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北斗星乗車記・乗車記録(#292~#323) Boarding record and Travel diary of Hokutosei

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通算 乗車日/列車 乗車記
#323
2008.12.31
北斗星(下り)
上野→八雲
(B1)
北斗星4年ぶりの越年乗車

 私自身、数日前までは全く予定外だった今回の旅。
 長くなるので詳細は省きますが、私事と仕事の諸々の事情と、何より満席で全く取れなかった今宵の切符が直前になって取れてしまった事が全ての始まりでした。
 ともかく瓢箪から駒の越年乗車は「北斗星」三昧だった今年一年の締めには格好のシチュエーション。
 乗車前からちょっとワクワクしています。

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#322
2008.12.11
北斗星(下り)
上野→札幌
(B下)
北斗星札幌移住5周年の節目に

 積年の北海道移住の夢がようやく叶えられたのは5年前の今日の事。
 最後に東京を離れるのは絶対に「北斗星」でなければ!とずっと心に決めていました。
 学生時代から11年間住み続けたマンションを引き払ったその日の晩、上野駅から、これが最後になるであろう札幌行き「北斗星1号」のB個室に落ち着いた時の何ともいえない気持ちは今でも忘れられません。
 夢が叶った嬉しさよりも、新天地への期待や希望よりも、本当に生きていけるのかという切実な不安のほうが遥かに大きかった気がします。
 あれから5年の節目の今夜、もう一度、あの日と同じ道程を辿ってみる事にしました。

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#321
2008.12.8
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)
北斗星日も短くなって

 上り「北斗星」…昔で言うところの「北斗星2号」とくれば夕陽を浴びて旅立っていく印象が強かったのですが、さすがに冬至間近のこの時期ともなると札幌(17:12発)の時点で既に真っ暗。
 むしろ昔の「北斗星4号」(19:27発)あたりの印象に近いかも知れません。
 殊更そんな風に感じてしまうのも、夜のホームで一際目を惹く食堂車が元々「4号」の車両だからでしょうか?
 1往復体制になって早9ヶ月、その間に上り列車だけでも10回は乗せて頂いたというのに、長年刷り込まれた感覚というのはなかなか消えないものですね。

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#320
2008.11.28
北斗星(下り)
上野→登別
(B1)
北斗星惜別の旅

 顔なじみのアテンダントさんが近々乗務を降りられると伺いました。
 いつも素晴らしい笑顔の接客ぶりが印象的な方でした。
 いわゆる「リピーター」になってしまうと、一期一会という言葉もつい忘れてしまうもの。
 この列車で、この人たちとずっと一緒に旅を続けられるような錯覚すら抱いてしまうものですが、でも旅には必ず終わりがあって、そして持てる時間は自分が思うより遥かに短いものなんだと、そんなアタリマエの事に改めて気付き愕然となる事もしばしばです。
 せめて絵描きとして、この列車に携わられた皆さんが本当に「良かった!」と思って下さるような作品を少しでも長く描き続けていけるよう、気を引き締めて取り組んでいかねばと改めて考えさせられました。

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#319
2008.11.26
北斗星(上り)
函館→上野
(B1)
北斗星移住後初の函館乗車

 意外にも…と言うべきでしょうか?
 改めて調べてみると最後に函館から乗ったのは移住前の'02年の7月14日、実に6年以上も前の事でした。
 東京に住んでいた頃は北海道を巡って最後、函館から「北斗星」に乗って帰る事も多かったのですが、なまじ札幌あたりに住んでしまうと敢えて寄る機会はすっかり減ってしまうものです。
 今回は途中の風景取材も兼ねて、札幌から列車を乗り継ぎ、寄り道しながら函館に辿り着いたのが「北斗星」到着の約30分前。
 まだ誰もいないホームの先では、青函トンネル専用の電気機関車が独り静かに主の到着を待ち続けていました。

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#318
2008.10.20
北斗星(下り)
上野→札幌
(B1)
北斗星福井からの帰路

 往路は生涯初めての「トワイライトエクスプレス」で福井まで。
 復路は米原~新幹線経由で上野から「北斗星」。
 決して良し悪しという意味ではなく、各々の特徴、性格の違いが垣間見れて実に興味深い旅になりました。
 ほぼ全ての乗客が観光旅行、乗ること自体が目的の純然たる「クルージングトレイン」と、旅行者のみならず、出張、用務、冠婚葬祭…さまざまな人が、それぞれの事情を抱えて乗り合わせる伝統的な寝台特急。
 「トワイライト~」が人生の節目に乗る列車なら、人生そのものを運んでいるのが「北斗星」なのかな?…と、ふとそんな気がしました。

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#317
2008.10.3
北斗星(下り)
上野→札幌
(B下)
北斗星出会い、様々

 最近では珍しく閑散としていた往路とは対照的に、復路の札幌行きは中国の方とおぼしき大人数の団体さんも乗り合わせて車内は大賑わい。
 そのせいか食堂車のディナーも、パブタイムのオープンもいつもより若干押し気味だったようです。
 閉店間際にどうにか座れた食堂車で相席させて頂いた男性は、お子さんを連れて福岡からわざわざ「北斗星」に乗りに来られたとか。
 明日札幌に着いたら午後の「トワイライトエクスプレス」で帰られる強行軍との事ですが、乗り物好きのお子さんにとってはきっと素晴らしい想い出になる事でしょうね。
 青函トンネルまで頑張って起きていようか?それとも一旦寝てから早起きしようか?…と悩んでおられたので、「トンネルを抜けてからの海が素晴らしいですよ!」と、早起きのほうを薦めさせて頂きました。

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#316
2008.10.1
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)
北斗星台風、危うく回避!

 台風15号接近の報に出発延期も考えましたが所望の便が満席で変更できず。
 出発間際までやきもきさせられましたが、結局台風は太平洋上に抜けて温帯低気圧に変わってくれたようです。
 雨雲が低く垂れ込めた札幌の街を車窓に眺めながら、ともかく無事出発できてひと安心です。

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#315
2008.8.26
北斗星(下り)
上野→札幌
(B下)
北斗星豪雨の翌日

 東北地方豪雨の影響で前日の夜行は「北斗星」「カシオペア」共に運休。
 でも上越線~日本海経由の青森行き「あけぼの」は動いていたようですから、その気になれば迂回運転で何とかいけそうな気もするのですが…。
 ダイヤ調整、機関車・乗務員の手配、途中駅での乗降客への対応…等々、一口に迂回といっても大変なリスクを伴うことは容易に想像できるのですが、たとえ何時間遅れになっても運休よりは有難いもの。
 うがった見方かも知れませんが、敢えてリスクを背負ってまで輸送を確保する必然性が認められないほど、夜行列車の存在意義が薄れてしまったのかな?…と、ちょっと残念に思いました。
 とりあえず、私自身は乗車予定の前日だったので辛くも救われたわけですが…。

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#314
2008.8.23
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)
北斗星食堂車の伝統

 夏休みシーズン終盤、今日も満席の「北斗星」。売り切れないうちにとシャワーカードを買いに行った発車間際の食堂車でこんな光景に出会えました。
 出発の時、並んでホームにお辞儀をするアテンダントさん。
 食堂車ならではの、こういう美しい伝統が脈々と受け継がれているのを見るとちょっと嬉しくなります。
 列車がホームを離れ、アテンダントさん達が持ち場に戻るまで。
 乗客とはいえ、この時間だけはお声を掛けるのは遠慮させて頂きたいな…と、デッキ越しに少し遠巻きに眺めていた次第です。
 そういえば、こんな姿に憧れて入社したというアテンダントさんもおられましたっけ。

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#313
2008.8.6
北斗星(下り)
郡山→札幌
(B下)
北斗星復路は郡山から

 米沢からの復路、山形線で福島へ。
 ここからでも「北斗星」には乗れるのですが、パブタイムに間に合うようにと一旦郡山まで出る事に。
 新幹線との乗り継ぎで降りた事はあるものの改札を出るのは多分初めての事。
 近代的な新幹線駅と昔懐かしい汽車駅が入り混じったような、なかなか趣のある駅でした。

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#312
2008.8.4
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)
北斗星一期一会、最後の乗務

 20年前、開業当初から乗り続けてこられたというベテランのコックさんはこの便が最後の「北斗星」乗務とか。
 厨房の奥におられるコックさんとは直接お目にかかる機会はそう多くなかったものの、きっと私も数え切れない位お世話になってきたはずです。
 偶然ながら最後の便に乗り合わせて、一言御礼を申し上げる機会が得られたのは幸いでした。
 勿論、乗務員さんと一介の乗客では立場は違いますが、乗り続けた年数でいえば私も車中ではそろそろ古株。
 それだけに、今までこの汽車に携わられた沢山の方々の想い出をしっかり伝えていかねばと感じている次第です。

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#311
2008.7.21
北斗星(下り)
仙台→札幌
(B1)
八戸青森からの長~い帰路

 青森での予定を終えて帰札の徒に。少し前までなら盛岡発23時32分の「北斗星1号」が便利だったですが、先のダイヤ改正で廃止されてしまって今では「北斗星」に乗るには仙台までの大移動に。不便な時代になったものです。もっとも、普通に考えれば青森発札幌行きの急行「はまなす」あたりを使えば良いところなんですが…。ともかく、まずは八戸18時発の「はやて28号」で南に向かうとします。

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#310
2008.7.18
北斗星(上り)
札幌→仙台
(B1)
北斗星北斗星で行く青森の旅

 札幌から岩手・青森方面への旅行にも意外と重宝していた「北斗星」。3月のダイヤ改正で盛岡・一ノ関に停まる列車が無くなり少々不便になってしまいました。現在では仙台が本州最北の停車駅。それでも敢えて「北斗星」で青森に向かってみることにしました。

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#309
2008.7.3
北斗星(下り)
上野→札幌
(B下)
北斗星帰路もまた厳戒態勢

 ホームの端で荷物を積んだ台車が入線を待っていました。夜行列車で速達荷物を運んでくれる「ブルートレイン便」、昔は全国各地で当たり前のように見られた光景ですが、今では「北斗星」の他、同じく上野発の「あけぼの」だけに残る貴重なサービスです。こんなところにも決して只のリゾート列車ではない、輸送の使命を担って走り続ける「北斗星」の姿が垣間見えるようで頼もしく映ります。往路同様、北海道洞爺湖サミットを控え厳戒態勢の「北斗星」。少しばかり緊張感の漂う道中になりそうです。

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#308
2008.7.1
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)
北斗星サミット目前!厳戒態勢

 首都・東京と道都・札幌、それに開催地である洞爺をダイレクトに結び、しかも途中には青函トンネルという超重要施設もあるのですからこの警戒も無理のないことでしょう。北海道洞爺湖サミットを数日後に控え厳戒態勢の「北斗星」、道中でもまた色々な事が起きていたようで…。

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#307
2008.6.11
北斗星(下り)
上野→札幌
(B下)
北斗星ブルートレインブーム?

 帰りのベッドは最後尾11号車の3番下段。これより後ろの席に乗客の姿は無かったようですから、往復とも文字通り「末席を汚した」とでも言いましょうか…? ところで先のダイヤ改正以降、時刻や客車編成だけでなく、列車そのものの雰囲気も微妙に変わってきたのかな?と感じる事があります。食堂車、ロビーカーは常時満席、駅ではカメラの放列…移動の足というよりも「北斗星」に乗ること自体が目的のお客さんが多くなっている気がします。ふた昔前の青函トンネル開業当初や、四半世紀以上前の「ブルートレインブーム」を髣髴とさせる熱狂ぶり…と言って通じるのは三十代以上の方ですね(笑)。

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#306
2008.6.8
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)
北斗星イヌ顔の機関車

 今宵のベッドは1号車16番下段。先頭の客車のしかも一番前でした。ドアの向こうは機関車の鼻先。横になると壁越しにエンジンの響きまで伝わってくる席です。今となっては旧世代の機関車、重くて長い「北斗星」客車12両を懸命に牽く姿は若手に負けじと必死であがくベテランアスリートにも重なりますが、間近に見るその表情はヌ~ッと鼻を突き出す老犬のようでどこか可笑しくもあります。

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#305
2008.5.14
北斗星(下り)
上野→札幌
(B下)
北斗星ふた月ぶりの上野発

 始発の上野から乗るのは3月14日の「北斗星1号」最終便以来。ダイヤ改正・減便後では初めての事です。とっぷりと日が暮れてからの出発。1回転だけのディナータイム。ちょっと慌しくパブタイムを迎えて、福島、仙台あたりではすっかり夜の静寂の中…実質的に旧「3号」と同じダイヤですが、旧「1号」に好んで乗り続けてきた私にとっては今までより約2時間の遅れが妙に新鮮に映ります。

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#304
2008.5.11
北斗星(上り)
札幌→上野
(B下)
北斗星美しい客車、全盛期の面影

 同じ「北斗星」でも特にお気に入りの客車に当たるとやっぱり嬉しいものです。大賑わいの食堂車、旧知のアテンダントさんとの再会なども重なって、「北斗星」が最も元気だった頃を想い起こさせるような、ちょっと懐かしい旅になりました。

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#303
2008.4.27
北斗星(上り)
札幌→上野
(B1)
北斗星革製のキーホルダー

 発車後すぐに車掌さんがルームキーを渡しに来てくれました。この立派な革製のキーホルダーは旧「1・2号」の6~10号車の個室で使われていたもの。特にA個室ロイヤルルームではひと回り大きく装飾も豪華な特製品が用意されていました。しかし降車時の回収に手間が掛かるためか、後になって連結された2~5号車の個室はテンキー方式に改められ、また旧「3・4号」では最初から全車ともカードキー方式となっていました。先のダイヤ改正に伴う減便&編成変更によって今ではこの6号車だけになってしまった革製のキーホルダー、「北斗星」全盛期を偲ぶよすがと言えましょう。

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#302
2008.4.20
北斗星(下り)
仙台→札幌
(B下)
北斗星ひたすら待つのみ

 駆け足で用事を済ませての夜行日帰り。復路の「北斗星」は元の「3号」のダイヤです。それにしても仙台発車23時30分、さすがに少々退屈でした。盛岡だったら駅前に良い冷麺&焼肉店があったのですが…仙台でも良いお店を探しておかないといけませんね。駅ビルの土産店をひと通り覘いて、牛タン定食を頂いて、閉店時刻で喫茶店を追われて、それからホームのベンチで待つこと小1時間。定刻より3分遅れで汽車の明かりが見えてきた時はさすがにホッとしました。

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#301
2008.4.19
北斗星(上り)
札幌→仙台
(B下)
北斗星変わるもの、変わらぬもの。

 301回目、ダイヤ改正後はじめての「北斗星」乗車。随分ご無沙汰のようですがまだひと月しか経ってないんですね。1往復減便/「1号」廃止、赤いテーブルランプの食堂車の引退、馴染みのコックさんの勇退等々…さすがに改正直後は真剣に凹んでいたのですが、でもこういう時期こそ早く気持ちを切り替えて、今ある姿をそのまま受け容れてしまったほうが幸せなのかも知れません。でないと後々もっと大きな後悔をしそうな気がします。果たして何が変わって、何が変わらなかったのか、まずは新生「北斗星」の姿を覘いてこようと思います。

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#300 2008.3.14
北斗星1号
上野→札幌
(A1)
北斗星さようなら「1列車」…300回の旅路の果てに

 いよいよ最後の「北斗星1号」。そして記念すべき300回目の「北斗星」。とりわけ好んで利用させて頂いた「1号」には想い出も尽きず、取材という目的を抜きにしても、今日だけはどうしても乗っておきたいと思っていました。久々のA個室ロイヤルルーム、「赤ランプの食堂車」での嬉しい乾杯、往復を共にさせて頂いた乗務員さんとの束の間の交流、そして大勢の仲間達に迎えられての札幌到着…この汽車が消えてしまう寂しさ以上に、この汽車が今まで与えてくれた沢山の出会いと想い出を噛み締めながら、素晴らしいラストランを迎えられたことに胸が一杯になりました。

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#299 2008.3.13
北斗星2号
札幌→上野
(B1)
北斗星北斗星20周年記念日

 開業20周年の節目、ダイヤ改正・減便前々夜、そして個人的には299回目の「北斗星」。月に二度三度と往復していた在京時代はもとより、移住後も、この汽車が変わらず走り続けてくれている事が何となく心の支えになっていたものです。改正後もこの時刻の便は残るものの「2号」という呼び名は消滅、車両も大幅に入れ替わってしまいます。脈々と続いてきた大きな流れがまたひとつ途絶えてしまうようで胸が詰まりますが、最後にもう一度、想い出の旅路をしっかり記憶に刻んでこようと思います。

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#298 2008.2.28
北斗星1号
上野→札幌
(B1)
北斗星機関車故障の末に…

  前回(#295)も、前々回(#294)も大雪に襲われ大幅遅延。さすがに今回は空模様も大丈夫そうだと思いきや出発早々の機関車故障…。今年になって7回乗って、うち5回も遅れるとは只事ではありませんが、ダイヤ改正・減便を来月に控えた「北斗星」が最後に貴重な想い出を刻んでくれたのかな?という気もします。遅れたからこそ出会えた津軽海峡の朝陽の美しさ、きっと生涯忘れられないでしょう。

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#297 2008.2.26
北斗星4号
札幌→上野
(B1)
北斗星ありがとうロビーカー

 激しい雪の影響で約10分の遅れ。食堂車を覘くとまたも先々週(#295)と同じアテンダントさんが乗務されていました。「本当によく遅れますねぇ…」その前の途中打切り・バス代行(#294)も含めて、この1ヶ月余のうちに3本続けて遅れ列車で乗り合わせ…もはや笑うしかありません。
 ゆったりとした空間が魅力の「北斗星4号」のロビーカー。この車両も来月のダイヤ改正で引退とか。上野到着1時間遅れも、サヨナラを惜しむ時間を余分に頂けたと思えばむしろ幸運だったのかも知れません。

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#296 2008.2.15
北斗星1号
一ノ関→札幌
(B1)
北斗星最後の一ノ関

 案の定、岩手・秋田は大荒れの空模様。激しい雪と強風でJR線も運休・大幅遅延が続出でしたが、それでも帰る日の夜には風もだいぶ収まったようで無事盛岡まで戻ることができました。夕食はいつもの如く盛岡冷麺。新幹線で一ノ関まで出てから「北斗星1号」で帰札の徒に。この駅から「北斗星」に乗れるのも今回が最後になりそうです。

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#295 2008.2.13
北斗星4号
札幌→盛岡
(B1)
北斗星今季最大級の寒波

 どうして私の乗る日に限ってこうなるのでしょう!? 前回(#294)は爆弾低気圧の影響で運転打切り、伊達紋別から札幌までバス代行となってしまいましたが、今回もまた今冬最大級の寒波到来…とかで交通機関は大混乱! でも「カシオペア」も、大阪行きの「トワイライトエクスプレス」も、上野~青森間の「あけぼの」もことごとく運休なのに我が「北斗星」だけは運転されるのですから、まぁ、私の悪運もまだまだ尽きてはいないようです。「いつも遅れますねぇ…」食堂車を覘くと前回と同じアテンダントさんが乗務されていてお互い苦笑いです。

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#294 2008.1.23
北斗星1号
上野→札幌
※伊達紋別→札幌バス代行
(B下)
北斗星爆弾低気圧の下で

 迂回、遅延、振替輸送…過去にも色々ありましたが、「北斗星」乗車294回目にして今回が最大の運行障害でしょう。ここまで来ると、もはや困ったとかいうよりも、貴重な経験をさせて頂いたという不思議な満足感、達成感すら湧いてくるから不思議です。上野に戻れず札幌滞在を余儀なくされた食堂車の乗務員さん達には只々気の毒ですが…。

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#293 2008.1.21
北斗星2号
札幌→上野
(B下)
北斗星南東北の朝陽

 早起きして食堂車でモーニングコーヒー。素晴らしい日の出に出会えました。車窓に雪を被った立派な山がふと目に留まったので、「何ていう山か分かりますか?」とアテンダントさんに尋ねてみたら、厨房に戻って十数分、わざわざ調べてきてくれました。朝の忙しい時間に申し訳ない…。でも温かいご親切に感謝です!

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#292 2008.1.3
北斗星1号
盛岡→札幌
(B2)
北斗星カミサン同伴

 帰省の帰路、盛岡から乗車。カミサンは食堂車の朝食にすっかりご満悦の様子。そういえば一緒に「北斗星」に乗るのも初めてでした。「あの人、奥さんですか~!?」と厨房の奥から覗き込まれてしまいました。

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