売などに挑戦されていました。
 乗るたびに、新人さん達が少しずつお仕事に慣れていかれる様子を拝見できるのは私にとっても嬉しい事。
 大変なお仕事だと思いますが、皆さん良い乗務員さんになって頂けたらと願うばかりです。
 いささか緊張気味の車内放送の時、どこぞの老舗料亭の女将よろしく、後ろからセリフを教える先輩のささやき声までマイクが拾っていたのはまぁご愛嬌ということで…(笑)。




北斗星

 夜のロビーカー。
 居合わせたお客さんから花畑牧場の生キャラメルをひと粒頂き、お礼に拙作のポストカードを差し上げたのがきっかけですっかり話が弾んでしまいました。
 札幌から広島まで列車で行かれるというフルムーン夫婦ふた組の4人連れ、東京から?の3人組の学生さん、カップルひと組、それに私。
 こういう出会いに恵まれるのもこの列車ならではの楽しさです。

北斗星

 折しも今夜はWBC第1ラウンドの日韓戦!
 やっぱり皆さん気になるのでしょう、ロビーカーに置かれたビデオモニターを見て「TVは入らないの?」と車掌さんに訊ねる方や、仲間同士でワンセグの画面を囲んで食入るように観ている方々もおられました。
 そういえば私のノートPCでもワンセグ観れるんだっけかな?…とふと思い出し、函館手前で部屋に戻ってPCを立ち上げてみると、試合終盤、日本が大差で勝ち越し中!
 終わってみれば夜10時、そのまま14-2で見事な7回コールド勝ちでした♪

 それにしても、この列車が走り始めた頃と言えば、ワンセグどころか携帯電話すらまだ普及していなかった時代。
 夜行列車の車中でその日の試合結果が分かる…どころか、試合そのものをリアルタイムで観られるなんて、つくづく便利な時代になったものです。

北斗星

 試合が終わってから御機嫌で食堂車へ。
 満席でしばらくロビーカーで待つ事になりましたが、それでも案外早く席に通されました。
 ディナータイムは比較的空いていたのにパブタイムは大混雑…これも春休み、卒業旅行の学生さんが多いからでしょうか?

北斗星

 今宵の部屋は5号車11番。
 テンキーの反応が鈍かったり、ドアノブがうまく回らなかったり、今回は暗証番号式の電子キーが少々不調でした。
 途中一度どうしても開かなくなって、車掌さんを呼んでマスターキーで開けて頂いたのですが、どうやら車掌さんには私が暗証番号を間違えて開けられなくなったと思い込まれてしまったようです。
 私は電子キー装置の電池切れ(以前にもキー装置の蓋を開けて単3か単4?の電池を交換している現場を見た事があります)と睨んだのですが…?

北斗星

 部屋を暗くして、夜景をゆっくり楽しめるのが個室寝台ならではの魅力。
 B個室ソロ上段から見下ろす夜の駅はまるで銀河鉄道の趣です。

北斗星

 早朝6時の福島駅。
 脚立を持ってホームを駆けていく車掌さんの姿に気付き、何事かと覗いてみれば食堂車の屋根あたりを何やら点検されているようでした。
 遠巻きに眺めていたのでよく分かりませんが、位置的には食堂車の業務用ドアか、換気ダクトのあたりでしょうか?
 幸い運行に支障は無かったようで、ほどなく出発する事ができました。

北斗星

 いつものように郡山を過ぎてからモーニングタイムの食堂車へ。
 今朝も結構混みあっていましたが、ちょうど空いていた2人掛けテーブルにすぐに座る事ができました。

 那須連山、でしょうか?
 反対側の車窓を見ると雪を頂いた見事な山容。
 強風ですっかり雲が払われたせいか、いつにも増してくっきりと見えていました。
 食事中でしたが思わず席を立って写真を撮りに行ってしまいました。
 我ながらお行儀悪いですねぇ…。
 でも、そのまま絵に描きたくなる風景に出会えて取材的には大収穫?です。

北斗星

 「大宮には定刻より少々早めの到着となります」と車内放送。
 遅れる事はあっても、逆に早く着いてしまうというのは列車では珍しい事です。

 珍しいと言えば上野到着前、車庫に戻る先行「カシオペア」の回送列車が鶯谷あたりですれ違っていきました。
 いつもなら上野駅の14番線に停まったまま、13番線に後から到着する「北斗星」を待っているはずですが…。
 何か事情があったのか、それとも来週のダイヤ改正を控えての何らかの移行措置?なんでしょうか?

北斗星

 と思ったら、上野駅ではいつもは「カシオペア」が停まっている14番線に到着。
 そして「北斗星」が入るはずの13番線では五能線の観光列車「リゾートしらかみ」の車両展示会が催されていました。
 なるほど、こういう事情だったんですね。


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#326
2009.2.2
北斗星(下り)
上野→札幌
(B下)

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北斗星ささやかなリニューアル

 ロビーカーのビデオモニターが新しいものに変わっていました。
 3両あるロビーカーの中でも最も新しい、私のお気に入りの車両です。
 この車両に当たるのも久々ですが、少なくとも去年の8月23日まではもっと小型のものだった筈。
 更に遡れば液晶ではなくブラウン管が置かれていた時代もあって、その名残りの大きな穴が今もモニターの裏の壁面に残っています。
 運行開始21年、変わらぬ姿で走り続ける「北斗星」の壁に掛けられた最新型の薄型液晶モニター。
 この汽車が走り続けてきた時間の大きさをふと考えさせられました。




北斗星

 2月の平日とはいえ「さっぽろ雪まつり」を間近に控えて車内はそれなりの混雑ぶり。
 パブタイムの食堂車もそれぞれ一人旅のお客さん2人との相席となりました。
 伺えばお二方とも開幕直前の「雪まつり」を見て、それから道内を色々回られる予定だとか。
 何だか楽しそうだなぁ…。
 移住以来、却って道内を旅する機会が減ってしまった私には、ちょっと羨ましく思えてしまいました。

北斗星

 仙台手前、車窓左手に見える特徴的な電波塔(?)。
 新幹線からはもっと良く見えるのですが、在来線からでは街並と新幹線の橋脚に阻まれてほんの一瞬のお楽しみです。

北斗星

 食堂車で相席させて頂いた方に青森での機関車交換の話をしたら大変興味を持たれた様子。
 「1号車先頭のデッキから見えますからぜひ…」とお薦めしておいたのですが、私はすっかり寝過ごしました…。
 早朝5時頃、青函トンネルに向かう途中で上り急行「はまなす」と一瞬のすれ違い。
 我が方が若干遅れているのでしょうか?いつもより少し手前ですれ違った気がします。

北斗星

 「東北地方徐行の為、5分ほど遅れて運転中です…」と、函館手前で朝一番の車内放送。
 いつもの如く到着予定時刻などをひと通り案内した後、今朝は最後に「危険ですのでスリッパのままホームに降りないで下さい」と締め括られました。
 今朝の函館は少々強めの雪、函館山もすっかり隠れてしまっていました。

北斗星

 食堂車で朝食を食べ終える頃、昨晩相席させて頂いたお客さんがお見えになったので、私もコーヒーをお替りしてもう少しお付き合いさせて頂く事にしました。
 こういう旅の御縁というのも面白いものです。
 雪はどうやら止んだようで、凍て付いた窓の向こうから太陽の光が差し込んできました。

北斗星

 札幌に近付くにつれ、函館の雪が嘘のように晴れ渡ってきました。
 白老、社台の牧場の向こう、雪を抱いた樽前山が青空にくっきりと浮かんでいました。

北斗星

 苫小牧から南千歳に向かう途中、ふと外を見ると新千歳空港に降りる飛行機が列車と並んで飛んでいました。

北斗星

 途中一度はほぼ回復したものの、最終的には10分余の遅れで札幌到着。
 車体に固くこびりついたツララとも雪ともつかない氷塊が旅の厳しさを物語っているようでした。

 一人旅ながら、いつも以上に様々な出会いに恵まれた今回の旅。
 そんな中、偶然にも「北斗星」にまつわる実に面白いお話をひとつ耳にすることができました。
 もしかしたら私にとって今後の創作活動の大きな道標になるかも知れない、そんな予感のするお話です。
 私なりにうまく咀嚼し、一日でも早く作品としてお見せすることができるように…。
 それまでは、胸の内で大切に温めておきたいと思います。


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【寝台】 A1:1人A個室ロイヤル A2:2人A個室ツインDX B1:1人B個室ソロ B2:2人B個室デュエット B上:B寝台上段 B下:B寝台下段

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